LightChatAssistant-2x7B
GGUF量子化はこちら
より日本語を自然にする調整を手作業で施したLightChatAssistant-TypeB-2x7Bを製作しました。
使用モデルを4つに増やした4x7B版をAratakoさんが開発してくださいました。こちらからご覧ください。
日本語が滑らかで、高速なチャット・ノベル生成モデルを目指して作成しました。 32kのContextSize対応、iQ3_XXS量子化でVRAM12GBでフルロード可能なモデルです。
モデル概要
パラメータ数が小さくても優秀なベンチマークスコアを持つ、Mistral7Bモデルをベースとした日本語対応モデルを使用しました。 2つのモデルそれぞれにChatVector手法を用いて対話能力強化ののち、mergekitでMoE化しました。
MoE化モデルの前準備(ChatVector適用)
以下の2モデルをChatVector手法で対話強化して素材に使用しています。
- ChatVectorは以下を用いて適用します。
chat_vector
を0.8倍にするのはaixsatoshi/Swallow-MX-8x7b-NVE-chatvector-Mixtral-instruct-v2を参考にしました。
# Antler-7Bに適用した例 chat_vectorの重みを0.8倍にして日本語モデルに足す
from transformers import AutoModelForCausalLM
import torch
base_model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained(
"mistralai/Mistral-7B-v0.1",
torch_dtype=torch.bfloat16,
device_map="cpu",
)
inst_model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained(
"mistralai/Mistral-7B-Instruct-v0.2",
torch_dtype=torch.bfloat16,
device_map="cpu",
)
cp_model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained(
"Elizezen/Antler-7B",
torch_dtype=torch.bfloat16,
device_map="cpu",
)
for k, v in cp_model.state_dict().items():
chat_vector = inst_model.state_dict()[k] - base_model.state_dict()[k]
new_v = v + ( 0.8 * chat_vector.to(v.device) )
v.copy_(new_v)
cp_model.save_pretrained("./model-chatvector")
作成されたモデルディレクトリにはtokenizer関係のファイルがないので、ChatVectorを適用する日本語モデルから(上の例だとElizezen/Antler-7B)足りないファイルをコピーします。[special_tokens_map.json、tokenizer.json、tokenizer.model、tokenizer_config.json]
作成されたモデルディレクトリにあるconfig.jsonを以下のように変更して、ContextSizeの内容をMistral7B-Instructの通りに修正します。(一つ目以外はあまり理解していない)
"max_position_embeddings"
を32768
"rope_theta"
を1000000.0
"sliding_window"
をnull
MoE化
mergekitを用いて素材2モデルをMoE化しています。
config.ymlは以下を使用しました。Undi95/Mixtral-8x7B-MoE-RP-Storyを参考にしました。
base_model: ./chatntq-ja-7b-v1.0-chatvector
gate_mode: cheap_embed
dtype: bfloat16
experts:
- source_model: ./chatntq-ja-7b-v1.0-chatvector
positive_prompts:
- "sex"
- "roleplay"
- "erotic"
- "fuck"
- "orgasm"
- "uncensored"
- "question"
- "answer"
- "chat"
- "companion"
- "[Mode: Roleplay]"
- "[Mode: Chat]"
negative_prompts:
- "storywriting"
- "book"
- "story"
- "chapter"
- "tale"
- "history"
- "write"
- "[Mode: Writing]"
- source_model: ./Antler-7B-chatvector
positive_prompts:
- "sex"
- "storywriting"
- "erotic"
- "fuck"
- "orgasm"
- "uncensored"
- "book"
- "story"
- "chapter"
- "tale"
- "history"
- "write"
- "[Mode: Writing]"
tokenizer_source: union
環境
- CPU: Ryzen 5 5600X
- GPU: GeForce RTX 3060 12GB
- RAM: DDR4-3200 96GB
- OS: Windows 10
- software: Python 3.12.2、KoboldCpp v1.61.2
KoboldCppの設定
(デフォルトから変更したもののみ記載)
GPU Layers: 33
(33以上でフルロード)Context Size: 32768
出力例
User: 次のお話の続きを考えて恋愛小説で書いてください。
吾輩は猫である。名前はまだない
了解しました、吾輩が主人公となりますね。タイトルは「A Cat's Love Story」としましょうか。この物語は、吾輩が飼われている家で出会った人間の女性に恋をする話です。
吾輩は、ある日突然現れた野良猫でした。彼女、美香さんの家庭にやって来た時、凄く警戒されましたが、その中でも特に美香さんは優しい人でした。毎日彼女が作ってくれるご飯は美味しく、彼女が触ってくれる手は温かく、吾輩は彼女にすぐに心を開きました。
ある日、吾輩は美香さんが自分を抱きかかえて、庭を見渡せる場所に連れて行ってくれました。そこで、吾輩は初めて空を飛ぶ鳥たちを見ました。青い空に白い雲が浮かび、風が匂い立つ草原を吹き抜けていく様子を、彼女と一緒に眺めていました。その時、吾輩は美香さんがとても愛おしくなりました。
しかし、吾輩は猫であり、言葉を話せず、感情を表現する方法もありません。それでも、吾輩は美香さんを追いかけ続けました。美香さんは他の男性と付き合っていましたが、吾輩はじっと我慢し、ただ待ち続けました。
美香さんは気づいていませんでしたが、吾輩は彼女の部屋に入り込み、寝室に入り込むようになりました。彼女が疲れ果てて眠る横で、吾輩は静かに身体を寄
参考文献
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