sizefetish-jp2cn-translated-text / 2 Done /[ヒヤシンス] 縮小研究部 3 [that123] JP.txt
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<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だが、周りの人には知られていない秘密の部活。
クラスメイトの直也から縮小研究部室へ行けば元の大きさに戻ると聞く。
そこで俺が向かった先は・・・
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
②縮小研究部
・優香(ゆうか・高校2年生・副部長)
常に優越感に浸りたいドSの女子高生。制服に素足。
身長160cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から82・60・86。
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。体操着に白いくるぶしの靴下。
身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
③普通の女子高生たち
・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
知宏の幼馴染。おっとりとしている。
身長170cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から85・64・88。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
*
【廊下・午後7時20分】
知宏"直也のことが気がかりだ。寄り道をせず、校舎へ入ろう。"
俺は体育館倉庫から校舎に入った。
知宏"さすがにこの時間は人がいないな。授業終わった直後は女子が怪獣のように歩いていて踏まれそうになったな・・・。"
廊下はシーンとしている。これなら誰かに踏まれることもないだろう。
しかし、万一のことを考えて、近くのベンチに登り、辺りを見渡そうとした。
ベンチの上に登ると、俺の目の前に人の形をした染みを見つけた。
智也"誰かのお尻に潰されたのか・・・。御愁傷様。"
あとで気付くのだが、この染みの正体は直也だ。
縮小研究部書記・会計の希のお尻に潰されたのだ。
とにかく周りに誰もいないことを確認し、床に降りて廊下を走り出した。
しかし、いくら走ってもなかなか前に進まない。普通の大きさなら10秒で歩くことができるだろう。
そんなことを考えていると、曲がり角から誰かがやって来た。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
女子生徒が地響きを立てて俺に近づいてくる。目の前には素足に上履きを履いた巨大な足が君臨する。
見上げると塔のような二本の脚、そして純白のパンツが圧倒的な存在感を示す。
すると、その女子生徒と目があった。虫けらを見るように蔑んだ目。
勝ち誇った表情で俺を見下しているのは・・・。
優香"こんなところにちび人間がいるなんて。私が踏み潰してあげるわ!"
知宏"うわぁ!お、お前は優香!?た、助けてくれ!"
優香"あはははは!まさか知宏だったとは!まるで蟻みたいに小さいね!あはははは!惨めな姿。私は縮小研究部の副部長、優香よ!"
知宏"ということは・・・お前が俺を小さくしたのか?"
優香"そういうこと♪さっき美味しそうに食べてくれたパウンドケーキ。あの中に縮小薬を混ぜたのよ。もちろん、知宏だけじゃなくて他の生徒も小さくしたわ。"
知宏"なんでこんなことをするんだ!"
優香"理由なんかないわ。人間を小さくして踏み潰したり、ちび人間をおもちゃにしたりして遊ぶだけ。それが縮小研究部よ。"
知宏"くっ・・・。"
優香"さぁ。ちび知宏を踏み潰してやるわ!"
優香は上履きを高々と振り上げた。上履きの靴底にはちび人間の死骸がたくさんこびりついている。
そして巨大な上履きが俺に迫る!俺は死に物狂いで走り出した。
どすうぅぅぅん!
なんとか回避できた。しかし、再び俺の上空には上履きがセットされる。
優香"踏み潰すわ!"
どすうぅぅぅん!ズドォォォォン!
優香の踏みつけ攻撃は勢いを増す。
優香は蔑んだ表情で俺を見下しながら踏み潰そうと上履きを踏み下ろす。
知宏"はぁはぁ・・・。もうだめだ。疲れて体が動かない・・・。"
俺は思わず膝をついてしまった。見上げると巨大な靴底が俺の視界を覆う。
そして徐々に近づいてくる。
俺はあの黒ずんだ上履きに潰される!
命の終わりを悟った俺は目をつむった。
どすうぅぅぅぅん!!
優香が踏み下ろした風圧で俺は吹き飛ばされた。
優香"情けないわねぇ~。本当は踏み潰しても良かったけど、今は生かしてあげる。感謝しなさい!"
どうやら優香は、俺の真横に上履きを踏み下ろしたようだ。
優香のかかとを踏んだ上履きが俺の目の前に存在する。
上履きのかかとが見事にぺちゃんこだ。俺は優香のかかとに見とれていた。
優香"また私の足をジロジロ見て~。蟻みたいな知宏を上履きの中にいれて履き潰してあげようか?きゃはははは!"
優香は高笑いしながらオレンジ色の液体を俺にかけた。
知宏"何をするんだ!・・・・・・?なんだか力が湧き出てくる。"
優香"オレンジ色の液体はエネルギーの液体。ちび人間はすぐに疲れちゃうから、この液体をかけて体力を復活させるのよ。そのほうが踏み潰しがいがあるし!"
知宏"うわぁぁぁ!今度は丸太みたいな指が!"
優香は俺を摘んで、胸ポケットに入れた。
優香"そろそろ午後8時になるわ。楽しい楽しいゲームの時間よ!"
知宏"おいっ!俺をどこに連れて行くんだ。それと直也はどこに?"
優香"うるさいわね!黙ってなさい!"
優香はワイシャツの胸ポケットを俺ごと指で押し付けた。
ワイシャツ越しであるが、優香の胸のやわらかい感触を味わった。
そして、俺をどこかに連れて行った。
【優香の部屋・午後8時00分】
優香"さぁ!床に降りなさい!"
優香は俺をつまみ、床へ落とした。
160mの高さから落下したわけだが、体が小さい分、衝撃は少なく済んだ。
俺は周りを見渡すと驚きを隠せなかった。
制服姿の男子が100人はこの部屋にいるだろう。
部屋というより、一つの教室だ。
ところでこの学校に優香専用の部屋なんてあったのか。
俺は疑問に思った。ふと優香のいる方を見ると、机で誰かと話をしている。
優香"さすがの私も女子を踏みつぶそうとは思わない。だけど、あんたは勉強もスポーツもできて、彼氏もいる。あんたの存在が気に食わなかったから小さくしたのよ。"
なんと小さくした女子と話しかけているようだ。
優香の嫉妬深さに俺は背筋を凍らせた。女子って怖いな・・・。
女子"お願い優香!やめて!床には男子がいるんでしょ?"
優香"うるさい!生かしてやってるだけありがたく思いなさい!さぁその制服を脱ぎなさい!"
女子"・・・・・・やだ。男子のいるところで裸になりたくない!"
優香"強情なやつね!じゃあこうしてやる!"
女子"そんな!いやあぁぁぁ!"
なんと、小さい女子の制服を優香の爪で破り捨てた。
さらに、ブラジャーやパンツも容赦なく脱がしていく。その女子は素っ裸になった。
女子"いやあぁぁぁ!恥ずかしい・・・。"
優香"なんてかわいいか・ら・だ!スリーサイズは何ミリですかぁ~?きゃははは!"
優香は蔑んだ表情でその女子を見下ろし、満足げに笑った。
そして、ピンセットを使って、その女子に新しい服を着せた。
優香"さすがの私も鬼じゃない!裸のままだとかわいそうだから服を着せてやったわ!"
女子"服って・・・。これお人形さんの服じゃない!?私はお人形さんじゃないのよ!"
優香"ちっちゃいくせに強情ね。ちょっとお仕置きが必要みたい。"
女子"いやあぁぁぁ!"
イラついた優香はドレスをまとった小さな女子をデコピンで吹きとばした。
どうやら気絶してしまったようだ。
その姿を見て優香は不敵の笑みを浮かべ、俺たちのところへ地響きを立ててやってきた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
なんと優香は上履きを脱いでいる。足の指がスラリと長く、全体的に肉付きが良い。
時折見せる足裏は赤みがかっており、ふっくらと柔らかそうな感触だ。
また、汗をかいているのか少し湿っており、ところどころにホコリがこびりついている。
大きさは全長24から25mぐらいだろうか。身長の割に足は大きめだ。
だから上履きがきつくてかかとを踏んづけているのだろう。
俺は思わず優香の足裏の虜になっていたが、優香の発した言葉で我に返る。
優香"さぁちび人間ども!私と鬼ごっこをやりましょう!"
今の俺の100倍もの大巨人と鬼ごっこなんて逃げきれるわけがない!俺たちはざわざわし始めた。
すると・・・
どすうぅぅぅぅぅん!!
優香が勢いよく素足を踏み下ろしたことによって、周辺の人たちは吹き飛ばされた。
優香"まだ話は終わっていないわ!私が鬼になる。お前たちちび人間100人が逃げるの。ただし、タッチするなんて甘いことはしないわ!この大きな素足で踏み潰してあげる♪それを避けながら逃げなさい。あっちを見なさい!"
優香は部屋の扉を指差した。一つしかない扉は全開だ。
優香"あの扉から脱出すればお前たちの勝ち。私に踏み潰されたりしたらお前たちの負け。あはははは!面白いでしょ~。スリル満点!じゃあ~、今から15秒数えるから好きなだけ逃げ回りなさい!い~ち!"
優香が目をつむり、数え始めた。小さな人間たちはかく乱したアリンコのように逃げ回る。
自分の命が脅かされると知り、悲鳴や叫び声を上げる者もいる。
俺も逃げようとしたが、冷静に考えた。
あのドSな優香のことだ。数え終わったらまずは扉へ向かい、出口を塞ぐであろう。
ということは、扉から離れ、何かに隠れたほうがよさそうだ。
俺は迷わずベッドの下で身を隠そうと走り出した。全速力で走ってもなかなかベッドに近づかない。
優香"14!15!よしっ!じゃあ鬼ごっこスタート♪何匹生き残ることができるかなぁ~!"
知宏"くっ!始まったか!優香は・・・。やっぱり!"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
優香は扉へ向かって走り出す。進行方向にいたちび人間3人が、無残にも優香の素足に踏み潰された。見事に足裏にこびりついたが優香は気づいていなかった。そして、出口で仁王立ちをし、逃げ惑うちび人間たちを見下す。
優香"ばぁか!そう簡単に逃げられるわけ無いでしょ!私の足元にざっと10匹かな。さぁ踏み潰してあげるわ!アリンコみたいに惨めに死になさい!"
"ぎゃぁぁぁ!"
"わぁぁぁぁ!"
どすうぅぅぅん!ブチブチ!
優香の巨大な素足の下で無残にも潰れる人間たち。
だが、優香の素足は再び振り上げ、ちょこまかと動くちび人間たちに振り下ろす。
ちび人間周辺が素足の影に覆われ、ふっくらとした素足が着地する。
どすうぅぅぅん!ブチブチ!
どしいぃぃぃん!ブチブチ!
優香がゆっくりと素足を持ち上げると、床にはシミと化した人間が、足裏には変わり果てた人間がこびりついている。
優香はその足裏を眺めて不敵な笑みを浮かべた。
優香"やっぱりちび人間は素足で踏み潰すに限るわ!プチプチ潰れる感触がたまんないのよねぇ~。"
途中まで出口に向かっていたちび人間たちが恐怖を覚え、引き返した。
その姿を優香は見下す。
優香"なぁんだ!出口から離れるってことは、私と鬼ごっこを楽しみたいってことね!可愛いおちびちゃんたち♪"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きが大きくなる。それは死を連想させる。
恐怖で足がすくんだちび人間たちは次々と優香の素足で踏みつぶされていく。
一人、また一人と虫けらのごとく潰されていく。
俺はベッドの下から覗いていたが、恐怖で体が震えていた。
優香"あはははは!逃げてる逃げてる!でもね。私の一歩は大きいんだから!"
優香が素足を振り上げると、あっという間に天井は暗くなり、巨大な足裏が振り下ろされる。
ドシィィィィィン!!ぶちっ・・・
また数人が優香の素足によってぺちゃんこになっていった。
もう十何人が優香の素足にこびりついたのだろう・・・。
優香はどんどんベッドに近付いてくる。
優香"ちょっと休憩しようかしら。"
にやりとした優香はベッドに腰掛けようとした。
制服のスカートがふわりと舞い、ハリとツヤのある巨大なお尻が落下する。
なんとそのお尻の下にはちび人間が数人いるのだ。
優香はベッドの上にちび人間がいることを知っているが、あえて気づかないふりをして腰をかけた。
どすうぅぅぅん!!ぶちぶち・・・
優香"ん?お尻のしたでなにか潰れたわねぇ~。やだぁ~。ベッドの上にもちび人間がいたのね!気づかなかった!ごめんねぇ~きゃはははは!"
知宏"くっ・・・。本当は気づいているくせに!"
ベッドの下で俺はぼそっと呟いた。
だが、ベッドの上での優香の戯れは終わらなかった。
勢いよく腰掛けたことによって優香のお尻がマットレスに食い込み、その反動で周辺にいたちび人間たちが宙に舞った。
まるでチリのように。
そしてある者は床に落下、ある者は優香の制服の中に落下した。
優香"きゃっ!私のワイシャツの中にちび人間が!このエッチ!"
どうやら優香の胸の谷間に入り込んだようだ。
ちび人間たちは谷間から脱出するために手足を必死に動かすが、手足が食い込み、身動きが取れない状態だ。
そんなちび人間たちの様子を優香はニヤニヤしながら見下した。
優香"私の谷間に入って無事でいられるわけないじゃない!そんな君たちにご褒美よ!"
バムッ!ぶちゅ・・・
優香はおっぱいを中央に寄せ、谷間に入ったちび人間たちを押し潰した。
そして、摘みだしたが優香は不満そうだ。
優香"やっぱり踏み潰すかお尻で潰さないと完全にぺちゃんこにならないわねぇ~。胸で押し潰しても一応原型とどめているもんね!こんなんじゃ物足りない!"
優香は摘んだちび人間たちに息を吹きかけた。
ヒラヒラと床に落ちたちび人間を優香は座った状態で思いきり踵でこすりつけ、跡形もなくすりつぶした。
そして、床を見渡し、残りのちび人間の数を数えた。
優香"あれぇ~?まだ30匹ぐらいしか潰していない気がするけど床にはほとんどいないわねぇ~。ひょっとしてどこかに隠れているのかしら。意気地なしのちび達・・・。"
優香はウェットティッシュで足の裏をきれいに拭き、ゴミ箱に捨てた。
そして立ち上がり、目の前にいたちび人間3人を踏み潰し、机へ向かった。
四つん這いになり、隠れているちび人間を探した。
優香"うふふふふ!たくさんいるじゃない!"
優香が机の下にいるちび人間に気を取られているうちに、俺はベッドの下からでて出口に向かって走り出した。
優香の方をみると、パンツ丸出しで前傾姿勢をとってちび人間たちを掴んでいる。
そして、床に放り投げる。転がるちび人間たちを見捨て、俺は走る。
非常に胸が痛い。だが、巨大な女子高生相手に何ができるわけでもない。
まずは自分の命を守ると心に決めた。
もうすぐ出口だ!
しかし、前方から地響きが聞こえる。俺は危険を察知し、冷蔵庫の裏へ隠れた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
体育着にブルマ姿でおかっぱ頭の丸いメガネの女子・・・。見たことある。
希"あれぇ~?副部長?何やってるのぉ~?"
優香"あっ希!"
どうやら縮小研究部に関係ありそうだ。
優香の部屋に二人の巨大女子高生が・・・。
俺は生きて脱出できるのだろうか?
*
【食堂】
知宏"腹ペコだ。とりあえず食堂へ行ってみよう。"
俺は食堂へ向かった。この食堂は夜間に部活をする部員が利用する。
今日は4人の女子生徒だけが食事をとっているようだ。
すると女子生徒の一人が肉じゃがのじゃがいもを床に落とした。
女子A"あぁ~・・・。もったいない。"
女子B"床に落ちたら私たちは食べれないわね。でも、ちび人間だったら惨めにかじりつくんじゃないかしら。"
女子C"言えてるぅ~。このじゃがいもそのまま床に置いておこうよ!"
ちび人間?
もしかしてこの女子生徒たちは縮小研究部の部員だろうか。
一般の女子生徒は俺たちのことを虫と勘違いしている。
俺たちが小さいことを知っているのは縮小研究部員だけだ。
知宏"チャンスだ!床のじゃがいもでお腹をいっぱいにしてから縮小研究部室の鍵を盗もう。意外に簡単に元の大きさに戻れそうだ!"
4人の縮小研究部員(以下女子部員)たちが和気あいあいと会話をしているスキに、俺は足もとのじゃがいもへ向かって走り出した。
女子部員の黒ソックスをまとった巨木のような足をくぐり抜け、じゃがいもに到達した。
知宏"でけぇ・・・。このじゃがいも、今の俺の3倍もの大きさあるぞ。"
まさか俺はじゃがいもを見上げるなんて夢にも思わなかった。
そんなじゃがいもにかぶりついた。
うめぇ!
しかもいくらかじりついてもなかなか減らない。
まるでカブトムシが樹液を吸うように、俺は夢中になってじゃがいもをかじり、満腹になった。
部員A"ちょっと水をもらってくるね。"
女子部員が席を立ち、床のじゃがいもに視線を落とした。
部員A"あっ!見てよこのじゃがいも。下半分がかじられてる。惨めなちび人間が食べたんだわ!"
すると女子部員がじゃがいもをつまみ上げた。
俺は途中までじゃがいもにしがみついていたが、手を滑らせ、落下してしまった。
知宏"いてててて・・・。あれ?周りが暗い・・・。さっきまでいた場所とは違う。"
それもそのはず。俺が落下した場所は女子部員の上履きの中だ。
中敷が黒ずんでおり、女子の体温のせいかむわぁとした空気が漂う。
そして酸っぱくて女子の足の臭いが俺の鼻にツンとくる。
どうやらここは女子部員の上履きのつま先にいるようだ。
知宏"ゲホゲホ・・・。ここにいると鼻がおかしくなってしまう。早く脱出を・・・。"
その瞬間、激しく上履きが揺れる。俺はつま先の先端に転がってしまった。
部員B"私も水をもらいに行くぅ~。ちょっと待ってね。今上履きを履くから。"
女子部員は脱ぎ捨てた上履きに黒ソックスをまとったつま先を入れた。
俺の目の前には巨大なつま先が大蛇のごとく迫り来る。
知宏"ぐはぁ!くさっ・・・。女子の足の臭いがこんなに強烈なものとは・・・。ってそんな場合じゃない。この上履きから脱出しないと!"
俺の判断は遅かった。既に巨大なつま先が手を伸ばせば届く距離にある。
そして巨大なつま先は俺を軽々と飲み込んだ。俺は女子部員のつま先に身も心も支配された。
ミシミシミシミシミシ・・・
俺は中敷きとつま先の間に挟まれた。
柔らかい感触を感じるものの、凄まじい圧力に全身の骨が軋む。
抵抗したくても圧倒的な大きさを誇るつま先にはかなわない。
さらに強烈な刺激臭やむわっとした空気に俺は悶絶した。
知宏"ぐわあぁぁもごもご・・・"
叫びたくとも顔が黒ソックスにあたって口をまともに動かすことができない。
息苦しくなり、思いきり空気を吸うが、新鮮な酸素など微塵もない。
酸っぱい匂いに生暖かい空気。
こんなにも悪臭が漂うということは、俺は女子部員のちょうど親指の付け根あたりにいるのだろうか。
汗をかきやすい部分に俺は閉じ込められ、意識が遠のいてきた。
そして次の瞬間、圧倒的な圧力が全身にかかる。
ぶちゃ・・・
女子部員が立ち上がり、歩きだした。
そのときに知宏は女子部員の体重をまともに受けて、上履きの中でつま先によってすり潰されてしまった。
その女子部員は小さな人間を自身のつま先ですり潰したことに気づかず、コップに水を注ぎ、食事の続きを楽しんだ。
席に戻ると再び上履きを脱ぎ捨てたが、中敷の黒ずみと知宏のシミが一体化しており、知宏の残骸は跡形もなく消えてしまった・・・
*
【女子風呂】
知宏"せっかくだから、ちょっとだけ女子風呂の中に潜入してみよう。"
男子なら憧れる女子風呂に潜入できるとは夢にも思わなかった。
俺はスキップしながら女子風呂へ向かった。
女子"はぁ~・・・。今日も部活で汗かいたなぁ~。お風呂に入って汗を流しましょっと♪"
ここは脱衣所。女子生徒たちが楽しそうに会話をしながら制服を脱ぎ捨てる。
俺は誰にも気づかれず、女子生徒が裸になる姿をローアングルで眺めている。
プリプリしたお尻にプリンのようなドームの形をしたおっぱい。
色白の女子生徒が多く、裸が輝いて見えた。
知宏"小さくなってよかったぁ!!!"
俺は思わずバンザイしながら叫んでしまった。
すると一人の女子生徒が・・・
女子"ねぇ?今、男子の声が聞こえなかった?よかったぁって聞こえたような・・・"
まずい!
女子の着替えを覗いていたことがバレたら速攻で殺されてしまう!
俺は近くに脱ぎ捨てられた制服に隠れようとした。
しかし、目の前にしっとりとした感じの素足が・・・
どすぅぅぅぅん!
俺の前に地響きを立てて着地する。
そのまま女子生徒は赤みがかった足の裏を見せながら俺から離れていった。
あまり女子生徒の足元をうろつかないほうがよさそうだ。
予想外の動きで潰されてしまうかもしれない。
とにかく浴場の中へ入ってみた。
女子"はぁ~♪いい気持ち♪"
一面、白い湯気に覆われている。シャワーの水はまるで滝のよう。
上空からは女子の可愛らしい笑い声が聞こえる。
ただ、湯気のせいで遠くからでは女子の体を拝むことができない。
近づいてみようか?
どうやら俺は鼻の下を伸ばしているようだ。
ドシィィン!
俺の目の前に美しい素足が降り下ろされた。
お湯にしたたり、白い足が輝いていた。
誰の足だ?見上げると素っ裸の千春がいた。
知宏"す・すげぇ~"
俺は千春の迫力あるボディに息を飲んだ。
まるで塔のようにそびえ立つ脚と目の前にある長くてキレイな5本の指に見とれてしまった。
もちろん千春は蟻みたいな俺に真下から覗かれているとは思っていない。
千春"はぁ~♪今日も疲れたなぁ~。"
千春は腰を下ろし、スポンジを手にとって体を洗い始めた。
くっきりとしたボディラインをスポンジでなぞるように体を洗う。
俺はその光景をローアングルで眺め、千春の裸に見とれていた。
すると、千春は念入りに足の裏をスポンジでこすり、その時に放った一言で俺は我に返る。
千春"そういえば部室で虫をたくさん踏み潰したなぁ~。しっかり足の裏をこすってキレイにしよっと♪"
そういえば先ほど千春は大きな足で小さな人間を踏み潰したのだ。
今の俺から見たら26メートルはあろう巨大な足裏を千春は隅々までスポンジでこする。
俺は千春の巨大な素足に興奮するとともに恐怖感も味わった。
とにかくここを離れようとした瞬間、上空から泡が降ってくる。千春の体に付いていた泡だ。
知宏"しまった・・・。周りが真っ白で何も見えない!"
俺は泡に飲み込まれてしまった。
そして、千春は体についた泡をシャワーで洗い流した。
床にいた俺もシャワーに流された。
まるで洪水だ。その洪水に俺は飲み込まれた。
体の自由が利かず、流れに逆らうことができなかった。
すると前方から誰かが俺に向かって歩いている。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
このままだと踏まれる!
だが、俺は女子生徒の足の親指にぶつかった。
そのため流れが止まった。
知宏"助かった・・・。とにかくこの女子生徒から離れないと・・・"
すると、その女子生徒はしゃがんで俺のことを見た。
なんと玲奈だ。
玲奈"湯気でよく見えないけど・・・。このちっこいのは虫かな?踏んづけちゃおっと♪"
玲奈は立ち上がり、熱を帯びた素足を高々と振り上げた。
玲奈の振り上げた足についていた水滴が俺に降りかかる。
思わずその水を飲んでしまった。
心なしか美味しい・・・。
しかし、その瞬間、巨大な素足が振り下ろされる。
どすぅぅぅん!
玲奈"やったぁ~・・・。あれ?あの虫、お湯に流されている。踏んづけられなかった・・・。"
玲奈の素足が振り下ろされる直前に、別の女子生徒が流したお湯によって回避できたようだ。
陸上部で引き締まった足に踏みつけられたらひとたまりもない。
九死に一生を得たのだが、蟻みたいな俺はその湯に流され続けていた。
再び洪水に飲み込まれたのだ。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
湯に流されている俺に今度は千春が近づいてくる。
巨大な素足が着地するたびに地響きと水しぶきを立てて俺に近づく。
俺の流されている方向は千春の巨大な足裏だ。
知宏"マズイぞ!今度こそ踏まれる!千春~!やめてくれ~!"
千春の巨大な素足が俺を覆った。
どすうぅん! ぐちゃ…
千春"きゃ!なんか踏んづけちゃった。"
千春は知宏を踏み潰した素足を持ち上げた。
千春"また虫を踏み潰しちゃったの!?せっかく体をきれいに洗ったのにぃ~!最悪よ!!!"
知宏がこびりついている素足を2回、3回とタイルに踏みつけ、怒りをあらわにした。
知宏は1度ならず、3度も千春の巨大な素足に踏み潰された。
機嫌を損ねた千春は足裏にこびりついた死骸をシャワーで洗い流し、湯船に浸かった。