sizefetish-jp2cn-translated-text / Unready /[十六夜] シスコンシスターズ [that123] JP.txt
AkiraChisaka's picture
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シスコンシスターズ
妹の手の中には20分の1の大きさの姉。
8cm程の姉の目の前には相対的に4m近い大きさの妹の顔。
それは2階建ての家にようやく収まる大きさである。
二人の頬は赤く染まり、姉は、妹の唇の間からチロチロと飛び出している舌に手を着き顔を近づけ、自分の舌でその表面を舐めていた。
唾液に濡れる舌先にそっと手を添え自分のそれの20倍の大きさの舌に舌を走らせる。
妹の味蕾のひとつを舌先に愛撫した。
二人はお互いの舌の味を感じていた。
ふと妹の舌が動き姉の顔をぺろりと舐め上げ、そして姉を乗せた手は離されていった。
距離を置いて見詰め合う姉妹。
「おねえちゃん、大好き…」
「私もよ…」
そして再び二人の距離が縮まり、姉は妹の唇に自分の唇を近づける。
キスだった。
床におろされた姉の目の前には身長28mにもなる妹が立っていた。
眼前の両足の指は20cmほどの大きさがあり足全体の大きさは4mにもなる。
普通自動車とほとんど同じ大きさだった。
10階建てビルに匹敵する妹の身体がゆっくりと折りたたまれしゃがみこみ軽く胡坐をかいた。
歩き出した姉は妹の足に近づくと小指に足をかけてそのつま先を上り、親指の腹に手をかけそこをぺろぺろと舐めだした。
薄く汚れた足の裏をきれいにするために。
親指の指紋の中心を重点的に攻める。
姉の小さな舌が指紋の波にそってすべるとそれをくすぐったがった妹の足指がきゅっと動く。
揺れから身を守るために姉は足の人差し指に抱きついた。
一抱えもある太い指だった。だが本来は小さくてまるっこくてかわいい指であることを知っている。
次に姉は人差し指と親指の間に顔を突っ込んで指の間を舐め始めた。
薄汚れていたそこが塩辛い味がしたのは妹の汗だろう。
きゅきゅっ。くすぐったさに指が若干握られたが姉の頭のスペースは十分確保されていた。
指の間に顔を突っ込んで恍惚と舌を走らせていた姉の身体は突然足の指から引っぺがされた。
姉の身体を妹の巨大な指がつまんで持ち上げたのだ。
姉は名残惜しくもおとなしく指を抱いていた腕を放した。もとより今の妹の力にかなうはずなど無い。
程なくして妹の顔の前に持ち上げられた姉。
目の前の妹の顔はさらに赤く染まり、同時に息も荒くなっていた。
妹の気持ちを察した姉はくすっと笑い、指につままれたまま片脚を妹の顔のほうへと突き出した。
すると妹の口から舌がぺろっと飛び出てきた。
ゆっくりゆっくり、姉の足へと近づいてゆく。
チロチロと動くピンク色の舌先。
また、口から漏れる妹の熱い吐息が姉の身体を撫でていた。
そして舌先が、小さな姉の足に触れた。
妹から見れば1cmほどでしかない小さな小さな足の裏を舌先だけで舐めまわして行く。
姉の足の裏に生暖かくやわらかい感触が押し寄せてくる。
姉がもう片脚を差し出すと舌はそちらも舐め始めた。
両足をひとつの舌で同時に舐める。
味蕾が姉の足の裏をくすぐった。
はむ。
ふと、妹の唇が姉の両足を咥えた。
姉の小さな足を口の中でじっくりと味わう妹。
その薄紅色の唇はもむもむと動きながら姉の脚をどんどん引き込んでゆく。
姉の身体が妹の唇の間に飲み込まれていった。
そして下半身まで唇に飲み込んだところでそれ以上引き入れるのをやめ妹は上を向いた。
姉をつまんでいた手を離す。
姉は妹の鼻の頭をつかみ身体を固定するとトントンと唇をたたいて合図を出す。
その合図にこくんとうなずいて応えた妹は舌を動かし始めた。
姉の両脚の間に妹の舌が脚を掻き分けながら侵入してゆく。
両脚の間に巨大かつやわらかく暖かく濡れたものがびくびくと這いずってくるのを感じる姉はその感触を快感へと転じていた。
脚の付け根の間へとたどり着いた舌先はそこらにある穴々を丹念に舐める。
特に割れ目にいたってはとても入りそうに無いにもかかわらずぐいぐいと重点的に攻め込んだ。
舌先が姉の股間をほじくるたびに姉の口から喘ぎが漏れ両脚がじたばたと動く。
まるで雷に打たれたかのように走る快感が姉の身体を愛撫しそれを聞いて妹も鼻息荒く舌を動かした。
姉の目の前にある頭すら入りそうな巨大な鼻の穴からすさまじい風が出たり入ったりしている。
舌で姉を苛めている間、妹は自由な手を胸と秘所へと伸ばしていた。
姉を口に咥え、その喘ぎ声を聞きながら自分の小さな胸を揉みしだき、濡れた股間をぐちゅぐちゅとかき混ぜていた。
やがて二人は同時にスパーク。
姉は妹の口の中に、妹は脚の間に愛液を解き放った。
引いてゆく快楽の波と心地よい疲労感の中に漂う二人はだらんと身体をリラックスさせた。
大の字になり横になる妹とその口の中に半身を埋め、頬に身を投げ出す姉。
果てこそしたものの、いまだ妹の舌は姉の身体を舐め続けていた。
しばらくして姉は妹の口から引き抜かれた。
下半身は唾液でずぶぬれとなっており、口から出てきたとき姉の身体には糸が引いていた。
姉を手のひらに乗せた妹は身を起こして姉を見下ろした。
「ねぇおねえちゃん…」
「ええ、…いきましょ」
妹の物欲しげな目に姉は笑顔で応えていた。
ズズゥゥウウウウウウン!!
姉はそこに立っていた。
周囲には高さ数cmほどの箱が乱雑に散らばっておりその間には細い細い筋が通っている。
さらによく見ればその筋の上を小さな小さな点のようなものが移動しているのも見える。
姉の足は18階建てマンションと12階建てのビルを踏み潰していた。
特に右足はマンションとともに付属の公園も踏み潰し突き出た足指は高速道路を寸断、そこを通っていた車たちを押し潰していた。
人々は突然現れたビルよりも巨大な人間に悲鳴を上げて逃げ惑い始めた。
足の親指ですら8階建てのビルに相当する大きさがありこの街一番の高層建築物ですら膝にすら届かないのは明白だった。
高く高く聳える肌色の脚は空へと伸びその上の巨大な身体を支えている。
見た限り女。少女? 長い髪をポニーテールにしてこの街を見下ろしている。
全裸であることを微塵も気にした様子は無い。
姉はあたりを見下ろしながらふらふらと歩いた。
足の下にビルを踏み砕き、同時に無数の人々を巻き込んでいることなどまるで気にしていない。
周囲の地形を見回して姉は満足そうにうなずいた。
すると世界に声が響いた。
「おねえちゃん、いーい?」
「ええ、大丈夫よ」
姉が言うと、空に裂け目ができ、そこから妹の足が飛び出てきた。
人々はまた目を見開いた。
今、眼前に聳えている超巨大なポニーテールの巨人ですらビルなど比べ物にならない山よりも大きな大巨人なのに、その背後の上空から、その巨人ですら簡単に踏み潰せてしまえる超々巨大な足が現れたのだ。
人々の理解の限界を超えた現象だった。
その超々巨大な足は小さな巨人の後ろにそっと踏み降ろされた。
ズシィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイインンンン!!!
それだけでその一角にあった何十というビルが残らず粉砕された。
設置の振動と突風は周辺のビル郡を砂のようにすり潰し吹き飛ばしそこから街の大半を消し去った。
姉の足のサイズが240mであるのに対し、妹は4200mである。
姉の足の親指の高さが8階建てのビル24m相当となるならば、妹は400mになる。
それはつまり、妹は足の指だけであの東京タワーよりも高いということだった。
妹のもう片脚が空から現れ地面に踏み下ろされた。
そしてその後、空を引き裂くようにして妹の身体の全体が現れた。
「よいっ…しょ」
はるか上空の一点から指が突き出たかと思った瞬間、それが立てにばっくりと割れ、その向こうから、足元の巨人など人形にしか思えないほどの恐ろしい大巨人が出てきたのだ。
一糸纏わぬところは小さい巨人と同じ。
ただあどけなさを残す顔とまだ幼い身体つきがその巨人がまだ少女であることをにおわせた。
ツインテールが上空の強風でふわりと揺れる。
実に、身長28000mの大巨人だった。
「わぁ〜ちっちゃ〜い」
言いながら妹はビル郡の上に足をかざした。
都心部のビル郡はすべてがその妹の脚の作る影に収まり、そこにいた人々からは薄汚れた人間の足の裏を見上げることができた。
雲よりも高い位置にあった。
妹はきゅっと足を踏みおろした。
それだけで、この街は完全に潰れ去ったのだった。
次にしゃがみこんだ妹は隣町のビル郡に手を伸ばすと人差し指をそこに差し入れた。
200m以上の超高層ビルなど存在しないこのビル郡に妹の指先にかなうビルなどありはしない。
妹から見れば2cmにもならないビルたちは妹の指先だけで丁寧にすり潰されていった。
潰し残しが無いように、終わった後は手のひらで押し固められて。
妹が街を踏み潰して遊んでいる間に姉は別の街へと歩いてきていた。
途中いくつものビルと無数の人々を踏み潰しながら高速道路の上を歩いていった。
高層ビル群と言えど姉の膝にも届かない小さなものばかり。
姉はそのひとつを根元から毟り取ると顔の高さまで持ち上げて中を見た。
いまだたくさんの人々が中にいる。恐慌しているのが目に見えていた。
それを見てくすっと笑った姉はそんな彼らを内包しているビルを股間の秘所へとあてがった。
屋上を広げた入り口に合わせる。
そしてそのビルの根元を下から押さえると中へと押し込んだ。
100m以上あるビルが姉の割れ目の中にずぶずぶと飲み込まれていった。
ぬぷっ。基盤までを指先で押し込んだ姉。
ビルは姉の中に完全に消えてしまった。
自分の中に数百人の人間が閉じ込められていると思うと興奮を隠せない。
ズシン。人の波で埋め尽くされた駅のターミナル。
その彼らが目指していたであろう駅の上に足が踏みおろされた。
結果、姉の脚の真横をうろうろする形になってしまった人々。
彼らは目の前に鎮座する巨大な足とは反対の方向に向かって走り始めた。
ふいに姉は身を屈め手を伸ばし足元にあったバスを摘み上げた。
1.5cmほどのバスの左右を指先でそっと挟み込む。
本来なら15mはありそうなバスであるが姉は苦もなくそれを摘み上げ目の前へと持って行き中を覗き込んだ。
指をバスの前後を挟むように持ち替え、バスの側面から小さな窓ガラスの中を凝視すると、そこには確かに蠢く小さな人々の姿が見えた。
彼らの悲鳴が聞こえそうだ。
姉の目の高さは彼らにとって千数百m。とても飛び降りられる高さではない。
今頃は命乞いでもしているのではないか。
だが、このまま逃がしてしまっては自分が面白くない。
自分の眼球よりも小さなバスをまさに目の前まで近づけてさらによく覗き込む。
すると人々の動きが活発になったのがわかった。
巨大な目に驚いているのだろう。
実際そのとおりで、バスの中に捕われた人々は側面の視界を埋め尽くす、このバスよりも巨大な眼球の存在の戦いていた。
ぱちくりと瞬きをし、ギョロリと動く目。
自分たちのどんな細かな動きさえも見逃さないようにバスの中を注視していた。
このとき、あまりにも顔が近すぎて、目の前の眼球に意識を集中しすぎて、人々は姉が笑ったのに気づかなかった。
メギィ! バスが甲高い音を立て変形した。
前後の感覚が狭くなった。車体が歪んだ。窓ガラスが吹き飛んだ。
それらは、姉がバスを摘む指先にこめる力をほんの少しだけ強くしたからである。
人々の悲鳴が一段と大きくなる。
割れた窓の向こうで人々が動き回る様を楽しみながら姉は指先の力を強くしていった。
メキ! グキュゥッ! 鉄の曲がるいやな音がバスの中に響き渡る。
車内が一層狭くなった。
何人かが恐怖から窓からの投身自殺を図った。
殺されるくらいならばと自ら命を絶つ覚悟をしたのかもう一度あの慣れ親しんだ大地に死んででも戻りたかったのか。
しかしそんな彼らが地面へと落ちることは許されなかった。
目の前に近づけられていたバスから飛び降りた彼らはその下の姉の頬にぶつかってそこに小さな赤いしみを残すか、数百mの落下後、胸板から前に飛び出した姉の乳房に激突し、飛び散った。
キキキキ…! さらに潰されてゆくバス。
指の間のバスはすでに5mほどしかなくなっており本来の3分の1ほどの大きさにまで圧縮されていた。
内部は椅子や人々が折り重なり最早動くことすらできなかった。
すでに何人かが圧力に負け潰れていた。
最後は潰されるとわかっているのに、逃げることもできず、ただゆっくりと潰されてゆくのを待つしか無い。
いっそ…と思ってしまうほどの恐怖と苦痛。
しかし指は、最後の最後までゆっくりと閉じられていった。
そして、
きゅ
バスは指の間に完全に消え去った。
ぎゅっと指を押し付けあった後、指を開いてみると、人差し指の腹には縦に潰れたバスの成れの果てがぴったりとへばりついていた。
指をすり合わせ、そのバスだったぺらぺらのアルミ箔をはがすと、姉はそれをふっと吹き飛ばした。
2mmほどの小さな玉になっていたバスは飛ばされた瞬間、もう見ることはできなくなっていた。
再び足元に目を落としてみるとまだ足の周辺には小さな人々が蠢いていた。
鈍間で愚鈍で愚かで馬鹿な彼らはこれだけの時間があっても満足に身を隠すこともできない。
そんな彼らを姉は丁寧に踏み潰していった。
足元のバスターミナルを踏みしめ、そしてすぐに足を持ち上げてまた別の場所に下ろす。
もぐらたたきにもならない。ただ足を下ろしているだけだった。
とりあえず人の動いている場所目掛けてである。
自分の足が、一歩ごとに確実に数百人を葬っていることを感じながら。
彼らはまさか自分が誰かに踏み潰されて死ぬなどとは予想しなかっただろう。
それがまさに今だとは考えもしなかっただろう。
走馬灯を見ることさえ許されないまま彼らは死ぬ。
無慈悲かつ絶対の死を強制する自分の足。
長い人生を生きこれからの未来にも夢を持っていた人々の命を容易くかき消す。
どんなに貴重な命も自分の足の前には無力であった。
自分がただ歩くだけでさえ彼らの命は無数に消えてゆく。
実に無意味な最後だった。
一個のマンションに目を留めた。
20階はあろうかという見た目もいい高級マンション。
耐震性に優れているのかまだ外部に目立った損傷は無い。
きっと中にはたくさんの人が隠れているだろう。
だがそんな高級マンションも、浅はかな知恵も、自分の前には意味をなさないことをその身を以って知ってもらおう。
ズン!
持ち上げた足のかかとだけをそのマンションの前に下ろした。
マンション全体が上を覆う足の影に入った。
姉はその足のつま先をゆっくりと倒していった。
マンションに足の裏が近づく。
ゆっくりとゆっくりと慎重におろした。
それは彼らに逃げる時間を与えるためでもある。
踏み潰されないように足の下から逃げる。それは、本来虫けらしか体験できない行動。
それを味わわせるのは人としての尊厳を失わせるためだった。
自分の命の重さは羽よりも軽いと思い知らせるため。
一寸の虫にも五分の魂。だが彼らでは何十何百集まろうとその虫けらにすら遠く及ばない。
生かされる理由も殺される理由も無い、無意味な存在である。少なくとも姉にとっては。
ここに何千人集まろうと、強固なビルの中に身を隠そうと、この足を止めることはできない。
彼らの存在と文明の価値は、物理的にも心理的にも、足を踏みおろすのを躊躇い防ぐに値しないのだった。
つま先が屋上部分に触れた。
敏感な足の裏にくしゃっという感触を感じた。屋上とその下数階層が潰れたのだろう。
さらに足を倒してゆくと周囲のビルも巻き込まれ始め感じる感触も鮮明になる。
一階、また一階と段々と潰れてゆくビルがあった。この感触はとても面白かった。
まぁ、中の人々は崩れ落ちる天井と天井と共に迫ってくる自分の足裏に絶望しているのだろうが。
圧力に負けたビルがガラガラと倒壊してゆく。
残り10階も無いであろう。
まもなく足がビルを完全に踏み潰し接地する。
と、そのとき、足の小指の下から一人よたよたと走り出てきた。
崩れ落ちるビルの中から、自分の足の下から、脱出に成功したのだ。
それを認めた姉は残りの階層を一気に踏み潰した。
ぐしゃ。ビルたちはそれまでの急激が崩壊が実に緩慢であったかのような速度で粉砕され、足の衝撃はその脱出した人さえも吹っ飛ばした。
周辺は崩れ落ちたビルから巻き上がった砂煙で包まれた。
十数秒。
ぱらぱらと瓦礫が降り注ぐ被災地を覆う砂煙が晴れたとき、姉は自分の足の小指の横に例の脱出した人が倒れているのを見つけた。
身悶えをしている。恐らく今の衝撃で身体を強く打ちつけたのだろう。自分がちょっと足を踏みおろしただけで。
そんな小人の動きが突然活発になった。自分を見上げ震え上がった、というところか。
小人から焦点をはずし視野を広く見てみればそこは広大な視界の中のほんの一点。
注視しようとしなければ彼など点にしか見えない。
横にある自分の足の小指よりもはるかに小さい。
なんという大きさの違いだろうか。
この腰を抜かして慌てている小人の横には自分の小指が壁のように存在しているに違いない。
これはまさに足元にも及ばないということ。
くすっと笑った後 姉は笑顔になった。
小人を生かした理由はここにある。
命を脅かす絶対的な窮地が、自分がただ足を下ろしたためだけに引き起こされていたことを知らしめるためと、彼にとっての自分という存在が私と比べてどれほどまで差があるのかということを教えるため。
そして何より、私という存在がどんなに圧倒的かを感じるため。
駅を踏み潰し、ビルを蹴り砕き、無数の人間を足の下に埋めても、それらはすべて感動の外。
あまりにもあっけなさ過ぎるそれらは、逆に興を削ぐ。
脆過ぎる故に力の差を推し量ることができないのだ。
だが今は、足元に確かに一人の人間がおり、そしてその前には自分がいる。
何かをして、自らの力を知らしめる必要なく、ただお互いがそこにいるだけで、絶対的な差を具現化することができる。
この光景こそが、彼らと自分の存在の差だった。
優越感が身体を満たす。
心地よい感動は性の快感とはまた別のもの。
すべてを支配できる力だった。
姉は笑顔のまま足を持ち上げた。
つま先の下に、その人間が来るように。
彼の周囲が薄暗くなり、視界を巨大な足の裏が埋め尽くした。
姉はそっと足を下ろし、地面に着くか着かないかというところで一度止めた。
するとつま先の足の裏に、あの人間のかすかな存在を感じることができた。
その感触はまるで一本の毛でくすぐられている程度のかすかなものだが、それが彼の存在のすべてでもある。
彼は私の求めていた優越感を感じさせてくれた。
ゾクゾクするような快感が血と共に身体を駆け巡った。
これが感じたかったのだ。
そしてそれを感じることができた以上、もう彼に用は無い。
ズシ
足は完全に踏みおろされ、そのまま地盤を砕き地中深くへと沈んだ。
足がどけられると、そこには長さ240mにもなる超巨大な足跡がくっきりと残された。
そこにただ一人の面影など探し出すのは不可能である。
街の中に残された自分の足跡を見て満足そうに姉は頷いた。
ふと、姉の周囲が暗くなった。
で、見上げてみればはるか上空から妹が見下ろしていた。
「あらら、もう遊び終わっちゃった?」
「うん…詰まんない…」
しょぼんとする妹を苦笑しながら見上げた姉は視線を妹からはずすと周囲を見渡してみた。
するといずこからも黒煙が立ち上り、1600mの身長から見えるすべての街はぐしゃぐしゃに踏みにじられていた。
もとより身長28000mの妹が歩き回るだけで自然災害など比べ物にならない大被害が出るのだ。
超高層ビル郡ですら妹にとっては平らな地面とかわらない。
足指の高さ程度のビルに、いったいどうやって気を払えばいいのだろうか。
たった一歩でビル郡と都心部を踏み潰し、雲を蹴散らしながら前に出された足は別の街の上に踏みおろされる。
ただの住宅街など妹の目には入らない。家など0.3mm相当の高さしかないのだから。
住宅の密集する小さなエリアならばその親指だけでもまるまる下に収めてしまえるだろう。
3000mの山があったとしても、それは妹から見れば15cmの砂山にしかならない。
うっかり踏み潰してしまっても気づかないかもしれないし気づいても気にすることも無いはずだ。
それほどまでに妹は巨大で、すべては小さすぎた。
で、妹が歩き回った結果、周辺の街は壊滅したのだった。
これ以上何もなくなった場所にいても仕方が無い。
場所を変えるとしよう。
と、そのとき、姉は妹の脚の指間に一本の高層ビルが挟まってるのに気づいた。
「ふふ、しょうがない子」
「あぅ」
姉は妹の足の指に近づくと身をかがめ指の間からビルを引っこ抜いた。
実際には200mほどの超高層ビルか。
妹の指の間に挟まれそのまま歩き回られたのに原型を保っているとはなかなかの強度である。
だが今、引っ張り出されるために姉の手に屋上を捕まれ上層部が大きく破損していた。
ビルの中ほどを持ってそれをぐしゃりと握り潰した姉はビル郡の瓦礫の上に跪くと、その高さ400mはある妹の足の親指の爪に舌を走らせた。
「きれいにしてあげる」
「きゅんッ」
突然の幸福に思わず指をもじもじと動かす妹。
そこに残っていたビル郡の瓦礫は超巨大な足の指の動きに巻き込まれさらに細かくすり潰された。
移動中。
姉を手に乗せた妹は地平線の彼方を目指して歩いていた。
途中、まだ被害に遭っていない街の上を通過したがもっと遠くへ行こうと見向きもされないまま踏み潰されていた。
そして移動し始めて30個目の街を蹂躙しているときだった。
妹がぶるりと身体を震わせた。
「おねえちゃん、おしっこ…」
「もう、そのへんで済ませちゃいなさい」
しゃがみこんだ妹は姉を地面に降ろし後ろを向いた。
姉の目の前には妹の巨大なお尻があった。
「ついでに私も済ませておこうかしら」
言うと姉もしゃがみこんだ。
見下ろしてみるとあたりには自分のくるぶしにも届かないほどの建物が立っていた。
都会ではないがそれほどには発展している街だろうか。
まだ無事なこの街には多くの人がいる。
今もしゃがみこんだ自分の足の間をたくさんの人々が逃げていた。
だからと言ってそれが用をやめる理由にはならない。
姉は下腹部に力をこめた。
シャアアアアアア
脚の間の割れ目からお小水が放たれる。
ズドドドドドドド!
それは鉄砲水となってそこを逃げていた人々に襲い掛かった。
直撃を受けた人々は小水に触れた瞬間身体をズタズタに引き裂かれバラバラになり直撃を免れた人もそのすさまじい激流に呑み込まれ黄金の水の中に沈んでいった。
凄まじい濁流はビルさえも砕いて押し流しそれでも勢いの衰えない小水は地面を抉った。
大量の車や人や家が洪水の中で押し流され森の木々は糸のように容易くねじ切られ砕かれた。
飛沫の一滴ですら家よりも大きく、たった一滴の直撃を受けただけで人ははじけ飛ぶ。
やがてその大洪水に終わりが見えたとき、姉の足の間にあった町並みは大きく変貌していた。
ビルは崩れ地面は抉られ、水没した街のいたるところには車や人が浮いている。
ただ自分が用を足しただけで。
なんともひ弱な存在だ。
腰を振って水滴を払った姉はゆっくりと立ち上がり、そして妹のほうを振り返ってみた。
すると妹のお尻の下から足の間の向こうの光景を見ることができた。
ジュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォオオオオオ!!!
今しがた街を水没させた自分のそれよりも遥かに膨大な量の尿が地面へと降り注いでいた。
妹の向いていた方向には高層ビル群があったが、太さ200mある黄金の小水の爆流の前にはそんなもの道の小石ほどの意味もなかった。
無数のビルはあっという間に流され砕かれ水没し消え去った。
用が足され始めてから2〜3秒の出来事である。
ビル郡が無くなると、妹は身体の向きをかえ尿を落とす方向を変えた。
明らかに破壊が目的である。
向きを変える最中、尿はまるでレーザーの用にそこにあった住宅地をなぎ払っていった。
家々が一瞬でバラバラにばらされ濁流の中でより細かく砕かれた。
途中巻き込まれた学校はボシュという音と共に校舎の半分だけを抉り取られるという奇妙な破壊のされ方をした。
そのまま住宅街を水没させた妹はさらに別の場所へと狙いを定める。
それはこの膨大な量の尿がすべて搾り出されるまでいつまでも続けられた。
そしてやっとそれが終わったとき、そこにあった街は完全になくなり、代わりに黄金の湖が出来上がっていた。
妹が楽しんでいたのは背後からでもわかった。
調子のずれた鼻歌が聞こえていたからだ。
その鼻歌のリズムに合わせて尿の勢いに緩急がつけられ、街はリズミカルに押し流された。
;
;
「はぁ…すっきりした」
息を吐き出す妹の足の間には湯気の立つ超巨大な水溜り。
それは姉の目から見ても広大だった。
そして用を足し終えた二人はまたいずこかへと歩き出した。
ズゥゥウウウウウウウウウウウウウウウン!!
  ズゥウウウウウウウウウウウウゥゥウウウウン!!
海から上がった妹の足が大量の海水を滴らせながら沿岸の港町を踏み潰す。
浅い海ならば歩いて渡れるのだ。
さらにここに来るまでの間に、展開していた防衛軍は全滅させられていた。
陸軍は妹が海に入る手前、展開していたところを片足で踏み尽くされた。
妹から見る戦車は0.5mmにしかならずそれが何十と配置されたくらいでは脅威になんてなり得ない。
妹にとってはただの一歩の中に巻き込まれていたのだ。
展開していた戦車歩兵隊はまったく気づかれていなかった。
空軍は妹に近寄ることすらできなかった。
その巨体が巻き起こす突風に巻かれ1mmほどの戦闘機はコントロールを失い次々と墜落してゆく。
もしくは時速6万kmのその身体にぶつかられてその肌の表面で砕け散る。
一部妹の顔面前方を飛ぶ戦闘機もいたが、それらも片手で簡単になぎ払われてしまった。
海軍は妹の脚が巻き起こす大津波に呑まれ何をする暇もなく全滅した。
姉は防衛軍の存在に気づいていたが、妹はほとんど意中になかった。
陸軍はたった一歩の下で、空軍はただ前へと進んでいただけで、海軍は妹が海を歩いていたそれだけでその役目を終えていた。
で、新たな陸地へと到達した二人は目ぼしい街を探してうろうろと歩き回った。
小さな街には用は無い。高層ビル群が欲しいのだ。
だが、二人のお眼鏡にかなわなかった街が見逃される、ということはなく、それらの街は妹の足の下で丁寧に踏みにじられた。
その場で数回ぺたぺたと足踏みをするだけで街は完全に消え去る。
二人にとって滅ぼすというのは難しいことではない。
妹がつま先を立て地面を引っ掛けばそれぞれ200mの太さのある五指が幅1400mに渡って削り去る。
指の作った深さ100mにもなる広大な溝の間には簡単に山脈が築かれてしまった。
街の成れの果てで作られた山脈だ。
ただ踏むだけでも十分な破壊力であるにもかかわらず、妹はいろいろと試して回る。
それは純粋に楽しみたいからであった。
やがて3つの国を踏み尽くした後、二人は大きな街を発見した。
300m級のビルが地面を埋め尽くす大きな大きな街である。
二人は頷き合った。
「おねえちゃん」
「ええ、はじめましょ」
妹はゆっくりと座り込んだ。
その超巨大なお尻の下にビル郡を敷いて。
両脚を「ハ」の字に投げ出し脚の間に街を挟む。
妹の手から飛び降りた姉が待ちの上にズズンと降り立った。
膝にも届かないビルがところ狭しと詰め込まれている。ものに困ることはなさそうだ。
姉は自分の股間からそこに入れておいたビルを引き抜いた。
心地よい快感を提供してくれたそれは愛液で覆われ水滴を滴らせている。
中のすべてが濡れているのは明らかだった。
ズズゥン。そのビルを投げ捨てた姉は足元の別のビルを引っこ抜き中を覗く。
すると中にはまだ非難できていない人が大勢いるのがはっきりと見えた。
ふふ。
人々からは自分たちのいるビルを軽々と持ち上げる巨大な顔が妖艶な笑みを浮かべるのを見た。
姉は妹のほうを振り返った。
開脚する妹の姿を真下から見上げることができ左右は自分の身長の倍以上の太さのある太ももが双壁を成している。
遥か天上、雲の向こうからは妹が頬を染めながら自分を見下ろしていた。
くすっ。姉は笑いながら言う。
「はい、じゃあ開けて」
「うん…」
妹は自分の秘所に両手の指を宛がうとその割れ目をぐいと開いた。
若さに満ち精気溢れた赤い肉壁があらわになる。
すでに一度果てているそこはぬらぬらと濡れていた。
姉の身長よりも高いところにあるそれ。そこは自分が用意に潜入できる生きた洞窟でもある。
見上げる形になり内部を確認することはできないが妹の顔を見れば中に愛液が満ちていることは想像できた。
ひくひくと動く壁面がいい証拠だ。
そして姉は手を振りかぶると、その手に持っていた300mのビルを妹の開かれた割れ目に投げ込んだ。
軽く放物線を描いて宙を舞ったビルは狙い違わずやがて妹の中へと墜落した。
広大な洞窟空間でもある妹の割れ目の中の赤い肉壁に激突したビルだが表面を覆う夥しい量の愛液によって原型を失うも全壊はしなかった。
数百人いた中の人々も3分の1は生き残っただろう。
そのビルは彼らを内包したまま妹の溜まった愛液のそこにずぶずぶと沈んでいった。
地面からもぎ取ったビルを次々と投げ込む姉。
すでに十数のビルがあの巨大な洞窟の中に投げ込まれ愛液の中に沈んでいた。
何度か狙いをはずしてしまったビルもあったがそれは妹の股間にぶつかって砕け散った。
投げ込みを適当なところで切り上げた姉は妹に自分を割れ目の前に持っていくように指示し、その片手に乗った姉は妹の割れ目の中を覗きこんだ。
入り口付近に溜まった液の中にはたくさんのビルが沈んでいる。
さらに顔を近づけてよく見てみるとその水面にはゴマ粒のように小さな人々がおぼれまいと必死になって泳いでいるのが見えた。
自分から見てもそんな大きさなのに、妹から見ればさらに小さい砂粒のような大きさである。
0.1mmも無い。
そんな彼らが何千人と浮いていたところでそれを感じることはできないだろう。
彼らを見下ろしながら姉はくすっと笑った。
「みなさん、私の妹の愛液の湯加減はどうですか?」
片手を愛液に入れた姉は温度を確かめるようにそこをかき混ぜた。
人々にとっては妹以前にこの姉ですら1000倍の大巨人なのである。
その巨人のビルさえもひょいと掴んで持ち上げてしまう手でかき混ぜられれば大嵐になるのは必至。
人々はかき混ぜられ波立つ愛液の津波に呑まれ溺れていった。
「ふふ、いい温度。それに…」
姉が湯面に顔を近づけた。
おぼれる人々の上空を巨大な顔が埋め尽くす。
どんどん近づいてくる顔はすでに全体を見ることができないほどに大きくなり人々は自分たちにもっとも近づいてくるその巨大な口しか見えなくなっていた。
薄紅色の綺麗な唇が軽く開かれ中は暗黒の空洞になっていた。
そして何を思ったのか、その口が自分たちの泳いでいるこの水面に着けられたのだ。
ゴクゴク
姉は妹の愛液を飲んだ。
暖かく若干の粘性のある液を。
おぼれていた人々は周囲の液ともども姉の口の中に吸い込まれ、飲み込まれていった。
ふぅ。口を離し手でぬぐう姉。
「甘くておいしい」
自分のおなかを撫でる。
きっと今頃、飲み込まれた人々は自分の胃液と妹の愛液のブレンドされた海の中で必至に泳いでいるに違いない。
薄められた胃液の中でじっくりと溶かされ、愛液の粘性が彼らを逃さない。
絡めとられ逃げることができず、しかしゆっくりと、消化される。
妹の愛液の中で溺れるか直接私に飲み込まれたほうがまだ楽だったかも。
割れ目の上に登った姉は開かれむき出しになったクリをガシッと鷲づかみにした。
「きゃうッ!」
途端に妹が小さく喘ぎ、瞬間大量の愛液が噴き出した。
人々はただでさえ溺れそうなこの大嵐の中に、奥からまた大量の洪水があふれ出して来たことに驚愕した。
ブシャアアアアアアアアアアアア!!
噴き出した愛液は入り口に溜まっていた彼らとビルを押し流し、そして脚の間のビル郡へと降り注いだ。
凄まじい量の愛液がビルを押し潰し、それが収まったときに脚の間には愛液の水溜りができていた。
ビル郡はまるで遺跡か何かのように愛液の水面からその上層部だけを突き出していた。
それを割れ目の上から見下ろしていた姉は笑った。
「あらら、せっかく新しいビル郡だったのに」
「お、おねえちゃんずるいよぅ…」
見上げれば妹が眉を寄せ不満そうな顔で見下ろしてきていた。
自分ひとりがイかされてしまったからだ。
「くす、ごめんね。でもあなたはいつもやりすぎちゃうから…こうやって少しずつおさまらせてあげないとね」
今姉は妹の股間の薄い陰毛の茂みの中に腰を下ろしている。
脚の間には割れ目の上端があり肉の間にはまるくぷっくりとしたクリが顔を覗かせているのだった。
ぷるんとしたそれの表面は紅色に輝き充血した表面はとても暖かい。
今の姉の乳房よりも大きなその突起を、針のように細い指でツンツンつつく。
「ひゃんッ!」
しびれるような快感にビクンと身体を震わせた妹は反射的に伸ばしていた脚を折り曲げた。
足が地面に着いたまま引き寄せられる。
かかとはその下にたくさんのビルをすり潰しながら妹の下へと手繰り寄せられた。
街に茶色い地面がむき出しになるほどの巨大な溝が作られた。
軽く体育座りをするような格好になった妹の腹と脚の間に入った姉は、さらにクリの表面に触れた指先をツー…ッとなぞるように走らせる。
微弱な、それでいてはっきりとした感触が妹の秘部をじくじくとくすぐる。
快感に身をよじる妹は脚をばたばたと動かし、街はまるで地団駄を踏むかのような妹の足の爆撃によって完全に踏み均されてしまった。
ぐりぐりと動くお尻はその下の街を細かくすり潰し、状態を支えていた両手はその下で別の街のビル郡を押し潰していた。
紅潮する頬。妹の口から漏れる熱い吐息は上空の冷たい空気に触れ即座に雲となり妹の顔周辺を漂った。
「あうぅ…」
 ズズゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!
こそばゆくかつ持続的な快感に酔い力が抜けてしまった妹はそのまま倒れこんだ。
街が妹の背中の下敷きになり、周辺の建物もその衝撃で吹き飛ばされた。
息荒く街の上に大の字になる妹の下腹部の上ではまだ姉が妹のクリを愛撫していた。
茂みの上に腹ばいになり、クリに爪を立て引っかく。
姉の小さな手が動くたびに妹の超巨大な身体が痙攣するようにはねる。
妹の股間を見下ろす姉からは、真下の割れ目から夥しい量の愛液がジャブジャブとあふれ出し、その割れ目の向こうの廃墟と化した街に降り注ぐのが見えた。
愛液の飛沫はその一滴でも50m近い大きさがあり、粘性も備えたそれが直撃すれば高層ビルですらガラガラと崩れ落ち周囲の瓦礫と一体化する。
視線を正面に向ければ遥か前方では低い雲よりも高い位置にある巨大な足指がきゅっと握られているのが見えた。
快感にきつく握られているのだ。今頃、妹の両手は街に爪を立て掻き毟っていることだろう。
先ほどから自分を興奮させる妹のかわいらしい喘ぎ声は周囲数十kmの人間の耳を劈き頭部を破裂させているはずだ。
小さすぎる彼らは妹の喘ぎを聞くことができない。かわいそうに。
大量の愛液が流れ出したこともあり、周辺は独特に匂いに包まれ始めていた。
さらにヒクヒクと動く割れ目からは濃厚な香りがなおも吐き出され続けており大気の濃度を変動させる。
すでに妹の股間周辺は、人々が呼吸できないほどに濃密な愛液の香りが埋め尽くしていた。
ふと、姉の周囲が陰り、振り向いてみた姉の視界には妹の巨大な手が迫っていた。
妹の右手は姉の腰を摘むと少しだけ持ち上げた。
手の向こう、小さな乳房の山の向こうからは妹が見ていた。
「も、もう限界だよう…」
「あらあら、じゃあ遊びは終わりね」
くすっと笑った姉の下半身はなおも持ち上げられ続けていた。
それはまるでお尻を突き出すかのようなポーズ。
だが上半身は茂みに着いたまま。姉は妹のクリをこすり続けていた。
姉の小さな身体が右手の中にそっと握られる。
腕と頭部以外はこぶしの中に入ってしまった。
そして妹は、右手の人差し指と親指で、姉の脚をぱっくりと開いた。
姉は今、妹に尻の穴さえも公開してしまっているのである。
ふぅ。妹は優しく息を吹きかけた。
冷たい風にさらされ、姉の肛門がきゅっと締まる。
その姉の尻に左手を近づけてゆく妹。
指先には、細長いタワーが摘まれていた。長さは300mほどか。
そのタワーの先端を、姉の肛門にあてがった。
「いくよ…おねえちゃん」
「ええ、いいわよ」
妹は、タワーを姉の肛門の中へと挿れた。
「ああン!」
今度は姉の喘ぎ声が轟いた。
妹のそれよりも艶っぽいものだった。
電撃のような快楽に脚を伸ばしたかったが、脚は妹の指に固定されているのでできなかった。
冷たい物体が肛門を押し開いて中に入ってくる感触。
思わず、尻の穴に力を入れてしまっていた。
驚異的な肛門の筋肉がタワーを押し潰し始める。
「あぁ…タワーが折れちゃうよ…」
「あぁ待って…今…力を抜くから…」
んん…。
快楽に逆らいながら、無意識に込められた力を意識して抜く。
すると肛門の圧力が弱まり、タワーはまた潜行を開始した。
タワーが姉の尻の中に消えていくのを見て妹はさらに興奮した。
今、タワーの中腹にあった展望台らしきものが肛門を押し広げて中に入った。
あの展望台には人がいたのだろうか。だとしたらタワーごと尻の穴の中に呑み込まれて行くのはとても恐ろしかっただろう。
でもいいな、おねえちゃんの中に入れて。
妹は、小人を羨ましく思った。
そこで一度、妹はタワーから指を離した。
タワーは姉の尻に咥えられたまま落ちることなくそこに突き刺さっている。
それを見て微笑んだ妹は地面から高層ビルを摘み取り、今度は姉の性器へと差し込んだ。
「くぅう! ハァ…ハァ……さすが…わかってるわね…。もっと、もっと奥まで…」
「うん…」
屋上部分から突っ込まれている超高層ビル。
妹が指を離しても姉のそれはビルを咥えて離さない。
ビルは姉の股間からぶら下がっていたのだ。
妹は指の腹で、ビルの先端、基盤部分に触れ、くいっと押し込んだ。
ビルのほとんどが姉の性器に呑みこまれてしまった。
「あぁぁぁああぁあ!」
姉の喘ぎと呼応するように性器から大量の愛液が漏れ出してきた。
それはビルの壁面を伝い、妹の茂みの上へと滴った。
もしも内部に人がいたとしたら、今の一回の噴き出しだけで溺れてしまったことだろう。
尻の前後の穴に高層建築物を突き刺したまま、姉は喜びの声を上げた。
「ああ凄い! 気持ちいい! 私の中にとても大きなものが入ってる! 息が詰まっちゃいそう! ダメ! もっと! もっと!!」
姉はタワーとビルの刺さった尻をふりふりと振った。
それを見てキュンと胸を高鳴らせながら妹は姉のぷりんとした尻を指先で優しく撫で、その後、尻の穴に刺さっているタワーを摘むとぐりぐりと回転させた。
姉の口から、ガラスを吹き飛ばしビルを倒壊させるほどの凄まじい絶叫が放たれた。
快楽が、尻の穴から腸を伝って身体の中を駆け上ってきた。
電気信号の変わりに雷が走っている。
脳がショートしてしまいそうな快感だった。
「イく! イっちゃう! さぁ、いっしょにイきましょ!!」
ぐわっと口を開けた姉は、両手で掴んでいるその丸い突起、妹のクリトリスにガブッと噛み付いた。
「キャァンッ!!」
大気を揺るがし周辺の雲を消し飛ばすほど凄まじいボリュームの妹の喘ぎ声がその口から放たれた。
声は衝撃波となり、まるで波紋が広がるように、妹の身体を中心に、すべてを吹き飛ばしていった。
クレーターはどんどん広がっていった。
街をすり潰し、森を掻き散らし、川を吹き飛ばし、山を粉砕しながら。
まさに爆発。
空から見れば、妹を中心に、地面がむき出しになり茶色となった地面の円が凄まじい速度で大きくなっているのがわかっただろう。
陸から飛び出た衝撃波は今度は海を吹き飛ばしながら広がった。
海水は巻き上げられ、海底部分をむき出しにされながら。
結局のところ、妹の喘ぎ声は、今自分たちがいた国と周辺の数国すべてを消し飛ばした。
同時に割れ目からは凄まじい量の愛液が噴き出し、地面がむき出しとなった大地に広がっていった。
ザブザブと大波を立てながら愛液は海を作るがごとく、何もなくなった大陸の上を埋め尽くしていく。
姉も突き抜ける快楽を受け入れ、そのとき、膣に刺さったビルは力を込められミチミチと音を立てる膣肉で締め潰し、尻に刺さったタワーは驚異的な肛門の筋力でねじり潰していた。
噴き出した愛液は内部のビルの瓦礫を洗い流しそれらは妹の茂みの上へと吸い込まれていった。
「ハァ……ハァ……」
「ハッ……ハッ…」
大きく息を吐き出す姉と途切れるように呼吸する妹。
妹は何もなくなった地面の上に身体を投げ出し、妹の手から開放された姉は茂みの上にうつぶせていた。
やがてむくりと起き上がった姉は妹の腹の上を歩いて顔の前へと向かっていった。
小さな胸の間を通り抜け、喉の上からあごに手をかけて顔にのぼり、四つんばいのままそこから妹の顔を見下ろした。
妹はまだ荒い呼吸のまま、自分の鼻の頭の向こうに見える姉の顔を見た。
「気持ちよかったわね…」
「うん…」
姉を落とさぬよう小さくうなずいた妹。
くすっと笑った姉は妹の唇に顔を近づけながら囁いた。
「またやりましょ」
そして、妹の唇に自分の唇をつけた。
何もなくなり、すべてが地平線となった荒野の真ん中で、姉妹は、熱いキスを交わした。
すると二人は光に包まれそのまま空へと消えていった。
後に残されたのは直径200kmにもなる巨大なクレーターと、その中心の、夥しい量の愛液によって作られた小さな海だけだった。