sizefetish-jp2cn-translated-text / 2.2 Text Prepared with Dict /[ヒヤシンス] 縮小研究部 [that123] JP.txt
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#1
<主なストーリー>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だそうだ。部員は全員女子で、縮められるのはほとんど男子だ。しかし、縮小研究部の存在を知る者は顧問と部員以外は知らない。主人公の知宏も縮小研究部の罠にかかり・・・。
<主な登場人物>
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長172cm。女子の足が好き。
・直也(なおや・高校2年生)
知宏のクラスメイト。学級委員で面倒見が良い。身長169cm。女子のお尻が好き。
②縮小研究部
・未来(みらい・高校3年生・部長)
寂しがり屋でわがまま。制服に紺ソックス。
身長163cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から84・63・84。
・優香(ゆうか・高校2年生・副部長)
常に優越感に浸りたいドSの女子高生。制服に素足。
身長160cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から82・60・86。
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。体操着に白いくるぶしの靴下。
身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
③普通の女子高生たち
・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
知宏の幼馴染。おっとりとしている。
身長170cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から85・64・88。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
・友美(ともみ・高校1年生・女子水泳部)
知宏の妹。気が強いが、クラスの男子の人気者。
身長158cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から88・59・88。
【通学路】
友美"おはよう!お兄ちゃん!今日もいい天気だね!"
友美が後ろから俺に抱きついた。俺は知宏。普通の高校生だ。
今日も普通に登校している。ちなみに友美は俺の妹だ。気が強く、わがままな奴だが、高校1年生とは思えないセクシーな体の持ち主だ。友美の大きな胸が俺の背中にぼよんと当たる。我が妹ながら胸の感触に思わず照れてしまう。
知宏"なんだチビ?"
友美"ぶー・・・。私はチビじゃないもん!クラスの女子の中では真ん中ぐらいだもん!"
知宏"俺と比べたら充分チビだろ?"
友美"もう!お兄ちゃん嫌い!"
友美は俺を振り切り、駆け足で学校に向かった。
制服のミニスカートがひらひらと舞い、あっという間に姿が見えなくなった。
千春"相変わらずシスターコンプレックスね、知宏。"
俺は後ろを振り返るとそこには幼馴染の千春がいた。小学生の時からの付き合いだ。
クラスは違うが今でも仲良くやっている。おっとりした性格は昔から変わらず、安心する。俺たちは二人で学校まで歩いて行った。
【2年D組の教室】
俺は教室に入った。そこから長い一日が始まった。しかし、今日はいつもと違う感じだ。俺のクラスの男子16名と担任が欠席したのだ。俺は違和感を覚えながらも6時間の授業を全て受け終えた。
玲奈"今日も疲れたね~。"
隣の席の玲奈だ。サバサバした性格で俺とよく話す。女子陸上部の次期部長候補で陸上に熱心な奴だ。
玲奈"今日は男子の休みが多かったね。何かあったのかな~。"
知宏"そうだな~・・・。集団でサボったのか・・・"
玲奈"じゃああたし部活に行ってくる!"
知宏"あっ・・・。俺の話まだ途中・・・"
そして帰りのホームルームを終え、帰宅しようとしたとき、後ろから優香の声が聞こえた。
【廊下】
優香"知宏~!ちょっといいかな?"
優香は俺のクラスの学級委員だ。なんでも仕切りたがる奴だ。
優香は靴下を履かず、上履きのかかとを踏んでいる。俺は思わず優香の足を見る。
優香"なによっ!何私の足をジロジロ見てんのよ!この変態!"
知宏"いや・・・。上履きが可愛そうだなって思っているだけだ。"
優香"うるさい!上履ききついし、かかと踏んだ方が履きやすいのよ!"
知宏"でも素足に上履きって・・・足が蒸れるんじゃないか?"
優香"マジでキモいんですけど今の発言!あんたをこの上履きの中に入れて踏み潰してあげようか?"
知宏"えっ?"
優香"あっ・・・。なんでもないわよ!それより私、お菓子作ったんだけど食べて!"
知宏"えっ?優香、お菓子作れるのか!?"
優香"あんたムカつく!今すぐ踏みつぶ・・・。今すぐ食べなさいよ!じゃあね!"
優香はサラサラロングヘアーをなびかせながら走り去っていった。
そういえば優香は調理部だったか?お菓子作りが趣味っていう柄じゃないが・・・。
せっかくだから俺は優香手作りのパウンドケーキを口いっぱいにほおばった。程よい甘さで美味しい!
完全に飲み込み、俺は自宅に帰ろうとした。すると、急に体中がほてり出す。
強いめまいと頭痛に襲われ、俺は倒れてしまった。
【縮小後の廊下】
知宏"はぁはぁ・・・。だいぶ気分が楽になった。ここはどこだ?"
呼吸が整い、俺はあたりを見渡した。すると信じがたい光景を目の当たりにする。
知宏"うわあぁぁぁ!!急に周りが大きくなった!"
廊下やロッカー、窓ガラスまで全て巨大に見える。
知宏"違う。俺が小さくなったのだ。ここがさっきまでいた廊下だとすると・・・俺は100分の1に縮んでしまったのか?どどどどうしよう。"
俺がうろたえていると、後ろから重低音が響く。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
後ろを振り返るとそこには巨大な女子高生が、地響きを立てて廊下を闊歩している。それも俺に向かっている。
ズシィン!ズシィン!
巨大な女子高生が俺に近づいてきた!
制服のミニスカートがふわりふわりと舞い、白いパンツがちらりと見える。するとあっという間にあたり一面が女子生徒の影で暗くなった。
知宏"うわあぁぁぁ!!!"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
巨大な女子生徒が、ありみたいな俺をまたいでいった。
すらりとした2本の脚が天に伸び、惜しげもなく純白なパンツを見せる。
俺はその女子高生の生足にみとれていた。
知宏"すげぇ~・・・。女子の足を真下から覗いたことないからな~。なんて迫力だ!"
しかし、俺の背後には怪獣みたいな女子高生たちが、体の芯に響く重低音と地響きを立てて、俺に向かってくる。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
女子A"そういえば、今日はD組の男子がたくさん欠席したらしいね。"
女子B"そうそう。でもうちのクラスは1週間男子が誰も来なくなっちゃたの。なんでだろうね?"
2人の女子生徒が意味深な会話をしながら俺に近づいてくる。もしかして男子が欠席した理由は・・・。すると俺の横に巨大な上履きが次々振り下ろされる。
ズシィン!ドスゥン!ドシィン!
あやうく女子の上履きに潰されるところだった。
その女子生徒たちは俺の存在に気づかず、そのまま歩き去っていった。しかしまた女子生徒が今度は前からやってきた。廊下にいると危ない!俺は恐怖を感じ、近くの教室に入り、隠れる場所を探した。
【2年D組の教室】
教室に入ると、女子生徒がたくさんいた。今は放課後だ。一つの机に女子が集まって談笑したり、脚を組んで座って宿題に取り組んだり、スカートめくりに夢中になったり、女子生徒たちは放課後を満喫している。普通の光景だが、小さな俺から見たらまるで怪獣同士が暴れているようで、俺の恐怖心を煽った。すると、正面から声が聞こえた。
"助けてくれ!"
俺と同じ大きさの男子が3人、俺に向かって走っている。遠くではっきり見えないが、どこかで見たことのある顔ぶれだ。その背後には、1人の女子生徒の姿が見えた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きを立ててこちらに向かってくる。するとあっという間にその3人の上には女子生徒の巨大な上履きが・・・。
"せっかくあの部長から逃げたんだ!こんなところで死んでたまるか!うわぁぁぁ・・・"
どすうぅん!ぐしゃ!
3人は一瞬で、女子生徒の上履きの下敷きになった。
女子"きゃっ! なんか踏んだ!"
女子生徒は小さい人間3人を踏み潰した上履きの靴底を確認した。黒ずんだ靴底に、3人がペタリとへばりついていた。
女子"また虫を踏み潰しちゃった・・・。なんか最近虫とか多くない?"
俺の恐怖心はさらに高まった。今の俺も同じ運命をたどるかもしれない。するとその女子生徒は、地響きを立てながら俺に向かって歩き出した。このままだとさっきの3人と同じように潰されてしまう!俺は、近くの椅子の下に隠れた。ホッと一息ついた矢先、その椅子が動き出した。なんと先ほどの女子生徒が椅子に腰かけたようだ。すらりとした脚を組み、上履きを脱ぎ捨てた。俺の目の前では紺のハイソックスをまとった足の指先がくねくね動いている。鼻につんとくる刺激臭が俺を襲った。
知宏"女子の足の匂いがこんな間近で嗅げるなんて・・・。ちょっと幸せ。"
こんな状況にもかかわらず、俺はなぜか喜んでいた。すると別の女子生徒が俺を指差して声をあげた。
"ねぇ。足元になんかいるよ。"
見つかった!まずい!俺は何も考えず、近くの脱ぎ捨てられた上履きの中に隠れた。
女子A"えっ?どこ?どこにもいないんだけど?"
女子B"あれ?さっき足元に虫みたいなやつがいたんだけどなぁ~。"
なんとか気づかれずに済んだようだ。上履きの中は黒ずんでいて5本の足の指のあとがくっきりと見える。
また、湿っぽい空気と女の子の足の臭いが充満し、俺は思わず咳き込んだ。
知宏"女子の上履きの中・・・。なんて強烈な臭いなんだ。さっさとここから出よう。"
俺は女子の上履きから脱出し、ひとまず近くの女子に助けを求めようと机に登ることにした。今の俺から見たら机一つが校舎の何倍もの大きさに見える。息を切らしながら俺は女子生徒の机のてっぺんまで登り、その女子生徒に手を振った。するとその女子生徒は俺に気づいたようだが・・・。
女子A"あっ!虫が机の上に!ふぅっ!"
その女子生徒は俺のことを虫だと思い、思いっきり息を吹きかけた。
まるで突風が起きたように俺は吹き飛ばされてしまった。すると、目の前を歩いていた女子生徒の太ももに付着した。
女子C"私も早く部活に行こっと!"
その女子生徒は太ももに俺がくっついていることに気づかず、そのまま教室を出ていった。
しかし女子生徒の太ももはふかふかして気持ちいい。まるで干したての布団のようだ。
だが、女子生徒が歩くたびに太ももはプルンと揺れ、振り落とされそうになる。
俺はなんとかしがみついた。
しかし、ドスドス歩く女子生徒の凄まじい震動に耐え切れず、ついに俺は女子生徒の太ももから離れてしまった。
【部室前】
知宏"うわあぁぁぁぁ・・・"
床に落ちた。目の前は部室のようだ。
知宏"いま部活の時間だよな・・・。ちょうどいい!誰かに助けてもらおう!誰に助けてもらおうか・・・。この選択を間違えると死ぬかもしれないから慎重に決めよう!"
【選択肢】
①友美に助けてもらう→女子水泳部室へ
②玲奈に助けてもらう→女子陸上部室へ
③千春に助けてもらう→女子バレーボール部室へ
*
#2
<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だそうだ。部員は全員女子で、縮められるのはほとんど男子だ。しかし、縮小研究部の存在を知る者は顧問と部員以外は知らない。主人公の知宏も縮小され、近くの女子に助けを求めるため部室へ・・・。
<主な登場人物>
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
・直也(なおや・高校2年生)
知宏のクラスメイト。学級委員で面倒見が良い。身長1.69cm。女子のお尻が好き。
②縮小研究部
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。おかっぱメガネで体操着に白いくるぶしの靴下。
③普通の女子高生たち
・友美(ともみ・高校1年生・女子水泳部)
知宏の妹。気が強いが、クラスの男子の人気者。
身長158cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から88・59・88。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
知宏の幼馴染。おっとりとしている。
身長170cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から85・64・88。
——
【女子水泳部部室】
知宏"友美に助けてもらおう。"
俺は女子水泳部部室の中に潜入した。しかし、部室の中には誰もいない。
脱ぎ捨てられたソックスや制服が一面に広がる。やはりみんなプールサイドにいるようだ。
この部室からプールサイドにつながっている。
知宏"よし。行くしかないな。"
俺は覚悟を決めてプールサイドへ向かって走り出した。
すると部室のドアが開き、一人の女子生徒が部室に入ってきた。
女子"遅れちゃった。急がないと部長に怒られる!"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きを立てながら俺に近づいてきた。
女子生徒は蟻みたいな俺をまたぎ、ロッカーに荷物を置いて制服を脱ぎ始めた。
思わず俺は見上げ、女子生徒の着替えに夢中になった。
白くてふっくらした踵に引き締まったふくらはぎ。そしてぴちぴちしたお尻。
ローアングルで眺め、ドキドキが止まらなかった。
女子"よしっ!早くいこっと!・・・・・・えっ?"
スクール水着に着替えた女子は床に視線を落とした。俺と目が合った。
女子"なんで部室に虫がいるのよ!マジでキモイ!死ね!"
すると女子生徒は俺に向けて素足を踏み下ろした。
どすうぅぅぅん!
女子"潰れたか?あっ!あそこにいる!"
俺は間一髪で女子生徒の素足をかわし、死に物狂いで走り出した。
女子"バカだね!逃げられるわけないじゃん!虫なんて踏み潰してやる!"
ズシィン!ドスゥン!ズシィン!
女子生徒の踏みつけラッシュが勢いを増す。
すさまじい地響きと轟音に俺は恐怖しながらも巨大な足を避ける。
女子"ムカつく!虫の分際で!ぺちゃんこになっちゃえ!"
ズシィン!ドスゥン!ズシィン!
女子生徒は鬼の形相で俺を踏み潰そうと素足を勢いよく振り下ろす。
とうとう部室の隅に追い込まれた。
女子"はぁはぁ・・・。ちょこまかとすばしっこい虫ね。でももう逃げられない!さぁ!ペチャンコになっちゃいなよ!"
女子生徒は素足を高々と振り上げた。ここまでか・・・。
部長"あっ!ちょっと何やってんの?遅刻しているんだから早く来なさい!"
水泳部部長だ。部室にある部活日誌を取りに戻ったようだ。
女子"あっ!部長!すみません。今行きます。・・・・・・あれ?さっきの虫がどっかにいっちゃった・・・。あともうちょっとで踏み潰せたのに!"
俺は近くの脱ぎ捨てられた紺のハイソックスの中に隠れたため、何とか気づかれずに済んだ。
女子生徒と部長はズシンズシンと足音を立ててプールサイドへ向かった。
ところでこのソックスの中は鼻につんとくる刺激臭が漂っていた。
たまらず俺はソックスの中から脱出した。なんとか死なずに済んだ。というか俺は虫じゃない。
とりあえず妹の友美なら俺のことに気づいてくれるだろうと考え、俺もプールサイドへ向かった。
【プールサイド】
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
プールサイドにはスクール水着姿の女子生徒がたくさんいる。
水に濡れた生足は太陽の光に反射して輝きを見せた。
足好きの俺にとってはまさに楽園だ。
中にはお尻が水着からはみ出していたり、胸がボンと出て谷間が見えたりする女子生徒もいる。
思春期の男子ならだれでも興奮する光景を誰にも気づかれず、ローアングルで眺めている。
すると、俺の目の前に一匹の蟻が近づいてきた。
今の俺と同じ大きさだ。そんな蟻がちょこまかと動いている。
蟻ってけっこう早く動くんだなぁと感心している矢先、あたりが暗くなった。
どすうぅぅん!!
蟻の上に巨大な素足が踏み下ろされた。しっとりとした感じのきれいな素足だ。
そんな素足が持ち上げられ、俺は息を飲んだ。
知宏"あ・・・蟻が、ぺ・・・ぺちゃんこに・・・。
さっきまで元気に動き回っていた蟻は一瞬でピクリともしなくなった。
女子生徒の一踏みで・・・。俺はぞっとした。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
俺は後ろを振り向いた。地響きを立てて歩いている女子生徒はなんと友美だ。
だが友美は足元にいる俺に気づいていない。
俺の上空を友美の巨大な足の裏であたりを覆う。
ふっくらした足の裏だ。
あまりに急だったので俺は動けなかった。
友美に踏みつぶされる!
俺は思わずかがんでしまった。
知宏"やめてくれぇ!友美ぃ~!!!"
どすうぅぅん!!
友美"よぉし!頑張って泳ぐぞ~♪"
友美はプールに飛び込んだ。・・・・・・あれ?俺は生きている。
どうやら俺は友美の土踏まずにいたため、助かったようだ。
もし友美のつま先やかかとが俺に振り下ろされたらと思うとゾッとする。
さっき女子生徒に踏み潰された蟻をちらっと見た。
とにかく地面にいると女子生徒に踏まれるから近くのベンチに登ることにした。
今の俺から見たら40メートルはあろう柱を登り、ベンチの上に到着した。俺は汗だくだ。
疲れたのでベンチの上で仰向けになって休んだ。
するとあたりが暗くなった。真上には隕石のような巨大なお尻が!?
部長"はぁ~どっこいしょ・・・"
どすうぅぅん!!
水泳部部長は、小さな俺の上に腰を掛けた。
スクール水着をまとったぴちぴちのお尻の下敷きになってしまった。
俺は部長の柔らかいお尻に食い込んでしまった。
部長は右足を組んで座った。
幸い、体重のあまりかかっていない右のお尻に俺は下敷きになったため、ミンチにならずに済んだ。
しかし、柔らかくも弾力のあるお尻にへばりつき、俺はその場を動くことができない。
すさまじい圧力を全身に感じ、呼吸が苦しくなってきた。窒息死するかも・・・。
部長"あんまり休んではいられないわ!もうすぐ引退だもの。がんばろっと!"
部長は立ち上がったが、俺は相変わらず部長のお尻に食い込み、身動きが取れなかった。
部長が歩くたびにプルンとお尻が揺れる。すると、一人の女子生徒が俺の存在に気づいた。
女子"部長! 部長のお尻に何かついています。"
部長"えっ?"
部長は巨木のような人差し指と親指で蟻のような俺をつまんだ。
知宏"く・・・苦しい!"
部長"虫?変わった虫が私のお尻についていたのね。えいっ!"
知宏"うわあぁぁぁ!!!"
部長は俺を人差し指でピンとはじいた。落下のコースはプールだ。
このままだとプールの中へ落ち、おぼれ死んでしまう!助けてくれぇ!
ぽよん!
水の中に落下せず、プリンのような感触の地面に落下したようだ。
ここはどこだ?俺は見上げた。
なんとプールの中にいる友美だ。
しかも友美と目があった。
これは気づいてもらえるチャンス!
俺は懸命に手を振った。
しかし、突然足元をすくわれ、柔らかいものに飲み込まれた。
知宏"く・・・苦しい。"
友美"やだぁ~。私の胸に虫が入った!"
知宏"友美・・・たすけて・・・"
なんと俺は妹の谷間の中に埋もれてしまった。2つの巨大な乳に挟まれ、俺は身動きが取れない。
すると、壁のような2つの乳が俺を押し潰した。
友美"えいっ!"
バムッ!ブチッ・・・
友美は自慢のバストを勢いよく寄せて、胸の谷間に忍び込んだ小さな俺を虫けらのように潰したのだ。
そして、友美は谷間に指をつっこみ、潰れた俺をつまみ上げた。
友美"あはははは!ぺちゃんこになっちゃたね!エッチな虫はこうなるのよ!"
友美は嬉しそうに潰れた死骸をプールの溝に流した。そしてプールから上がった。
友美"部長!今日はありがとうございました!"
部長"早退ね。友美ちゃんは本当にお兄ちゃん想いね!"
友美"違いますぅ~。この1週間は親が田舎に帰っているから私が家事をしなければならないだけです。"
部長"うふふふふ。気をつけて帰ってね!"
友美は家に帰り、得意料理のオムライスを作って知宏の帰りを待った。
しかし、知宏が帰ってくることはなかった。
【女子陸上部部室】
知宏"玲奈に助けてもらおう。"
俺は女子陸上部部室の中に潜入した。どうやら今日の活動は終わりのようだ。
たくさんの女子生徒が制服に着替えている。青いセパレートのユニフォームを次々と脱ぎ捨てる。
タオルで体中の汗を丁寧に拭き取り、制汗剤を吹きかける。
あたりは女子高生の甘い香りに包まれていた。
知宏"これってもしかして覗きだよな・・・。俺は女子高生の着替えを覗いていることになるのか。これは罪だな。"
そう言いながらも決して引き返すことなく、女子生徒の真下をくぐりながら玲奈を探した。
まるで凱旋門をくぐっているようだ。しかも真上には巨大なパンツが圧倒的な存在感を示している。
女子生徒たちはきゃっきゃと笑い声をあげ、動くたびにスカートが舞う。
まさに動く凱旋門。迫力満点だ。するとそのまま前へ歩いていくと目の前に玲奈が見えた。
既に制服に着替えていて、あとは紺のハイソックスを履くだけである。
どうやらとなりの女子とおしゃべりしているようだ。
玲奈"はぁ~。今日も疲れた。でも今日はタイムを更新したよ。100mを13.5秒で走れたんだ。"
知宏"周りに女子がいなければ大声で玲奈を呼びたいけどな・・・。仕方ない。ここは玲奈の足にしがみつくしかないな。へへへ・・・"
俺は玲奈の足に向かって走り出した。しかし玲奈のふくらはぎは引き締まっている。そして健康的に焼けた肌に俺はすっかり玲奈の足に夢中になった。すると目の前に別の素足が振り下ろされた。
どすうぅぅぅん!
俺は巨大な素足が踏み下ろされた時に起きた風圧によって吹き飛ばされた。
上を見ると信じがたい光景が目に映る。
女子A"ちょっとやめてよ!その靴下すんごく臭いんだけど!"
女子B"うえ~。ホントだ!私の靴下臭い!"
女子A"汗が染み込んでいるのよ。それに白い靴下なのに、校庭の砂が入り込んで指のところとか黒ずんでいるし。汚い~。その靴下を私の顔につけないでよ!"
女子B"言ったな~。くらえ!靴下攻撃!"
女子A"きゃー!やめてぇ~"
陸上部の活動で履いていた靴下を別の女子生徒の顔に押し付けて遊んでいる。
さっきまでの甘い香りはどこへいったのやら・・・。女子の下品な光景に俺はショックを受けた。
さらに悲劇が襲う。その靴下が俺に落ちてくる!
知宏"ぐはあぁぁぁぁぁ!!!"
女子の汗が染み込んでいて、生暖かくむわっとした空気が全身を包み込む。
そしてこの強烈な臭い。とても呼吸ができない。涙も出てきた。
早く強烈な刺激臭のする靴下から脱出しなければ。
しかし、俺は全身に脱力感を覚え、その場に倒れてしまった。意識も朦朧とする。
するとその靴下は上空に持ち上げられた。
女子B"あれぇ?私の靴下の下に虫がいたの?"
女子A"ねぇ見てよ。ピクピクしてる!もしかしてこのくっさい靴下に悶絶していたんじゃないの?"
女子B"あはははは!ウケる!虫さんにとってこの靴下はおっきいもんね。"
女子A"もはやその靴下は凶器じゃん。こわっ。"
二人の女子生徒たちがスカートをひらひらと舞いながら俺のことを見下している。
その光景をローアングルで眺めているも、鼻の奥につんとした臭いが残り、素直に喜べない。
すると突然暗くなった。肌色の空が落ちてくる?
どすぅぅぅん! ぶちっ・・・
一瞬の出来事だった。
玲奈"ん?なんか踏んだ?"
女子A"あっ・・・。"
女子B"あははは・・・。"
なんと玲奈は素足で蟻みたいな知宏を踏み潰した。
確認のため、素足を持ち上げた。
玲奈"あっ。蟻んこ踏んじゃったんだ・・・。見事にかかとにへばりついてる。"
その後、玲奈はかかとにへばりついた知宏を指で払い、紺のソックスを履いて部室から出て行った。
翌日、玲奈は知宏が学校に来なくて心配したが、まさか自身の足で知宏を踏み潰したとは微塵も考えなかった。
【女子バレーボール部室】
知宏"千春に助けてもらおう。"
俺は女子バレーボール部の部室に潜入した。すると3人の女子生徒が椅子に腰掛け、談笑している。
そのうちの一人が千春だ。俺は千春が腰掛けている椅子に近づいた。
そこには千春の足の裏が存在する。
足の指が長く、スラリとした足だ。全体が黄色でかかとは赤みがかっている。
今の俺からみたら26メートルはあろう巨大な素足だが、ふっくらと肉厚な足だ。
千春はそんな素足をブラブラさせながら楽しくおしゃべりしている。
ただよく見ると、素足の裏には小さな人間が3人ほどこびりついている。
この足から数分前にどんなことが起きたのか大体想像できる。
知宏"今・・・千春に見つかったら大変だ。とりあえずロッカーの中に隠れよう。"
しかし、判断が遅かった。
女子A"あれぇ?さっきの虫じゃない?"
俺のことではないようだ。床に2人の小さな人間がうろちょろしている。
女子A"千春~。また踏んじゃいなよ!"
千春"え~。かわいそうだよ。"
そういって千春は立ち上がった。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きを立てながら、小さな人間の方へ歩き出す。
俺は椅子の下から眺めているが、改めて千春の足は大きいと実感した。
すると、千春は素足を振り上げ、無慈悲にも小さな人間たちに踏み下ろした。
どすうぅぅぅん! ブチブチっ・・・
あっけなく千春の足の下敷きになってしまった。
千春"最近虫多くない?やたら踏み潰している気がする・・・。"
女子A"千春のおっきな足で潰された虫ってかわいそう!"
千春"え~!あんたがやれって言ったんじゃん!"
女子A"その割には千春、楽しそうに踏み潰していたじゃん!あはははは!"
俺は椅子の下から残酷な女子の会話を聞いた。
かわいそうだよとか言いながら嬉しそうに踏み潰す。
女子ってこんなに怖いとは・・・。
さらに続きの会話を聞き、俺の背筋は凍りついた。
女子B"やっぱり虫も千春ちゃんの足が好きなんじゃない?だから近づくのよ。"
千春"だとしたら知宏みたい~。面白い~!"
女子A"知宏って・・・。D組の男子?あっ。そういえば千春と幼馴染なんだっけ?"
千春"そうなの~。ここだけの話、知宏は女子の足が好きなの。"
女子B"へぇ~。じゃあもし、さっきの虫が知宏だったら踏み潰しちゃう?足が好きなら喜ぶんじゃない?"
千春"そうだねぇ~。踏み潰してもいいかも♪"
女子A"千春こわっ!幼馴染でも踏み殺しちゃうんだ~!あはははは!"
し・・・信じられない。俺といるときはこんな残酷な女子じゃなかったはず。
口調はおっとりとしている分、そのギャップに恐怖を感じた。
俺は一目散にロッカーを目指して走り出した。
女子A"あれ?さっき千春が座っていた椅子の下で何かが動いたような・・・。"
まずい!見つかったか!?
俺は脇目を振らずに走り出し、隙間からロッカーの中に潜入した。
そして、柔らかく、紺のざらざらした布の中に隠れた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
足音と地響きが大きくなる。おそらく千春が俺に近づいている。
頼むからロッカーは開けないでくれ!俺は祈った。千春は床を見渡した。
千春"何もいないよぉ~。気のせいなんじゃない?"
なんとかバレずに済んだ。しかし俺の隠れているこの布は温かい。
女の子の匂いがほのかに香り、ぬくもりを感じる。俺は思わずこの巨大な布に抱きついた。
するとロッカーが開き、千春の声が聞こえた。
千春"そろそろ部活に行こうかな~。面倒くさいけど・・・"
その瞬間、俺のいる布は激しく揺れた。俺は振り落とされまいとしがみついた。
そして上空を見るとなんと千春の巨大なお尻がどんどん近づいている。まさかこの布・・・
千春"よしっ!着替え完了。"
女子A"てかなんでバレーってブルマでやらなきゃいけないんだろう。ブルマはもう時代遅れよね。"
なんと俺のしがみついていた布は、千春のブルマだった。
そして千春は小さな俺が居ることに気づかず、俺ごとブルマを穿いた。
千春の巨大なお尻に俺は食い込む。
背中はブルマのザラザラした感触とぬくもりに、前面は圧倒的な肉感を誇るお尻に包まれる。
圧迫されて苦しいものの、言葉にできない喜びを噛みしめていた。
しかし、ここから地獄が始まる。
千春が駆け足で体育館に向かうとお尻は激しく揺れ、俺は前後左右にシェイクされる。
俺は抵抗することはできず、千春のお尻に身も心も支配された。
【体育館】
千春"そぉ~れ!"
千春をはじめ、多くの女子バレーボール部員が練習に打ち込んでいる。
体育館は蒸し暑く、汗を流しながら取り組んでいる。当然、千春のお尻も汗をかく。
千春のブルマの中はまさにサウナ状態。練習が始まる前は天国のような状況だったが、今は違う。
俺は幼馴染のブルマの中でミイラになってしまうのか。
そんなことが頭をよぎった。しかし、災難は続く。
千春"あっ・・・。ミスしちゃった。"
先輩"しっかりしなさい!"
バシィン!
先輩部員がミスをした千春のお尻を叩いた。
千春は痛そうな素振りを見せたが、もっと痛かったのは・・・
知宏"ぎゃあああああ!"
凄まじい衝撃に俺は思わず絶叫する。
千春"えっ?今誰か叫んだの?"
女子A"千春!ボーッとしないで!前!前!"
千春"えっ?きゃぁ!"
どすうぅぅぅん!
千春"イタタタタ・・・。"
先輩"千春、集中!"
千春は先輩のスパイクを受け止めることができず、尻餅を付いた。
知宏"あ・・・危なかった。"
なんと俺は無事だった。
先ほど千春が先輩部員にお尻を叩かれたことによってお尻がプルンと揺れ、その時に俺はブルマの隙間から外に出ていた。
もし先輩部員が千春のお尻を叩いていなかったら俺は千春のお尻によってミンチにされていたのかもしれない。
なんとか千春のブルマから脱出し、体育館の床に着地した。
しかし、ブルマの中にいたほうが安全だったのかもしれない。
ズシィィン!ドスゥゥン!ドシィィン!
俺の周りに次々と女子バレーボール部の足が振り下ろされる。
蟻みたいな俺に気づくはずもなく激しく動き回っている。
ズシィィン!ドスゥゥン!ドシィィン!
女子生徒が飛び跳ねたり走ったりするだけで凄まじい震動が俺を襲う。俺は二転三転する。
まるでホコリのように。ついに上空にはシューズの靴底が見える。そして俺に接近する。
ついに俺の人生も終わりか・・・。
どすうぅぅぅん!
知宏"ぐはぁっ!・・・・・・助かったのか?さっきの風はなんだったんだ?"
どうやら体育館の隅にある巨大扇風機の風によって、俺は踏み潰される前に吹き飛ばされたようだ。
九死に一生を得るとはこういうことだ。
部長"集合!"
ズシィィン!ズシィィン!ドシィィン!
部員たちは部長のもとへ走っていく。幸いにも俺の反対側に集合した。
このスキに俺は体育館の隅に身を隠した。
千春の巨大でムレムレのお尻に圧迫され、巨大な部員たちに踏み潰されかけ、俺は身も心もクタクタだ。
まず水が飲みたい。体育館の隅で大の字になって寝転んだ。かなり涼しい・・・。
どっと疲れが出て強い睡魔に襲われた。
女子生徒が歩くたびに起こる地響きが今は心地よく感じ、眠りに落ちた。
【縮小研究部の秘密】
"起きるんだ!"
俺は誰かに起こされた。ここはどこだ?
直也"体育倉庫だよ。危ないじゃないか!体育館の隅で寝転ぶなんて・・・"
知宏"直也!なんでここに・・・。というか直也も小さくなったのか。"
直也"そうだよ。これは縮小研究部の仕業なんだ。"
知宏"縮小研究部?なんだそれ?"
直也"最近、男子の欠席が目立つだろ?あれは、縮小研究部によって体を小さくされたんだ。"
知宏"そうだったんだ・・・。でも誰が?"
直也"部員は全員で30人くらいいるみたいだ。その中の一人が優香さんだよ。僕たちのクラスの学級委員。"
俺はハッとした。あのお菓子を食べたことによって小さくなった。あれは優香の仕業だったのか。
直也"実は縮小研究部の部室に縮小解除装置があるんだ。そこにいけば僕たちは元の大きさに戻ることができるよ。"
知宏"部室はどこにあるんだ?"
直也"分からない・・・。だけど、部員全員が部室の鍵を持っていることがわかった。だから今から僕は部員から鍵を盗みに行くよ。"
知宏"よし!俺も一緒に行くぞ・・・。う・・・。"
突然襲うめまい。体が思うように動かない。
直也"巨大な女子に何かされたのかな?普段はなんともないことでも小さくなると体力を使うからね。ゆっくり休んでいるといいよ。"
知宏"でも一人だと大変じゃあ・・・。"
直也"巨大な女子に対して小さい人間の集団なんて意味がない。大丈夫だよ。僕は小さくなってから2週間経つんだ。だいぶこの体に慣れてきた。だから知宏くんはここから動かないでね。"
知宏"わかった・・・。くれぐれも無茶はしてくれるなよ。"
直也"大丈夫だよ。絶対に戻ってくる!約束だ!"
【廊下—直也編—】
午後7時を回った。ほとんどの生徒は下校するが、縮小研究部の部員はこの時間でも活動をする。
それは僕たち小さな人間を捕獲するためだ。
主な活動は小さな人間を踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむことだ。
もちろん周りにばれないように。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きを立てながら女子生徒たちが廊下を闊歩する。すると、下を見ながら歩く女子生徒を見つけた。
直也"あの女子は縮小研究部員だな。"
僕は廊下の隅にある柱の後ろに隠れた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン
だんだん足音が大きくなってくる。あのおかっぱ頭で丸いメガネをかけた女子は希だ。
縮小研究部の書記・会計を務めている幹部の一人だ。希は、近くのベンチに腰をかけた。
希"ほえぇ~。今日はちび人間をどうしよっかな~。素足で踏み潰そっかなぁ~。素足の下でブチブチって潰れる感触がたまらないのよねぇ~。今から楽しみぃ~"
希は小さくなった男子をどのようにいじめようか考えている。僕はチャンスだと思って希の足元へ走り出し、上履きを眺めた。・・・・・・ものすごく巨大だ。周りは黒ずんでいる。僕はこの上履きから希の足を登り始めた。希は体育着にブルマ姿だ。鍵を隠しているとしたら・・・やはりあそこだろうか?そんなことを考えながら希の足を登っているとちょうど膝の裏に着いた。
希"ひゃっ!なんか膝の裏がムズムズするぅ~。"
直也"しまった!うわあぁぁぁ!"
希の巨木のような指に僕は摘まれた。凄まじい圧力がかかり、体中がきしむ・・・。
希"ちび人間じゃん!なんで私の膝の裏にいるのよぉ~。"
僕の目の前に希の巨大な唇。吸い込まれそうだ。希はにこりとして僕に話しかける。
希"きみぃ~。絶対になにか企んだでしょ~?私の足を登るなんて・・・。そんなおちびちゃんには今ここでお仕置きしちゃいますぅ~。"
希は立ち上がり、僕をベンチに落とした。
仰向けになっている僕の上空には、巨大な紺のブルマが存在する。
ゴオオォォォォォォォォ!
轟音と共に巨大なブルマのお尻が僕に近づいてくる。僕は逃げようにも恐怖で体が凍りついてしまった。潰される!あたり一面がブルマのお尻だ。
直也"こんなところで死ぬわけには行かない!知宏くんに絶対帰ると約束したんだ。うわあぁぁぁ・・・"
どすうぅぅぅぅぅぅん! ぶちっ・・・
直也は圧倒的な質感を誇る希のお尻に押しつぶされてしまった。
希"気持ちいいぃ~。ちび人間をお尻でぺちゃんこにするのもいいわねぇ~。よぉし!今日はちび人間たちを私のお尻で潰しちゃうぞぉ~!"
希はお尻を左右に揺すり、直也は跡形もなくなってしまった。
そして、ベンチのシミになって人生に幕を閉じた。
【体育館の倉庫—知宏—】
直也が体育館を出てから20分は経っただろう。
知宏"やっぱりじっとしてられない。直也にもしものことがあったら大変だ。"
俺はクタクタになった体にムチを打ち、体育館の倉庫から出た。
知宏"誰もいない体育館は静かで不気味だな~。ここでさっきまで女子バレーボール部が活動していたんだ。"
広い体育館の中でポツンと蟻みたいな俺が立っている。
ところが一人の女子生徒が体育館に忘れ物を取りに来たようだ。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
その女子生徒は地響きを立てながら俺をまたぎ、床にあったタオルを手にとった。
女子"さてと。私も早くお風呂に入ろっと♪"
スキップしながら女子生徒は体育館から出て行く。
この学校には部活でかいた汗を流すための小さな風呂場がある。
せっかく小さな体になったのだ。女子風呂を覗いてみたい・・・。
こんな状況にもかかわらず思春期の男子は欲望に負けてしまう。
だが、俺は腹ペコだ。食堂にも行きたい。
今は部活を終えた女子生徒たちがワイワイと夕飯を食べている頃だろう。
そこでお腹を満たしたい。
しかしやはり直也のことも心配だ。
知宏"さて・・・。これからどうするか・・・。"
【選択肢】
①女子風呂へ行く。
②食堂へ行く。
③直也を探しに校舎へ行く。
*
#3
<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だが、周りの人には知られていない秘密の部活。
クラスメイトの直也から縮小研究部室へ行けば元の大きさに戻ると聞く。
そこで俺が向かった先は・・・
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
②縮小研究部
・優香(ゆうか・高校2年生・副部長)
常に優越感に浸りたいドSの女子高生。制服に素足。
身長160cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から82・60・86。
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。体操着に白いくるぶしの靴下。
身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
③普通の女子高生たち
・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
知宏の幼馴染。おっとりとしている。
身長170cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から85・64・88。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
*
【廊下・午後7時20分】
知宏"直也のことが気がかりだ。寄り道をせず、校舎へ入ろう。"
俺は体育館倉庫から校舎に入った。
知宏"さすがにこの時間は人がいないな。授業終わった直後は女子が怪獣のように歩いていて踏まれそうになったな・・・。"
廊下はシーンとしている。これなら誰かに踏まれることもないだろう。
しかし、万一のことを考えて、近くのベンチに登り、辺りを見渡そうとした。
ベンチの上に登ると、俺の目の前に人の形をした染みを見つけた。
智也"誰かのお尻に潰されたのか・・・。御愁傷様。"
あとで気付くのだが、この染みの正体は直也だ。
縮小研究部書記・会計の希のお尻に潰されたのだ。
とにかく周りに誰もいないことを確認し、床に降りて廊下を走り出した。
しかし、いくら走ってもなかなか前に進まない。普通の大きさなら10秒で歩くことができるだろう。
そんなことを考えていると、曲がり角から誰かがやって来た。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
女子生徒が地響きを立てて俺に近づいてくる。目の前には素足に上履きを履いた巨大な足が君臨する。
見上げると塔のような二本の脚、そして純白のパンツが圧倒的な存在感を示す。
すると、その女子生徒と目があった。虫けらを見るように蔑んだ目。
勝ち誇った表情で俺を見下しているのは・・・。
優香"こんなところにちび人間がいるなんて。私が踏み潰してあげるわ!"
知宏"うわぁ!お、お前は優香!?た、助けてくれ!"
優香"あはははは!まさか知宏だったとは!まるで蟻みたいに小さいね!あはははは!惨めな姿。私は縮小研究部の副部長、優香よ!"
知宏"ということは・・・お前が俺を小さくしたのか?"
優香"そういうこと♪さっき美味しそうに食べてくれたパウンドケーキ。あの中に縮小薬を混ぜたのよ。もちろん、知宏だけじゃなくて他の生徒も小さくしたわ。"
知宏"なんでこんなことをするんだ!"
優香"理由なんかないわ。人間を小さくして踏み潰したり、ちび人間をおもちゃにしたりして遊ぶだけ。それが縮小研究部よ。"
知宏"くっ・・・。"
優香"さぁ。ちび知宏を踏み潰してやるわ!"
優香は上履きを高々と振り上げた。上履きの靴底にはちび人間の死骸がたくさんこびりついている。
そして巨大な上履きが俺に迫る!俺は死に物狂いで走り出した。
どすうぅぅぅん!
なんとか回避できた。しかし、再び俺の上空には上履きがセットされる。
優香"踏み潰すわ!"
どすうぅぅぅん!ズドォォォォン!
優香の踏みつけ攻撃は勢いを増す。
優香は蔑んだ表情で俺を見下しながら踏み潰そうと上履きを踏み下ろす。
知宏"はぁはぁ・・・。もうだめだ。疲れて体が動かない・・・。"
俺は思わず膝をついてしまった。見上げると巨大な靴底が俺の視界を覆う。
そして徐々に近づいてくる。
俺はあの黒ずんだ上履きに潰される!
命の終わりを悟った俺は目をつむった。
どすうぅぅぅぅん!!
優香が踏み下ろした風圧で俺は吹き飛ばされた。
優香"情けないわねぇ~。本当は踏み潰しても良かったけど、今は生かしてあげる。感謝しなさい!"
どうやら優香は、俺の真横に上履きを踏み下ろしたようだ。
優香のかかとを踏んだ上履きが俺の目の前に存在する。
上履きのかかとが見事にぺちゃんこだ。俺は優香のかかとに見とれていた。
優香"また私の足をジロジロ見て~。蟻みたいな知宏を上履きの中にいれて履き潰してあげようか?きゃはははは!"
優香は高笑いしながらオレンジ色の液体を俺にかけた。
知宏"何をするんだ!・・・・・・?なんだか力が湧き出てくる。"
優香"オレンジ色の液体はエネルギーの液体。ちび人間はすぐに疲れちゃうから、この液体をかけて体力を復活させるのよ。そのほうが踏み潰しがいがあるし!"
知宏"うわぁぁぁ!今度は丸太みたいな指が!"
優香は俺を摘んで、胸ポケットに入れた。
優香"そろそろ午後8時になるわ。楽しい楽しいゲームの時間よ!"
知宏"おいっ!俺をどこに連れて行くんだ。それと直也はどこに?"
優香"うるさいわね!黙ってなさい!"
優香はワイシャツの胸ポケットを俺ごと指で押し付けた。
ワイシャツ越しであるが、優香の胸のやわらかい感触を味わった。
そして、俺をどこかに連れて行った。
【優香の部屋・午後8時00分】
優香"さぁ!床に降りなさい!"
優香は俺をつまみ、床へ落とした。
160mの高さから落下したわけだが、体が小さい分、衝撃は少なく済んだ。
俺は周りを見渡すと驚きを隠せなかった。
制服姿の男子が100人はこの部屋にいるだろう。
部屋というより、一つの教室だ。
ところでこの学校に優香専用の部屋なんてあったのか。
俺は疑問に思った。ふと優香のいる方を見ると、机で誰かと話をしている。
優香"さすがの私も女子を踏みつぶそうとは思わない。だけど、あんたは勉強もスポーツもできて、彼氏もいる。あんたの存在が気に食わなかったから小さくしたのよ。"
なんと小さくした女子と話しかけているようだ。
優香の嫉妬深さに俺は背筋を凍らせた。女子って怖いな・・・。
女子"お願い優香!やめて!床には男子がいるんでしょ?"
優香"うるさい!生かしてやってるだけありがたく思いなさい!さぁその制服を脱ぎなさい!"
女子"・・・・・・やだ。男子のいるところで裸になりたくない!"
優香"強情なやつね!じゃあこうしてやる!"
女子"そんな!いやあぁぁぁ!"
なんと、小さい女子の制服を優香の爪で破り捨てた。
さらに、ブラジャーやパンツも容赦なく脱がしていく。その女子は素っ裸になった。
女子"いやあぁぁぁ!恥ずかしい・・・。"
優香"なんてかわいいか・ら・だ!スリーサイズは何ミリですかぁ~?きゃははは!"
優香は蔑んだ表情でその女子を見下ろし、満足げに笑った。
そして、ピンセットを使って、その女子に新しい服を着せた。
優香"さすがの私も鬼じゃない!裸のままだとかわいそうだから服を着せてやったわ!"
女子"服って・・・。これお人形さんの服じゃない!?私はお人形さんじゃないのよ!"
優香"ちっちゃいくせに強情ね。ちょっとお仕置きが必要みたい。"
女子"いやあぁぁぁ!"
イラついた優香はドレスをまとった小さな女子をデコピンで吹きとばした。
どうやら気絶してしまったようだ。
その姿を見て優香は不敵の笑みを浮かべ、俺たちのところへ地響きを立ててやってきた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
なんと優香は上履きを脱いでいる。足の指がスラリと長く、全体的に肉付きが良い。
時折見せる足裏は赤みがかっており、ふっくらと柔らかそうな感触だ。
また、汗をかいているのか少し湿っており、ところどころにホコリがこびりついている。
大きさは全長24から25mぐらいだろうか。身長の割に足は大きめだ。
だから上履きがきつくてかかとを踏んづけているのだろう。
俺は思わず優香の足裏の虜になっていたが、優香の発した言葉で我に返る。
優香"さぁちび人間ども!私と鬼ごっこをやりましょう!"
今の俺の100倍もの大巨人と鬼ごっこなんて逃げきれるわけがない!俺たちはざわざわし始めた。
すると・・・
どすうぅぅぅぅぅん!!
優香が勢いよく素足を踏み下ろしたことによって、周辺の人たちは吹き飛ばされた。
優香"まだ話は終わっていないわ!私が鬼になる。お前たちちび人間100人が逃げるの。ただし、タッチするなんて甘いことはしないわ!この大きな素足で踏み潰してあげる♪それを避けながら逃げなさい。あっちを見なさい!"
優香は部屋の扉を指差した。一つしかない扉は全開だ。
優香"あの扉から脱出すればお前たちの勝ち。私に踏み潰されたりしたらお前たちの負け。あはははは!面白いでしょ~。スリル満点!じゃあ~、今から15秒数えるから好きなだけ逃げ回りなさい!い~ち!"
優香が目をつむり、数え始めた。小さな人間たちはかく乱したアリンコのように逃げ回る。
自分の命が脅かされると知り、悲鳴や叫び声を上げる者もいる。
俺も逃げようとしたが、冷静に考えた。
あのドSな優香のことだ。数え終わったらまずは扉へ向かい、出口を塞ぐであろう。
ということは、扉から離れ、何かに隠れたほうがよさそうだ。
俺は迷わずベッドの下で身を隠そうと走り出した。全速力で走ってもなかなかベッドに近づかない。
優香"14!15!よしっ!じゃあ鬼ごっこスタート♪何匹生き残ることができるかなぁ~!"
知宏"くっ!始まったか!優香は・・・。やっぱり!"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
優香は扉へ向かって走り出す。進行方向にいたちび人間3人が、無残にも優香の素足に踏み潰された。見事に足裏にこびりついたが優香は気づいていなかった。そして、出口で仁王立ちをし、逃げ惑うちび人間たちを見下す。
優香"ばぁか!そう簡単に逃げられるわけ無いでしょ!私の足元にざっと10匹かな。さぁ踏み潰してあげるわ!アリンコみたいに惨めに死になさい!"
"ぎゃぁぁぁ!"
"わぁぁぁぁ!"
どすうぅぅぅん!ブチブチ!
優香の巨大な素足の下で無残にも潰れる人間たち。
だが、優香の素足は再び振り上げ、ちょこまかと動くちび人間たちに振り下ろす。
ちび人間周辺が素足の影に覆われ、ふっくらとした素足が着地する。
どすうぅぅぅん!ブチブチ!
どしいぃぃぃん!ブチブチ!
優香がゆっくりと素足を持ち上げると、床にはシミと化した人間が、足裏には変わり果てた人間がこびりついている。
優香はその足裏を眺めて不敵な笑みを浮かべた。
優香"やっぱりちび人間は素足で踏み潰すに限るわ!プチプチ潰れる感触がたまんないのよねぇ~。"
途中まで出口に向かっていたちび人間たちが恐怖を覚え、引き返した。
その姿を優香は見下す。
優香"なぁんだ!出口から離れるってことは、私と鬼ごっこを楽しみたいってことね!可愛いおちびちゃんたち♪"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きが大きくなる。それは死を連想させる。
恐怖で足がすくんだちび人間たちは次々と優香の素足で踏みつぶされていく。
一人、また一人と虫けらのごとく潰されていく。
俺はベッドの下から覗いていたが、恐怖で体が震えていた。
優香"あはははは!逃げてる逃げてる!でもね。私の一歩は大きいんだから!"
優香が素足を振り上げると、あっという間に天井は暗くなり、巨大な足裏が振り下ろされる。
ドシィィィィィン!!ぶちっ・・・
また数人が優香の素足によってぺちゃんこになっていった。
もう十何人が優香の素足にこびりついたのだろう・・・。
優香はどんどんベッドに近付いてくる。
優香"ちょっと休憩しようかしら。"
にやりとした優香はベッドに腰掛けようとした。
制服のスカートがふわりと舞い、ハリとツヤのある巨大なお尻が落下する。
なんとそのお尻の下にはちび人間が数人いるのだ。
優香はベッドの上にちび人間がいることを知っているが、あえて気づかないふりをして腰をかけた。
どすうぅぅぅん!!ぶちぶち・・・
優香"ん?お尻のしたでなにか潰れたわねぇ~。やだぁ~。ベッドの上にもちび人間がいたのね!気づかなかった!ごめんねぇ~きゃはははは!"
知宏"くっ・・・。本当は気づいているくせに!"
ベッドの下で俺はぼそっと呟いた。
だが、ベッドの上での優香の戯れは終わらなかった。
勢いよく腰掛けたことによって優香のお尻がマットレスに食い込み、その反動で周辺にいたちび人間たちが宙に舞った。
まるでチリのように。
そしてある者は床に落下、ある者は優香の制服の中に落下した。
優香"きゃっ!私のワイシャツの中にちび人間が!このエッチ!"
どうやら優香の胸の谷間に入り込んだようだ。
ちび人間たちは谷間から脱出するために手足を必死に動かすが、手足が食い込み、身動きが取れない状態だ。
そんなちび人間たちの様子を優香はニヤニヤしながら見下した。
優香"私の谷間に入って無事でいられるわけないじゃない!そんな君たちにご褒美よ!"
バムッ!ぶちゅ・・・
優香はおっぱいを中央に寄せ、谷間に入ったちび人間たちを押し潰した。
そして、摘みだしたが優香は不満そうだ。
優香"やっぱり踏み潰すかお尻で潰さないと完全にぺちゃんこにならないわねぇ~。胸で押し潰しても一応原型とどめているもんね!こんなんじゃ物足りない!"
優香は摘んだちび人間たちに息を吹きかけた。
ヒラヒラと床に落ちたちび人間を優香は座った状態で思いきり踵でこすりつけ、跡形もなくすりつぶした。
そして、床を見渡し、残りのちび人間の数を数えた。
優香"あれぇ~?まだ30匹ぐらいしか潰していない気がするけど床にはほとんどいないわねぇ~。ひょっとしてどこかに隠れているのかしら。意気地なしのちび達・・・。"
優香はウェットティッシュで足の裏をきれいに拭き、ゴミ箱に捨てた。
そして立ち上がり、目の前にいたちび人間3人を踏み潰し、机へ向かった。
四つん這いになり、隠れているちび人間を探した。
優香"うふふふふ!たくさんいるじゃない!"
優香が机の下にいるちび人間に気を取られているうちに、俺はベッドの下からでて出口に向かって走り出した。
優香の方をみると、パンツ丸出しで前傾姿勢をとってちび人間たちを掴んでいる。
そして、床に放り投げる。転がるちび人間たちを見捨て、俺は走る。
非常に胸が痛い。だが、巨大な女子高生相手に何ができるわけでもない。
まずは自分の命を守ると心に決めた。
もうすぐ出口だ!
しかし、前方から地響きが聞こえる。俺は危険を察知し、冷蔵庫の裏へ隠れた。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
体育着にブルマ姿でおかっぱ頭の丸いメガネの女子・・・。見たことある。
希"あれぇ~?副部長?何やってるのぉ~?"
優香"あっ希!"
どうやら縮小研究部に関係ありそうだ。
優香の部屋に二人の巨大女子高生が・・・。
俺は生きて脱出できるのだろうか?
*
【食堂】
知宏"腹ペコだ。とりあえず食堂へ行ってみよう。"
俺は食堂へ向かった。この食堂は夜間に部活をする部員が利用する。
今日は4人の女子生徒だけが食事をとっているようだ。
すると女子生徒の一人が肉じゃがのじゃがいもを床に落とした。
女子A"あぁ~・・・。もったいない。"
女子B"床に落ちたら私たちは食べれないわね。でも、ちび人間だったら惨めにかじりつくんじゃないかしら。"
女子C"言えてるぅ~。このじゃがいもそのまま床に置いておこうよ!"
ちび人間?
もしかしてこの女子生徒たちは縮小研究部の部員だろうか。
一般の女子生徒は俺たちのことを虫と勘違いしている。
俺たちが小さいことを知っているのは縮小研究部員だけだ。
知宏"チャンスだ!床のじゃがいもでお腹をいっぱいにしてから縮小研究部室の鍵を盗もう。意外に簡単に元の大きさに戻れそうだ!"
4人の縮小研究部員(以下女子部員)たちが和気あいあいと会話をしているスキに、俺は足もとのじゃがいもへ向かって走り出した。
女子部員の黒ソックスをまとった巨木のような足をくぐり抜け、じゃがいもに到達した。
知宏"でけぇ・・・。このじゃがいも、今の俺の3倍もの大きさあるぞ。"
まさか俺はじゃがいもを見上げるなんて夢にも思わなかった。
そんなじゃがいもにかぶりついた。
うめぇ!
しかもいくらかじりついてもなかなか減らない。
まるでカブトムシが樹液を吸うように、俺は夢中になってじゃがいもをかじり、満腹になった。
部員A"ちょっと水をもらってくるね。"
女子部員が席を立ち、床のじゃがいもに視線を落とした。
部員A"あっ!見てよこのじゃがいも。下半分がかじられてる。惨めなちび人間が食べたんだわ!"
すると女子部員がじゃがいもをつまみ上げた。
俺は途中までじゃがいもにしがみついていたが、手を滑らせ、落下してしまった。
知宏"いてててて・・・。あれ?周りが暗い・・・。さっきまでいた場所とは違う。"
それもそのはず。俺が落下した場所は女子部員の上履きの中だ。
中敷が黒ずんでおり、女子の体温のせいかむわぁとした空気が漂う。
そして酸っぱくて女子の足の臭いが俺の鼻にツンとくる。
どうやらここは女子部員の上履きのつま先にいるようだ。
知宏"ゲホゲホ・・・。ここにいると鼻がおかしくなってしまう。早く脱出を・・・。"
その瞬間、激しく上履きが揺れる。俺はつま先の先端に転がってしまった。
部員B"私も水をもらいに行くぅ~。ちょっと待ってね。今上履きを履くから。"
女子部員は脱ぎ捨てた上履きに黒ソックスをまとったつま先を入れた。
俺の目の前には巨大なつま先が大蛇のごとく迫り来る。
知宏"ぐはぁ!くさっ・・・。女子の足の臭いがこんなに強烈なものとは・・・。ってそんな場合じゃない。この上履きから脱出しないと!"
俺の判断は遅かった。既に巨大なつま先が手を伸ばせば届く距離にある。
そして巨大なつま先は俺を軽々と飲み込んだ。俺は女子部員のつま先に身も心も支配された。
ミシミシミシミシミシ・・・
俺は中敷きとつま先の間に挟まれた。
柔らかい感触を感じるものの、凄まじい圧力に全身の骨が軋む。
抵抗したくても圧倒的な大きさを誇るつま先にはかなわない。
さらに強烈な刺激臭やむわっとした空気に俺は悶絶した。
知宏"ぐわあぁぁもごもご・・・"
叫びたくとも顔が黒ソックスにあたって口をまともに動かすことができない。
息苦しくなり、思いきり空気を吸うが、新鮮な酸素など微塵もない。
酸っぱい匂いに生暖かい空気。
こんなにも悪臭が漂うということは、俺は女子部員のちょうど親指の付け根あたりにいるのだろうか。
汗をかきやすい部分に俺は閉じ込められ、意識が遠のいてきた。
そして次の瞬間、圧倒的な圧力が全身にかかる。
ぶちゃ・・・
女子部員が立ち上がり、歩きだした。
そのときに知宏は女子部員の体重をまともに受けて、上履きの中でつま先によってすり潰されてしまった。
その女子部員は小さな人間を自身のつま先ですり潰したことに気づかず、コップに水を注ぎ、食事の続きを楽しんだ。
席に戻ると再び上履きを脱ぎ捨てたが、中敷の黒ずみと知宏のシミが一体化しており、知宏の残骸は跡形もなく消えてしまった・・・
*
【女子風呂】
知宏"せっかくだから、ちょっとだけ女子風呂の中に潜入してみよう。"
男子なら憧れる女子風呂に潜入できるとは夢にも思わなかった。
俺はスキップしながら女子風呂へ向かった。
女子"はぁ~・・・。今日も部活で汗かいたなぁ~。お風呂に入って汗を流しましょっと♪"
ここは脱衣所。女子生徒たちが楽しそうに会話をしながら制服を脱ぎ捨てる。
俺は誰にも気づかれず、女子生徒が裸になる姿をローアングルで眺めている。
プリプリしたお尻にプリンのようなドームの形をしたおっぱい。
色白の女子生徒が多く、裸が輝いて見えた。
知宏"小さくなってよかったぁ!!!"
俺は思わずバンザイしながら叫んでしまった。
すると一人の女子生徒が・・・
女子"ねぇ?今、男子の声が聞こえなかった?よかったぁって聞こえたような・・・"
まずい!
女子の着替えを覗いていたことがバレたら速攻で殺されてしまう!
俺は近くに脱ぎ捨てられた制服に隠れようとした。
しかし、目の前にしっとりとした感じの素足が・・・
どすぅぅぅぅん!
俺の前に地響きを立てて着地する。
そのまま女子生徒は赤みがかった足の裏を見せながら俺から離れていった。
あまり女子生徒の足元をうろつかないほうがよさそうだ。
予想外の動きで潰されてしまうかもしれない。
とにかく浴場の中へ入ってみた。
女子"はぁ~♪いい気持ち♪"
一面、白い湯気に覆われている。シャワーの水はまるで滝のよう。
上空からは女子の可愛らしい笑い声が聞こえる。
ただ、湯気のせいで遠くからでは女子の体を拝むことができない。
近づいてみようか?
どうやら俺は鼻の下を伸ばしているようだ。
ドシィィン!
俺の目の前に美しい素足が降り下ろされた。
お湯にしたたり、白い足が輝いていた。
誰の足だ?見上げると素っ裸の千春がいた。
知宏"す・すげぇ~"
俺は千春の迫力あるボディに息を飲んだ。
まるで塔のようにそびえ立つ脚と目の前にある長くてキレイな5本の指に見とれてしまった。
もちろん千春は蟻みたいな俺に真下から覗かれているとは思っていない。
千春"はぁ~♪今日も疲れたなぁ~。"
千春は腰を下ろし、スポンジを手にとって体を洗い始めた。
くっきりとしたボディラインをスポンジでなぞるように体を洗う。
俺はその光景をローアングルで眺め、千春の裸に見とれていた。
すると、千春は念入りに足の裏をスポンジでこすり、その時に放った一言で俺は我に返る。
千春"そういえば部室で虫をたくさん踏み潰したなぁ~。しっかり足の裏をこすってキレイにしよっと♪"
そういえば先ほど千春は大きな足で小さな人間を踏み潰したのだ。
今の俺から見たら26メートルはあろう巨大な足裏を千春は隅々までスポンジでこする。
俺は千春の巨大な素足に興奮するとともに恐怖感も味わった。
とにかくここを離れようとした瞬間、上空から泡が降ってくる。千春の体に付いていた泡だ。
知宏"しまった・・・。周りが真っ白で何も見えない!"
俺は泡に飲み込まれてしまった。
そして、千春は体についた泡をシャワーで洗い流した。
床にいた俺もシャワーに流された。
まるで洪水だ。その洪水に俺は飲み込まれた。
体の自由が利かず、流れに逆らうことができなかった。
すると前方から誰かが俺に向かって歩いている。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
このままだと踏まれる!
だが、俺は女子生徒の足の親指にぶつかった。
そのため流れが止まった。
知宏"助かった・・・。とにかくこの女子生徒から離れないと・・・"
すると、その女子生徒はしゃがんで俺のことを見た。
なんと玲奈だ。
玲奈"湯気でよく見えないけど・・・。このちっこいのは虫かな?踏んづけちゃおっと♪"
玲奈は立ち上がり、熱を帯びた素足を高々と振り上げた。
玲奈の振り上げた足についていた水滴が俺に降りかかる。
思わずその水を飲んでしまった。
心なしか美味しい・・・。
しかし、その瞬間、巨大な素足が振り下ろされる。
どすぅぅぅん!
玲奈"やったぁ~・・・。あれ?あの虫、お湯に流されている。踏んづけられなかった・・・。"
玲奈の素足が振り下ろされる直前に、別の女子生徒が流したお湯によって回避できたようだ。
陸上部で引き締まった足に踏みつけられたらひとたまりもない。
九死に一生を得たのだが、蟻みたいな俺はその湯に流され続けていた。
再び洪水に飲み込まれたのだ。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
湯に流されている俺に今度は千春が近づいてくる。
巨大な素足が着地するたびに地響きと水しぶきを立てて俺に近づく。
俺の流されている方向は千春の巨大な足裏だ。
知宏"マズイぞ!今度こそ踏まれる!千春~!やめてくれ~!"
千春の巨大な素足が俺を覆った。
どすうぅん! ぐちゃ…
千春"きゃ!なんか踏んづけちゃった。"
千春は知宏を踏み潰した素足を持ち上げた。
千春"また虫を踏み潰しちゃったの!?せっかく体をきれいに洗ったのにぃ~!最悪よ!!!"
知宏がこびりついている素足を2回、3回とタイルに踏みつけ、怒りをあらわにした。
知宏は1度ならず、3度も千春の巨大な素足に踏み潰された。
機嫌を損ねた千春は足裏にこびりついた死骸をシャワーで洗い流し、湯船に浸かった。
*
#4
<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だが、周りの人には知られていない秘密の部活。クラスメイトの直也から縮小研究部室へ行けば元の大きさに戻ると聞く。しかし、俺は副部長の優香は鬼ごっこと称し、縮小された人間たちを踏み潰して遊んでいる。そこへ、縮小研究部の書記・会計である希が登場する。
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
・直也(なおや・高校2年生)
知宏のクラスの学級委員だったが・・・
②縮小研究部
・優香(ゆうか・高校2年生・副部長)
常に優越感に浸りたいドSの女子高生。制服に素足。
身長160cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から82・60・86。
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。体操着に白いくるぶしの靴下。
身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
*
【優香の部屋】
優香"あれ希?どうしたの?"
希"いやぁ~。暇なので副部長の部屋に来ましたぁ~。何やっているんですか?"
優香"ちび人間と鬼ごっこよ!それより希!暇だったらちび人間を捕獲しなさいよ!自分で捕獲したちび人間としか遊んじゃいけない。それが縮小研究部のルールでしょ?"
希"それより副部長!さっき直也くんをブルマのお尻で押し潰しましたぁ~。"
優香"直也?あぁ。私のクラスの学級委員ね。やるじゃない希!"
希"えへへへへ♪"
なんてことだ。直也は既に殺されてしまったのか!冷蔵庫の裏に隠れている俺は膝をつき、嘆いた。
希"あっ!私の足元にちび人間が3匹よってきますぅ~。まるでアリンコのようにぃ~。"
優香"特別よ!そのちび人間たちをこの部屋から出してはいけないの!踏み潰しちゃいなさい!"
希"やったぁ♪"
希は嬉しそうに踝の白い靴下をまとった足を振り上げた。すると、重心が後ろに傾き、そのまま尻餅をついた。
希"おっとっと・・・うわぁ!"
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・。
希"いたたた。お尻うったぁ~。"
ブルマのお尻に手を当てる。希は何にもないところでも転ぶほどのドジッ娘である。ただ、小さな人間にとっては笑えるようなドジに命を奪われてしまう。希の巨大なブルマのお尻の下で、ちび人間がペチャンコになってしまった。希は立ち上がると、ブルマには小さなシミだけが残っており、跡形もなくなってしまった。
希"あれ?さっきまで足元にいたちび人間たちがいなくなりましたぁ~。ワープでもしたのかなぁ~。"
優香"希のおっきなお尻で潰したんじゃない?跡形もなくぺちゃんこに!"
希"えぇ~!全然潰れた感触がありませんでしたぁ~。"
優香"希って身長低いくせにお尻はでかいのよねぇ~。そんなおっきなお尻の下でちび人間が生きていられるわけはない!"
希"うぅ~。身長が低いことを馬鹿にしないでください~。結構気にしているんですからぁ~"
ドシィン!ドシィン!ドシィン!
希は悔しそうに地団駄を踏む。その度、マグニチュード6クラスの地震が俺に襲い掛かる。だが、直也もきっとあんなふうに呆気なく潰されたのだろう。ベンチに残っていたのは人の形をしたシミだけだったから。
希"でも副部長さん。そんなにちび人間を踏み潰したら在庫がなくなっちゃいますよぉ~。"
優香"大丈夫よ!私の知り合いやOG、顧問が協力して他の高校や大学、社会人もたくさん縮小しているわ。在庫なんて無くなりはしない。さぁ、希もちび人間をたくさん捕獲しなさい!"
希"ふぁ~い・・・"
ズシィン!ズシィン!ぐちゃ!
希は地響きを立てて部屋を出るときに、気づかずに一人踏み潰してしまった。
知宏"直也が殺されたなんて・・・。俺は一体どうすればよいのだろう。"
冷蔵庫の裏で俺はうずくまっている。優香はちび人間の踏み潰しを続けている。優香が床を踏みつけた振動が小さな俺の体にズシンと響く。時々悲鳴も聞こえる。
優香"あはははは!お前たち!もっと必死になって逃げなさいよ!私に踏み潰されたいの?"
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・
死に物狂いで逃げるちび人間たちが、優香の一踏みでピクリとも動かなくなった。優香の足裏にこびりつく多数の人間たち・・・。なんも罪悪感もなく、優香はちび人間たちに巨大な素足を振り下ろす。
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・
ドシィィィィン!ぶちっ・・・
優香"お前たちが必死に逃げ回っていようとも、私は一歩踏み出すだけでお前たちを踏みつぶせるのよ!バッカみたいね♪アリンコみたいな人間たちが、私から逃げられるわけないじゃない!それなのにちょこまかと惨めに走り回って・・・。うふふふふ♪"
もはや優香に人間らしい心を感じない。虫けらを踏み潰して遊んでいる感覚なのだ。キリッとした目で俺たちを見下す。しかし表情はどこか嬉しそうだ。
"た、助けてくれぇ!"
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・
また一人、美しい素足の下敷きになった。優香が踏みつけるたびに起きる地震と次々に命を落とす小さな人間たち。ここは地獄だ。さらにクラスメイトの直也の死を聞かされ、俺は絶望しきった。
知宏"俺も死のう・・・。こんなところで生き延びたくない!"
冷静さを失った俺は、冷蔵庫の裏から飛び出し、大声で優香に話しかけた。
知宏"おい優香!俺を殺せ!もう人が死ぬ姿を見たくない!だから俺を殺せ!"
ズシィン!ズシィィン!ズシィィィン!
地響きが大きくなる。あっという間に俺の周りが優香の影で覆われる。塔のような二本の生足。はちきれんばかりの太ももに、巨大な白いパンツ。さらにその上には蔑んだ優香の顔が見える。まるで高層ビルが意志を持って俺に襲いかかってくるようだ。俺は、圧倒的な体格差に恐怖し、膝をつき、優香を見上げた。そして優香は、多数の人間がこびりついた素足を振り上げた。俺の視界は、ふっくらとした素足の裏に覆われる。そして、徐々に近づいてくる。ついに俺の人生も終わりか・・・。
ズン!
知宏"ぎゃあぁぁぁ!!!"
優香"どぉ~?苦しいですかちび知宏!"
なんと俺は生きている。俺は、優香の親指を全身で受け止めているのだ。
優香"殺せって言われるとぉ~。殺したくなくなるのよね!ちび知宏!さっき希が言っていたけどクラスメイトの直也が潰されちゃったわ。だから知宏もここで踏み潰されて死にたいと思ったのでしょ?バッカみたいね!"
優香は薄ら笑いを浮かべながら、じわじわと体重をかけていく。
知宏"ぐはぁ・・・。優香の親指・・・こんなに重いものだなんて・・・"
優香"ひと思いに踏み潰してはつまらないわ!さぁ、何秒耐えられるかしら?"
ミシミシミシミシ・・・
俺の全身を優香の足の親指に包み込まれる。ふっくらと柔らかい感触だが、圧倒的な質量に体中がきしむ。指の指紋を間近で見ている状態だ。さらに、女の子の汗と足の臭いが俺の鼻にツンとくる。脱出したくても体がピクリとも動かない。意識ははっきりしているものの、優香の親指に身も心も支配され人間の尊厳が失われていく。
優香"まだ生きているじゃん!虫けらのくせにやるじゃない!・・・・・・でも、このまま親指をずっと押し付けていると息ができないかもしれないわ!"
突然優香は親指のみを持ち上げた。俺は思い切り新鮮な空気を吸った。生き返ったのか・・・。しかし、すぐに巨大な親指が俺を叩きつける。
ズン!
知宏"ぎゃぁもごもご・・・"
俺はあまりの激痛に叫びたかったが、親指に顔を押し付けられて声を出すことができなかった。
優香"うふふふふ♪可愛い女の子の親指に支配されるちび人間・・・。もはや人間じゃないわ!虫けらね!あはははは!"
屈辱的だ。俺は虫じゃない!悔しくて涙が出てきた。すると周りから人の声が。
"お、おい!お、俺も殺せ!"
"そ、そうだ!お、俺も殺してくれ・・・"
他の人も血迷ったのか。次々と優香の足元にやってきて叫び始めた。すると、優香は機嫌を損ねたようだ。
優香"ちび人間のくせに私に命令するんじゃない!"
なんと、優香は素足を振り上げ、ちび人間たちに勢いよく振り下ろした。
"話が違う!殺せと言ったら殺さないんじゃないのか!?ぎゃああぁ・・・"
ドシィィィィン!ぶちっ・・・
一瞬で踏み潰された・・・。さらに、つま先でグリグリとこすりつけ、跡形もなく消えてしまった。周りのちび人間たちは恐怖し、優香から逃げ出した。しかし、優香の怒りは収まらず、次々と踏み潰していった。
ドシィィィィン!ぶちっ・・・
どすぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・
優香"はぁはぁ・・・。私に命令するなこのちびども。生かすも殺すも私の自由よ。お前たちちび人間は私のやることに意見しないこと!いいわね!"
ズシィィン!ズシィン!ズシィン!
優香は机にあるウエットティッシュを手に取り、足の裏の残骸や血を丁寧に拭き取り、ゴミ箱に投げ捨てた。そして、大の字で倒れている俺に向かって地響きを立てながら歩み寄ってきた。
優香"今日は充分に楽しんだわ!あっ!そんなところにいたら気づかずに踏み潰していたかもしれないわよ、ちび知宏。くすっ。"
知宏"く・・・。気づいていたくせに・・・"
優香"さぁ。知宏を校庭に捨てに行くわ。"
知宏"はぁ?"
優香"直也から聞いているんでしょ?縮小研究部室に縮小解除装置があることを。それを作動させられると困るのよねぇ~。"
知宏"ってことはこの部屋の近くに元の大きさに戻ることのできる装置が・・・"
優香"まぁ、ここで踏み潰してもいいんだけど、小さな体でさらなる絶望を味わうといいわ!そして今度私に出会ったら容赦なく踏み潰すからよろしくね!"
【校庭・午後9時00分】
優香は俺を胸ポケットに入れ、校庭まで行き、俺をゴミのように投げ捨てた。辺りは真っ暗だ。星がキラキラと輝いている。明日は休日だが、部活で多くの生徒が登校する。なんとか小さな俺に気づいてもらい、元の大きさに戻してもらおう。直也は死んだが、俺が生き延びてやる。一度は心が折れたがなんとか立ち上がり、もう一度、縮小研究部と戦おうと夜空の一等星に誓った。そして、校庭の隅で眠った。
翌朝、俺が向かった場所は・・・
【選択肢】
① 女子バレー部の千春
② 女子陸上部の玲奈
③ 女子水泳部の友美
*
#5
<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だそうだ。
部員は全員女子で、縮められるのはほとんど男子だ。
しかし、縮小研究部の存在を知る者は顧問と部員以外は知らない。
主人公の知宏も縮小され、副部長優香に踏み潰されかけた。
元の大きさに戻るため、縮小研究部室を目指す。
<主な登場人物>
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
②普通の女子高生たち
・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
知宏の幼馴染。おっとりとしている。最近は虫(ちび人間)を踏み潰すことに快感を覚える。
・高美(たかみ・高校2年生・女子バレー部)
千春の親友。大人っぽい雰囲気だが、ちょっとした事ですぐキレる。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
・友美(ともみ・高校1年生・女子水泳部)
知宏の妹。気が強いが、クラスの男子の人気者。
身長158cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から88・59・88。
*
【女子バレーボール部室】
知宏"今日こそは千春に助けてもらおう。"
俺は今日も女子バレー部の部室に潜入した。
部室には誰もいない。
バッグや脱ぎ捨てられたソックスが散らばっているので恐らく部員は体育館に向かっているのだろう。
とりあえず、千春のロッカーの中へ隠れようと走り出した。
すると、この部室の中に別の学校の男子生徒がたくさんいる。
もちろん今の俺と同じくらい小さいが。
知宏"おいっ!こんなところにいると危ないぞ!どこかに隠れるんだ!"
俺はひ弱そうな男子に声をかけた。しかし、びくびくしていて俺の声が耳に入っていないようだ。おそらく、優香が他の学校の男子生徒を縮めて女子バレー部の部室に放り投げたのだろう。すると、別の男子が俺に走りよってきた。
男子"なぁ。ここはどこなんだ?"
知宏"ここは女子バレー部の部室だ。"
男子"本当か!?ってことは、ブルマ姿の女子を真下から拝むことができるのか!?おいみんな!ここは女子バレー部の部室だってよ!うひゃ~!"
知宏"あっ!待て!"
その男子はウキウキした表情で仲間たちのもとへ駆け寄った。他の男子たちも嬉しそうだ。
あいつらは新入りだろう。巨大な女子高生の恐ろしさを全くわかっていない。
俺がため息をつくと、地響きが鳴り響く。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
周りの男子たちはあたふたと走り回った。
すると、入り口から二人の女子生徒が現れた。
千春だ!それと高美だ。
千春の親友で学校の女子の中で一番背が高い。普通のサイズの俺でも見上げるとほどの大きさだ。
そんな長身コンビがブルマ姿で部室を闊歩する。
高美"はぁ~。やってられないわ!先輩たちの言い方がキツすぎ・・・。マジウザイ!"
高美はイライラした素振りを見せながらソックスを脱ぎ捨てた。
白のソックスからうっすらと湯気がわき出る。
さらに床に高美の大きな足跡を残す。
よほど足に汗をかいたのだろう。水蒸気で足跡が残った。
俺が二人の巨大な素足に見とれていると、目の前には小さな男子がうろちょろしている。
どうやら千春もソックスを脱ぎ捨て、そのソックスに向かって走り出したのだ。
知宏"おいっ!女子に近づくと危ないぞ!"
俺は叫んだが、既に手遅れだった。
千春"あっ!私のソックスに虫がたかってきたわぁ~。なんか嫌な感じぃ~。"
千春は巨大な素足を振り上げた。
指が長く、ふっくらとした足裏だ。
赤みを帯びており、足裏にはチリがこびりついている。
千春"私のソックスにこないで!虫なんて踏み潰してやる!"
小さな男子たちの上空を、千春の巨大な足裏で覆い尽くす。そして、素足は勢いよく着地した。
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ!
あっという間に小さい男子たちは、千春の素足の下敷きになってしまった。
千春は大きな足裏を確認すると、小さな人間がペチャンコになってこびりついていた。
千春"うふふ!ざまぁみろっての。"
高美"えぇ~!素足で虫を踏み潰すとかってキモくないの?"
千春"意外と快感だよぉ~♪高美もやってみなよ。"
高美"でも足裏に死骸がこびりついているじゃん・・・。"
千春"あとでシャワーで洗い流せばいいからいいの!"
どうやら千春は小さな人間を踏み潰すことに夢中のようだ。
特に、今の二人は虫の居所が悪そうだ。見たかったら殺される。
俺は、千春のロッカーへ向かって走り出した。すると、高美の声が聞こえた。
高美"あれ?あっちで何か動いたよ?"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
長身だからか地響きがいつもより大きく感じる。
間違いなく俺に向かって歩いてくる。
あんな大きな足で踏まれたらひとたまりもないぞ!
俺は冷や汗をかきながら、さらに加速した。しかし、途中で地響きが収まった。
高美"すごい!私が来たら、虫がちょこまかと動きだした。恐いのかなぁ?"
高美は腰に手を当て、得意気に笑う。
ブルマ姿ですらりと長い美脚を披露しているが、小さな人間にとっては驚異でしかなかった。
千春"高美も踏み潰してみなよ!癖になるよ~♪"
高美"うん!やってみる。ちょうど今イライラしてるしストレス発散になるかも!"
高美は素足を高々と振り上げた。
小さな男子たちは、死に物狂いで逃げ出す。まるでかくらんした蟻のようだ。
高美"うふふ。逃げてるわ。そんなに恐いのかしら?なんだかゾクゾクする。"
もともと高美はSな性格であったが、あんなドS染みた顔を初めて見た。
高美"さて、私の大きな足から逃げられるかなぁ~。"
高美はゆっくりと素足を下ろしていく。小さな男子たちは巨大な素足に覆われた。
そして高美は体重をかけて、踏んづけた。
ぶちぶち・・・
高美"きゃっ♪足の下でプチっていった。この感触、快感だわぁ!"
千春"でしょ?なんか不思議な虫だね!"
高美"うわっ!私の足裏にこびりついてる。これって血じゃない?虫の血って赤いんだっけ?"
高美は悠々とした表情で自分の足裏を見下ろした。
こんな大巨人の素足から逃げられるわけがない。俺は脇目もふらず千春のロッカーへ走った。
あともう少しだ。ロッカーが手に届く距離まで来た時、突然ロッカーが開いた。
俺は風圧で、転んでしまった。真上を見ると、美しい太ももと巨大なブルマが目に入った。
どうやら千春がロッカーを開けたようだ。
千春"そう言えば知宏どうしちゃったんだろう。昨日の夜メールを送ったんだけど返事が返ってこないの。"
高美"あぁ、幼なじみの男子ね。ってか最近男子がたくさん欠席してるじゃん!?それと関係があるんじゃない?"
千春"行方不明ってこと?やめてよ!私は信じないよ!大事な幼なじみだもの。"
高美の勘はおおむね的中だ。俺は今、千春の真下にいる。俺は起き上がって、精一杯手を振った。
知宏"おーい!俺はここにいるんだ!気づいてくれ!"
高美"あっ!千春の足元に虫がいるよ!なんか動いてる~。"
千春"えっ?あっ!いるね。よおし!"
千春は嬉しそうに素足を振り上げ、俺に踏み下ろした。
どすうぅぅぅぅん!
すさまじい衝撃に俺は吹き飛ばされた。やはり気づいてもらえないか!
仕方なく、俺は近くにある棚の隙間に隠れようとした。しかし、目の前に巨大な素足が降り下ろされる。
どすうぅぅぅぅん!
きれいな土踏まずのアーチだ。色白で美しい足だが、汗でむわっとした空気が充満する。
その足の圧倒的な大きさに俺は息を飲んだ。この足は高美の足のようだ。
あまりの迫力に逃げることを忘れてしまった。すると突然俺は吹き飛ばされた。
高美のもう片方の足で俺を蹴飛ばしたのだ。まるで自動車に跳ねられたように吹き飛ばされた。
高美"ウケる!軽く親指で触れたら吹き飛んだんだけど!じゃあ、千春。とどめを差しちゃいなよ!"
千春"いいのぉ~?じゃあ行くよ。"
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
千春が近づいてくる。
規則正しく揺れる床に俺は恐怖した。
そして俺の上空には巨大な素足が存在する。
部室を歩き回り、足の裏のあちこちが黒ずんでいた。
俺は千春の足の裏の迫力に圧倒され、体を動かすことができなかった。
徐々に足裏が迫ってくる。俺は惨めに叫ぶことしか出来なかった。
千春"虫め!ぺちゃんこになっちゃえ~!"
知宏"助けてくれぇ!!!"
どすうぅぅぅぅん!ぶちっ!
知宏はあっけなく千春の素足に踏み潰されてしまった。
そして親指の下にある母趾球にぺったりとこびりついてしまった。
千春"はぁ~。この感触は本当に癖になるわぁ~。"
高美"千春。そろそろ帰ろっか!"
千春"そうだねぇ~。でも途中までね。私、やっぱり知宏のことが心配だから、知宏の家に行くよ。"
高美"わかったわ!"
千春は汚れた足裏をシャワーで軽く洗い流し、制服に着替えて知宏の家に行った。
そこで知宏が行方不明になったことを知るが、知宏は二度と帰ってこない。
千春はまさか、大事な幼馴染を踏み潰したなどとは思わず、知宏の帰りを心配しながら待っていた。
*
【校庭】
ズシィン!ズシィン!
校庭では女子陸上部が活動しているようだ。
青いセパレートのユニフォーム姿でランニングをしている。
陸上部員の足は引き締まっている。
中にはお尻が少しはみ出ている子もいる。
すらりとした健康的な足を惜しげもなく披露しており、俺の鼓動は高まった。
だが、足元をうろついたら女子生徒の大群によりミンチにされるだろう。
一匹の蟻が巨像の大群に踏み潰されるように・・・。
そんなことを考えていると、遠くに縮小された男子が5、6人うろちょろしていた。
しかも女子陸上部員たちのランニングコースにいる。
あんなところにいたら危ない!
俺は縮小された男子たちのもとへ駆けようとしたが・・・
ドドドドドドドドドドドド!!
これまでに経験したことのないような地響きが襲う。
大地が小刻みに揺れ、あっという間に大地震となった。
なんと女子生徒の集団が蟻みたいな男子に接近する。
知宏"危ないぞ!逃げろ!"
俺は力の限り叫んだが、凄まじい轟音と砂埃によって見事にかき消された。
ドドドドドドドド・・・。
地響きは収まった。
俺は縮小された男子たちのもとへ走った。
全員が見事にペチャンコになっている。
あたりは女子の靴あとが多数存在し、その靴あとに死骸が地面にこびりついている。
知宏"どうしよう・・・。やっぱり女子たちは俺たちのことに気づいてくれないのか。"
確かにいちいち蟻に気を使って歩いているわけではない。
気づかれずに踏み潰されるのが俺たちの運命なのか・・・。
そんなことを考えていると、突然突風が襲った。
知宏"うわっ!飛ばされる!"
俺は塵のごとくふわふわと宙に浮く。とにかく俺は叫ぶしかなかった。
ペタッ。
一面が肌色のところに俺は、はり付いた。
なんだかふかふかとしていて柔らかい感触だ。すると上空から声が聞こえた。
玲奈"ほらっ!もっと声出して走りなさい!"
玲奈の声だ。
見上げると青く巨大な布が見える。
これはユニフォーム・・・。
なんと俺は、玲奈の太ももにはり付いたようだ。
これはチャンスだ!玲奈の顔まで登れば俺の存在に気づいてもらえるかもしれない。
しかし、高層ビルを登るようなものだ。それも命綱なしで・・・
知宏"泣きごといっている場合じゃない!とにかく玲奈の脚を登ろう。"
ロッククライミングのように登り始めた。
しかし不思議な感触だ。
俺の手足がむにって食い込む。
全身が玲奈の太ももに触れている。
そう考えると興奮してきた。
知宏"きもちいい・・・。"
膝枕なんてレベルじゃない。
辺り一面が玲奈の太もも。そんな太ももに俺は登るのを忘れて抱きついた。
すると突然落下した。
玲奈"どっこいしょ。"
どすうぅぅん!
玲奈がベンチに腰かけた。
玲奈のお尻が着地した時に太ももがぷるんと揺れ、俺は吹き飛ばされそうになった。
なんとか持ちこたえたが、上空を見上げると、もう一つの太ももが俺に迫ってくる!
どむっ!
玲奈が足を組んだようだ。
その時に俺は、玲奈の2つの太ももに挟まれた。
凄まじい重さに俺の体が潰れそうだ。
しかし、潰れはしなかった。
下も上も玲奈の肉付きのよい太ももだ。
まるで洞窟のようだ。
全身が太ももに包まれ、幸せな気持ちになった。
このまま一生ここにいたい!
そんな夢のような時間があっという間に過ぎた。
玲奈が足を組み替えたとき、俺はベンチに落ちた。
知宏"いたたた・・・。玲奈!"
目の前には太ももの壁が一面を覆う。
そして足の方を向くと、引き締まったふくらはぎに指の長い素足が見えた。
どうやら玲奈はソックスを脱いだようだ。
玲奈"今日は風が強いから、砂が靴のなかに入って靴下が汚れちゃった。"
白い靴下が黒ずんでいた。
足の指の汚れがくっきりと見える。
そんな汚れたソックスが俺に落ちてくる!
あっという間に俺を包み込んだ。
知宏"ギャアアア!"
俺はあまりの強烈な臭いに絶叫した。
汗が染み込んでいて、女の子の足の臭いと塵の臭いが入り交じっていた。
さらにモワァッとした生暖かく、じめっとした空気に包まれ、頭が混乱してきた。
とにかくこの異臭のする空間から逃れようと洞窟のようなソックスの出口を探した。
女子陸上部員が走り回り、汗がたっぷり染み込んだ靴下がこんなにも強烈な刺激臭がするとは思わなかった。
もはや凶器だ。
靴下で人の意識を奪えそうだ。
そんなことを考えながら、四つん這いで前に進むとソックスの外へ出ることができた。
俺は外の新鮮な空気を目一杯吸った。
知宏"生き返った!"
玲奈"なぁに?私の靴下に虫がいるんだけど。"
しまった。
見つかってしまった。
俺は虫じゃない!
俺は叫ぼうと思ったが、異臭のする玲奈のソックスで薙ぎ払われてしまった。
そしてベンチから落下し、別の空間の中に入った。周りが薄暗い。
知宏"ここはどこだ?ゲホゲホ・・・。さっきのソックスと似たような臭いが・・・"
なんと俺は玲奈の運動靴の中へ落下したようだ。
ソックスよりも湿度は高く、モワアッとした空気が俺を襲う。
まるでカビが生えたような臭いでソックスよりもより強烈な臭いだ。
さらに悲劇が俺を襲う。
玲奈"足が汚くなったから洗いに行こう。"
玲奈の巨大な素足が運動靴の中に入ってきた。
俺の目の前には丸太のような親指が存在する。
意識が朦朧とした俺はその親指を全身で受け止めてしまった。
そして、そのままつま先の方へ素足は移動する。
つま先に到着すると、俺は親指の下敷きとなってしまった。
女の子の足の臭いと足の指紋を全身で感じ、身も心も支配された。
圧倒的な重さを誇る玲奈の素足から逃れることができない俺は、叫ぶ気力すら無かった。
そしてついに・・・
ぶちゅ・・・
玲奈がつま先に体重をかけて移動した時に、運動靴の中にいた知宏はすりつぶされてしまった。
玲奈は水道に到着し、運動靴を脱ぎ、自分の素足を覗いてぺちゃんこに潰れたものをみつけた。
玲奈"あっ・・・。さっきの虫かなぁ~。私の運動靴の中に入っていたんだ。最近こういうことが多いいなぁ~。私の足ってそんなに臭いのかな?"
玲奈は自分の足の臭いに気にしながら水道で丁寧に素足を洗った。
そして、知宏は下水道へ流され、小さな一生を終えた。
*
【校庭の隅】
俺は、妹の友美に助けてもらおうと、女子水泳部室へ向かった。
すると目の前に小さな男子がいた。
ここは女子の通り道だ。こんなところにいると危ない。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
前方から地響きを立てて制服姿の女子生徒が歩いてきた。
それは友美だ!これはチャンス・・・。
いや、ピンチだ!友美は足元にいる蟻みたいな俺たちに気づいていない。
知宏"おい君!早く逃げるんだ!"
俺は道のど真ん中にいる小さな男子に声をかけたが、恐怖で腰を抜かしたようだ。
その男子の真上にはローファーの靴底が・・・
知宏"友美!待ってくれ!その足を下ろすなぁ!!"
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ!
蟻みたいな俺の声が届くわけがない。
その男子は、友美の巨大なローファーで踏み潰されてしまった。
そしてぺちゃんこになった死体は地面にこびりついてしまった。
小さな命を奪ったことに気づかず、友美は俺に近づいてくる。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
友美が歩くたびに見せる薄汚いローファーの靴底がどんどん大きくなっていく。
すると、あっという間に俺の頭上には巨大なローファーが君臨する。
そして、俺に降り下ろされる。
あんな硬いローファーの下敷きになったら一瞬でペチャンコだ。
俺は、ヘッドスライングで友美のローファーを回避しようとした。
どすうぅぅぅぅん!
間一髪で避けたが、凄まじい振動により、俺は前方へ吹き飛ばされた。
すると、もう一つのローファーが俺に降り下ろされる!
体制を崩した俺は、もはや避けることができない。
真っ黒な靴底が俺の視界を覆う。
このまま妹に踏み潰されるのか!?
知宏"友美ぃぃぃ!"
俺は叫ぶことしか出来なかった。
どすうぅぅぅぅん!
友美"なんだろう・・・。誰か私を呼んだのかなぁ。"
俺の声に気づいたのか友美の踏み下ろしたローファーは俺の真横に着地した。
友美"なんだろう?私の足元に何かいる。虫?なんで私の足元に虫が?"
友美は仁王立ちになって俺を見下ろす。
そして信じられない言葉を投げかけ、俺の上にローファーをセットした。
友美"あはははは!こんな巨人が目の前にいるのに逃げないのかなぁ~。じゃあ虫を踏み潰しちゃおっと!"
知宏"な、なんだって!?やめろぉぉぉぉ友美ぃぃぃ!"
友美"えっ?やっぱりなにか聞こえる・・・。まさかこの虫から?"
ぶわあぁぁ・・・
友美がしゃがんだ時にスカートから巻き起こった突風により、俺は吹き飛ばされた。
何となんと体を起こすと目の前には巨大なパンツが圧倒的な存在感を示す。
M字に開いた二本の脚。パンツ丸見えだ。
俺はローアングルでこの絶景を楽しんだ。
すると、上空からけたたましい声が響く。
友美"お兄ちゃん!?なんでそんなに小さくなっているの?"
ようやく気づいてくれた!俺はホッと一息をついた。すると、俺の目の前に友美の手が現れた。
友美"足元にいると踏み潰しちゃいそうだからこの手に乗って!"
いや・・・。さっき一人踏んづけたんだが・・・。
俺は黙って友美の手のひらにのり、これまでの事情を説明した。
友美"ふ~ん。じゃあ、縮小研究部によって小さくさせられたんだ。それで元に戻るためには、地下にある部室に潜入すればいいのね!分かった。協力するよ!"
友美はニコッと笑った。
友美"でもお兄ちゃんちびだね~!いつもは私のことをちびって馬鹿にするくせに。さっきだって虫だと思ったから踏み潰しちゃおうと思ったもの!"
友美はキャッキャと大笑いする。勘弁してくれよ・・・。
お前は兄を踏み殺そうとしたんだ。なにがそんなにおかしい・・・。
女の子って怖いなぁと感じた。そして友美は俺を摘まみ、ワイシャツの中に入れた。
むにぃ・・・。
友美"足元にいると踏んづけちゃいそうだし、ポケットに入れるとお兄ちゃんの存在を忘れそうだから、この中にいてね!"
そう。俺は、友美の谷間の中に挿入されたのだ。
水風船のような感触が全身を包み込む。俺が両手両足を動かすたびに食い込み、ぼよんと弾かれる。
まるでトランポリンのようだ。柔らかく、妹の温もりに俺は安心感を得た。
しかし、友美が歩くたびに巨大な胸は揺れ、俺を圧迫する。
柔らかいとはいえ、巨大な壁に押し潰されるようだ。とにかく俺は友美の乳にしがみついた。
知宏"く、苦しい・・・。だけどなんか嬉しい。"
胸の谷間で惨めに挟まれている俺を友美は見下ろし、満面の笑みを浮かべ、縮小研究部の部室へ向かった。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!グシャ・・・
あっ・・・。絶対友美のやつ、なにか踏んだ。
しかし、友美は何かを踏んだことに全く気付かないまま走っていった。
【校舎の地下】
友美"お兄ちゃん?ここ?"
友美は俺を摘まんだ。巨大な谷間から解放された。そして俺は辺りを見渡した。
知宏"分からない。だけど、昨日捕まった場所はこんな雰囲気だったぞ。"
友美"う~ん。学校にこんな場所があったなんてなんか気味悪い・・・。"
確かに朝だというのに周りは薄暗い。ただ、女の子の匂いがぷんぷんする。
縮小研究部員は全員女子だから、この辺りに部室があると考えた。
友美"なんかシーンとしていて怖い。肝試しみたい・・・。ひやっ!"
突然足音が鳴り響いた。
後ろを振り替えると、ツインテールの女子生徒が近づいてくる。
大人しそうだが威厳ある風格をしている。
友美"あ、あなたは?"
未来"私は未来。こんなところにいると危ないわよ!"
友美"えっ?どういうこと?"
未来"その指につまんでいるのはなにかしら?"
友美"あっ!これはそのぉ~・・・"
未来"話さなくていいわ。あなたも秘密を知っているのね?"
友美"どういうこと?もしかして・・・。きやっ!"
未来という落ち着いた雰囲気の女子は、友美にピンクの液体をかけた。
友美の様子がおかしい!友美は指を開き、俺は地面に落下した。
知宏"ぐはっ・・・。腰打った。それより友美!大丈夫か!?いや・・・これって・・・。"
友美"あっお兄ちゃん?あれ?もとの大きさに戻ったの?いつものお兄ちゃん?えっ!?"
ドシィン!
床が激しく揺れた。目の前には巨大な上履き。
見上げると塔のようなすらりとした二本の脚。
そしてしましまのパンツが広がる。
さらにこのツインテール。
さっきの未来っていう女子だ。
俺と同じ景色を友美は同じアングルで眺めているのだ。
友美"えっ?私も小さくなったの?"
未来"正解。秘密を知ったのなら女子だろうと許さないわ。さぁ、この中に入りなさい!"
友美"えっ?きゃっ!"
知宏"うわっ!"
未来は俺たちを摘まみ、ワイシャツの胸ポケットの中へ入れた。
そして、そのままどこかへ歩いていった。
*
#6
<前回のあらすじ>
縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だそうだ。部員は全員女子で、縮められるのはほとんど男子だ。しかし、縮小研究部の存在を知る者は顧問と部員以外は知らない。主人公の知宏も縮小された。そんな小さな知宏を妹の友美が見つけ、一緒に縮小研究部室へ向かうが、未来という女子生徒に友美も縮小されてしまった。
<主な登場人物>
①主人公
・知宏(ともひろ・高校2年生)
普通の高校生。身長172cm 。女子の足が好き。
②縮小研究部
・未来(みらい・高校3年生・部長)
寂しがり屋でわがまま。制服に紺ソックス。
身長163cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から84・63・84。
・優香(ゆうか・高校2年生・副部長)
常に優越感に浸りたいドSの女子高生。制服に素足。
身長160cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から82・60・86。
・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
天然。ドジっ子。体操着に白いくるぶしの靴下。
身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
③普通の女子高生たち
・友美(ともみ・高校1年生・女子水泳部)
知宏の妹。気が強いが、クラスの男子の人気者。
身長158cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から88・59・88。
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【縮小研究部部室】
未来"うふふ・・・。あんたはここ。あんたはここよ!"
俺は床に落とされた。どうやらここが縮小研究部の部室のようだ。周りには巨大な棚があり、そこには見慣れない薬品が並んでいる。友美は机の上にのせられたようだ。見上げると未来のスカートの中が丸見えだ。ローアングルで覗く女子は、いつ見ても大迫力だ。すると後ろから地響きを立てて誰かがやって来た。巨大な素足が俺を軽々と跨ぐ。どうやら副部長の優香のようだ。
優香"あははは!あんたは知宏の妹さんね!なんで縮小研究部の部室を探していたのかしら?"
優香は蔑んだ表情で友美を見下ろし、高笑いしながら話しかけた。俺は昨日、優香の素足に踏み潰されかけた。友美の体は小刻みに震えている。目も涙ぐんでいる。
優香"とにかくあんたはここにいてもらうよ!逆らうのなら踏み潰してあげる!それでいいですよね、部長?"
優香は未来に向かって話しかけた。なんと未来は縮小研究部の部長だ。あの雰囲気はただ者ではないと思っていたが・・・。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
地響きを立て、また誰か来たようだ。今度は希がやって来た。今、この部室には部長と副部長、書記・会計の主要3人がそろった。俺はローアングルで3人の姿を眺めるが、圧倒的な存在感に膝をついた。すると希は椅子に腰かけようとした。その時に小さな悲鳴が聞こえる。
希"うふふ♪怖いでしょ~?今から私のおっきなブルマで潰してあげるねぇ~。"
どうやら椅子の上には10人の小さな人間がいるようだ。その人たちは、必死ににげまわるが、逃げる場所はない。椅子の下はまるで断崖絶壁!もはや殺されるのを待つだけなのか!?
ゴオオォォォ!
希の巨大なお尻がゆっくりと落下する。そしてあっという間に小さな人間は希のブルマのおしりに包まれた。
どむっ! ぶちぶちぶち・・・
一瞬で大量の人間がペチャンコになってしまった。そして、希がお尻を持ち上げると、ブルマにへばりついた死骸がボロボロと椅子に落下する。
希"う~ん♪か・い・か・ん~!特に逃げ回るちび人間どもを一気に潰すのはきもちいいわぁ~♪"
優香"でも希?詰めが甘いわよ?一匹逃げているみたい!私の足元をうろちょろしてるわ!あははは!ばっかみたい!このちび虫!私から逃げられると思っているの?"
優香は素足を振り上げ、逃げ回るちび人間に向けて素足を踏み下ろした。巨大な足裏がそのちび人間を襲う。
どすうぅぅぅぅん!ぐちゃ・・・
優香"あははは!ペチャンコだわ!気味がいいわ!お前みたいなちびは、私に踏み潰されて死ぬ運命なのよ!こうしてやる!"
希"ふ、副部長さん残酷ぅ~。潰れたちび人間をさらにグリグリと踏みにじるなんて。"
優香"まるで虫けらね!もう跡形もない。本当にウケるんだけど!あははは!"
優香と希の笑い声を俺はローアングルで眺めたが、まるで鬼のようだ。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
突然襲う地響き。俺は振り返った。
未来"よそ見をしないでくださいね、ちび人間。"
紺のハイソックスをまとったつま先で俺を吹き飛ばす。一度ならず、何度も転がされる。未来は小さな俺をつま先でもてあそんでいる。まるで団子虫を転がすように・・・。そんな虫けらみたいな俺を、未来は無表情で転がしているのだ。すると突然悲鳴が部屋中に響き渡る。友美の声だ。
優香"あははは!気の強い女ね!これでどうだ!"
友美"や、やめて!脱がさないで!"
優香"どんなに抵抗しても無駄よ!こうしてやる!"
友美"いやあぁぁ!"
優香はデコピンで友美を吹き飛ばした。友美は虫の息だ。その隙に優香は指先で器用に友美の制服を破り捨て、素っ裸になった。
優香"かわいい体ねぇ~知宏の妹さん。でもちょっと胸が大きいんじゃない?普通のサイズだったら私より大きいかも。"
友美はその言葉に不適な笑みを浮かべた。そして小さな声でざまあみろと言ったようだ。もちろん優香は激怒した。
優香"なによこのちび!今の状況わかってんの!マジうざい!お前はこうしてやる!"
友美"えっ?ちょっとやめて!落とさないで!いやあぁぁ!"
なんと優香は口を開け、友美を摘まんで口の中に落とそうとした。そして、優香は指を開き、友美は落下する。
優香"あ~ん・・・"
友美"いやあぁぁ・・・"
優香"ごくん。ん~!いい喉ごしね!味は全くしなかったけど・・・"
知宏"友美!おのれ優香ぁ!"
友美は優香にペロリと食べられしまった。未来につま先で弄ばれている俺は、なんとか体勢を整え、優香に向かって走り出した。しかし、紺のハイソックスが俺を包み込む。
ドスン!
未来"自分がどういう状況にいるのかわかっているのかしら?人のことを心配している場合じゃないでしょ?"
未来のジメッとした紺のハイソックスに俺は全身を締め付けられた。体が軋む。さらに強烈な臭いに平常心を奪われる。未来はくねくねと指先を動かし、靴下の下でも俺を弄ぶ。しばらく俺は、未来のソックスに支配された。すると、未来は足を振り上げ、俺の横に降り下ろす。さらに、赤色の液体を俺にぶっかけた。
知宏"ぶはぁ・・・。なんだこの液体・・・。"
体に違和感を覚えた。すると、未来は俺に巨大な足を踏み下ろした。
どすうぅぅぅぅん!ぶちっ!
知宏"ギャアアア!身体中に激痛が!!"
あれっ?おかしいぞ。確かに俺は踏み潰された。体もペチャンコで、動かすことはできないが、意識がはっきりしている。
未来"この赤い液体は強化の液体。踏まれても簡単に死なない体になったのよ?"
どすうぅぅぅぅん!
再び俺を踏み潰す。身体中に激痛が走るもなんとか生きている。なんて命をバカにした薬品だ!すると、未来は腰を下ろし、俺を蔑んだ表情で見下した。大の字で仰向けになっている俺の真上には巨大なしましまのパンツが・・・。M字に開く脚に目が釘付けだ。すると、未来は俺に高圧的な態度で話しかけてきた。
未来"私のペットになりなさい!そうすれば生かしてあげる。虫けらみたいなあなたを飼ってあげるのよ?"
どこか寂しげな表情を浮かべている。未来には友達がいないのだろう。だからといって、人間を小さくしてムリヤリ友達にしようという考え方はおかしい!すでに直也と友美は殺されたのだ。ここで俺が、部長の言いなりになると、殺されたやつらが報われない!俺は声を大にして言った。
知宏"ふざけるな!俺はお前のペットにはならない!"
どすうぅぅぅぅん!
怒りを覚えた未来は俺を思いきり踏み潰した。そしてつま先でグリグリと俺を踏みにじる。
未来"生意気なちび人間・・・。ならばあなたは生きる資格はないわ!私たちであなたを粉々にしてあげる。優香ちゃん!希ちゃん!"
優香"はい部長!"
希"部長さ~ん!なんですかぁ?"
未来"これからこのちびを殺しちゃいましょう。赤い液体をかけたから思い切り踏み潰してもらっていいわ!"
優香"お安い御用です部長!さぁ知宏!昨日に引き続いて私のおっきな素足に踏まれるのよ!感謝しなさい!"
塔のような足が6本。高層ビル群のような女子たちの真下に俺がいる。なんという威圧感だ!そして、優香は高々と素足を振り上げた。つま先とかかとが赤みがかっており、ところどころにゴミがへばりついている。よく見ると、人間の形をしたシミもいくつか。すると、一瞬で俺の視界は足裏に覆われた。
どすうぅぅぅぅん!
優香は蟻みたいな俺を容赦なく踏み潰した。そして、素足にこびりついた。
優香"あはははは!惨めに私の足裏にくっついてんの!知宏~?いくら女の子の足が好きだからって、恥ずかしくないの?"
優香の足裏は汗で湿っていた。見事にへばりついてしまった。俺は全身を柔らかい素足に包まれる。すると、優香は腰を下ろした。
優香"まぁ、死ぬ前にご褒美をあげるわ!ほらほら!"
優香はあぐらをかき、俺がへばりついた右足と左足をくっつけた。俺は巨大な2つの素足に挟まれた。
優香"あはははは!ちょっと汗をかいちゃったから、臭うかもしれないけど・・・。私の素足で揉み潰してあげるね!"
女の子の足の匂いが充満する。しっとりとした感触を全身で感じるが、優香が素足で俺を揉むことで俺の体は引きちぎれそうになる。
希"副部長さん!ずるいですよぉ~。私も知宏くんを潰したいです。"
優香"そうだね!あはははは!くっさ!知宏くっさ!足の臭いが染み付いているんですけどぉ!きゃはははは!"
シールみたいな俺の体を優香がはがし、床に置いた。すると今度は上空から巨大な岩のようなブルマが落下する。
どすうぅぅぅぅん!
どすうぅぅぅぅん!
どすうぅぅぅぅん!
希は蟻みたいな俺をブルマのお尻で潰した。それも3回連続で。巨大な女子生徒の体重を3回もまともに受けた。さすがに意識が飛びそうだ。まだ人間としての姿は保っているものの、俺の体は紙のようにぺちゃんこだ。そんな俺は、希のブルマにへばりついてしまった。
希"いやだぁ~。知宏くんがブルマに食い込んでるぅ~。"
優香"ふかふかな希のお尻に食い込んで幸せじゃない?このエロ知宏!えいっ!"
希"きゃっ!やめてくださいよぉ~副部長さん!"
優香は俺を指で押し潰した。希のブルマに更に食い込んだ。優香が指を離すと、弾力あるブルマのお尻に弾き飛ばされ、ヒラヒラと床に落ちた。そんな俺を優香と希は高笑いをしながら見下す。
優香"あははは!惨めぇ~!"
どすうぅぅぅぅん!
優香"女の子の足で踏まれて喜んでいるんでしょ?この変態!"
どすうぅぅぅぅん!
優香"たった24センチの足を押し返せないなんてそれでも男?よわよわ知宏!"
どすうぅぅぅぅん!
ひたすら優香は俺を踏み潰す。いよいよ俺の目の前は真っ暗になった。これ以上潰されたら確実に死ぬ。自分の命の終わりを悟った。
優香"そろそろ知宏も死ぬかもね!では部長!とどめを刺してください!"
希"やはり部長さんが知宏くんの引導を渡すといいと思いますぅ~♪"
未来"分かりました。では知宏。本当に私のペットにならないんですね。今ならまだ間に合います。"
もう俺にはしゃべる気力がなかった。そして、俺の上空に紺のハイソックスをまとった足が君臨する。そして未来は一気に踏み下ろした。
どすうぅぅぅぅん!
グリグリグリ・・・
ぶちゅ・・・
知宏は、跡形もなく飛び散った。未来の足の下には血痕しか残っていない。
優香"部長!やりましたね!あっという間に跡形もなくなりました。"
希"知宏くんも本望ですよねぇ~。女の子の足にこれでもか!っていうくらい踏まれて最期は部長に踏み潰されるなんて・・・。"
未来"私が欲しいのは、私に尽くしてくれるちび人間よ。こんな反抗的なちび人間は容赦なく潰すに限る。"
優香"さすが部長!これからも部長についていきます!"
その後、知宏の学校に通っていた男子はみんな縮小され、翌年女子高へ変わった。この男子たちの末路は言うまでもない。