sizefetish-jp2cn-translated-text / 1 Text Need Update /[ほろ酔いにゃんこ] ミニチュアの街をおしっこで沈める [1730231594] JP.txt
AkiraChisaka's picture
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8dec071
「ね、ねぇ……ほんとに出すよ? 大丈夫?」
女の子らしさのあふれる可愛らしい部屋の中に敷き詰められているのは、あまりにも小さな小人の暮らす街だった。
ミニチュアの街の前には、スマートフォンを耳に当てる少女がしゃがみこんでいる。少女はズボンもスカートも着用していなかった。数千万の人々が暮らすこの街の前で、パンツを晒している。
ここは自分の部屋の中なのだから、誰かに遠慮する必要などないということを態度で示している。
「大丈夫! きて!」
耳に当てた電話口の向こうからは、ざわざわした雑踏の混じった彼女の兄の声が聞こえてきていた。
ざわめきの中からは巨人とか女の子といった単語を拾うことができる。
——私のことなんだろうな……、全部。
少女の前に広がる30cm四方にくり抜かれたその小さな街の中で縮小して、彼は通話を繋いでいるのだ。
少女は小人をなぶるのが好きだ。手足、腋、口の中から性器まで、いたるところで小人をオモチャにしてしまう。
そんな妹の変態行為に自らも巻き込んでほしいと兄が言い出したのが、この出来事の発端だった。この兄あってこの妹ありという具合に、互いに変態を極めているのである。
「危なくなったらすぐ脱出してよね」
部屋のど真ん中に広げた街に視線を降ろしながら口にした。
小人の街を普通サイズの女の子が破壊しようものなら、当然中に暮らしている小人たちはいともたやすく死んでしまう。それは現在小人サイズにまで縮んでいる彼女の兄も例外ではない。
なので兄のスマートフォンには、あらかじめタップ一つでミニチュア街の外へテレポートできるアプリをインストールしておいた。
「わかってるから、はやく」
「い、いきます」
巨大な都市群に、更なる相対的巨大少女が尻をつく。意識を吹き飛ばすような地響きとともに、彼女の質量の下敷きになったのは住宅街だ。
ローンの残っていた住宅や工事中の舗装道路が、住人や作業員、そして重機もろともふくよかな桃尻の二点に集中した全体重を受けて潰れてしまった。
少女がM字に開脚する。高速で開かれた白い陶器のような脚部が天を引き裂き、大気を振動させていた。
肌を晒した左右のかかとが接地するたびに地震が起きる。兄を含む生き残った小人たちの視界では、純白の巨大パンツが晒された状態になった。
鼻に突き刺さるような年頃の女の子の汗の臭いが、街を包むように漂い始める。
「えっと……今日のシチュエーションはお漏らしなので……今からこのままおしっこしちゃいます」
少女が街を見下ろして言うと、電話口の向こう側からは恐怖と絶望の入り交じった悲鳴が聞こえてきた。
死にたくない。まだやりたいことが。そういった言葉が泣き声に乗せられて耳に入ってくることを思うと、彼女はぞくぞくして鳥肌が立つ。
たった一人の女の子がただお漏らしをしただけで崩壊してしまう文明なのだと、散ってしまう命なのだと、認めてしまっているということになるのだから。
「大変だと思いますが、頑張って逃げてくださいね……」
言い終えると、純白の巨大パンツは一瞬で淡黄色に染まり上がり、ナイロン越しの尿を小人の街へと注ぎ込み始める。あどけない少女の笑みに少しの羞恥と快感の表情が刻まれていく。
より一層悲鳴が大きなものとなったが、それも一瞬だけ。矮小な彼らの悲鳴の音量など、彼女のお漏らしが響かせる轟音には遠く及ばない。
生ぬるい尿がコンクリート道路をまるで用水路のように流れ、勢いに任せてめくり上げていく。小人たちが造り上げた建造物を侵食していく。
小人の街の逃げ場となる高台が、高く波打つ黄金色の海の中へと一つずつ着実に消えていった。
しかし、彼女が心配をしているのは自分のことを大切に思ってくれる兄だけだ。
この小さな小さな街で文明を築き上げ繁殖を繰り返してきた小人が死のうが生きようが、まるで興味がなかった。よって当然、小人たちのスマートフォンには兄のようなテレポートアプリはインストールされていない。
「ふぇえ……コビトさんたちの車とかお家が私のおしっこで流されてるよぉ……」
生暖かい津波に飲み込まれ、押し流されていく人や街路樹。そして家、車、バス、ビルといった文明の利器と英知の結晶。ただの尿の排泄という生理現象だけで、あらゆるものが壊れ、死んでいった。
彼女のお漏らしが止まったときには、街は水浸しどころではなく湖に近い状態になっていた。彼らが営みの中で育んできた半世紀という時間が、無に帰した数秒の出来事だった。
「いやぁ、エロかった」
声が背後で聞こえた。少女がびしょぬれにした街に膝立ちしたまま首だけで振り返る。
脱出をすませていた彼女の兄が、動画再生アプリを起動して立っていた。
動画には今しがた撮影した巨大な少女が街に向かってお漏らしをする様子が映されている。小人の街視点の動画からは、彼女には一切認識できなかった小人の悲鳴やパニックの様子が生々しく記録されており、それがまた彼女の興奮を引き立てる。
「えへへ……撮れ高、いい感じ」
「これアップしたら再生数稼げるかも」
「だ、だめだよぉ……これはお兄ちゃんのためにしたんだから」