AkiraChisaka commited on
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1 New/[十六夜] 足汗の話 [Lcxzyr] CN.txt ADDED
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1
+ 『100 倍』
2
+ 100倍大的JK们放学回家有时会抄小人城市的近道。当JK们的身影从远方出现时,小人们能感受到大地发出的轰鸣。
3
+ 「啊 — 今天也好热啊。鞋子里都湿哒哒的。」
4
+ 「要不要脱掉呢」
5
+ 说着,JK们脱下了乐福鞋和袜子,赤脚走进了小人的城市。 对小人来说,JK的脚长 24 米宽9米,有 4 到 5 辆轿车那么长,三个车道那么宽。
6
+ JK们熟知哪些道路可以放下自己的脚, 她们径直走向了宽敞的大街,踩在因她们的到来而停下的汽车之间。
7
+ 虽然如此,并不是所有的街道都有那么宽敞,可以容纳JK们的裸足。所以在房屋排列紧密的住宅区,她们只能踮起脚,踩在小路上跨过房屋往前走。在被围墙间的狭窄道路上,JK们踮起巨大的脚尖,像小孩子玩游戏一般摇摇晃晃的走着。
8
+ 即使是在大街上,也不是总会有空间供JK们落足。 当街上的车稀稀拉拉但是没有足够的距离踩下整只脚的时候,她们也会踩在车子上面。小人们的车辆正好能被女生们的足弓所容纳,即使被踩到也只会压下悬挂系统,而车子本身不会被压扁。 这个城市里的小人们早已习惯了自己的车子被JK们踩到,被压在脚下。 不过,偶尔也会有车子被足弓压住之后,当脚抬起的时候,车子被足底的脚汗沾住,被一起抬到空中。 这事,女生会用手柄车子从脚底取下,放回地上。
9
+ 就这样,JK们穿过了小人的城市离开了。 也许是今天天气很热,JK们的脚上出了不少汗。 在JK们经过的道路上,到处都是湿漉漉的脚印,就像那那里下过雨一样。有些地方,JK们落足时正好有车子停着,那车子停着的地方就不会湿,只有脚底接触的地面是湿的。
10
+ 路上到处都是女生湿漉漉的脚印。 小人们已经习惯了这些脚印,仿佛它们不存在一般,继续在布满无数脚印的道路上行驶。 孩子们则在用自己的脚和地面上留下的巨大脚印比着玩。
11
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+ *
24
+ 『100 倍2』
25
+ 来到小人城市的JK们已经脱下了鞋和袜子,赤着脚。
26
+ 「好热啊~」
27
+ 小人们对JK们的突然袭击措手不及。 JK们的巨足落在了车来车往的大街上。街上的车辆一个个的地撞上了突然出现在路中间的巨大裸足,有的一部分被压扁,有的翻车了。 但是JK们对此毫不在意。有些车辆的前部或后部被巨大的脚趾或脚后跟踩扁了,差点整辆车都葬身在这些巨足之下。
28
+ JK们就这样闯进了城市里,路上的车辆慌忙向旁边避让或停下,但她们却若无其事地走着,边走边聊着天,似乎并没有注意脚下。
29
+ 「啊 — 已经被汗弄得黏糊糊的了」
30
+ 说着,一个女生用力踩了踩脚,用脚底蹭了蹭路面,也踢飞了附近的车辆。
31
+ 「真的,这样可以蹭掉诶」
32
+ 另一个女生将脚放在附近的屋顶上,蹭着脚尖的汗水。 还有一个女生用脚趾夹住信号灯和电线杆,擦着脚趾缝里的汗水。 还有一个女生用手扶着高层建筑楼顶,用脚底摩擦着它的墙面。
33
+ 就这样,JK们在城市里到处蹭脚。一边去除臭味,一边穿过城市离开了。 JK们经过的道路上留下了很多浸透了她们脚汗的脚印,而从这些脚印中散发出了浓烈的足臭味。 被脚底摩擦过的屋顶也是如此,建筑的墙面上等地方也散发出臭味。JK们双脚接触过的地方,无一例外成为了强烈足臭的源泉。
34
+ 城市中的地面和建筑墙面等地方散发出JK的脚臭, 一时间,小人们不得不戴上防毒面具,为清除这些作为臭味源泉的脚印而努力。
1 New/[十六夜] 足汗の話 [Lcxzyr] JP.txt ADDED
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1
+ 『 100倍差 』
2
+ 100倍JKは下校途中に近道である小人の町を通過することがある。道の彼方から巨大なJKたちが近づいてくるのをズシンズシンという地響きに感じられた。
3
+ 「あー今日も暑かったー。靴ん中蒸れむれ~」
4
+ 「脱いじゃおっか」
5
+ 言いながらJKたちはローファーと靴下を脱いで素足になり、そのまま小人の町の中へと入ってきた。
6
+ JKの足は小人からすれば全長24m幅9mもの大きさだ。乗用車4~5台分の長さがあり、3車線分くらいの幅がある。
7
+ JKたちも馴れたもので自分たちの足の下ろせる道路をよく知っている。
8
+ 足はそれなりに幅のある大通りを狙って下ろされた。JKたちがやってきたのを察して停車した車たちの間に巨大な足は踏み下ろされる。
9
+ とは言え大通りばかりでも無いのでそう言った大きな道の無い住宅地などはつま先だけを道路におろして家々を跨ぎながら超えていく。
10
+ 地面にみっしりと敷き詰められた家々を縫うように走る細い道。塀に挟まれたその道に巨大なつま先でつま先立ちしてバランスを取りながらよろよろ進んでいく様は幼子の遊びの様でもあった。
11
+ 大通りも常にJKたちの足が下ろせるほどの隙間が空いているわけではない。
12
+ ある程度まばらだがそれでも隙間が無いときは、いっそ車を踏みつけてしまうのだ。
13
+ 小人たちの車はJKの土踏まずの中にすっぽりと納まる大きさである。上から踏みつけても車のサスペンションがぎゅううと押し込まれる程度で、潰れることは無いのだ。
14
+ この町の小人たちは、自分の乗る車がJKの足の下敷きになり、上からズンと踏みつけられても馴れたものである。
15
+ ただ、ときおり土踏まずでルーフを押さえつけられていた車が、足が持ち上がった時に足裏に吸い付いて一緒に持ち上げられてしまうこともあった。
16
+ そういう時はJKの巨大な手によって足裏からはがされ道路に戻されるのだった。
17
+ そうやってJKたちは小人の町を通過して去っていった。
18
+ そして、おそらくは暑かったために足に汗を掻いていたのだろう。
19
+ JKが通過した道路の路面は、足形にしっとりと濡れていた。まるでその部分だけ雨が降ったように。
20
+ 車が駐車しているときに雨が降ると、車のあった部分だけ濡れていないことはある。その逆で、足が下ろされたところだけ濡れているのだ。
21
+ 道路上の至る所がJKの足形に濡れていたのだ。
22
+ それにも馴れている小人たちはそんな足跡たちのことなどさも気にもせず、無数の足跡のある道路上の走行を再開した。
23
+ 子どもたちは、地面に残った巨大な足跡と自分の足の大きさを比べて遊んでいる。
24
+ *
25
+ 『 100倍差2 』
26
+ 小人の町にやってきたJKたち。
27
+ すでに靴も靴下も脱いで素足になっている。
28
+ 「あっつ~」
29
+ あまりにも突然の来訪に住民の対応も間に合わない。
30
+ まだ車が動いている大通りにJKの巨大な足が踏み下ろされる。
31
+ 車たちは突然道路を遮った巨大な足に次々と衝突して前部が潰れたり横転したりしてしまっている。
32
+ しかし、JKたちはお構いなしだ。
33
+ 中にはフロント部分やトランク部分を巨大な指やかかとで踏み潰されてしまった車もいた。ほんの一瞬タイミングがずれれば、この巨大な足の下に車まるごと踏み潰されてしまったことだろう。
34
+ JKたちはそのまま街の中に侵入していく。
35
+ 車たちが慌てて横に避けたり停車している中を平然と歩いていく。わいわいとおしゃべりしながらで足元に特別注意を払っているようには見えない。
36
+ 「あーもう汗でベトベト~」
37
+ 言いながらJKのひとりが踏みしめた足をグリグリと動かして足裏を道路にこすりつけた。
38
+ 足を動かした時に周囲の車が蹴とばされて地面の上を飛ぶように滑っていった。
39
+ 「ホント。もうこすりつけちゃえ」
40
+ 別のJKは近くにあった民家の屋根に足を乗せると足のつま先をこすりつけて汗を落とそうとしている。
41
+ また別のJKは信号機や電柱を足の指の間に挟んで指の股の汗を擦り落としていた。
42
+ 高層ビルの屋上に手を置いて体を支え、そのビルの壁面に足の裏を押し当てこすっているJKもいた。
43
+ そうやって町の至る所に足をこすりつけて臭いを落としながらJKは町を通過し去っていった。
44
+ JKが通った道路にはJK���足の汗が染み込んだ足跡などがいくつも残っていたが、それらの足跡からは強烈な足臭がもんもんと湧き出ていた。
45
+ 足の裏をこすりつけられた民家の屋根もそう、ビルの壁面などからも臭いが吹き出ている。
46
+ JKの足が触れたところはもれなく強烈な足臭の源泉となっていた。
47
+ 町中の地面や建物の壁面などからJKの足臭があふれ出ている。
48
+ しばし、町ではガスマスクの着用が余儀なくされ、それら臭いの源泉である足跡などの浄化に尽力せねばならなくなったのである。
49
+
50
+
51
+
52
+ 『 1000倍差 』
53
+ 帰宅したJKが1000分の1サイズの小人たちに足裏登りをさせて遊んでいた時の話。
54
+ 今しがた靴下を脱いだばかりのJKの全長240m幅90mの足の裏には百人ほどの小人がへばりついていた。
55
+ 足の裏は全体的にしっとりと濡れていて訓練されている小人たちでも手足を滑らせてしまいそうだ。
56
+ 「ホラホラ頑張って~。1位になった子にはこのマンションをあげちゃうよー」
57
+ とJKは手に持った超高層マンションを小人たちの頭上でちらつかせた。
58
+ 小人たちはJKの巨大で熱くて滑りやすい足裏を必死に登っていく。あんなデカいマンションをもらえれば生活は安泰だ。何としても勝利したい欲があった。
59
+ はてさてそうやってJKの足裏を登っていく小人たちだが、今日は暑かったせいで随分と蒸されたのであろう、つま先付近までやってくると強烈な足臭が周囲を包み始めた。
60
+ 巨大なJKの強烈な足臭は目鼻に刺激となり行動を妨害する。折角頂上のつま先付近まで上ったのに、足臭で鈍った手足をすべらせ落下してしまう小人が続出した。
61
+ まるで殺虫剤を吹きかけられた虫みたいにぽろぽろと零れ落ちていく小人たち。足裏に残っている小人たちはもう1/3以下になっていた。
62
+ 「あら~。シャワー浴びてからにすればよかったかなー」
63
+ などとJKが苦笑している間に、新たに5人の小人が落下した。
64
+ 必死になって足裏を登る小人たち。数は少なくなったが、裏を返せば自分にめぐってくるチャンスが大きくなったという事。
65
+ ここにこうして生き残っているだけでトップになれる可能性が高くなる。小人たちはニヤリと笑った。
66
+ 直後、小人たちの一部が気づく。
67
+ 自分たちの上っているほぼ垂直、丸く湾曲したこの絶壁の前方、自分たちの頭上から、何かが高速で迫ってきたことに。
68
+ それはすさまじい速度でやってきて、一部の小人たちを巻き込み、そのまま超高速で落下していった。
69
+ あまりにも一瞬だった。
70
+ 自分たちのとなりにいた小人たちが、次の瞬間にはいなくなっていたのだ。
71
+ いったい何が起きたのか。
72
+ それは再び同じものが落ちてきたときに判明した。
73
+ 前方、頭上に見える超巨大な足指。
74
+ その足指の間から斜面である足の裏にそって流れ、そして高速で滑り落ちてくる。
75
+ それは汗である。
76
+ 足の指の間にたまった玉のような汗が足の裏の表面を流れ落ちてきているのである。
77
+ 汗の玉は直径5mmほど。小人にとっては5m。5mもの水の塊が斜面をスポーツカーのような速さで落下してくるのだ。
78
+ すべりやすい斜面で身動きの取れない小人たちは避けるということができない。そもそもこんなにも速くては気づいて行動することもできない。
79
+ 次々と流れ落ちてくる汗。
80
+ 汗が一筋流れるたびに足裏を登る小人の数が減る。
81
+ 避ける事ができない以上自分のところに落ちてこないことを祈るしかない。
82
+ しかも汗は斜面を流れ落ちてくる過程で右に左に流れを変えるので進路を予測することもできなかった。
83
+ バシャアアアアアアン!
84
+ バシャアアアアアアン!
85
+ 汗が流れ落ちてくるたびにその汗と一緒に小人が流れ落ちていく。
86
+ 落ちる小人の悲鳴が、一瞬で遠くに行ってしまう。
87
+ とうとう小人は最後の一人になっていた。
88
+ 汗の流れて来る可能性の低い母指球の上を登っていた小人だ。
89
+ この場所は勾配がキツく表面も硬いので登るには適さないのだが、平たい部分は汗が流れやすいのでこの場所を選ばざるを得なかったのだ。
90
+ ここを登り切ればゴール下も同然。自分が最後の一人なのだから登り切る=優勝だ。
91
+ 小人はニヤリとほくそ笑み、遂に母指球を登り切り、ゴールである指の股を目指してラストスパートをかけた��
92
+ かけようとした。
93
+ 小人は見た。
94
+ 指の股までの途中の皮膚から、汗がジワジワと染み出てきているのを。
95
+ 小人は焦った。ようやくここまで来たのに、ここで汗に流されてしまってはまさしくすべて水の泡だ。
96
+ 小人は最後の力を振り絞って登る速度を速めたが、ここまで来ると足の臭いは最強になっている。嫌でも体の動きが鈍る。
97
+ そうやって小人が上っている間にも汗はどんどん湧いてきて、だんだんと表面が張力で盛り上がっていく。
98
+ あれが玉のようになり、流れ落ちてくるのも時間の問題だ。急がなければならない。
99
+ だがそうやって焦ったのがいけなかった。手元にあった小さな汗だまりで手を滑らせてしまった。
100
+ あわゆく落ちてしまいそうなところをなんとか片手だけで壁面を掴み持ちこたえる。
101
+ すぐに体勢を立て直して…と前方を見上げたところで小人の手は止まった。
102
+ 前方にあった汗は、もう巨大な水滴へと変貌していた。小人サイズの家ほどの大きさもあった。
103
+ どうやら小人が手を滑らせているその間に、周囲の汗の流れを吸収して一気に巨大化したらしい。
104
+ この進路からアレを避けるのは不可能だ。そして、どんなに手足を強張らせてもあの汗の突進を耐えられるはずもない。
105
+ 小人は、諦めて手足の力を抜いた。
106
+ 直後、あの巨大な汗の水滴が流れ落ち始め、手足を離したことですでにゆっくりと落下を開始していた小人に追いつき、その小人を内に取り込んだままおよそ200mもの距離を垂直落下していった。
107
+ 結局のところ、JKの足裏を登っていた小人たちは一人も足裏を登り切ることができなかったのだ。
108
+ 「あははは…、今度からちゃんとシャワー浴びてからしよ」
109
+ 自分の足裏の足元に落下して気絶している小人たちを見下ろしてJKはポリポリと頬を掻いた。
110
+
111
+
112
+
113
+ 『 1000万倍差 』
114
+ 「ほらほら~踏みつけちゃうぞ~」
115
+ 国の上空にとてつもなく巨大な足裏がかざされる。
116
+ 全長2400km幅900kmの国家レベルサイズだ。
117
+ シャーレの中にある1000万分の1サイズの国にとっては、まさしく国よりも大きな足だ。
118
+ さて、そんな巨大な足が国の上空にかざされても国民は誰一人騒がず平和なままである。
119
+ というのもこれはこの国の神であり同時に所有者であるJKの日常茶飯事のイタズラだからだ。
120
+ いつも学校から帰宅してはこうやって国の入ったシャーレを床に置きベッドに腰掛けて国の上空で足をぶらつかせて遊ぶのだ。
121
+ ただ今日のところはちょっとばかり事情が違った。
122
+ 今日は暑かった。汗っかきなJKは足の指の間に汗を掻いていた。
123
+ その汗は足がブラブラ振られることでだんだんと指先にたまっていき、やがて先端から水滴となって直下のシャーレの中に1滴落下したのだ。
124
+ ドパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
125
+ シャーレの中の国民にとっては直径50kmくらいになる超巨大な水滴が、国の首都がある大陸の中央に落下した。
126
+ 城壁に囲われた円形の首都は直径5kmほど。首都の10倍近い大きさの水滴が真上から落下してきたのだ。
127
+ 首都は一瞬で壊滅。首都周辺の町々も同様だ。あまりにも巨大な汗の一滴は国の中枢を破壊して余りある大きさだった。
128
+ 落下した汗は弾けそのまま周囲に拡散した。大陸全土に向かって、雲さえも呑み込む大津波となって広がっていった。
129
+ これにはさすがの国民も大慌てだった。大津波となって迫ってくる汗を見上げ悲鳴を上げた。
130
+ しかし、山向こうにさえ見ることの出来るほどの巨大な津波を前に、どう逃げればいいというのか。
131
+ 国の中央。大陸の数分の1の面積がJKの一滴の汗の水量に呑まれ水没した。いくつの町と村がその中に沈んでしまったか見当もつかない。
132
+ かつて湖の無かった大陸に、一瞬で国最大の湖が生まれてしまったのだ。
133
+ 「はわわわわ! どうしよう!」
134
+ 国民の混乱と悲鳴はJKにも聞こえた。
135
+ 自分の足から滴った汗粒が小人の国に大変な損害を与えてしまったのだ。
136
+ 慌てて国の上空から足を退けるJKだが、その急な動きのせいでまた別の汗の一滴がシャーレの中に落下してしまった。
137
+ ドパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
138
+ 次の一滴は海に落ちた。
139
+ 海水を雲の何倍もの高さの水しぶきにまで跳ね除けた汗は大津波を巻き起こし大陸全土の湾岸沿いの町を呑み込んだ。
140
+ だけでなく、途方も無く膨大な量の汗はたった一滴落下しただけで海面を数mも上昇させたようだ。
141
+ 結果、奇跡的に津波の届かなかった内陸の方にまで海水が到達することになってしまう。
142
+ シャーレの中の大陸は、JKが汗を数滴たらしただけで本来の3分の1近くにまで面積が減ってしまった。
143
+ 「ど、どうしよう…」
144
+ 床に置いた自分の両足の間にある小さなシャーレの中の国の有様を見下ろして少女は唸る。
145
+
146
+ 結局のところ、けが人は出なかった。
147
+ JKが救助に尽力したことで大陸の全住民が救出され、今では新しいシャーレの中の大陸に移住している。
148
+ 元のシャーレの大陸は海面上昇によって陸地が減少し全住民を住まわせるには手狭になってしまったのだ。
149
+ 加えて、海に汗が落ちたせいで水質が変わり魚が取れなくなってしまったり、大気中に汗の濃密な酸味が漂うようになってしまったりもしていた。
150
+ 新しい大陸は以前よりも面積が広く、国土に余裕ができて国民からの評価も上々で、丁度よい引っ越しだったと満足の声も聞けてJKはほっと安堵した。
151
+ 今でも国民たちはその新しい大陸でのびのびと暮らしている。
152
+ なお、以後JKは国の上で足をぶらつかせる遊びをしなくなったという。
2 Done/[レヴァリエ] 白龍少女 足指ぺろぺろ [cloverone] CN.txt ADDED
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1
+ 高耸入夜的月亮照亮了树海中的小镇,而在镇外一座简陋的木屋前,门开了,一个少女走了出来。她的步履有些踉跄,脸颊微微泛红,显然是喝醉了。
2
+ 「嗯~,好凉爽啊……」
3
+ 微风吹动她蜜色的齐肩长发,她就是那位白龙的主人,白魔导士琪娅拉。由于种种原因,她只能在那条白龙入睡后才能喝酒,所以在这个时间还醒着。
4
+ 酒意渐渐上头,喝了酒后发烫的身体冒着热气,正在吹风冷却身子时,远处传来风的呼啸声。那是白龙克莱尔的鼾声。从洞穴般的口中进出的如风般的呼吸,低沈地在腹部回响。对于不熟悉克莱尔的人来说,听到这声音可能会吓得逃之夭夭,但对于与她相伴17年的琪娅拉来说,这是耳熟能详且可爱的鼾声。
5
+ 而发出这鼾声的主人,正躺在琪娅拉家大约100米远的地方,并且朝着这边。尽管如此,她巨大的靴子底部在琪娅拉这边透过树木仍然能清晰可见。这样看来,真是令人惊讶地大。
6
+ 琪娅拉运用魔力飞向天空。撒在地面上的影子逐渐变小,飞越夜晚的树木所形成的黑色波浪。
7
+ 她心爱的龙,像往常一样将树木拍倒,向右躺下。她的身体在黑暗的森林中,被月光照亮而发出白光。她腰长的银发随意地散落着睡着的样子,宛如光之湖。
8
+ 看着她安详、舒适地睡着的脸庞,琪娅拉不禁露出笑容。对于平时的琪娅拉来说,克莱尔的身体约是常人100倍。她走动时能撼天动地,是能崩塌山脉,改变河流的天灾少女,但她是如此可爱,如此可爱,让人无法自拔。
9
+ 她的脸蛋像人偶一样完美。虽然还保留着一些幼稚的面容,但从胸甲中溢出的巨大胸部,柔滑、柔软,同时有著明显的腰身。还有稍微屏蔽内衣的腰带,展现出丰满的大腿。琪娅拉从上到下,舔舐般地打量着她的巨大身体。当她看到克莱尔的脚尖时,一种奇怪的感觉涌上心头。
10
+ 「克莱尔的脚……」
11
+ 琪娅拉降低高度,准备着陆在横卧的克莱尔的脚上,结果正好落在她的脚趾头上。不确定她是否察觉到,但克莱尔的脚趾头隔着靴子扭动着,这让站在上面的琪娅拉差点跌倒。
12
+ 「这里面,有那个孩子的脚趾……」
13
+ 那个脚趾头不仅足以夹住人类,甚至连汽车也能夹成废铁。这是克莱尔最敏感的地方,琪娅拉甚至无法拥抱这么大的脚趾头。
14
+ 「现在的话……可以的吧」
15
+ 没错,现在的琪娅拉可以变得和克莱尔一样巨大。只要穿上克莱尔的外壳……
16
+ 「可以尽情玩弄克莱尔的脚趾头……」
17
+ 或许是因为喝醉了,她的思绪再也停不下来。
18
+ 「只能这样做了……不是嘛!」
19
+ 琪娅拉回到家,换上了那件外壳。最近她觉得在外面换衣服很麻烦,所以就在家里换好了。
20
+ 嗡嗡嗡……轰隆!!她无情地吹飞了房子,并变得巨大起来,这是她最喜欢的事情。反正之后可以用魔法恢复原状。
21
+ 所谓的外壳是琪娅拉平时穿着的那套性感盔甲。与其说是盔甲,更像是泳装,因为这样的大小,内裤几乎全露出了。起初,琪娅拉对于展示这样巨大化的身体给众人看还有些抵抗。毕竟,人类对于她来说太小了,只能仰望自己。但是,随着多次巨大化的经历,琪娅拉深刻地意识到这一点,已经不再在意这些了,最近她已经习以为常地跨过人们的头顶行走。
22
+ 琪娅拉的脚陷入地面,使房屋的地基下陷了5米,现在她又踩碎了森林中的树木,发出隆隆作响的沈重地震声。村民们可能已经在她迈出第一步时醒来了。但琪娅拉并不在意,反而沈浸在优越感中。这第一步实在太舒服了。她踩碎了之前仰望的树木。她能真切地感受到自己变大了。
23
+ 「......变成龙后就醒酒了呢」
24
+ 琪娅拉稍微恢复了一些冷静,但已经太迟了。既然已经巨大化了,而且很可能已经用地震把大家吵醒了,不做任何事情回去就太可惜了。
25
+ 而且,变成这种状态的琪娅拉会失去理智,与喝醉酒时不同。她背上长出的像天使一样的翅膀,把腰间的裙子掀起,摇摆着尾巴。作为破坏和厄运的化身,作为龙的本能侵蚀着理智。
26
+ 「嘛,就这样吧!」
27
+ 琪娅拉只用了两步就走了100米到达克莱尔的面前。刚才还像湖泊一样巨大的身体,现在自己已经变得足够大,可以抱住了。
28
+ 「嘿嘿......克莱尔......我的克莱尔~」
29
+ 琪娅拉掀起克莱尔的裙子,用手指触摸她的下体。完全是夜袭的行为。而且,不是在人类状态下偷偷摸摸,而是大胆且不要脸地进行的巨人(巨龙?)之间的夜袭。
30
+ 「嗯......」
31
+ 克莱尔似乎在睡觉时仍有感觉。她是睡眠较浅还是正在做梦呢?伴随着甜蜜的呼吸,喘息声漏了出来。
32
+ 「可爱……」
33
+ 琪娅拉眉毛呈H字形,���着喘着气的克莱尔的脸,用像大树一样的手指轻轻抚摸着她的下体。对克莱尔来一次夜袭,这是琪娅拉多年来一直想做却无法实现的愿望。也许即使是以人类大小进入阴道并激烈活动,也不会有什么感觉,而且要抬起内裤并悄悄进入对方的身体本身就很困难,而且对方正在睡觉,所以无法控制力道,可能会被克莱尔压扁。如果琪娅拉能变成和对方一样大小,就能让对方有更多的感觉。
34
+ 「啊,变大果然很棒……」
35
+ 琪娅拉一边移开内裤并抚弄着里面,一边喃喃自语着。然而,琪娅拉也清楚知道能让她感受到最多刺激的地方不是那里。
36
+ 大腿的话,即使在醒着的时候也可以让她碰触。但那不是那里。在醒着的时候,她几乎不让对方碰触,因为「太舒服了会无法自持」。那个地方是……脚趾。
37
+ 「但是……她在睡觉……现在,应该可以……」
38
+ 哈,哈。呼吸变得粗重而急促。琪娅拉自己听不到,但对于人类来说,她肯定发出了比刚才克莱尔的呼吸更可怕的低吼声。琪娅拉的尾巴变得狂乱,将背后的森林扫平,转眼间变成了一片空地。
39
+ 琪娅拉将手指放在克莱尔的大腿上,她的超过膝靴筒口。那双能吞噬整栋大楼的超过膝靴。她慢慢、轻轻地将它们脱下来,就像剥开水果的皮一样。从下面露出来的小腿肌肉真是上等的果肉。在月光下闪耀着白光,因为被靴子包裹着而湿润,真的让人想要咬一口。
40
+ 然后终于,平时被靴子的甲壳坚固保护的脚露出了月光下的模样。充满弹性和可爱的克莱尔的脚,因为穿着着靴子的裸足,从脚上散发出的凝结水蒸气甚至形成了一片雾气。然而,对琪娅拉来说,这种气味并不令人不快,反而有一种奇怪而甜美的香气。也许是因为人类和猎物的代谢物不同,这种香气甚至让人联想到是为了引诱猎物而存在的。
41
+ 而琪娅拉正是被这种香气所诱惑的猎物。她不自觉地靠近,张开嘴巴准备咬住那饱满的脚趾。
42
+ 「……嗯!?」
43
+ 然而,琪娅拉同时也保持着冷静。她在千钧一发的时候停下了,用手捂住嘴巴思考着。克莱尔不可能不被弄醒,那么就需要给予她足够强烈的刺激才能让她醒来并抵抗……
44
+ 说到底,琪娅拉考虑的是如何攻陷克莱尔,这可绝对不是什么理性的行为。
45
+ 「果然,是那个吗?」
46
+ 琪娅拉暂时离开了克莱尔的身边,踏入了她刚刚摧毁的自家后面的沼泽地。(对于人类来说,这是一个可以淹到腰部的沼泽地,但对于现在的琪娅拉来说,鞋底甚至没有完全沈下去)
47
+ 在那个沼泽地中,是琪娅拉的宠物们,也就是缩小城市。虽然经常被琪娅拉当作变成巨大娘的游戏对象而被踩踏,但自从琪娅拉能够变成真正的巨大女孩后,做这些事情的频率也大大减少了。现在她要请这些宠物们久违地帮忙了。
48
+ 「嘿嘿……对不起,大家。等会儿我会好好修理的,现在请陪我玩一下吧」
49
+ 琪娅拉蹲下身子,将手指深深地伸进那个缩小城市的下方。从人类的角度来看,在人类看来是百分之一的大小,也就是对琪娅拉和克莱尔来说是万分之一大小的极小城市被琪娅拉切下,放在手掌上。能够强制让成千上万的人陪她玩游戏,琪娅拉现在也算是一个合格的巨大娘了。
50
+ 「嗯……克莱尔会有什么表情呢?」
51
+ 琪娅拉轻轻地捏住克莱尔的右脚小指,轻轻地张开了指头之间的间隙。之所以选择这里而不是拇指,可能是因为这里更容易受到刺激。拇指可以相对自由地移动,经常用来夹住东西或者压碎东西。但小指,无论是人类还是龙,几乎无法移动。因此,小指和无名指之间肯定是最大的弱点。
52
+ 琪娅拉利用魔法操纵重力,将缩小城市的大楼群放入小指之间的谷间。当然,要确保不触碰到。高楼大厦,一栋又一栋。周围缠绕着铁轨,连接着道路……琪娅拉以惊人的精度完成了这项难以置信的精密工作,只为了拿下克莱尔。这是爱的力量吗?在克莱尔的小指和无名指之间,立体城市迅速建成。当然,那里的人虽然被缩小了,但他们是真实存在的。琪娅拉对这个成果感到满意。
53
+ 「呵呵……克莱尔,做好心理准备吧!」
54
+ 终于,她咬住了那根小指。当然,缩小城市也一起被吞进了嘴里。
55
+ 「咿!?」
56
+ 克莱尔惊慌地跳了起来。但是琪娅拉早有预料,她用双臂牢牢压住克莱尔的腿,使她无法起身。一切都是事先准备好的,这是一场精心策划的犯罪。
57
+ 「咿呜!?什么!?怎么回事!?」
58
+ 克莱尔无法理解这突如其来的事情。任何刚在睡梦中醒来的人面对这种情况都会感到困惑。克莱尔甚至无法坐起来。毕竟,她敏感的脚趾被琪娅拉塞进���温暖的口腔中,用柔软的舌头舔舐着。
59
+ 从缩小城市的居民的角度来看,长达一公里的舌头把城市从侧面扫走,然后涂抹在克莱尔的小指上,宛如一根直通天空的白色柱子。原本是立体都市的街道,在瞬间崩溃,混入唾液的浊流中。即使在唾液中安全着陆,那怪物般的舌头还在来回搅拌指间的缝隙,人们无处可逃。无论怎么逃,都跑不出琪娅拉的口腔,和那条白龙的指头之间。在坠落时偶然从指头间掉出来的人们,有相当一部分掉在了琪娅拉的门牙背面。在他们面前,原本是高楼大厦的东西被巨大的舌尖压碎,就像被咬碎的曲奇饼干一样。真是一幅凄惨的景象。小人们曾陪琪娅拉玩过很多次巨大娘游戏,但在口腔中进行如此激烈的行为还是第一次。
60
+ 然而,他们只能短暂地看到这样的景象。当琪娅拉咬住克莱尔的小指时,他们从牙齿间掉落,然后被咬碎了。
61
+ 「〜〜〜!啊……啊……!!」
62
+ 克莱尔发出无法成声的嘶哑声。她的内裤已经潮湿了。达到高潮只是时间问题。
63
+ 琪娅拉含着克莱尔的小指,发出啾啾的声音。她柔软的嘴唇将城市的废墟变成更细小的碎石。即使完全压碎并消耗了整座建筑物,琪娅拉也没有补充建筑物。她将魔力集中在舌尖上,沿着城市的残骸滑过,仅仅这样就能将时间倒转,刚刚消耗的建筑物重新出现在口中。琪娅拉拥有强大的魔力,并且能够巧妙地操纵它,因此她可以毫不停歇地攻击克莱尔。
64
+ 琪娅拉再次舔过克莱尔的脚趾。舌头感受到微小的建筑物。她将其压在克莱尔的脚趾上,用指纹磨擦。那圆圆的指腹,咬上去感觉弹性十足。舌头绕到指甲上,那里一点也不粗糙。克莱尔的指甲像大理石一样光滑,比这个世界上的任何东西都要坚硬、强大和美丽。锐利的碎石无法对克莱尔的指甲造成任何伤害,只会粉碎成微尘。
65
+ (哼哼……这就是最后一击!)
66
+ 琪娅拉用舌尖将小人们聚集在克莱尔的脚趾和指甲之间。
67
+ 「〜〜〜〜〜!?」
68
+ 克莱尔努力抬起腿,但琪娅拉用力压住脚踝,克莱尔无法成功,只能在快感中扭动身体。
69
+ 琪娅拉的舌头像挖掘机一样攻击着指甲缝。被怪兽般的舌头压迫,小人们在痛苦中挣扎,接着因无法承受压力而一个接一个地爆裂开来。这是平时无法体验到的快感。被快感吞噬,克莱尔的私处终于决堤了。
70
+ 「嗯~~!!不要,不要啊啊啊!!」
71
+ 透过内裤渗出的爱液,在森林中形成了一条小溪,汇聚成了一个池塘。龙的爱液。它是治疗万病的生命之水,但当它被产生出来时,并不是那么令人感激的东西。毕竟它的量实在太大了。
72
+ 克莱尔暂时陷入茫然的状态,鼓起山峰一样的胸膛,深深地呼吸着。当呼吸平稳下来时,她有些不满地站起身来。
73
+ 「琪娅拉,你这样太不公平了」
74
+ 克莱尔伸展翅膀,让头发飘动,用自己的魔力冻结粘在衣服上的爱液,然后用力拍掉。在月光的照射下,这些碎片闪烁着,像宝石一样美丽。
75
+ 「对不起,因为你的睡脸太可爱了……我不由得就……」
76
+ 克莱尔靠在压扁了的森林上,坐在琪娅拉旁边,她向前靠近,同时释放出巨大的地震波。克莱尔一屁股压扁了森林,坐在树林上紧紧挨着琪娅拉。175米的身高,即使是同倍率的琪娅拉,克莱尔的体格也算是巨大的。
77
+ 「哼哼……那么,我也来回敬你吧」
78
+ 克莱尔坐在琪娅拉面前,(当然同时释放出巨大的地震波)对着她。
79
+ 「这也是百倍的回敬」
80
+ 「嗯?那是什么意思?」
81
+ 克莱尔在琪娅拉问完之前就亲吻了她,而琪娅拉在那一刻明白了克莱尔的意图。真的就像文本所描述的一样,这是一个百倍的回敬。
82
+ 从克莱尔的嘴唇中,涌入了大量的魔力,朝着琪娅拉流去。这股魔力在她体内流动,带来了一种无法抵挡的快感。这是克莱尔这种拥有龙之中可能是最强大的魔力的人才能做到的事情,将魔力灌注给对方,强制使其巨大化。
83
+ (等等……我带来的缩小都市太小了,估计用不上吧……)
84
+ 在被巨大化的快感所侵袭全身的同时,琪娅拉有些茫然地思考着。然而,这个疑问的答案直到她的身体巨大化到人类的一万倍后才揭晓。
85
+ 她感到头晕,手触地的一瞬间,轰隆一声山脉崩塌了。当她抬起手时,以比陨石撞击还要强烈的冲击力,被削去的山崖变成了炽热的熔岩。
86
+ 「呐,克莱尔……难道是」
87
+ 「嗯,就是那个意思……对琪娅拉来说,可能是非常羞耻的事情……琪娅拉酱,你能回溯记忆吧?」
88
+ 克莱尔背着月亮,咧嘴一笑。她那被逆光映照的银色眼睛,带着魔力的蓝色眼眸闪烁着诡异的光芒,那份力量甚至连成为龙的琪娅拉都无法抗拒。
89
+ 「啊,啊……」
90
+ 克莱尔所说的意思是,如果不对对象的记忆进行倒带,对琪娅拉来说会造成严重的伤害......也就是要把琪娅拉和克莱尔生活和成长的城镇当成玩具。
91
+ 「没关系的,这对我来说也是很重要的城镇。我不会伤害任何人的,对吧?」
92
+ 克莱尔已经把那个城镇握在手中。对琪娅拉和克莱尔来说,这个城镇几乎可以称作村庄,大小不超过一平方厘米,被她的魔力形成的坚固的冰覆盖着。
93
+ 「但是,我突然想看到琪娅拉脸红害羞的样子......诶嘿嘿」
94
+ 克莱尔把琪娅拉推倒,然后把手指勾在她的靴子上。当被克莱尔那魔性的眼神注视时,她全身的血液都像是变成了冰,像是被冻僵一样失去了力气。即使琪娅拉是一条龙,也无法抵抗。
95
+ 「啊啊......不要,这样......」
96
+ 让城镇的居民看穿琪娅拉的内裤并不重要。但是,利用城镇的那些居民来获得快感是不对的。即使可以倒带对方的记忆,琪娅拉内心的背德感是无法消除的。
97
+ 「呵呵,好可爱的表情......琪娅拉」
98
+ 但克莱尔毫不留情。彷佛某个开关完全打开了。而且,克莱尔也知道琪娅拉并不是真的讨厌这样。她在感受到背德感的同时,也在某种程度上期待着这种行为。
99
+ 克莱尔咬住了琪娅拉的右脚小指。然后,她把城镇放进嘴里,像糖果一样玩弄着。
100
+ 「咦……!!」
101
+ 克莱尔温暖的舌头包裹住充满夜晚寒冷的脚尖。而在这温暖的海洋中,又带着冰冷的城镇触感。温度的差异让人不由自主地感受到它的存在。
102
+ 「呜啊……克莱尔,停下……!!」
103
+ 然而,能够说出的拒绝的话语也只有到这个程度了。当克莱尔的舌头将城镇推到琪娅拉的脚趾间,并开始滚动时,已经无法再忍受了。现在的琪娅拉已经不再是人类,而是破坏的化身──龙。以将一切践踏殆尽为最高目的的脚,就是性器。不,是比性器更加敏感的地方。
104
+ 温暖和冰冷,这种感觉的落差非常大。当被那温暖的舌头包裹时的快感一次又一次袭来。
105
+ 「对不起……镇长先生、铁匠哥哥、面包店的阿姨……大家,对不起……」
106
+ 琪娅拉一边说着对不起,一边终于无法忍受,勒紧了伸进脚趾间的街道,一手捂着脸,另一手抚摸着下体。除了地平线以外再没有任何遮挡。
107
+ 「啊……已经无法忍受了……!!」
108
+ 在达到绝顶的瞬间,琪娅拉伸直了脚,不由自主地紧紧握住脚趾。即使是由克莱尔的魔力制造的冰,也无法抵挡巨人般的脚趾的压迫。
109
+ 「啊……」
110
+ 琪娅拉感觉到它被压扁了。
111
+ 「我真没想到,不是克莱尔,而是我会有一天摧毁整个城镇......」
112
+ 琪娅拉以比人类大100倍的巨龙形态,倒转时间修复了城镇。虽然之前也多次因为克莱尔的翻身而修复了整个城镇,但从未想过有一天自己会亲手柄自己长大的城镇夹在脚趾间压扁。
113
+ 更重要的是,这一切让她达到了高潮,至今能仍然感受到背德感和邪恶的快感。平时她不会轻易使用回溯记忆的手段。但对于今天发生的事,她决定回溯那些记忆,虽然感到后悔,琪娅拉还是完成了城镇的修复工作。
114
+ 「哈哈,琪娅拉也完全成为这边的一员了呢」
115
+ 克莱尔看到琪娅拉最大限度的羞涩,似乎很满足,嘻嘻地笑着说。
116
+ 「那个啊,克莱尔。我想你应该明白......今天的事情要保密哦?」
117
+ 「没问题。但我还想再做一次〜」
118
+ 克莱尔露出了一个稍微恶作剧般的笑容,而琪娅拉则感觉到刚刚达到高潮的私处又开始发痛了。那种感觉,再次……。
119
+ 「不、不行!那样是不行的!对那种事开始感兴趣是不行的!」
120
+ 虽然起因是琪娅拉对克莱尔进行了夜袭,但这样做实在让人难以接受。不管怎么解释,这就是把城镇居民当作性玩具,然后还从他们身上抹去记忆。
121
+ 「......但是,嘛,偶尔一次应该也没关系吧......?」
122
+ 最终,琪娅拉还是开始对这种事情感兴趣了。
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1
+ 天高く昇る夜半の月が煌々と照らす満月の夜。樹海の中にある小さな町の、そのまた外れにある簡素なログハウス。その扉が開いて、一人の少女が歩み出た。その足取りは少しおぼつかなく、頬はうっすらと紅潮していて、どうやら酔っているらしいことがうかがい知れた。
2
+ 「ん〜、涼しい……」
3
+ 夜風に蜂蜜色のセミロングを靡かせる彼女は、かの白龍の飼い主。白魔道士のキアラであった。諸事情によりお酒はあの白龍が眠りについた後にしか嗜めないため、こんな時間にまだ起きていることになっている。
4
+ 程よく酔いが回り、酒に火照った体を冷ましていると、遠くから風の唸りのような音が聞こえて来る。例の白龍、クレアの寝息だ。洞穴のような口から出入りする嵐のような吐息が奏でる、低く低く腹の底に響く唸り。クレアのことをよく知らぬ者が聞けば恐ろしさに逃げ出すかもしれないが、17年間彼女に連れ添ったキアラにとっては耳慣れた愛おしい寝息である。
5
+ その吐息の主はというと、キアラの家からおよそ100メートルは離れた場所に、こちらに足を向けて寝転がっている。にもかかわらず、彼女の巨大なブーツの底はキアラからでも森の木々越しによく見えた。こうして見ると、呆れるほど大きい。
6
+ キアラは魔力を纏って空へと飛び上がった。地面に落ちる自分の影が小さくなり、夜の木々が作り出す黒い波の上に飛び出す。
7
+ 愛しの龍は、いつものように森の木々をなぎ倒して右向きに寝そべっていた。黒い森の中に、彼女の肢体が月明かりに照らされて白く輝いている。腰まで伸びた銀髪を無造作に投げ出して眠るその姿は、光の湖のよう。
8
+ 安らかに、気持ちよさそうにスヤスヤと眠る彼女の寝顔に、思わず笑みがこぼれる。普段のキアラから見ればおよそ100倍にもなる巨体。歩めば天地を揺るがし山を崩し川の流れすらも変えてしまうような天災少女だが、愛しくて愛しくて仕方がない。
9
+ 人形のように整った顔。まだ幼さの残るその顔立ちながら、胸当てから溢れんばかりの大きな胸。滑らかで、柔らかそうで、それでいてしっかりとくびれたお腹。そして申し訳程度に下着を隠すパレオから伸びるむっちりとしたふともも。そんなふとももを飲み込むオーバーニーブーツ……。彼女の巨体を、上から下へ、舐めるように眺めるキアラ。そんなキアラに魔が差したのはクレアの体を一通り辿り終わったその終端、つま先を見た時であった。
10
+ 「クレアの足……」
11
+ キアラは高度を落として、横倒しになったクレアの足、そのつま先部分に着地した。それを感じたのかどうか定かではないが、クレアの足指がブーツ越しにもぞもぞと身悶えし、その上に乗ったキアラは危うく転びそうになる。
12
+ 「この中に、あの子の足指が……」
13
+ その気になれば人間どころか自動車ですら挟んでスクラップにできてしまうようなあの足指。クレアのもっとも感じる場所で、キアラでは抱きしめることさえできないほど大きな足指だ。
14
+ 「できるんだ……今なら」
15
+ でもそう、今のキアラはクレアと同じサイズにまで巨大化することができる。あの、クレアの抜け殻を身に纏えば……。
16
+ 「クレアの足指を、いじくりまわせるんだ」
17
+ 酔った勢いもあってか、彼女の思考には歯止めが効かない。
18
+ 「やるしか……ないじゃない!」
19
+ キアラは家に戻ると、例の抜け殻に着替えた。最近は外に出てから着替えるのが億劫で、こうして家の中で着替えて。
20
+ めりめり……ずどーん!! 容赦無く家を吹き飛ばして巨大化するのがお気に入りである。どうせ後で魔法を使って元に戻せばいいのだから。
21
+ 件の抜け殻とは、クレアが普段身にまとっているあのエッチな鎧そのままである。鎧というよりはほぼ水着のようなもので、これで巨大化した肢体を皆の前に晒すのには最初のうちは抵抗があった。なにせこの大きさだからパンツは丸出しも同然なのだし。けれど、何回か巨大化を繰り返すうちに人間があまりにも小さく、また自分に対して見上げることしかできないのだとよく実感したキアラは、もはやその辺りを気にすることもなく、最近は平然と人々の頭上をまたいで歩くようになっている。
22
+ 家の基礎を5メートルも陥没させて地面にめり込んでいたキア���の足が、今度は森の木をへし折り粉々に砕いて踏み下ろされる。ずしいぃん、と轟く重々しい地響き、地震。村の人々はおそらくこの一歩目で起きてしまっただろう。けれどキアラは気にすることなく、むしろ優越感に浸る。この最初の一歩がたまらなく気持ちいいのだ。さっきまで見上げていた木を踏み潰す。自分が大きくなったと、よく実感できるのだ。
23
+ 「……龍になると酔いが覚めちゃうんだよねぇ」
24
+ キアラは若干の冷静さを取り戻すも、もう既に遅い。こうして巨大化してしまった以上、そしておそらく地響きで皆を叩き起こしてしまったであろう以上は何もしないで戻るなんて損だ。
25
+ それに、この状態になったキアラは、酒に酔った時とはまた違う理性の失い方をする。背中に生えた天使のような翼に、パレオをめくり上げて揺れている尻尾。破壊と厄災の化身、龍としての本能が理性を侵食していくのだ。
26
+ 「えぇい、やっちゃえ!」
27
+ キアラはほんの2歩でクレアまでの100メートルを詰めた。先ほど人間状態で眺めた時には巨大な湖のようにすら見えたあの体が、今は抱きしめられるほどの大きさになって目の前に横たわっている。
28
+ 「えへへ……クレア……私のクレア〜」
29
+ キアラはクレアのパレオをめくり上げてその股間を指でなぞった。完全に夜這いである。それも、人間状態でこっそりならともかく、巨人(巨龍?)による夜這いとは大胆不敵この上ない。
30
+ 「ん……っ」
31
+ クレアは眠っていながらも感覚はあるらしい。眠りが浅いのか、今ちょうど夢を見ているところなのだろうか。甘い吐息と共に喘ぎ声が漏れ出した。
32
+ 「可愛い……」
33
+ キアラは眉をハの字にして喘ぐクレアの顔をウットリと眺めながら、大木のような指でくちくちとクレアの股間をまさぐる。クレアに対する夜這いは、長年キアラがやろうと思っても、決して叶わなかった願望であった。おそらく人間サイズでは膣内に入り込んで暴れてもこんなに感じては貰えないだろうし、まず下着を持ち上げて忍び込むこと自体が困難だし、相手は寝ているのだから力加減が効かず膣内で捻り潰されてしまうかもしれない。それが彼女と同じ大きさになれば、こんなにもたくさん感じてもらえる。
34
+ 「あぁ、大きくなるってやっぱり素敵……」
35
+ 下着をずらして中を弄りながら、キアラは恍惚とした表情で呟いた。けれど、彼女をもっとも感じさせることができる場所はそこではないことは、キアラもよくよく知っていた。
36
+ 股ならば、起きてる時でも触らせてくれる。そこではない。起きている間は「気持ちよすぎてどうにかなっちゃう」とのことでほとんど触らせて貰えない場所……足指。
37
+ 「けど……寝てる……今、なら……」
38
+ はぁ、はぁ。荒く、早くなる呼吸。キアラ自身には聞こえないけれど、人間から見ればきっとさっきのクレアの寝息以上に恐ろしい唸り声を上げているに違いない。キアラの尻尾が荒ぶり、背後の森を凪いであっという間に更地にしてしまう。
39
+ キアラはクレアのふともも、オーバーニーブーツの筒口に指をかけた。ビルすらのみ込めてしまうあのオーバーニーブーツ。それをクレアが起きないようにゆっくり、そーっと下ろしていく。まるで果実の皮を剥くかのよう。その下から現れるふくらはぎはまさに極上の果肉。月明かりに照らされて白く輝くそれは、ブーツに包まれていたためしっとりと瑞々しく湿り、本当にかぶりついてしまいたくなるほど。
40
+ そしていよいよ、普段ブーツの甲殻で堅牢に守られている足が、その姿を月の下に表す。ぷっくりと可愛らしく、柔らかいクレアの足。素足でブーツを履いているため、その足からは凝結した水蒸気が霧となって立ち上るほどに蒸れている。けれどキアラの鼻をつく匂いは不快ではなく、不思議と甘い香りであった。人間とは代謝物が違うのだろうが、まるで獲物を誘惑するためかのようにすら思える。
41
+ そして、キアラはまさにその香りに誘惑された獲物であった。気がつけば顔を近づけ、口を開いてそのふっくらとした足指に噛み付こうとしていたのである。
42
+ 「……っ!?」
43
+ けれど同時にキアラは冷静でもあった。危ないところで一旦思いとどまり、口元を押さえて考えを巡らせる。クレアが足指を弄られて起きないはずがない。とすれば、クレアが起きても抵抗できないほど強烈な刺激を与えてあげる必要が……。
44
+ あくまで彼女を攻め落とすための算段を考えているあたり、決して理性的ではないのだが。
45
+ 「やっぱり、アレかなぁ」
46
+ キアラは一旦クレアの側を離れて、先ほど自分で破壊した自宅の、その裏手に広がる沼地に足を踏み入れた。(人間なら腰まで浸かる沼地ながら、今のキアラなら靴底も沈み切らない)
47
+ その沼地の中に、キアラのペットたちである縮小都市がある。よくキアラに巨大娘ごっことして踏みつぶされたりしているのだが、キアラが本物の巨大娘になれるようになってからはその頻度もだいぶ減っていた。そんな彼らに、久々にお仕事をお願いしようというわけだ。
48
+ 「へへ……ごめんねみんな。あとでちゃんと直してあげるから、私の遊びに付き合ってよ」
49
+ キアラはしゃがみこんで、その縮小都市の下にズブズブと指を差し込んでいく。人間から見て100分の1サイズ、つまりはキアラやクレアから見れば1万分の1サイズの極小都市がキアラの手で切り取られ、その手の平に乗せられた。自分の遊びに何万人もの人々を強制的に付き合わせることができるようになったあたり、キアラも巨大娘としてはもう一人前だろう。
50
+ 「さぁて……クレアはどんな顔をしてくれるのかなぁ?」
51
+ キアラはクレアの右足小指をつまんで、そーっとその指の股を開いた。あえて親指ではなくこちらを選んだのは、おそらくこちらの方が刺激に弱いであろうからだ。親指は比較的自由に動かせ、人差し指との間で何かをはさみ潰すことも多かろう。けれど小指は、人間にしろ龍にしろほとんど動かせない。なればこそ、小指と薬指の間こそが最大の弱点になるに違いない。
52
+ 魔法で重力を操り、縮小都市のビル群を小指の谷間に落としていく。もちろん、ぎりぎり触れないように。高層ビルを、何本も何本も。その周囲に鉄道のレールを幾重にも巻きつけ、道路を繋ぎ……信じられないほど精密な作業を、ただクレアを攻め落としたいがためだけに物凄い精度でこなすキアラ。愛のなせる技だろうか、クレアの小指と薬指の間にはあっという間に立体都市が出来上がっていた。もちろんそこにいる人間は縮小されてはいるものの本物である。その出来に満足したキアラは。
53
+ 「ふふ……クレア、覚悟!」
54
+ ついに、その小指にかぶりついた。もちろん、そこにあった縮小都市も一緒にだ。
55
+ 「ひう!?」
56
+ びっくぅん!! と跳ね上がるクレア。けれどこうなるのを予想して、キアラは両腕でしっかりと体重をかけてクレアの脚を押さえつけていた。用意周到、計画犯罪である。
57
+ 「ひゃぁ、なんで!? なに!? っひああぁ!!」
58
+ あまりに突然のことに理解が及ばないクレア。誰だって寝起きにこんなことをされれば混乱するには違いない。けれどクレアはその身を起こすことすら叶わなかった。なにせ、ただでさえ敏感な足指を、暖かなキアラの口内に突っ込まれ、柔らかな舌でなめ繰り回されているのだから。
59
+ キアラの巨大な、縮小都市の人々から見れば1キロにも及ぶ舌が街を横ざまに掻っ攫い、そして天まで続くような白い柱、クレアの足の小指に塗りつける。立体都市状に形成されていた街が、あっという間に崩れ去って、そして指の谷間に流れる唾液の濁流に混じっていく。どうにか無事唾液に着水しても、今度はあの怪物のような舌が指の股をかき回しに来る。人々に逃げ場はない。当然である。どう逃げたってここはキアラの口内で、あの白龍の指の谷間なのだ。落下の際に偶然指の股から外れた人々は、キアラの前歯の裏側に落ちたものもそこそこあった。そんな彼らの目の前で、さっきまで高層ビルであったものが巨大な舌先でまるで空き缶のように押しつぶされていく。なんとも凄まじい光景であった。キアラの巨大娘ごっこに付き合ったことは幾度かあるが、口の中で行われる行為がこんなに激しいのは今回が初めてである。
60
+ けれど彼らがそんな光景を見ていられるのも僅かであった。キアラがクレアの小指を甘噛みした際に、彼らは歯の裏からふるい落とされ、そして噛み潰されてしまったのである。
61
+ 「〜〜〜っ! ぁ……ぁ……!!」
62
+ もはや声にならない掠れた声をあげるクレア。もう既に下着にはじんわりと愛液がしみている。これは絶頂に至るのも時間の問題であろう。
63
+ ちゅぱちゅぱ、ちゅうぅ、と口に含んだクレアの小指をしゃぶるキアラ。その柔らかな唇が、ビル街の残骸をさらに細かな石礫に変えていく。ビルを完全にすりつぶして消費し尽くしてしまっても、キアラはビルを補充することはしなかった。舌先に魔力を集中して街の残骸をなぞると、ただそれだけで時を巻き戻し、たった今消費したはずのビル街が口の中に復活する。強大な魔力を持ち、そしてそれを巧みに操るキアラには、一切手を止めることなくクレアを攻め続けることができるのだ。
64
+ キアラはもう一度、クレアの足指を味わうように舐め回す。舌で感じる極小のビル。それを、クレアの足指に押し付けて指紋で摩り下ろす。その丸い指の腹は、甘噛みするとプニプニと心地のいい弾力。爪の方に舌を廻せば、そちらにはささくれ一つない。大理石のようにツルツルと滑らかなクレアの爪。鉱物性のその爪はこの世界のどんなものよりも硬く強く、美しい。鋭く尖った瓦礫はどれもクレアの爪に傷をつけることさえ敵わず粉微塵に砕けていく。
65
+ (ふふ……これでトドメだ!)
66
+ キアラはクレアの足指と爪の間に、小人たちを舌先で集めて押し込んだ。
67
+ 「っ〜〜〜〜〜!?」
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+ クレアはびくんと脚を跳ね上げ用としたが、キアラは足首のあたりを体重をかけてがっしりと押さえ込んでおりそれも叶わずにただ快感に身をよじることしかできなかった。
69
+ キアラの舌が爪の間をほじくるように攻め立てる。怪獣のような舌に圧迫された小人たちが苦しさに暴れ、あるいは圧に耐えかねて次々に弾け飛んでいく。普段決して感じることのできないような快楽。それに飲まれて、クレアのダムはついに決壊した。
70
+ 「ん〜〜!! ダメ、だめええぇっ!!」
71
+ 下着越しに染み出す愛液が、森の中に小川を産み、池を形作る。龍の愛液。万病を療す生命の水ではあるが、いざそれが生み出されるところを見るとあまりありがたいものには見えない。なにせ量が量であるし。
72
+ クレアは暫し放心したように、その山のような胸を膨らまて大きく息を付いていた。やがて呼吸が落ち着くと、やや不服そうにその身を起こす。
73
+ 「キアラちゃん……今のはずるいよ」
74
+ ばさりと羽を伸ばして髪の毛を流し、服についた愛液を自身の魔力で凍らせてパンパンと払い落とすクレア。月の光を受けてキラキラと夜空に舞うその破片は宝石のようだ。
75
+ 「ごめん、あんまり寝顔が可愛いから……つい……」
76
+ 森を敷き潰してペタン座りになったキアラに、クレアがズシンと詰め寄った。175メートルという身長は、同倍率のキアラからしてもやはり体格的に大きい。
77
+ 「ふふ……それじゃあ、お返ししちゃおうかな」
78
+ クレアはキアラの目の前にストンと腰を落として(もちろん莫大な地震波を放ちながら)向かい合った。
79
+ 「それも100倍返しね」
80
+ 「えっ? それって」
81
+ キアラが聞き終わる前にクレアは唇を奪い、そしてキアラはその時点でクレアが何をするつもりなのかを悟った。本当に文字通り、100倍になってお返しなのだ。
82
+ クレアの唇から、キアラに向かって莫大な量の魔力が流れ込んでくる。体内を駆け巡り、犯し尽くす反則的な快感。龍の中でもおそらく特に魔力の多いクレアにしかできない芸当、相手に魔力を注ぎ込んでの強制巨大化だ。
83
+ (待って……私の持ってきた縮小都市じゃ小さすぎて使えないよね……)
84
+ 巨大化の快感に全身を犯されながらも、キアラはぼんやりと疑問に思う。けれど、その疑問に回答が出たのはその身が人間の1万倍に巨大化し終えてからだった。
85
+ ふらり、とめまいを感じて地面についた手が、轟音と共に山脈をつき崩す。手を退けると、隕石の衝突にも勝るその衝撃で、削り取られた山肌は赤熱する溶岩となっていた。
86
+ 「ねぇ、クレア……まさか」
87
+ 「うん、そのまさかだよ……キアラちゃんにとって、多分とっても恥ずかしいこと……しちゃう。キアラちゃん、記憶巻き戻せるでしょ?」
88
+ 月を背負ってニヤリと嗤うクレア。逆光の銀色に縁取られ、魔力を帯びた青い目が怪しく光り輝くその表情は、同じ龍となっ���キアラにすら有無を言わせない力を秘めていた。
89
+ 「あ、あ……」
90
+ クレアの言うそれは、つまり対象の記憶の巻き戻しを行わなければキアラにとって深刻なダメージが残るほどのこと……キアラとクレアの生まれ育った町をおもちゃにしようということ。
91
+ 「大丈夫だよ、私にとっても大事な町だもの。みんなを傷つけたりはしないから、ね?」
92
+ クレアは既にその手の中に町を握っていた。ほとんど村と呼んでも差し支えないほどの、キアラやクレアから見て1センチ四方にも満たない小さな町だ。それを、彼女の魔力でできた頑丈な氷が覆っている。
93
+ 「けど、キアラちゃんが顔を真っ赤にして恥ずかしがるところが見たくなっちゃったんだ……えへへ」
94
+ クレアはキアラを押し倒し、そしてそのブーツに指をかけた。クレアの魔性の瞳に見つめられると、身体中を流れる血液が氷水に置き換わったかのような寒さが駆け抜けて、かじかんだかのように力が抜けてしまう。一応は龍であるはずのキアラですら、抵抗ができないほどに。
95
+ 「やぁ……だめぇ、そんな……」
96
+ 町のみんなが、キアラのパンツを見上げるのは別にどうだっていい。けれども、その町のみんなを使って自分が気持ちよくなるっていうのは違う。相手の記憶を巻き戻せるからと言って、キアラの中に生まれる背徳感は消せはしない。
97
+ 「ふふ、いい顔……真っ赤だよ、キアラちゃん」
98
+ けれどクレアは容赦ない。完全にスイッチが入ってしまっている。それに、キアラが本気で嫌がっているわけではないのはクレアにもわかった。背徳感を感じながらも、どこかでそれを期待しているのだ。
99
+ クレアはキアラの右足小指に噛み付いた。もちろん、町を口の中に入れて、飴玉のように玩びながら。
100
+ 「っ……!!」
101
+ 夜の空気に冷え切った足先を、クレアの暖かな舌が包み込む。そして、その暖かさの海の中にひんやりと冷たい氷に包まれた町の感触。温度差があるため、嫌が応にもそれがどこにあるのかはっきりとわかる。
102
+ 「ひあ……クレア、やめ……っ!!」
103
+ けれども、拒絶の言葉を吐けるのもこの辺りまで。クレアの舌が、町をキアラの足指の股に押し付けて、コロコロと転がし始めると、もうだめだった。今のキアラはもはや人間ではなく、破壊の化身たる龍である。踏み潰すことを至上の目的としたその足は、性器そのもの。いや、性器以上に感じる場所になってしまっていた。
104
+ 暖かさと冷たさ、この感覚の落差はとても大きい。あの暖かな舌に包み込まれた時の快楽が、何度も襲ってくるのだ。
105
+ 「ごめんね……町長さん、鍛冶屋のお兄さん、パン屋のおばさん……みんな、ごめん……」
106
+ キアラはごめんごめんと言いながらも、ついに我慢できなくなって自分自身で足指の間に入り込んだ町をぎゅうぎゅうと締め付け、片手で顔を覆いながら、もう片手で股間を弄る。地平線以外にその姿を遮るものがない状態で。
107
+ 「っぁ……もう無理……っ!!」
108
+ 絶頂へと至るその瞬間に、キアラは足をピーンと伸ばし、そして思わずその足指をキュッと握ってしまった。クレアの魔力で作られた氷とはいえ、山すら握り潰すような巨人の足指にぎゅっとやられてはひとたまりもなく。
109
+ 「あ……」
110
+ キアラはそれがくしゃりと潰れたのを感じてしまった。
111
+ 「まさかクレアじゃなくって私が町を壊しちゃう日が来るなんて……」
112
+ キアラは人間の100倍サイズの巨龍状態で、町の時間を巻き戻して修復する。これまでもクレアの寝返りで町ごと潰されたりしたものを復旧したことは数知れずだが、自分が生まれ育った町を自分で、それも足指に挟んで潰してしまう日が来ようとは思いもしなかった。
113
+ なによりそれによって絶頂を迎えてしまったことに、未だに背徳感とそれが裏返った快感が残っている。普段は記憶まで巻き戻すことはしない。けれど今日についてはその辺りの記憶もしっかり巻き戻すことに後ろめたさを感じながら、キアラは町の復旧作業を終えた。
114
+ 「あはは、キアラちゃんもすっかりこっち側だね」
115
+ クレアはキアラの最大限の恥じらいが見られて満足なのか、にへら〜と笑いながら言う。
116
+ 「あのさ、クレア。わかってると思うけど……今日のことは内緒ね?」
117
+ 「大丈夫だよ。でもまたやり��いな〜」
118
+ クレアはちょっとイタズラっぽくニッコリと笑うと、キアラはつい先ほど果てたばかりの秘部が疼くのを感じた。あの感覚を、また……。
119
+ 「い、いやダメ! あれはダメだよ! ああいうことに味をしめたらダメ!」
120
+ 元はと言えばキアラがクレアに夜這いをかけたのが原因とはいえ、さすがにそれは憚られる。なにせ町の住人を日常的に性のおもちゃにして、そして本人たちからはその記憶を奪うなんてことになってしまう。
121
+ 「……でもまぁ、たまーにならいいのかな……?」
122
+ 結局のところ、味をしめてしまったキアラであった。