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1
+ 夜晚。手机在黑暗中亮起。
2
+ 屏幕上显示的聊天画面里,发来了一张可爱少女的图。梳着马尾辫的女孩,一脸嗜虐的表情俯视着,她看起来比我们这些初中生还要小。
3
+ ——原来如此。宫下君的兴趣是这样的吗?
4
+ 「那就拜托了。」
5
+ 「OK !交给我。」
6
+ 我随便回复了一句,结束了和宫下的对话。
7
+ 那张插图上没有背景。但是仔细一看,上面有裁剪过的痕迹。画质不太好,看了感觉像是剪过的图片。
8
+ 我歪了歪头,为什么要特意剪掉呢?
9
+ ——算了,大概是拍了女孩子不能给别人看的东西吧。
10
+ 搜索一下图片也许就知道了,我有时也会这么想,即使看了不该看的东西也不会觉得有什么。但我不想特意去调查,所以作罢。
11
+ 短按电源键,让手机进入睡眠状态。关掉房间的灯,钻进被窝。为了明天的约会早点睡吧。
12
+ 星期天早上。醒来后,我马上脱下睡衣,换上便服。
13
+ 衣服什么的都随便。虽然穿睡衣去也没问题,但在变身之前穿睡衣见面实在太难为情了。
14
+ 到了约定的地点,宫下已经来了。
15
+ 「对不起,等了很久?」
16
+ 「嗯,我很期待和千花的约会,我已经迫不及待了。」
17
+ 聊了几句无聊的话题,进入正题。
18
+ 我从宫下那里收了费用。确认钞票的张数。确实有我让他拿来的金额。
19
+ 「确实收到了。那么,选一个不太显眼的地方吗?」
20
+ 我带着宫下走进一条没有行人的小巷。我拿出手机,打开宫下君发来的照片。闭上眼睛集中精神。
21
+ 「那个……」
22
+ 「怎么了?」
23
+ 我正要变身,宫下突然阻止了我。
24
+ 「我可以改变愿望吗?」
25
+ 「嗯,没什么。」
26
+ 老实说,如果在前一刻改变对象的话,多少有些麻烦。
27
+ 但是,我有一种毫无根据的确信。宫下君肯定会把昨天寄来的插图复原出来。
28
+ 虽然我自己这么说有点不恰当,但从约会对象那里拿了不少钱。不尽力地满足他的欲望是很不好的。
29
+ 「那么,嗯,这个……」
30
+ 宫下君给我看的图片,不出我所料,和昨天给我发来的女孩一模一样。一看就知道这是剪切之前的图片。但是,和我的想象不同,完全没有色情的东西。
31
+ 图片上的女孩用鄙视的表情注视着的前方。被剪掉来的,是在图片中心、大小不及女孩膝盖的建筑群,以及四处逃窜的人。
32
+ 「我喜欢这种巨大的女孩子……」
33
+ 「好大!大到什么程度!几厘米,不,是几米?比奥特曼还大吧?」
34
+ 「嗯,大概500米吧?」
35
+ 虽然不知道奥特曼有多少米,但知道了她比东京塔还要大。
36
+ 图片中,小女孩就像怪兽一样破坏、蹂躏着城市。这就是宫下的愿望吗?
37
+ 「不行吗?」
38
+ 「嗯,我没做过,不知道。总之先试试吧。」
39
+ 如果变身成巨大的人,就能巨大化吗?因为没有试过所以不知道。
40
+ 但是我想让宫下满意。一边拿着钱一边集中意识。
41
+ 感觉微微发热的身体细胞正在发生变化。这是我的能力「变身」。
42
+ 可以变成照片和图片中的所有东西。因为只要能用眼睛看就能变身,所以平时为了得到男人的青睐,可谓用尽了力气。
43
+ 左右传来刺耳的声音,然后有一种把什么东西压住的感觉——有什么东西碎了。说起来,这里是大楼与大楼之间的空隙。可能是在不断巨大化的过程中把大楼压垮了。
44
+ 不过也罢了。反正变身之后脸也会变的。没人知道是我。
45
+ 完成变身后,我的视野中出现了一片蓝色的世界,几片白色悠悠地飘浮着。马尾辫随风摇曳。
46
+ 视线向下。刚才还俯视着我的高楼大厦,现在已经聚集在我的脚下。简直就像航拍一样。
47
+ 除此之外,她的身材肯定很适合双肩包吧。
48
+ 突然发现肩膀和胳膊上粘着垃圾一样的东西,下意识地掸掉。街道被悲鸣所包围,一片恐慌。
49
+ 然后才意识到。刚才掸掉的垃圾,是刚才用自己的身体压扁的大楼的水泥碎片。想象着水泥碎片像雨一样倾盆而下的样子。那惨案的恐怖程度令人毛骨悚然。但是,一想到是我一个人就造成了这样的惨剧,心情就莫名地爽快起来。
50
+ ——对了,宫下君在哪里?
51
+ 这是为了宫下君的变身。必须要按照宫下的要求进行约会。
52
+ 蹲下来凝视着人群。虽然裙子里面全露了出来,但反正不是我的内裤,所以并不觉得羞耻。
53
+ 找到宫下君,把他收回来,为了不压扁,小心把他捏了起来,肉眼很难识别他的表情。我听见他们在一起叫着什么,却听不见他们在说什么。
54
+ 我动了动脚。啊……等我这么想的时候已经晚了,我已经把小小的高楼破坏了。也许里面还有人,但完全没有真实感。
55
+ 到底杀了多少人啊……我一边想着这些,一边兴奋不已。
56
+ 建筑物倒塌了,人们像小蜘蛛一样四处逃窜。我咽了一口��沫,太厉害了。
57
+ 极度渺小的人类,和与之相对处于优势地位的我。借助文明的利器,我成为比说是地球上最繁荣也不为过的人类更有力量的存在,使我为之陶醉。
58
+ 我回想起宫下君发给我的图片。女孩像怪兽一样破坏街道的图片。
59
+ 虽然我还是听不到他的声音,但我想,只要像那张插图那样破坏城市,就能实现他的愿望,于是我温柔地把宫下君包起来,放进胸前的口袋,开始行动。
60
+ 为了迈出步伐,我抬起了脚。裙子被掀起,双腿感觉有点凉,感觉自己的裙子被数不清的虫子一样的人盯着,内心十分兴奋。
61
+ 我用力踩了下去,刚才还在的马路一角,瞬间消失在我的脚下。脚碰到的大楼就像多米诺骨牌一样倒下。
62
+ 心情非常好,这是缓解在学校积累的压力的最佳选择。
63
+ 我必须感谢宫下君,他给了我一个有趣的使用力量的机会。
64
+ 叮咚、叮咚、叮咚。放在裙子口袋里的手机不断发出声音。是消息通知音。
65
+ 我看了一眼手机,宫下君发来了信息。是啊,虽然听不到声音,这样交流就好了。
66
+ 「你的胸压在我身上了,我要死了。」
67
+ 「乳头勃起了吗?」
68
+ 「说起来,我在口袋里完全不知道你干了了什么。」
69
+ 「H」
70
+ 我看着他发来的三条信息,小声嘀咕道。我脱口而出的声音比想象中要稚嫩。
71
+ 但是,我一边这么说,一边在胸前的口袋里蹭来蹭去,对自己的乳头被一个帅气的男孩独占这一事实感到小小的喜悦。没有胸罩。只隔着两件合在一起的布,他碰到了乳头。
72
+ 说起来,他在口袋里确实不知道我在做什么。我得带他去更安全、视野更好的地方。
73
+ 我把手机放在地上。光是手机的面积就压住了好几辆车和行道树,但我已经不在乎了。
74
+ 我小心翼翼地从口袋里掏出宫下君,好好把他放到楼顶上。
75
+ 「怎么样?是特等席吧?」
76
+ 我露出微笑。这时,随着震动,智能手机又发出了两次短信通知。
77
+ 放在街上的手机震动了一下,附近大楼的玻璃都碎了。
78
+ 「好厉害啊。这是千花干的吗?一片乱七八糟的。」
79
+ 「手机的振动真厉害,好像地震一样。」
80
+ 「真的吗?你给我打个电话,我不接。」
81
+ 我故意移动手机,把它放在相对还完整的街道一角,等待电话打来。
82
+ 不久,手机震动了。在声音和震动的共同作用下,高楼大厦的玻璃不断碎裂,每一下都在水泥墙上刻下印记。到处都有的黑色的小点不动了。可能是因为震动太大,人们都站不稳了。
83
+ 只是手机震动一下,窗户就会碎掉,多么脆弱啊。我的嗜虐心被激发了。
84
+ 显示来电的画面关闭了。但是马上又点亮了。上面写着「图像已经发送」。
85
+ 蹲下来拿起放在地上的手机。连带着把土刨掉了一些。
86
+ 打开对话,又添加了一张新的图片。那是一张全裸的巨大女高中生横跨在大楼上的图片。
87
+ 我朝着宫下君乘坐的楼顶喊道。
88
+ 「大、变态!H、色狼!」
89
+ 我本以为不会有什么特别的想法,却不由得发出了声音,乱了阵脚。
90
+ 「刚刚,有架直升机飞过附近,撞上了马尾辫。」
91
+ 我话音刚落,宫下君就像什么事都没发生过一样给我发了信息。也许是刚才回头朝他所在的方向看的时候,马尾辫剧烈地摇晃了一下,结果撞上了。嗯,我倒是完全没感觉……。
92
+ 「试试看嘛,跨上大楼。」
93
+ 「诶,不过昨天我不是说过了吗?多次变身很累的。」
94
+ 被强迫做些H的事本身也没关系。因为得到的金额是包括这个的。
95
+ 「那就这样脱下来试试吧。」
96
+ 看着手机的聊天画面叹了口气。我被宫下君打败了,噘起嘴唇,一边感叹着,真拿你没办法,一边双手搂住两边的腰,把上衣和衬衫一起脱了下来。扔在街上的衣服,压扁了大楼。
97
+ 因为没有胸罩,乳头直接露出来。有点冷。
98
+ 接着把腿从裙子里抽出来,脱下内裤。冰冷的空气弄得下体痒痒的。
99
+ 「那我开始了,你好好看着吧。」
100
+ 我又把手机放在地上。
101
+ 我找到一座正好适合跨上的大楼,抬起一只脚跨了上去。着地的一只脚理所当然地踩碎了人们。我已经不考虑那些了。
102
+ 慢慢地坐了下来,最后跪在地上。大楼屋顶的储水罐和防坠栏杆都被我的下体压瘪了。
103
+ 「嗯……」
104
+ 听着钢筋水泥发出的惨叫声,因为直接坐下去会倒塌,所以我用微微悬空的胯部在屋顶上来回摩擦了好几次。
105
+ 本应坚固的建筑物,正被我的下体磨得精光。突然想到大楼里可能还有人。但理性已经烟消云散,无法靠自己的意志来阻止下体的摩擦。
106
+ 一边重复着哈啊哈啊的粗重呼吸,一边前后移动着坐在大楼上的股间。我感觉大楼的高度在一点点变矮。都被我磨没了。
107
+ 「啊,啊!!好舒服……好舒服啊……」
108
+ ��机发出几次提示音,震动引起了地震。宫下可能也很兴奋吧。
109
+ 让我舒服,让宫下也乐在其中。为了这些,大楼被使用,街道被使用,被毁坏成为废墟,总觉得怪怪的。
110
+ 不久,一股闪电直冲脑门。等我回过神来,我的大腿间已经粘满了破裂的大楼残骸。下面有黏稠的黏液,将大楼的残骸集中在一起。
111
+ 我好好地把手机收起来,然后恢复原来的样子和宫下通了一会儿电话。因为离得有点远,所以今天就到此结束。和宫下君就地解散。
112
+ 挂了电话。周围弥漫着一股H的气味,连我自己都觉得有点不舒服。但是,一想到好多人都在闻这种H的气味,我的兴奋再次高涨起来,不知不觉间,那种讨厌的心情也被抵消了。
113
+ 突然,心凉了下来。冷静下来看到了破碎的世界。
114
+ 变成废墟的街道,和在那里的我。大楼几乎都被推倒,或者被砸得粉碎,周围一片混乱,不像大城市。变身前根本看不见山,现在无论朝哪个方向都能看见山。
115
+ 这里是警察和消防的警笛声响彻的非日常的地方。而创造出这种非日常的就是我。想到这里,耳边仿佛长出了一颗新的心脏,怦怦直跳。
116
+ 做得太过了。我可能犯下了不可理喻的罪行。呼吸变得急促。
117
+ 但与此同时,一种巨大的征服感开始萌芽。
118
+ 「哈啊,哈啊……」
119
+ 稍微的话……可以继续吧?
120
+ 「这种巨大女孩的图片,在什么网站上能买到?」
121
+ 我几乎是下意识地给宫下发了信息。
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1
+ 夜。スマートフォンが暗闇で点灯する。
2
+ スマートフォンの画面に表示されているトーク画面には、かわいい女の子のイラストが送付されてきていた。ポニーテールが柔らかそうな子が、サディスティックな表情でこちらを見下ろしている。中学生の私たちよりも、さらに年下に見えた。
3
+ ——なるほどなるほど。宮下くんはこういうのが趣味なのかぁ。
4
+ 「これでお願い」
5
+ 「OK! 任せて」
6
+ 私は適当に返信して、宮下くんとのやりとりを終えた。
7
+ そのイラストには、背景が描かれていなかった。しかし、よく目を凝らすと切り抜きをした跡がある。画質があまりよくなく、見た感じ拾い画みたいだ。
8
+ 首をひねる。どうしてわざわざ切り抜きをしたりしたんだろう。
9
+ ——まあいいか。女の子に見せられないようなものでも映っていたんだろう。
10
+ 画像検索をしたらわかるかもしれない。そんなことを思ったりもした。別に私はアダルティなものを見てしまってもなんとも思わないから。しかし、わざわざ調べに行ってまで見たいとは思わないので、やめた。
11
+ 電源ボタンを短く押して端末をスリープ状態にした。部屋の電灯を消し、布団に入る。明日のデートに備えて早めに寝よう。
12
+ 日曜日の朝。目を覚ました私はすぐにパジャマを脱いで、私服に着替える。
13
+ 別に服はなんでもよかった。パジャマを着ていっても問題はなかったけれど、さすがに変身するまでの間パジャマで待ち合わせるのは恥ずかしすぎる。
14
+ 待ち合わせ場所に到着すると、そこにはもう宮下くんが来ていた。
15
+ 「ごめん、待った?」
16
+ 「おう、チカとのデート、楽しみで楽しみで待ちきれなかったわ」
17
+ 他愛のない会話をして本題に入る。
18
+ 私は宮下くんから料金を受け取った。お札の枚数を確認する。そこには確かに私が持ってくるように頼んだ金額があった。
19
+ 「確かにいただきました。そんじゃ、ちょっと目立たないところいこっか」
20
+ 宮下くんを連れて、人通りのない細い路地に入る。スマートフォンを取り出して、宮下くんから送られてきた画像を開いた。目を閉じて集中する。
21
+ 「あのさっ」
22
+ 「どうしたの?」
23
+ 私が変身をおこなおうとすると、宮下くんが突然止めた。
24
+ 「希望を変えてもいい?」
25
+ 「んー、別にいいよ」
26
+ 正直言えば、直前で対象を変えられると若干メンドイ。
27
+ しかし、私には根拠のない確信があった。宮下くんは間違いなく、昨日送ってきたイラストの切り抜き前を提示するはずだ。
28
+ 自分で言うのもなんだけれど、私はこのデートをする相手からは結構な金額をむしり取っている。欲望を存分に満たそうとしないのはもったいない。
29
+ 「じゃあ、その、これを……」
30
+ 宮下くんが見せてきた画像には、予想通り昨日私に送られてきた女の子と全く同じ子が描かれていた。これが切り抜き前だということはすぐわかる。でも、私の想像とは違ってアダルティなものは一切ない。
31
+ イラストの女の子が見下す表情で見つめていたその先。切り抜きされていたのは、中心に描かれている女の子の膝にも満たない大きさのビル群と、逃げ惑う人間だった。
32
+ 「こういう大きい女の子が好きでさ……」
33
+ 「で、でか! 大きいなんてレベルじゃないよ! 何センチ、いや何メートルこれ? ウルトラマンよりでかくない?」
34
+ 「んー、まあ500メートルくらい?」
35
+ ウルトラマンが何メートルかは知らないけど、東京タワーよりでかいのは理解する。
36
+ イラストの中では、女の子が怪獣さながらに街を破壊し、蹂躙している。これが私に求める宮下くんの希望なのだろうか。
37
+ 「無理そう?」
38
+ 「うーん、やったことないからわからないなあ。とりあえずやってみるよ」
39
+ 大きな人間に変身したら、大きくなれるのだろうか。やってみたことがないのでわからなかった。
40
+ しかし宮下くんに好かれたい。金を取りつつもそんな心持ちで意識を集中する。
41
+ ほんのりと熱を帯びた体の細胞が組み変わっていくのを感じた。これは私の能力「変身」だ。
42
+ 写真やイラストの中にいる物すべてに変身することができる。目で見ることさえできれば変身できるので、普段から男にちやほやされるために力を使っていた。
43
+ 左右からメキメキという音、そして押し付けられる感覚がして——何かが砕け散っ��。そういえばここビルとビルの合間だった。巨大化していく過程でビルを押しつぶしちゃったのかもしれない。
44
+ でもまあいいか。どうせ変身で顔も変わっちゃうんだ。知らないっと。
45
+ 変身を終えた私の視界には、いくつかの白がふわふわと漂う、一面青の世界が広がっていた。ポニーテールが風に揺れる。
46
+ 視線を下に向ける。さっきまで私を見下ろしていた高層ビルたちが、自分の足元に密集しているのが見えた。まるで航空写真みたいだった。
47
+ それでも背格好は、きっとランドセルが似合う姿形になっているんだろう。
48
+ 肩や腕にゴミのようなものがくっついているのに気づいて、無意識に払い落とす。街が悲鳴に包まれて、パニックが起きた。
49
+ そして気づく。今払い落としたゴミは、さっき私が自分の体で押しつぶしちゃったビルのコンクリート片だ。コンクリートの欠片が雨のように降り注ぐ様子を想像する。その惨事の恐ろしさに身の毛がよだった。しかし、その惨事を私という存在が引き起こしていると思うと、なんだか気分が爽快になった。
50
+ ——そうだ。宮下くんどこだろ。
51
+ これは宮下くんのための変身だ。宮下くんの希望に沿ったデートをする必要がある。
52
+ しゃがみこんで人ごみに目を凝らす。スカートの中が丸見えになっているけれど、どうせ私のパンツじゃないので恥ずかしくはなかった。
53
+ 宮下くんを見つけ出して回収する。潰さないようにつまみ上げた彼は、表情を肉眼で認識するのが難しかった。合わせて何かを叫んでいるのは聞こえてきたけれど、何を言っているのかまではわからない。
54
+ 足を動かす。あっ……と思ったときにはすでに遅く、小さなビルを壊してしまった。中にまだ人がいたのかもしれなかったけれど、現実味がまったくなかった。
55
+ 一体何人の人間を殺してしまったんだろう……そんなことを考えながらも、興奮にぞくぞくとしている自分がいる。
56
+ 建物が崩壊し、人々が蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う。唾を呑み込んだ。すごすぎる。
57
+ 矮小を極めた人間という存在と、それに対して優位な立ち位置の私。文明の利器によって地球上でもっとも繁栄しているといっても過言ではない人類よりも力ある存在になった自分に、私は酔いしれる。
58
+ 宮下くんが送付したイラストを思い返す。女の子が怪獣みたいに街を壊すイラスト。
59
+ 相変わらず彼の声は耳に届かなかったけれど、あのイラストっぽく街を壊せば希望に沿うことができるんじゃないかと思った私は、宮下くんを優しく包み込んで胸ポケットに入れて、行動を起こそうとする。
60
+ 大きな一歩を踏み出すべく、足を持ち上げる。スカートが持ち上がり、足がスースーした。数えるのも億劫になるほどに視界に入る虫けらみたいな人間たちにスカートの中を見られているのを感じて、興奮がやまない。
61
+ 思い切り足を踏み下ろす。今まで自分たちがいたはずの大通りの一角が、一瞬で私の足の下に消えた。足の触れたビルがドミノみたいに倒れる。
62
+ 最高に気分がいい。学校でたまったストレスを解消するにはもってこいだ。
63
+ 力の面白い使い方のきっかけを与えてくれた宮下くんには感謝しないといけない。
64
+ ぴこん、ぴこん、ぴこん。スカートのポケットに入れていたスマートフォンから立て続けに音が鳴った。トークの通知音だ。
65
+ スマートフォンに目をやると、宮下くんからメッセージが届いていた。そうか。声が聞こえなくてもこうやってやりとりすればいいんだ。
66
+ 「おっぱい押し付けられてやばい。死にそう」
67
+ 「乳首勃起してない?」
68
+ 「つか、ポケットの中じゃ何してるのかまったくわかんないよ」
69
+ 「えっち」
70
+ 送られてきていた三つのメッセージを眺めながら、ぼそっとつぶやいた。私の口から出た声は、予想以上に幼い声だった。
71
+ しかしそんなことを言いつつ、胸ポケットをつんつんする私がいる。自分の乳首にかっこいい男の子を押し付けて独占しているという事実にささやかなよろこびを覚えていた。ブラはついていない。シャツを合わせた二枚の布だけで隔てた先で、彼は乳首に触れてしまっている。
72
+ てか言われてみれば確かにポケットの中じゃ私が何をしているのか彼にはわからない。もっと安全で、見晴らしのいい場所に案内してあげないと。
73
+ 私���スマートフォンを地面に置く。スマホの面積だけでいくつもの車や街路樹が下敷きになったが、もはや気にしていなかった。
74
+ 私はポケットから宮下くんを丁寧につまみ出すと、適当にビルの屋上に下ろしてあげる。
75
+ 「どう? 特等席でしょ」
76
+ 微笑みかける。するとバイブレーションとともに、スマートフォンからまたメッセージの受信を伝える通知音が2回ほど響いた。
77
+ 直に街に置かれていたスマホがバイブレーションによって振動したことにより、近くのビルのガラスが飛び散る。
78
+ 「すごいな。これチカがやったの? めちゃくちゃじゃん」
79
+ 「てか、スマホのバイブやばいな。地震みたいだ」
80
+ 「マジで? ちょっと通話かけてみてよ。出ないけど」
81
+ 私はわざとスマートフォンを移動させる。比較的まだ壊れていない街の一角に置いて、通話がかかってくるのを待った。
82
+ やがて、スマートフォンが振動する。音と振動のコンビネーションでどんどん高層ビルのガラスが割れ、コンクリートの壁に日々が刻まれる。あちこちで黒いつぶつぶが動かなくなった。あまりの振動に、人間たちが立っていられなくなったのかもしれない。
83
+ スマホが振動するだけで窓が壊れてしまうなんて、なんてもろいんだろうと思った。私は嗜虐心がくすぐられていく。
84
+ 着信を示していた画面が消灯した。しかしまたすぐに点灯する。そこには「画像が送信されました」のメッセージ。
85
+ しゃがみこんで地面に置いたスマホを持ち上げる。一緒に少し土を削り取ってしまった。
86
+ トークを開くと、新たな画像が添付されてきていた。その画像は全裸の巨大な女子高生が、ビルにまたがってよがっているイラストだった。
87
+ 宮下くんを乗せたビルの屋上に顔を向けて叫ぶ。
88
+ 「ちょっ、へんたい! えっち、すけべ!」
89
+ なんとも思わないつもりだったけど、思わず声を出して取り乱してしまう。
90
+ 「今、近くを飛んでたヘリがポニテに当たった」
91
+ 私が言うのとほぼ同時に、何事もなかったかのようにメッセージを送りつけてくる宮下くん。先ほど彼がいる方向に振り返ったとき、ポニーテールが大きく揺らいだのでそれに激突してしまったのかもしれない。まあ、私にはまったく感じなかったけど……。
92
+ 「やってみてよ。ビル跨いでさ」
93
+ 「えー、でも昨日言ったでしょ。何度も変身するの疲れるんだよ」
94
+ えっちなことをやらされること自体は構わない。だってそれを含めてのデートで、その上で出してもらっている金額だから。
95
+ 「じゃあそのままでいいから脱いでやってみようぜ」
96
+ スマホのトーク画面を眺めつつため息を吐く。宮下くんの押しに負けた私は唇をとがらせながら、しょうがないなぁ、なんて漏らしながら両手を反対側の腰に回して、上着とシャツを一緒に脱ぎ捨てる。街に放り出された服は、ビルを押しつぶしていった。
97
+ ブラはついていないので乳首がそのままあらわになる。ちょっと寒い。
98
+ 続いてスカートから足を抜き取って、そしてパンツを脱いだ。冷えた空気がおまんこをくすぐっていく。
99
+ 「じゃあ、いくからね。ちゃんと見ててよ」
100
+ 私はまたスマホを地面に置いた。
101
+ 私はちょうどまたぎやすい大きさのビルを見つけ出すと、大きく片足を上げて跨いだ。着地した片足が、当たり前のように人間たちを踏み潰す。私はもはや何も思わなくなっていた。
102
+ ゆっくりと腰を下ろしていき、最期には膝立ちになってしまった。ビルの屋上の備え付けの貯水タンクや落下防止の柵が私の股間の下でひしゃげた。
103
+ 「んっ……」
104
+ 鉄筋コンクリートが上げる悲鳴を聞く。体重をかけて座ってしまうと潰れてしまうので、私は少し浮かせた股間で何度も屋上を行ったり来たりした。
105
+ 頑丈なはずの建物が、ごりごりと私の股間で削り取られていくのがわかる。ふと、ビルにはまだ人が残っていたかもしれないなんて思った。けれどもう理性が吹っ飛びかけていて、自分の意志で股の動きを止めることができなくなっていた。
106
+ はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、ビルに乗っかった股間を前後させる。少しずつビルの背丈が低くなっているのを感じた。私がすり潰してしまっている。
107
+ 「あ、ああぁ!! 気持ちいい……気持ちいいよぉ……」
108
+ スマホが何度か通知音を響かせ、そし���バイブレーションで地震を起こしていた。宮下くんも興奮してくれているのかもしれない。
109
+ 私が気持ちよくなって、それを宮下くんに楽しんでもらう。それだけのためにビルが使われて、街が使われて、壊れて廃墟になる。なんだかおかしかった。
110
+ やがて脳天に突き抜けるような電撃が走る。気が付いたときには私の股間にはぐしゃぐしゃに潰れたビルの残骸がこびりついていた。その下にはねばついた粘液溜まりがあって、ビルの残骸をひとまとめにしている。
111
+ 私はちゃんとスマホを回収してから元の姿に戻る。少し通話で宮下くんと話をした。少し離れすぎてしまったので今日はこれでお開き。宮下くんとは現地解散だ。
112
+ 通話を切る。あたりにはえっちな臭いが充満していて、自分でもちょっと嫌な気分になった。しかし、このえっちな臭いを何人もの人たちが嗅いでいるのだと思うと再び興奮が高まってきて、いつの間にかその嫌な気分も相殺されていた。
113
+ ふと、心が冷める。冷静になって壊れた世界を見た。
114
+ 廃墟と化した街と、そこにいる私。ビルはほとんどなぎ倒され、あるいは粉々にされ、あたりは都会とは思えない殺風景になっていた。変身前は山なんて見えなかったのに、今はどちらを向いても山が見える。
115
+ 警察や消防のサイレンが鳴り響く非日常がここにはある。この非日常を作り出したのが私なんだ。そう思うと、まるで耳元に新しい心臓ができたみたいにバクバクしてくる。
116
+ やりすぎた。私はとんでもない罪を犯してしまったのかもしれない。息が荒くなる。
117
+ だけど同時に、大きな征服感が芽生えてきた。
118
+ 「はぁはぁ……」
119
+ 少しくらいなら……続きをやってもいいよね?
120
+ 「こういうおっきな女の子の画像って、どういうサイトで拾えるの?」
121
+ 私はほとんど無意識で、宮下くんにメッセージを飛ばしていた。
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] マッチで小人の街を燃やす [1730231594] CN.txt ADDED
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1
+ 那是一个非常非常冷的晚上。
2
+ 「需要火柴吗?」
3
+ 穿着脏兮兮衣服的小女孩,正竭尽全力地向路上的行人打招呼。
4
+ 她在卖火柴。但是,没有人会停下脚步。
5
+ 小女孩别说鞋子了,连袜子都没穿,皮肤被冻成了葡萄色。
6
+ 她出门的时候确实穿了鞋。但是,那是妈妈的旧鞋,不适合她的脚。
7
+ 穿着肥大的鞋子在这纷飞的雪中上走来走去,不知在哪里掉了下来。
8
+ 随风飞舞的雪花贴在少女的脸颊上。
9
+ 小女孩为了抵御寒冷,钻进房子之间的缝隙,就地蹲下来。即便如此,失去血色的肌肤也不是那么容易恢复的。反而因为坐在冰冷的砖路上,屁股越来越冷。
10
+ 她突然在自己的屁股旁边发现了什么东西。是由一群小人组成的城市。
11
+ 坐下来的时候,有一部分被压扁了。她现在因为寒冷连痛觉都麻木了。所以才没注意到吧。
12
+ 但这并不是什么大不了的事。小人建造了与其尺寸相比非常广阔的城市,还剩下很大一部分。
13
+ 一群用手指就能捏住的小人,对突然出现破坏城市的小女孩感到恐惧,浑身颤抖。
14
+ 「真可怜,你们也冷得不得了啊。」
15
+ 但是,小人们是非常渺小的存在,连看清表情都很困难。
16
+ 她根本不会想到他们是因为害怕自己而颤抖。
17
+ 「对了。」
18
+ 小女孩好像想到了什么,取出了火柴。
19
+ 用颤抖的手将火柴在砖墙上摩擦,火柴发出微弱的火光,很暖和。
20
+ 「好暖和啊……」
21
+ 但是,火柴的火焰很快就熄灭了。
22
+ 小女孩依依不舍地盯着失去光亮的火柴看了一会儿,还是马上就扔掉了。
23
+ 小女孩又点了一根火柴。
24
+ 周围一下子亮了起来。
25
+ 感觉就像坐在燃烧得很旺盛的火炉前。
26
+ 这也是理所当然的。
27
+ 因为就在小女孩身边,刚才扔出去的火柴里残留的小火苗,点燃了小人的木造住宅。
28
+ 周围的小人尝到了比小女孩坐下来把住宅区压在屁股下还要恐怖的滋味。扑向街道的火焰让他们陷入了巨大的恐慌。
29
+ 对小女孩来说不过是微不足道的火种,但对小人来说,就是烧毁民宅的业火。
30
+ 「哎呀,小人们正精神抖擞地跑来跑去呢。」
31
+ 当她终于意识到惨案发生时,掉了的火柴的周围的民宅几乎都被烧毁了,已经无法住人了。
32
+ 「把这个城市烧起来会更暖和的,让小人们也一起暖和起来吧。」
33
+ 小女孩又擦了一根火柴,点燃了火苗。
34
+ 这次,在火势减弱之前,把点燃的火柴扔到小人的住宅上。热量传到住宅后不久,他们的住所就受到了与火柴同等的待遇。
35
+ 小女孩在噼里啪啦作响的小人城市上取了一会儿暖。
36
+ 「啊,还是冷啊。」
37
+ 小女孩将手臂绕到背后,用力地抱紧自己。
38
+ 她的视线落在了小人的街道上。就是刚才她点着火的那个角落。这时,小女孩发现火势已经变弱了。
39
+ 一群小人正在拼命地灭火,试图把火压下去。
40
+ 「连小人都想冻死我,不能原谅。」
41
+ 小女孩先站了起来,然后把屁股向天空压了下去。当然,在那下面蔓延的小人的房屋,变成了小女孩冰冷的胸和手掌的垫子。
42
+ 她看到了一群灭火的小人,在拼死灭火的过程中,被背后突然出现的两只巨大的眼睛吓得尖叫。
43
+ 小女孩盯着面前灭火的人们——把自己的嘴凑近火源。
44
+ 用力呼气。受到少女吐息的一群小人像垃圾一样被吹走了。
45
+ 呼——呼——一遍又一遍地将自己的呼气传递到小人住宅密集的火源处。于是火势慢慢恢复了。
46
+ 她窥视着着火源,看到了小人四处逃窜的样子。
47
+ 一定是被来势汹汹的业火吓到了吧。小女孩又可以享受温暖的时光了,露出了满足的微笑。
48
+ 「暖和起来了,继续努力吧。」
49
+ 就这样,卖火柴的小女孩离开了烧焦的小人城市,又继续卖火柴了。
50
+ 她的身体还像受损的葡萄一样令人心痛。
51
+ 但是,她的表情和因为丢了鞋子而闷闷不乐的时候判若两人,充满了笑容。
52
+ 可喜可贺,可喜可贺。
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1
+ それは白く冷たい雪の積もった、とてもとても寒い晩のことでした。
2
+ 「マッチはいりませんか」
3
+ 汚れた服を着た少女が、道行く人たちに精一杯声をかけています。
4
+ 彼女はマッチを売っているのです。しかし、誰も立ち止まってはくれません。
5
+ 少女は靴どころか靴下さえ身につけておらず、その肌はぶどう色になっています。
6
+ 家を出る時は確かに靴を履いていたのです。しかし、それは母のお古の靴で、少女の足のサイズには合っていませんでした。
7
+ この降りしきる雪道をぶかぶかの靴で歩き回るうちに、どこかで脱げてしまったのでした。
8
+ 風で舞った雪が少女の頬に張り付きます。
9
+ 少女は寒さをしのぐために、家と家の隙間に潜り、その場でしゃがみ込みます。それでも血色の悪くなった肌はそう簡単には回復しません。むしろ冷え込んだレンガ造りの道に座り込んだことで、お尻がどんどん冷えていきます。
10
+ 少女がふと自分のお尻のそばに何かを見つけました。小さな小さな小人たちが街を作っていたのです。
11
+ 座り込んだときに一部をその下に敷いて押しつぶしてしまっていました。彼女は今、寒さに痛覚さえもが麻痺しているのです。だから気づかなかったのでしょう。
12
+ しかし大したことではありません。小人たちはそのサイズのわりにとても広々とした街を作り上げます。まだ街は広く残っていました。
13
+ 指でつまんでしまえそうなサイズの小人たちが、突然現れて街を破壊した少女に恐怖し、ぶるぶると震えています。
14
+ 「かわいそうに。あなたたちも寒くて仕方がないのね」
15
+ ですが小人たちはあまりに小さな存在です。表情を読み取ることさえ困難なのです。
16
+ 彼らが自分に恐怖して震えているだなんて、彼女は微塵も考えません。
17
+ 「そうだわ」
18
+ 少女は思いついたようにマッチを取り出します。
19
+ 震える手でその先端をレンガ造りの壁にこすると、小さな火が灯ります。マッチの火はとても暖かでした。
20
+ 「なんて温かいんだろう……」
21
+ しかし、マッチの炎はすぐに夜の闇に吸い込まれるにして消えてしまいました。
22
+ 少女は名残惜しそうに光の失せたマッチをしばらく見つめていました。しかしすぐその場に捨ててしまいます。
23
+ 少女はまた、マッチをすってみました。
24
+ あたりがぱーっと明るくなります。
25
+ 少女はまるで勢いよく燃えるストーブの前に座っているような気がしました。
26
+ それもそのはずです。
27
+ 少女のすぐそばで、さきほど投げ捨てたマッチに残っていた小さな炎が、小人たちの木造住宅に引火してしまったからです。
28
+ 周辺の小人たちは少女が座り込んで住宅街をそのお尻に敷き潰したとき以上の恐怖を味わうことになります。街に襲いかかる炎に、彼らは大パニックになりました。
29
+ 少女にしてみれば些細な火種に過ぎませんが、小人たちにとっては民家を次々と焼き払う業火なのです。
30
+ 「あら、小人さんたちが元気に走り回ってる」
31
+ ようやく少女が惨事に気が付いたときには、マッチの落ちた周囲の民家はほとんどが焼け落ち、人の住めない状態となっていました。
32
+ 「この街を焼けばもっと暖まれるわ。小人さんたちも一緒に暖まりましょう」
33
+ 少女が再度マッチをすり、その先に炎を灯します。
34
+ 今度は火が弱まる前に火の付いたマッチを小人の住宅の上に放り投げます。住宅に熱が伝わって間もなく、彼らの住処は焚き木と同等の扱いを受けることになるのです。
35
+ 少女はしばらくぱちぱちと音を立てる小人の街で、暖をとっていました。
36
+ 「ああ、まだ寒いわ」
37
+ 少女は自分を抱きしめるように腕を背中に回し、ぎゅうと腕に力を入れます。
38
+ 少女は小人の街に視線を下ろしました。さきほど彼女が火を灯した一角です。このとき、少女は火の勢いが弱まっていることを知ります。
39
+ 小人の一団が、懸命に消火活動にあたり火を沈めようとしているではありませんか。
40
+ 「小人さんたちまで私を凍えさせようっていうのね、許せないわ」
41
+ 少女は一旦立ち上がり、そしてお尻をくもり空に突き出すように伏せました。もちろんその下に広がっていた小人の家々は、少女の冷えた胸と手のひらの下敷きです。
42
+ 彼女がその視線の先に認めたのは消火活動をおこなう小人の一団です。決死の消火活動をする中、彼らは背後に突如���して現れた二つの巨大な瞳に悲鳴をあげます。
43
+ 少女は自分の顔の前に消火活動をする人々を見据え——自分の口元に火の根本を近づけて口をすぼめました。
44
+ 勢いよく呼気を吹きかけます。少女の息を受けた小人の一団がゴミのように散り散りに舞って吹き飛ばされていきました。
45
+ ふーっ、ふーっ、と何度も何度も小人の住宅が密集する火の根本に自分の呼気を届けます。すると徐々に火の勢いが回復していきました。
46
+ 火の根本をのぞきこむ少女の視界では、小人があちこちに逃げていく様子を見ることができました。
47
+ きっと勢いを増した業火に恐れをなしたのでしょう。少女は再び暖かな時間を享受することができるようになって満足げに微笑みました。
48
+ 「暖まったことだし、続きを頑張りましょう」
49
+ こうして、マッチ売りの少女は焼け焦げた小人の街をあとにして商売に戻ったのでした。
50
+ まだ彼女の身体は傷んだぶどうのように痛ましいままです。
51
+ しかしその表情は、靴をなくしてふさぎ込んでいたときとはまったく別人のように変わって、笑みに満ちあふれていました。
52
+ めでたしめでたし。
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1
+ 「喂、喂……真的要来了,没关系吗?」
2
+ 在充满女孩气息的可爱房间里,铺满了小人生活的城市。
3
+ 在迷你模型般的城市前,蹲着一个把手机贴在耳边的少女。少女既没穿裤子也没穿裙子。在这个生活着数千万人的城市面前,露出内裤。
4
+ 这是一种态度,表明这里是自己的房间,没有必要顾虑别人。
5
+ 「没关系!来吧!」
6
+ 贴在耳边的电话那头,传来她哥哥混杂着杂音的声音。
7
+ 从杂音中,可以识别出巨人、女孩等单词。
8
+ ——全部说的都是我吧……
9
+ 在少女面前的30厘米见方的小城市里,他正在进行通话。
10
+ 少女喜欢玩小人。从手脚、腋下、嘴里到性器官,都会把小人当玩具玩。
11
+ 这件事的起因是哥哥要求自己也加入妹妹的这种变态行为中。这对兄妹真是性趣相投,变态至极。
12
+ 「要是有危险,就赶快逃出去吧。」
13
+ 妹妹视线落在房间正中央的城市上,说道。
14
+ 如果一个普通大小的女孩破坏小人的城市,生活在里面的小人当然会轻易死去。她那现在已经缩小成小人大小的哥哥也不例外。
15
+ 因此,她事先在哥哥的手机上安装了一个点击就能传送到迷你城市外的软件。
16
+ 「我知道了,快开始吧。」
17
+ 「好,那就开始了。」
18
+ 在巨大的都市群上,落下了更加巨大的少女的蜜臀。随着大地的震颤,她的身体压在住了住宅区。
19
+ 还没还清贷款的住宅和正在施工的柏油路,和住户、工人以及重型机械一起被集中在丰满的桃臀上的全部体重压扁了。
20
+ 少女的腿打开成M形状。高速打开的像白色陶器一样的腿撕裂天空,震动大气。
21
+ 裸露出皮肤的左右脚后跟每次触地就会发生地震。在包括哥哥在内的幸存的小人的视野中,纯白的巨大内裤暴露在眼前。
22
+ 年轻的少女的汗臭味开始弥漫整个城市。
23
+ 「嗯……今天的内容是小便……现在就要开始了。」
24
+ 少女俯视着城市说道,电话那头传来恐惧与绝望交织的悲鸣声。
25
+ 不想死,还有想要做的事,每当这些话随着哭声传入耳中,她就浑身起了鸡皮疙瘩。
26
+ 因为他们承认,只因为一个少女的小便,文明就会崩溃,生命就会凋零。
27
+ 「虽然很辛苦,但还是要努力逃跑啊……」
28
+ 话音刚落,纯白的巨型内裤瞬间染上了淡黄色,开始将穿过尼龙的尿液注入小人的城市。天真的少女的笑容中刻着些许羞耻感和快感。
29
+ 悲鸣声更大了,但也只是一瞬间。渺小的他们发出的悲鸣的音量,远不及她的漏尿发出的轰鸣声。
30
+ 温暖的尿像在水渠一样的水泥路上流淌,顺着气势往上冲击。侵蚀着小人建造的建筑物。
31
+ 小人在街上的避风港高台,在波浪起伏的金色大海中一个接一个地消失了。
32
+ 但是,她担心的只有关心自己的哥哥。
33
+ 对于在这个小小的城市里创造文明、繁殖至今的小人是死是活,她完全没有兴趣。因此,小人的手机上当然没有像哥哥那样安装软件。
34
+ 「呼……小人他们的车和房子都被我的尿冲走了……」
35
+ 被温暖的海啸吞噬,被冲走有人和行道树,还有房子、车子、公交车、大楼这些文明的利器和智慧的结晶。仅仅是排尿这一生理现象,就破坏了一切,导致了死亡。
36
+ 当她的漏尿停止的时候,城市不是浸水的状态,而是接近湖泊的状态。在他们的生活中孕育了半个世纪的文明,在短短几秒钟内化为乌有。
37
+ 「哎呀,真是太色情了。」
38
+ 背后传来声音。少女跪在湿漉漉的街上,回过头。
39
+ 她的哥哥已经逃出,打开视频播放软件站在那里。
40
+ 视频中出现了刚刚拍摄到的巨大少女向城市尿尿的样子。小人视角的视频,真实地记录下了她完全无法识别的小人的惨叫声和惊恐的样子,这又让她兴奋起来。
41
+ 「嘿嘿……拍得很好,感觉不错。」
42
+ 「这个上传的话,播放量可能会很高。」
43
+ 「不要……这是只为哥哥拍的。」
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1
+ 「ね、ねぇ……ほんとに出すよ? 大丈夫?」
2
+ 女の子らしさのあふれる可愛らしい部屋の中に敷き詰められているのは、あまりにも小さな小人の暮らす街だった。
3
+ ミニチュアの街の前には、スマートフォンを耳に当てる少女がしゃがみこんでいる。少女はズボンもスカートも着用していなかった。数千万の人々が暮らすこの街の前で、パンツを晒している。
4
+ ここは自分の部屋の中なのだから、誰かに遠慮する必要などないということを態度で示している。
5
+ 「大丈夫! きて!」
6
+ 耳に当てた電話口の向こうからは、ざわざわした雑踏の混じった彼女の兄の声が聞こえてきていた。
7
+ ざわめきの中からは巨人とか女の子といった単語を拾うことができる。
8
+ ——私のことなんだろうな……、全部。
9
+ 少女の前に広がる30cm四方にくり抜かれたその小さな街の中で縮小して、彼は通話を繋いでいるのだ。
10
+ 少女は小人をなぶるのが好きだ。手足、腋、口の中から性器まで、いたるところで小人をオモチャにしてしまう。
11
+ そんな妹の変態行為に自らも巻き込んでほしいと兄が言い出したのが、この出来事の発端だった。この兄あってこの妹ありという具合に、互いに変態を極めているのである。
12
+ 「危なくなったらすぐ脱出してよね」
13
+ 部屋のど真ん中に広げた街に視線を降ろしながら口にした。
14
+ 小人の街を普通サイズの女の子が破壊しようものなら、当然中に暮らしている小人たちはいともたやすく死んでしまう。それは現在小人サイズにまで縮んでいる彼女の兄も例外ではない。
15
+ なので兄のスマートフォンには、あらかじめタップ一つでミニチュア街の外へテレポートできるアプリをインストールしておいた。
16
+ 「わかってるから、はやく」
17
+ 「い、いきます」
18
+ 巨大な都市群に、更なる相対的巨大少女が尻をつく。意識を吹き飛ばすような地響きとともに、彼女の質量の下敷きになったのは住宅街だ。
19
+ ローンの残っていた住宅や工事中の舗装道路が、住人や作業員、そして重機もろともふくよかな桃尻の二点に集中した全体重を受けて潰れてしまった。
20
+ 少女がM字に開脚する。高速で開かれた白い陶器のような脚部が天を引き裂き、大気を振動させていた。
21
+ 肌を晒した左右のかかとが接地するたびに地震が起きる。兄を含む生き残った小人たちの視界では、純白の巨大パンツが晒された状態になった。
22
+ 鼻に突き刺さるような年頃の女の子の汗の臭いが、街を包むように漂い始める。
23
+ 「えっと……今日のシチュエーションはお漏らしなので……今からこのままおしっこしちゃいます」
24
+ 少女が街を見下ろして言うと、電話口の向こう側からは恐怖と絶望の入り交じった悲鳴が聞こえてきた。
25
+ 死にたくない。まだやりたいことが。そういった言葉が泣き声に乗せられて耳に入ってくることを思うと、彼女はぞくぞくして鳥肌が立つ。
26
+ たった一人の女の子がただお漏らしをしただけで崩壊してしまう文明なのだと、散ってしまう命なのだと、認めてしまっているということになるのだから。
27
+ 「大変だと思いますが、頑張って逃げてくださいね……」
28
+ 言い終えると、純白の巨大パンツは一瞬で淡黄色に染まり上がり、ナイロン越しの尿を小人の街へと注ぎ込み始める。あどけない少女の笑みに少しの羞恥と快感の表情が刻まれていく。
29
+ より一層悲鳴が大きなものとなったが、それも一瞬だけ。矮小な彼らの悲鳴の音量など、彼女のお漏らしが響かせる轟音には遠く及ばない。
30
+ 生ぬるい尿がコンクリート道路をまるで用水路のように流れ、勢いに任せてめくり上げていく。小人たちが造り上げた建造物を侵食していく。
31
+ 小人の街の逃げ場となる高台が、高く波打つ黄金色の海の中へと一つずつ着実に消えていった。
32
+ しかし、彼女が心配をしているのは自分のことを大切に思ってくれる兄だけだ。
33
+ この小さな小さな街で文明を築き上げ繁殖を繰り返してきた小人が死のうが生きようが、まるで興味がなかった。よって当然、小人たちのスマートフォンには兄のようなテレポートアプリはインストールされていない。
34
+ 「ふぇえ……コビトさんたちの車とかお家が私のおしっこで流されてるよぉ……」
35
+ 生暖かい津波に飲み込まれ、押し流されていく人や街路樹。そして家、��、バス、ビルといった文明の利器と英知の結晶。ただの尿の排泄という生理現象だけで、あらゆるものが壊れ、死んでいった。
36
+ 彼女のお漏らしが止まったときには、街は水浸しどころではなく湖に近い状態になっていた。彼らが営みの中で育んできた半世紀という時間が、無に帰した数秒の出来事だった。
37
+ 「いやぁ、エロかった」
38
+ 声が背後で聞こえた。少女がびしょぬれにした街に膝立ちしたまま首だけで振り返る。
39
+ 脱出をすませていた彼女の兄が、動画再生アプリを起動して立っていた。
40
+ 動画には今しがた撮影した巨大な少女が街に向かってお漏らしをする様子が映されている。小人の街視点の動画からは、彼女には一切認識できなかった小人の悲鳴やパニックの様子が生々しく記録されており、それがまた彼女の興奮を引き立てる。
41
+ 「えへへ……撮れ高、いい感じ」
42
+ 「これアップしたら再生数稼げるかも」
43
+ 「だ、だめだよぉ……これはお兄ちゃんのためにしたんだから」
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] ワームホールをつないだ先におしっこ [1730231594] CN.txt ADDED
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1
+ 上课中,有个女生特别在意时钟的指针。
2
+ 对艰深的数学公式置若罔闻的她,脑子里只回荡着粉笔和时钟发出的声响,积累着焦躁。
3
+ ——呜呜……忍耐也差不多到了极限了吧……。
4
+ 她的膀胱处于极限状态。
5
+ 早已超过了人感到尿意的质量,处于随时可能决堤的状态。光是站起来,就可能漏出来。
6
+ 忍耐的原因之一还是因为不好意思。光是使用学校的厕所就觉得有些内疚。但是,如果超过了忍耐的极限而漏尿了,那就更丢脸了。
7
+ 另一个理由是,可以获得兴奋感。她有一个秘技。
8
+ ——差不多该用出来了……。
9
+ 她的表情有些焦急,但同时也流露出无法掩饰的安心。
10
+ 女生的意识集中在自己的内裤里。于是,空间的扭曲出现了,小心翼翼地覆盖住了她的尿道口。也就是俗称的虫洞。
11
+ 这是她的超能力。
12
+ 她放松下腹部的同时,表情也变得温和起来。开始尿尿了。
13
+ 虫洞正好盖住了尿液的出口,所以全部被注入这个时空扭曲的尽头。
14
+ 上课时,大家都在认真地听讲课内容并做笔记。其中有一个人,在没有被人发现的情况下,把憋到极限的尿液释放出来,享受快感。
15
+ 女生自己都觉得自己是个变态。
16
+ 离地球好几光年远的某行星。
17
+ 那里繁育着与人类差不多的文明。
18
+ 数百人乘坐汽车、电车等交通工具来往于闹市区,热闹非凡。
19
+ 然而,这种热闹瞬间化为乌有。
20
+ 遥远上空的飞机雷达突然开始混乱。
21
+ 「什么?」
22
+ 最先注意到的副驾驶歪着头。在请求机长确认情况后,他开始联络控制塔。从对话来看,似乎是在确认天气是否有问题。
23
+ 「雷达突然开始混乱了……是的,完全失效了……什么!」
24
+ 「怎么了? 45xx航班,请回复。——45xx航班,回复——」
25
+ 下一瞬间,飞机的前方出现了一个不可思议的物体。他们看到了一个宛如浮在空中的洞穴般的巨大空间。
26
+ 机长和副驾驶哑口无言。耳机里传出的只有控制塔希望回应的声音。
27
+ 那个洞穴一样的空间,里面看起来非常柔软。粉红色的墙壁呈现出波浪状皱褶。
28
+ 「糟了!前方有个巨大的洞穴似的物体……不,怎么说呢……」
29
+ 还没来得及详细说明,洞穴一样的物体就开始发出巨大的轰鸣。下一瞬间,飞机的视野被染成了一片金黄。
30
+ 液体从巨大的空间中喷射而出。别说瀑布了,就连水库泄洪都无法与之比较的庞大水量,有着惊人的气势和水压。带着人体的温暖,瞬间吞下巨大的喷气式飞机。
31
+ 大多数情况下,飞机只要尝试在水面迫降,就会粉碎成齑粉。而这个与来势汹汹的巨量泄洪引发了正面冲击的事故,理所当然地使在空中飞行的铁块被水压压扁,机组人员和乘客全部死亡。
32
+ 但这只是开始。真正的灾难才刚刚开始。
33
+ 飞机下面的城市发生了严重的事情。具有巨大质量的黄金水龙,从一万米高空倾泻而下。
34
+ 洪水像粗大的柱子一样倾泻而下,连被吞没的飞机的坚固零件都被洪水碾得粉碎,大楼和住宅化为齑粉。在恐慌开始的一瞬间,整个城市就毁灭了。
35
+ 即使在幸运地逃过直接袭击的城市角落,人们在察觉到异常的时候发出惨叫,然后也立刻毙命。这期间黄金水龙的柱子持续冲击着街道,夺走了成百上千的生命。
36
+ 从天空灌入的黄金水龙,久久不停。
37
+ 当气势平息,最终没有任何东西从天而降时,别说是废墟,连文明的痕迹都没有留下。
38
+ 有的只有一个散发着氨水味的巨大湖泊,像温泉一样冒着热气。
39
+ 从天上注入的谜之液体,瞬间将人们建立起来的文明蹂躏殆尽,使之从历史中消失。
40
+ 尿尿结束后,女生再次集中意识,关闭虫洞。
41
+ 在与她们明相似的小人行星上,曾有一段时间出现过供她尿尿的孔,并将其破坏殆尽。仅此而已。
42
+ 她什么都不知道,也不可能知到。
43
+ ——啊……很舒服。好了,继续上课吧。
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] ワームホールをつないだ先におしっこ [1730231594] JP.txt ADDED
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1
+ 授業中、やけに時計の針を気にしている女生徒がいた。
2
+ 難解な数学の公式を聞き流す彼女の頭のなかには、チョークと時計の針が立てる音だけが鳴り響き、焦燥を煽っている。
3
+ ——うう……そろそろ我慢も限界だよぉ……。
4
+ 彼女の膀胱は限界状態にあった。
5
+ 人が尿意を覚える質量をとっくに越し、いつ決壊してもおかしくない状態だ。立ち上がるだけで、小水が漏れ出してしまうかもしれなかった。
6
+ 我慢の原因の一つはやはり、恥ずかしいから。学校のトイレを使うだけでどこか後ろめたさを感じる。しかし、我慢の限界を超えて漏らしてしまうほうがよっぽど恥ずかしい。
7
+ もう一つの別の理由としては、興奮を得られるからというものがある。彼女にはとっておきの秘策があるのだ。
8
+ ——そろそろ出しちゃおっと……。
9
+ 彼女の表情には焦りがありつつも、同時に隠しきれていない安堵が垣間見える。
10
+ 女生徒は自分のパンツの中のにおさまった股間に意識を集中させた。すると、彼女の尿道口を丁寧に覆う形で、空間の歪みが出現したのだ。俗に言うワームホールである。
11
+ これは彼女の持つ特異能力だ。
12
+ 彼女は下腹部をゆるめていくと同時、表情をおだやかなものへと変化させていく。放尿を開始したのだ。
13
+ ワームホールはおしっこの出る口をぴったり覆っているので、おしっこはすべてこの時空の歪みの先に注ぎ込まれていく。
14
+ 授業中、みなが一生懸命に授業内容に耳を傾けてノートを取っている。その中で一人、誰にも気づかれることなく極限まで我慢していたおしっこを解き放つ快感を、染み入るように味わう。
15
+ 女生徒は我ながら自分が変態だと思った。
16
+ 地球より何光年も離れた惑星。
17
+ そこには人類と大差ない文明が繁栄していた。
18
+ 繁華街では何百という人間たちが自動車や電車などの乗り物を使って行き来し、大きなにぎわいを見せている。
19
+ しかしそのにぎわいは、瞬時に無に帰すこととなる。
20
+ 遙か上空を飛行機のレーダーが、突然乱れ始めた。
21
+ 「なんだ……?」
22
+ 初めに気が付いた副操縦士が首をかしげる。機長に状況の確認を依頼すると、彼は管制塔へ連絡を入れ始めた。会話からして、天候の乱れがないかなどの確認を取っている様子だった。
23
+ 「突然レーダーが乱れはじめて……はい、全く使い物に——なっ……!」
24
+ 「どうしました? 45XX便、応答願います。——45XX便、応答——」
25
+ 次の瞬間、飛行機の進行方向にとんでもない物体が現れた。彼らはまるで宙に浮かぶ洞窟のような、巨大な空間を目にしたのである。
26
+ 機長と副操縦士が言葉を失う。管制塔からの応答を願う音声のみが、ヘッドセットから漏れていた。
27
+ その洞窟のような空間は、中が非常に柔らかそうだった。ピンク色の壁が波打つようにひだになっている。
28
+ 「大変だ! 目の前に巨大な洞窟のような物体が……いや、なんというか浮遊していて——」
29
+ 詳細説明を許すこと間もなく、洞窟のような物体は大きなうなり声を上げ始める。瞬間、飛行機の視界は真っ黄色一色に染まり上がった。
30
+ 巨大な空間から液体が放たれたのである。しかもそれは滝はおろか、ダムの放水さえもまったく比較対象にならない膨大な量で、とてつもない勢いと水圧を持っていた。巨大なジャンボ機を一瞬で飲み込むそれは、人肌に温められていた。
31
+ ほとんどの場合、飛行機は水面着陸を試みただけでも粉微塵に粉砕する。それが強烈な勢いのある膨大な量の放水と正面衝突事故を引き起こしたのだ。当然ながら、空を悠々と飛行していた鉄の塊は水圧によって轢き潰され、乗員乗客は全員が死亡した。
32
+ しかし、これは序章に過ぎない。本当の災害が始まるのはこれからである。
33
+ 飛行機が飛んでいた下の街では大変なことが起きている。人肌の膨大な質量を持った黄金水が、高度一万メートルから降り注いできたのだ。
34
+ 飲み込んだ飛行機の頑強なパーツさえすりつぶしてしまう大洪水が太い柱のように落ちてきて、ビルや住宅が木っ端微塵になった。パニックが起こる間もなく一瞬で街が壊滅してしまう。
35
+ 運よく直撃を逃れた街の一角でも、人々は異変に気がついて悲鳴を上げた途端に絶命。この間にも黄金水の柱は街を直撃し続け、命を何百何千と奪い去っていく。
36
+ 天空��ら注ぎ込まれる黄金水は、しばらくの間止むことがなかった。
37
+ 勢いが収まり、やがて空から降り注ぐものが何もなくなったときには、そこには廃墟どころか文明の痕跡すら残らない。
38
+ あるのはただ一つ。アンモニア臭を放つ巨大な湖だけ。それはまるで温泉のように湯気をもくもくとのぼらせている。
39
+ 天から注ぎ込まれた謎の液体が、一瞬で人々が築き上げた文明を蹂躙し尽し、歴史から消失させてしまった。
40
+ 放尿を終えた女生徒は、再度意識を集中させてワームホールを閉じる。
41
+ さしずめ彼女のおしっこを出す穴が、彼女たちと似たような文明を持つコビトの惑星に一時期出現し、破壊の限りを尽くしていた。それだけのことである。
42
+ 彼女は何も知らないし、それに気づくはずもない。
43
+ ——あぁ……気持ちよかった。さて、授業授業っと。
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] 取り壊し予定のビルを縮小してオモチャにする [1730231594] CN.txt ADDED
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1
+ 一边走一边打着电话的中年男子和跟在他后面的年轻女子穿着工装在街上检查着。
2
+ 这个被寂静包围的城市,人口已经显着减少。视线扫过,到处都能看到残留着地基的空地,而且地基被处理得非常干净。
3
+ 破旧的大楼鳞次栉比,曾经热闹非凡的繁华街的宽阔道路上,几乎没有来往的车辆和行人。
4
+ 破旧的大楼在倒塌之前,需要被一点点拆除。
5
+ 「前辈,下一栋楼在哪里?」
6
+ 「嗯,下一栋是那边。7-2。」
7
+ 男人指了指。用两位数字和连字符称呼的建筑群从1-1到10-10一字排开。经过长年累月优化的结果,所有大楼的形状结构都一样,仿佛复制粘贴的一般。
8
+ 「是1-2号楼吧?」
9
+ 「嗯,7-2。」
10
+ 男人看了一眼手里的资料,再次说道。那张纸上写着「7-2大楼,缩小处理」。
11
+ 「知道了,那我去缩小处理。」
12
+ 女子把7-2错听成1-2,向左转后的那栋编号1-2的大楼跑去——。
13
+ 结束了今天的工作,这对男女从大楼的租户里走了出来。那栋商住楼的租户招牌上刻着「缩小处理」的字样。
14
+ 这几年技术有了飞跃性的发展。特别是放缩物体的技术给世界带来了巨大的变化。如果把食物变得巨大,就不会造成粮食短缺,如果在处理垃圾时缩小到极限,就会变得容易处理。
15
+ 顺便说一下,刚才两人在楼群里看到的,只剩下地基的干净得一塌糊涂的空地。那是他们缩小处理的旧址。只不过选择了大楼来缩小。
16
+ 「对了,前辈,和往常一样……这个可以带回去吗?」
17
+ 「没问题,随你喜欢。」
18
+ 「谢谢您。」
19
+ 女人的指尖捏着一栋迷你大楼。除了尺寸之外没有什么特别之处,是常见的高层办公大楼。
20
+ 她捏在手里的这栋大楼,也是因为服役结束,不需要了,所以要处理掉的。
21
+ 夜里。单身公寓里的一个房间。房间里几乎没有家具,连电视机都没有,很煞风景。只有寝具、冰箱和微波炉。
22
+ 她一回家,就把捏着的大楼放到桌子边,把东西整理到房间一角。
23
+ 她不擅长打发时间。但是,那只是最近的事。
24
+ 没钱买电视和漫画。虽然流行免费的手机游戏,但她不喜欢玩游戏。
25
+ 突然,她反应过来到自己的行为,正无意识地用乳头在衣服上蹭来蹭去。
26
+ 瞥了一眼放在桌上的大楼。虽然是小心翼翼地捏着的,但形状已经变样了。
27
+ 而这时感觉里面还有人。
28
+ ——是错觉吧。因为已经确认过了。
29
+ 再坏下去就太可惜了。快点用吧。想到这里,开始发出衣服脱落的声音。她开始脱衣服,感觉凉气抚过裸露的皮肤。
30
+ 「大楼的拆除工程要开始了。」
31
+ 她毫无羞耻地裸露着下半身,在独自一人的房间里喃喃着,抓起那座迷你建筑作为拆除对象。
32
+ 这是她最喜欢的消遣方式。因为每天都有玩具供应,所以也不用花钱。
33
+ 大楼里,因为加班而留下来的几个人的惨叫声此起彼伏。
34
+ 因无数次在各个方向上的摇晃而龟裂的水泥墙所包围的世界里,从架子上掉下来的文件散落一地,电脑桌翻滚着倒下。
35
+ 好不容易才平静下来,透过碎裂的玻璃窗,他们看见一个巨大的年轻女性露出了自己的下半身。
36
+ 她把与处理计划不符的,而且里面还有人的大楼缩小了,带回家去了。
37
+ 「用这个做H的事……」
38
+ 她用空着的手抚摸着自己的性器,脸上刻着羞涩和兴奋的笑容。
39
+ 从现在开始,她要把这栋大楼放进这个淫乱的——自己的体内,粉碎成碎片。
40
+ 她没有注意到还留在里面的人。
41
+ 一只手捏住大楼靠近性器的同时,淫荡的水声在安静的单间里响起,一只手的大拇指和食指撑开阴唇。
42
+ 她误以为没有人看到她,非常享受这种变态行为,感到呼吸越来越急促。
43
+ 跪在地板上,她切换成跪着的状态。
44
+ ——这是办公楼什么的吧……至今为止人们在里面孜孜不倦地工作的那个建筑物,各种各样的人努力建造的建筑物,其中留下的痕迹……被我的H的地方吞噬了……啊……! !
45
+ 她把大楼往里推,连捏住的手指都要被吞下去,从包裹着黏液的身体内侧感受到了一种凉飕飕的感觉。
46
+ 就那样跪着自慰。从女性生殖器溢出的爱液顺着僵硬的大腿流到膝下。其中夹杂着一些小小的水泥片。
47
+ 股间下面的地毯渗进了滴落的黏液。
48
+ 为了不弄坏大楼,她慢慢地、慢慢地转动。棱角分明的水泥块从内侧刺激着她,激发着她的兴奋。大楼的一角被阴道壁磨得咯吱咯吱响。沾满了粘液。
49
+ 随着旋转,被关在里面的人们已经分不清上下左右。她从未设想过自己身体里面发生的惨剧,也无法想象会发生那样的惨剧,她的大脑几乎被这种快乐迷住了。
50
+ 「啊,好舒服……」
51
+ 这栋大楼到底花了多少钱?想着这些事,兴奋就会高��。是几千万、一亿,还是更多?
52
+ 她想象着在聚集着重型机械和众多工人的空地上,一幢幢高楼拔地而起的情景。这种高度的人工费应该也不少。
53
+ 即使用上自己的全部财产也无法创造出的压倒性的存在。现在,在自己的阴道里……在体内旋转。
54
+ 大楼内部不断响起震耳欲聋的地鸣。那是大楼在阴道壁上摩擦的声音。
55
+ 在不断被压缩的大楼中,还有求救的声音。
56
+ 然而,这一切都被一个女子的自慰声所掩盖,甚至连叫喊的当事人都听不到。当然,也不可能有人来帮忙。
57
+ 「啊,嗯……嗯!!」
58
+ 她对自己的想象感到兴奋,对阴道施加了强大的压力。她感觉到阴道里的建筑物无法承受阴道的压力,已经化为齑粉。
59
+ 从性器官流出少量黏稠的爱液。那里夹杂着一点点类似垃圾的东西。虽然是大楼的碎片,但如果不是用放大镜观察,恐怕无法知道真相。
60
+ 当然,她并没有注意到在那粉碎的物体中,还有一些人形生命体被压扁了。
61
+ 玩具被消耗了。已经结束了。有点沮丧。
62
+ ——但是,很舒服……。
63
+ 高楼大厦这一人类文明所构筑的建筑物,在阴道这一羞耻的地方被碾碎,连同它的骄傲一起被粉碎。她沉醉于这种背德感。
64
+ 至于无意识地夺走了人的生命,她不可能知道这种事,用淋浴把身体洗干净,为准备明天的工作入睡。
65
+ 顺便获取下一个目标。
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] 取り壊し予定のビルを縮小してオモチャにする [1730231594] JP.txt ADDED
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1
+ 電話をしながら歩く中年の男性とそれにつきそう若い女性が、作業員風の格好で街を物色している。
2
+ 静寂に包まれたその街は、人口が著しく減少していた。視線を動かせば、いたるところで建物の基盤が残った更地が見える。その基盤は、やけにキレイに残されていた。
3
+ 老朽化の進んだビルが立ち並ぶ、かつてはにぎわいのあった繁華街も、道幅が広いばかりで今はほとんど車の通りもなければ人通りもない。
4
+ そして老朽化したビルは廃墟となる前に、少しずつ取り壊されていく。
5
+ 「先輩、次のビルはどこでしょうか」
6
+ 「んー、次はあっち。7-2」
7
+ 男性が指をさす。2桁の数値とハイフンで呼称されているビル群が、1-1から10-10までずらりと並んでいる。それらは長い年月をかけて最適化された結果、すべてが同じ形状をしており景色が変わり映えしなかった。
8
+ 「1-2のビルですね?」
9
+ 「うん、しちのに」
10
+ 手に持った資料に目を落とす男性が再度口にする。その紙切れには「7-2ビル、縮小処分」と記載されていた。
11
+ 「了解です。では縮めてきます」
12
+ 女性はしちのにをいちのにと聞き間違えたまま、左へ曲がった先にあるビル、通称1-2のビルへ向かって駆けていく——。
13
+ 本日分の仕事を終え、男女がふたり雑居ビルのテナントから出てくる。その雑居ビルのテナントに掲げられた看板に刻まれた謳い文句には、「縮小処分」の文字があった。
14
+ ここ数年で技術は飛躍的に進化していた。とくに物体を拡縮する技術は世界に大きな変化をもたらしている。食べ物を巨大化させれば食糧難にはならないし、ゴミを片付ける時は極限まで縮めてしまえば後処理が簡単だ。
15
+ ちなみにさきほどの彼ら二人が回っていたビル群で目についた、基盤だけがやたらキレイに残された更地。あれは彼らが縮小処分した跡地である。ビルだけを選んで小さくしたのだ。
16
+ 「そういえば先輩。いつものなんですけど……これ、持って帰ってもいいですか?」
17
+ 「どうぞ。好きに使ってくれていいよ」
18
+ 「ありがとうございます」
19
+ 女性の指先には、小さなビルがつままれていた。サイズ以外なんの変哲もない、よくある高層のオフィスビル。
20
+ 彼女がつまんで持っているこのビルも、役目を終えて使うことがなくなったとして処分することになったものだった。
21
+ 夜。ワンルームマンションの一室。家具はほとんどない殺風景な部屋だった。テレビさえなく、置かれているのは寝具と冷蔵庫、そして電子レンジくらいだ。
22
+ 彼女は帰宅して早々、つまんだビルをテーブルに退避させ、荷物を部屋の隅に片付ける。
23
+ 彼女は暇を潰すのが苦手だった。だが、それはつい最近までのこと。
24
+ テレビも漫画も買うお金がない。ちまたではある無料のスマホゲームが流行っていたが、彼女はゲームも好いていない。
25
+ ふと、自分のおこないに気づく。無意識のうちに、乳首を服の上からいじって遊んでいた。
26
+ テーブルに置いたビルをチラ見した。丁寧に運んできたつもりだったけれど、だいぶ形が崩れてしまっている。
27
+ このとき中にまだ人がいる気配がした。
28
+ ——気のせいだよね。ちゃんと確認したと思うし。
29
+ これ以上崩れてしまってはもったいない。早く使ってしまおう。そう思って、衣ずれの音を響かせ始めた。服を脱ぎ始めると、晒された肌を冷気が撫でていくのを感じた。
30
+ 「ビルの解体工事、始めますねっ」
31
+ 下半身を恥ずかしげもなく晒した彼女が、一人暮らしの部屋でつぶやき、解体対象としてミニチュアビルをつまみ上げる。
32
+ これが、彼女が大好きな暇つぶしだ。オモチャは毎日供給されるので、お金もかからない。
33
+ ビルの中では、残業で残っていた数人の悲鳴が沸き起こっていた。
34
+ 何度も縦横様々な方向に揺らされて亀裂の入ったコンクリート壁に囲まれた世界。あたりには棚から落下した書類が散乱し、パソコンデスクがあっちこっちに転がっていた。
35
+ やっと落ち着いたと思えば、ひび割れた粉々に砕けた窓ガラスの向こう側で、巨大な若い女性が自らの下半身を露出しているのが見えた。
36
+ 彼女は処分予定とは異なる、しかも中にまだ人々がいるビルを縮めて、家に持ち帰ってしまったのである。
37
+ 「この、えっちなプレス機で……」
38
+ 自分の女性器を空いた手の指でなぞり、女性が恥ずかしさと興奮を含んだ笑みをその表情に刻む。
39
+ 今からこの淫乱な——自分の体内に、このビルを入れて粉々に粉砕しようというのだ。
40
+ 中にまだ居残っていた人々のことに、彼女は気がついていない。
41
+ 片手でビルをつまんで性器に近づけると同時、淫らな水音が静かなワンルームに響かせて、片手の親指と人差指でその陰唇を押し開く。
42
+ 彼女は誰も見ていないと勘違いし、大いにその変態行為を楽しもうとしている。息が少しずつ荒くなっていくのを感じていた。
43
+ 床に膝をつく。彼女が膝立ちの状態になった。
44
+ ——これは、オフィスビルか何かかな……今まで人がせっせと働いていたその建物が、いろんな人たちが頑張って作った建物を、その中に残された痕跡ごと……私のえっちなトコが飲み込んで……あぁ……っ!!
45
+ つまんだ指さえも飲み込まれてしまうくらいに、ビルをその中へと押し込んでいく。ひやりとした感覚を、その粘液をまとった内側の肉で感じ取った。
46
+ 膝立ちのままおこなわれるそのオナニー。女性器からあふれた愛液がこわばったうちももを伝って膝下へと流れていく。その中にはいくらかの小さなコンクリート片が混じっていた。
47
+ 股間の下のカーペットが、したたる粘液を染み込ませていく。
48
+ 壊してしまわないように、ゆっくり、ゆっくりと回転をかけた。角ばったコンクリートの固まりが、彼女を内側から刺激して、興奮をかき立てていく。ビルの角が膣壁にごりごりと削り取られていく。粘液がまとわりついていく。
49
+ 回転に伴い、中に閉じ込められたままの人々は左右上下のわからなくなるような事態に見舞われていたが、もはやビルは自分自身の中にある。自分の身体の内側の内側で起きている惨事など想定もしなかったし、想定するのもままならないほどに快楽で脳がとろけてしまいそうになっていた。
50
+ 「いい、気持ちいいのぉ……ッ」
51
+ いったいこのビルはいくらかけて作られたんだろう。そんなことを考えて興奮を高めていく。何千万か一億か、それとももっともっとなのか。
52
+ 重機や多くの作業員が集まっている空き地に、ビルが組み上がっていく様子を思い描く。この高さだと人件費も馬鹿にならないはずだ。
53
+ 自分の全財産をかけても作り上げることができない圧倒的な存在。それを今、自分の膣で……体内でひねりつぶそうとしている。
54
+ ビルの内部では、耳をつんざくような地鳴りが延々と鳴り響いていた。膣壁にこすりつけられるビルが削れていく音だ。
55
+ ビルがどんどん圧縮されていくその中で、助けを求める声がそこにある。
56
+ だがそれは、一人の女性がおこなうオナニーにかき消され、叫びをあげた当の本人の耳にすら届くことはない。当然、助けが来ることはあり得なかった。
57
+ 「ああ、あふぅ……んんっ!!」
58
+ 彼女は自分でした想像に興奮し、膣に強い圧力をかけてしまう。膣の圧力に耐えることができなかったナカの建造物が、粉微塵になったのがわかった。
59
+ どろり、と性器から漏れ出した少量の愛液。そこにはほんの少しゴミのようなものが混じっている。ビルの欠片だったが、おそらく虫眼鏡で観察でもしないと把握はできないだろう。
60
+ 無論、彼女はその粉々になった物体の中で、さらに人型の生命体が潰れてしまったことには気が付かなかった。
61
+ オモチャが消費された。もう終わってしまった。そんなふうに落胆する。
62
+ ——でも、気持ちよかった……。
63
+ 高層ビルという人類の文明が築いた建造物を、膣という恥ずかしいところでなぶり、その誇りごと粉々にした。その背徳感に、彼女は酔いしれる。
64
+ そして無意識に人間の命を奪ってしまった。そんなことを知る由もなく、彼女は体をシャワーで清め、明日の仕事に備えて眠りにつく。
65
+ 次のターゲットの収穫も兼ねて。
2 Done/[ほろ酔いにゃんこ] 彼氏をミニチュアの街にこっそり縮小転送して観察 [1730231594] CN.txt ADDED
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1
+ 「真是没办法啊……嗯,嗯。那我现在就过去。嗯,大概30分钟吧。」
2
+ 青年挂断了电话。放下做了一半的功课走出家门。一边在还没有融化的积雪上留下足迹,一边走向街头。
3
+ 今天是星期天,繁华街上很热闹,他在人流中向女朋友家走去。
4
+ 今天是交往6个月的纪念日。虽然马上就要考大学了,但她说今天无论如何都想见他,于是只好出门了。
5
+ 就在这样理所当然地享受着日常生活的他,突然受到了非日常生活的袭击。
6
+ 呼,人消失了。
7
+ 本来被人群夹着,沿着大道往前走,突然失去了夹着他的人,摔倒在地,擦破的脸颊一阵刺痛,他站了起来。
8
+ 「这……到底是怎么回事?」
9
+ 环视四周。广阔的柏油路面和覆盖在上面的厚厚的积雪,包围着自己的鳞次栉比的高楼大厦依然如故。
10
+ 但是,完全感觉不到人的气息。只留下大量脚印的样子,令人毛骨悚然。
11
+ 横在远处的列车不知何时停在了没有车站也没有道口的半路,我眯起眼睛,也找不到一个乘客或乘务员。
12
+ 他来到不远处的便利店,柜台前散落着几个排成一列的购物篮,附近的收银台还亮着,显示着商品名称。
13
+ 他穿过一地狼藉,孤零零地站在便利店前的大街上。
14
+ 只留下自己,街上的居民们都消失了。
15
+ 但是,这是在他的认知下。
16
+ 有着粉红色的地毯、可爱的布偶和樱桃图案的窗帘的房间,展现出女孩的悠闲。
17
+ 坐在房间中心的少女就是这个房间的主人。她把脸靠在铺着地毯的地板上。
18
+ 那是一座小型建筑林立的微型城市,连同地基存在在那里。
19
+ 留下了真正的人的生活痕迹的那个,不是单纯的玩具,也不是真品。这是在她的能力下缩小复制的。
20
+ 「嗯……他说他才出门……啊,找到了。」
21
+ 在不可思议的力量的作用下,从缩小复制到少女房间的城市一角里,依然可以看到天空。
22
+ 但是,那是只能从内部看到的虚假的天空。城市外面实际上是女孩子的房间,还有着比城市更广阔的眼睛在窥视。
23
+ 通过特殊的结界力量,隔绝了来自内在世界的所有五感,所以无法从内部观察外部的情况。就像镜子一样。
24
+ 「呵呵,好像在困扰了。」
25
+ 懒洋洋地躺着的少女用手托着腮。
26
+ 让喜欢的人为难是快乐的。她无意识地这么想着,观察着惊慌失措的青年。
27
+ ——好可爱啊。在他看来,是不是自己以外的人突然不见了?确实突然从街上消失的,是他。
28
+ 刻在脸上的温柔的笑容更加强烈。她眨了眨眼睛,那巨大的蓝色眼睛几乎代替了天空。万一被卷进这个动作,再坚固的大楼也承受不了。
29
+ 公共汽车和电车都不动了,连一辆出租车都打不到。对于这种状况,他似乎非常焦虑。
30
+ 「迟到了是不会原谅你的,这句话是不是起作用了?」
31
+ 只是为了玩弄他而自导自演。察觉到自己使用能力观察男友的慌张,自己的心好像被挠了一样痒痒的。
32
+ 浑身发抖的少女站起身,离开了迷你城市。
33
+ 「唔,好冷。」
34
+ 她因为冬天的寒冷而调整了空调的温度,对着冰冷的手呼了一口气。
35
+ 过了一会儿,她像想起恶作剧的孩子一样扬起嘴角,把空调遥控器放回原位,回到迷你城市旁边,把结界的效力稍微削弱了一点。
36
+ 在视觉和听觉隔绝的情况下,其他所有的影响都能通过。
37
+ 「哈啊……」
38
+ 狂风大作。温暖的吐息像台风一样刮向迷你城市,使远处的电车倾斜倒下了。
39
+ 她的吐息吹飞了商住楼的招牌,甚至连停在路边的汽车也轰隆隆地滚了出去。气温上升了。正在融化的雪一下子变成了液体。
40
+ 当然,活着的青年也不可能在没有扶手的地方站稳,被吹飞了一小段后,又被粗柱子栏住,为了不被撞飞,他拼命地忍耐着。
41
+ 暴风停了。刺鼻的异臭在迷你城市中微微飘荡。青年不可能知道那是自己女朋友的口腔散发出的臭味。
42
+ 她的耳朵发烫。脸上火辣辣的。
43
+ 「哈哈哈,对不起,我是不是太过分了?」
44
+ 指尖沾上了滑腻的感觉。她发现自己不知不觉间在内裤上来回揉搓阴部,弄湿了内衣。广告牌和汽车都因为自己的呼气而被撞飞,这太奇怪了,让少女兴奋不已。
45
+ 呼吸急促起来。然后街上又刮起了狂风。
46
+ 不行。差不多该放弃了。
47
+ 即使这么想,身体也不会听从。理性的刹车似乎已经失灵了。
48
+ 「啊……因为没有隔绝气味,所以这种难闻的气味也会被他闻到吧?这样也太让人兴奋了……」
49
+ 手指的动作停不下来。弄湿内裤的速度加速上升。与此同时,飘荡着的少女的气味弥漫着整个城市。
50
+ ——啊,如果他的鼻子出了问题,也是我的责任。也许我的臭味会破坏他的嗅觉。
51
+ 虽然感到内疚,但不知为何却变得更加想要���腰和手指的动作剧烈起来。
52
+ 听着淫荡的水声和沉浸在紧凑愉悦中的喘息声,心里更加满足了。
53
+ 大脑和阴道就像串联在一起一样,闪电般的快感穿过全身。腿部肌肉用力伸展,脚趾用力弯曲。
54
+ 「啊……不行!不……啊……啊!」
55
+ 房间里回荡着娇声。如果这声音穿过了结界的话,他的耳朵应该会因为太大的轰鸣声而破裂。
56
+ 仔细一看,好像潮吹了。稍微渗进模型里的它淹没了好几辆停在停车场里的汽车。
57
+ 「哈啊……哈啊……哇……真是做了不得了的事啊……」
58
+ 每重复一次粗重的呼吸,就好像有一股无法用语言表达的臭味直接刺进肺里。连自己的鼻子都能闻到的臭味,对身处迷你城市中的他,一定是鼻子都快坏掉了。她再次意识到,应该把自己的臭味也屏蔽掉。
59
+ 寻找观察对象。从她的角度可以看到,他好像没事,精神抖擞地继续在街上散步。
60
+ 安心之后,原本就因性快感而变得沉重的眼皮更觉得沉重了。她不再抗拒那种沉重,慢慢闭上了眼睛。
61
+ 她扑倒在地,在朦胧的意识中中止了能力。
62
+ 据说之后被传送到原来的街上的青年身上,猛烈地散发着女孩子H的臭味。
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1
+ 「しゃあねえなぁ。……おう、うん。じゃあ今から向かうわ。んー、30分くらいかな」
2
+ 電話を切った。やりかけの勉強を放り出して家を出る。まだ溶け切らない雪に足跡を残しながら、彼は街へと繰り出した。
3
+ 日曜のにぎわう繁華街。彼は人の波に揉まれながら、彼女の家へと向かって歩く。
4
+ 今日は付き合って6ヶ月の記念日だった。彼は大学受験を控えていたのだが、彼女がどうしても今日は会いたいというので、仕方なく出かけることにした。
5
+ そんな当たり前のようにそこにある日常を享受していた彼に、突如として非日常が襲いかかる。
6
+ ふっ、人が消えた。
7
+ 人混みを押し分け大通りを突き進んでいた彼は、突然押し分ける対象を失ってその場に転んでしまった。擦りむいた頬にヒリヒリした痛みを感じながら立ち上がる。
8
+ 「いってて……一体何が」
9
+ 周囲を見渡す。広大なアスファルト舗装された路面とその上をゆるくコーティングする雪、自分を取り囲むように立ち並ぶ高層ビル群は変わらずそこにあった。
10
+ しかし、人の気配というものが一切感じ取れない。大量の足跡だけがその場に残されている様子は、不気味で仕方がなかった。
11
+ 遠景を横切っていた列車は、駅どころか踏切さえない中途半端なところでいつの間にか停車しており、目を細めてみても乗員乗客の一人も見出すことができない。
12
+ すぐそこのコンビニに足を運んでみれば、カウンターの前に数個の買い物かごが列をなして散乱し、近くでは途中まで打ち込まれたレジが商品名を映し出している。
13
+ 彼は混乱を通り越して、コンビニ前の大通りにぽつんと立ち尽くす。
14
+ 自分だけを残し、街の住民たちは姿を消してしまった。
15
+ しかし、それは彼の認識下での話だ。
16
+ そこはピンク色のカーペット、愛らしいぬいぐるみやさくらんぼ柄のカーテンなどが、女の子のらしさを演出している部屋だった。
17
+ 部屋の中心に座り込む少女は、この部屋の主。彼女はそのカーペットの敷かれた床の中心に顔を寄せている。
18
+ そこには小さなビルが乱立するミニチュア都市が、大地の基盤ごと存在していた。
19
+ 確かな人の生活痕が残されているそれは、単なるオモチャでも、正真正銘の本物というわけでもない。これは彼女の力によって、縮小コピーされたものだった。
20
+ 「えーと、さっき家出たって言ってたから……あ、いたいた」
21
+ 不思議な力によって少女の自室へと縮小コピペされた都市の一角からは、変わらず空が見える。
22
+ しかし、それは内側からしか見ることのできないまやかしの空だ。都市の外側には実際に女の子の世界が広がっていて、現に街よりも広大な瞳がのぞき込んでいる。
23
+ 特殊な結界の力によって、内なる世界からの五感をすべてシャットアウトしているので、外側の様子を内側からうかがい知ることはできない。さながらマジックミラーのようだった。
24
+ 「ふふ、困ってる困ってる」
25
+ だらしなく横になった少女が、頬杖をつく。
26
+ 好きな人を困らせるのは楽しい。無意識にそんなことを思いながら、慌てふためく青年を観察していた。
27
+ ——可愛いなぁ。いっくんから見たら、自分以外の人たちが突然いなくなったように見えたのかな? 本当に突然街からいなくなったのは、いっくんの方なんだけど。
28
+ 表情に刻んでいた柔らかな笑みをより一層深める。空と見間違うほどの相対的に巨大な青い瞳が、まばたきをした。万が一この動きに巻き込まれたら、頑強なビルたちだってひとたまりもない。
29
+ バスも電車も動かなければ、最終手段のタクシーさえ使えない。この状況に、彼はたいそう焦っているようだった。
30
+ 「遅刻したら許さないから、って釘を刺しておいたのが効いてるのかな」
31
+ 彼をもてあそぶためだけに自作自演している。彼氏の慌てぶりを観察するというしょうもないことに能力を使用している自覚が、自らの心をくすぐられているようでくすぐったかった。
32
+ 身震いした少女が立ち上がってミニチュア街から離れる。
33
+ 「うー、さむ」
34
+ 冬の寒さにエアコンの温度を調整する。冷えた手にはぁーっと息を吐きかけた。
35
+ しばらくして彼女が、いたずらを思いついた子どものように口角をつり上げる。エアコンのリモコンをもとの位置に戻してミニチュア街のそばに戻ると、結界の効力を少し弱めた。
36
+ 視覚と聴覚をシャットアウトしたまま、ほか全ての影響が通るようになった。
37
+ 「はぁー……っ」
38
+ 吹き荒れる風。生暖かいそれは台風並みの突風としてミニチュア都市に襲いかかる。遠景に見えていた電車が傾き、倒れる。
39
+ 彼女の吐息で雑居ビルの看板が吹き飛んで、さらには路上駐車されていた自動車までもがゴロゴロと転がっていく。気温が上昇した。ところどころで溶けかけの雪が一気に液体になっていく。
40
+ 当然生身の青年も何もないところで踏ん張っていられるわけがなく、少し飛ばされたあと太い柱に捕まって、吹き飛ばされまいと必死に耐えていた。
41
+ 突風がやんだ。鼻につく異臭がミニチュアの中をほんのりと漂っている。それが自分の彼女の口腔が放った臭いだなんて、青年が知る由もない。
42
+ 彼女は耳が熱かった。顔が火照っている。
43
+ 「あはは、ごめん。ちょっとやりすぎたかな」
44
+ 指先にぬめりを覚える。いつの間にかパンツの上から陰部をこねくり回し、下着を濡らしていることに気がつく。自分の吐息だけで看板や車が吹っ飛ぶというあまりにおかしいその様子に、少女は興奮しきっていたのだ。
45
+ 呼吸が荒くなる。そしてまた街に突風が吹き荒れる。
46
+ いけない。そろそろやめにしよう。
47
+ そう思っていても身体は従ってくれない。理性というブレーキが飛んでしまったようだ。
48
+ 「あんっ……だって……臭覚はシャットアウトしてないから、このえっちな臭いも、いっくんに嗅がれてるってことだよね……? そんなの、興奮しちゃうよぉ……」
49
+ 指の動きはとどまるところを知らない。パンツを濡らす速度が加速度的に上昇していった。同時に、漂う女の子の生々しい臭いが、街に充満していく。
50
+ ——ああ、もし彼の鼻がおかしくなってしまったら、それは私の責任だ。私のえっちな臭いが、彼の臭覚を破壊してしまうかもしれない。
51
+ 後ろめたさを覚えながらも、どうしてか余計に愛しくなって腰と指の動きが激しくなる。
52
+ 淫らな水音と、締まるような悦楽に溺れるあえぎ声を、自分の耳で聞く。それを聞いてさらに心が満たされていく。
53
+ 脳と膣が直列繋ぎされたように、全身を電撃が駆け抜けた。脚部のすじに力が入ってピンと伸びる一方で、足指は強く折り曲げられる。
54
+ 「あっ……ダメ! いやぁ…ああ……っ!」
55
+ 部屋に嬌声が響き渡る。もしミニチュアの中へこの声が通ってしまっていたのなら、あまりの爆音に彼の耳に穴が空いていたはずだ。
56
+ ふと見てみれば、潮を吹いてしまっていたみたいだった。少しミニチュアの中に流れ込んでしまったそれは、駐車場に転がっていた自動車を数台飲み込んだ。
57
+ 「はぁ……はぁ……。うわぁ……とんでもないことしちゃったよぉ……」
58
+ 荒くした呼吸を繰り返すたび、言葉に表せないものすごい臭いが直接肺に刺さるようだった。自分の鼻にすらこんなにも臭いが届いているのだから、ミニチュアの中にいる彼はそれこそ鼻が曲がりそうになっているに違いない。臭覚もシャットアウトしておくんだったと改めて思う。
59
+ 観察対象を探す。彼は無事だったようで、元気に街の散策を続けている様子が彼女から見ることができた。
60
+ 安心がやってくると、もとから性的快楽に重くなっていたまぶたにさらに重みを感じた。その重みに逆らうのをやめると、瞳がゆっくりと閉じていく。
61
+ 彼女はばたりとその場に倒れ込んで、朦朧とする意識の中、能力の使用を中止した。
62
+ このあと元の街の中に転送された青年は、女の子のえっちな臭いを猛烈に放っていたという。
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1
+ 随着上楼的脚步声越来越近。门开了。
2
+ 少女进入了安装了昂贵VR器材的自己的房间。
3
+ 打开主机的电源,戴上连接大脑和游戏的头盔,躺下。把游戏机上的小型开关打开,她的意识进入了游戏中。
4
+ 这里是VR技术蓬勃发展的世界。
5
+ 各种类型的游戏都在进化。
6
+ 不久之后,当VR技术与现实几乎没有差异的时候,游戏类型这一概念就会消失,硬要说的话就只剩下一种了。
7
+ 「虚拟现实」游戏。一切都可以根据玩家的意愿改变,是荒唐的现实。
8
+ 少女在VR的房间里醒来,没有戴着头盔。
9
+ 从窗外传来的杂音和作为NPC的人们都被完美地再现了出来。
10
+ 一想到马上要做的事,她就觉得心跳加速,股间隐隐作痛。
11
+ 把手伸向空无一物的地方。只有在VR游戏中才存在的特殊粒子集合在一起,变成了触摸面板。
12
+ 这个游戏什么都可以玩。因为能做的事情很多,所以本来她想做的操作需要好几次翻页,但是由于指令记忆功能的作用,少女想要操作的数值很快就找到了。
13
+ 点击自己的图标。
14
+ 然后,点击写有「Height: 144.00cm」的那一栏,使数值变为可变更的状态。在出现的输入框中输入30,000.00,使其变成30,000.00 cm,也就是300米。
15
+ 不一会儿少女就开始巨大化。
16
+ 衣柜和床等家具被推开,很快她的身高就到了天花板。一只脚踢破了门,来到走廊上,一只手冲破窗户,从家里伸了出去。
17
+ 这栋房子是两层楼,这个房间在二楼。等回过神来,地板已经塌了,一楼厨房的洗碗池和冬天必备的被炉、暖炉等都压在屁股下面。每次想稍微调整一下姿势,就会感觉到屁股下面有什么东西被磨碎了。
18
+ 一楼还有游戏机生成的VR父母。一开始,她的心中充满了罪恶感,但现在已经习惯了。只要认定是虚拟现实就无所谓了。即使从自己的身下传来痛苦的悲鸣,她也毫不在意。
19
+ 巨大的身躯像发生爆炸一样从家里探出头来。她住的房子变成了一片瓦砾。邻居家也用脚踢开了。
20
+ 一想到仅凭这一点就抹杀了好几条生命,兴奋得脸颊泛红,心都要融化了。
21
+ 她站起身来,衣服上像垃圾一样附着的瓦砾倾盆而下。被宛如雨点般的瓦砾击中的人们,在一瞬间连骨头都被砸得粉碎,死伤惨重。
22
+ 少女裹着白袜的脚刚开始向车站走去,警笛声就响了。催促避难的地区性无线电已经传到了她的耳朵里。
23
+ 自身引发了灾难,这是非日常的,还有被卷入其中的无限接近现实的虚拟现实居民们,但这也已经习惯了,作为达成兴奋的调味料还不够。
24
+ 她把脚抬起来再放下,人和汽车就被卷入自己的行动之中像垃圾一样四处飞散。自己在现实世界里不过是个普通的女学生,却在虚拟现实中以压倒性的力量君临天下,让她从心底感到满足。
25
+ 她看到一辆红色汽车正以飞快的速度从脚边离开,猛地挥下了脚。巨大的地震袭击了城市。水泥道路瞬间粉碎,大地裂开。在附近的人们在前所未有的大地震中不仅无法站立,还被抛到空中。
26
+ 被白袜子包裹的脚还贴着已经化为齑粉的原道路的地面上,而那辆红色汽车被压在下面。
27
+ 她单脚站立,看着刚才踩坏汽车的自己的脚底。被白袜子覆盖的脚底,略显红褐黑。被踩扁的汽车变成了铁板贴在上面。
28
+ 用手指捏住贴在脚底的汽车,把它拉开。脸上的笑容更深了。
29
+ 「呵呵,在女孩子的脚底一起变成了铁板,真丢脸啊。」
30
+ 将红色的铁板端到面前。
31
+ 这辆车上还坐着人。如此渺小的生命,和汽车一起被踩扁了。她的心脏怦怦乱跳。嗜虐心高涨。
32
+ 抬起的脚放回地面,开始只用脚去开拓还完好无损的住宅区。可以瞬间踩扁汽车的大小的脚走来走去。还留在住宅区的人们,为了逃命,向四面八方跑去。但这也是徒劳的,她只要稍微改变一下自己的地方,小人们就会和瓦砾混在一起踩扁。
33
+ 周围渐渐变成一片空地。在最后,她把捏着的汽车的尽头拿起来,放开手指。自由落体的铁板发出微弱的声音。
34
+ 「汽车的声音也不错啊……哈哈哈。」
35
+ 少女的呼吸变得急促起来。一只手不知何时伸到了裙子里,股间已经湿了。
36
+ ——本来想在车站做的……但已经受不了了!
37
+ 少女目光炯炯地看着周围。然后,走到造成交通堵塞的住宅区一角,站在地上,将压在胯部的手指反复摩擦,刺激敏感的部位。
38
+ 生活在虚拟现实中的小人的上空,淫乱的水声隔着内裤轰鸣着。漂浮着的异臭毫无疑问是性器和它垂下的黏液散发出来的。
39
+ 从内裤渗出的黏液滴落下来把几辆车连同车上的人都吞没了。一旦汽车被胶状的液体包裹,就无法从内侧打开。
40
+ 「啊……嗯、在看……大家都在看我…���啊!」
41
+ 因为兴奋,她的膝盖开始颤抖,几乎站不住了。
42
+ 双膝跪在两车道的宽阔道路两侧人行道上。刚刚铺好的崭新道路和路缘石,被少女雪白的膝盖撞得粉碎。运气不好被压在膝盖下的人,在一点上承受了巨大的体重,消失得无影无踪。
43
+ 双膝跪立、两腿间敞开的正下方,是被一条像巨大窗帘一样的裙子遮住上空的两条车道。
44
+ 即使隔着内裤,爱液也会不停地溢出来,所以她穿的内裤并没有意义。在她还没有意识到的时候,已经有数辆汽车和数十人被爱液缠住了。
45
+ 少女就这么跪着,粗暴地脱下裙子。然后俯下身子。
46
+ 她不满足于用手指刺激,开始直接用下体摩擦双车道公路。也就是所谓的床式自慰。当然,在她的胯下,被堵得水泄不通的汽车被夹在水泥道路之间。
47
+ 「啊……不错……」
48
+ 脸贴着大地。感觉有什么东西被压扁了。她侧过脸去,模糊的视野中,看到一群比人偶还小的人从眼前跑开。
49
+ 尖叫声听起来很舒服。
50
+ 一次又一次,整个身体在堵塞的道路上来回摩擦。把汽车和人类压在胯下。在响彻灵魂的尖叫声中,传来无机金属被挤压的声音。
51
+ 兴奋达到了顶点。
52
+ 「啊啊啊啊!!去……去了!!」
53
+ 她下意识地把腿绷得笔直,眼睛紧闭。脸很烫。浑身是汗。
54
+ 爱液从股间溢出来。排水沟什么的早就满了了,她的爱液冲击而上。
55
+ 「哈啊,哈啊……」
56
+ 她光是叹息就会变成巨响。但是,音量不亚于那叹息的嘈杂声,仍然从自己的下体传来。在住宅区里进行了如此激烈的自慰,但好像还有人活着。
57
+ 总觉得不好意思。
58
+ ——尿尿吧……。
59
+ 自慰之后就会想尿尿。她没有反抗这种生理需求,穿着内裤就当场尿了。
60
+ 还活着的人们被带着氨臭味的浊流冲走。由于排水沟被爱液塞满,周围瞬间被淹没。
61
+ ——醒来的世界是现实世界。
62
+ 看向窗外,被自己破坏殆尽的住宅区理所当然地存在着。
63
+ 谁也不知道自己曾经自慰过的世界。
64
+ 正因为如此,一个人用VR玩是无法停下的。
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1
+ 階段をのぼる足音が近づいてくる。ドアが開いた。
2
+ 高価なVR機材が設置された自室に、一人の少女が入ってくる。
3
+ 据え置き機の電源を入れる。テレビは必要ない。脳とゲームを接続するヘルメットを被り、横になる。据え置きのゲーム機から伸びる小型のスイッチをONに切り替えると、彼女の意識はゲームの中へ吸い込まれていった。
4
+ VR技術が発展した世の中。
5
+ ゲームとして様々なジャンルのものが進化を遂げていった。
6
+ やがて、VR技術が現実とほとんど差異のないものとなったとき、ゲームのジャンルという概念は消失し、強いて言えば一つだけになる。
7
+ ジャンル「仮想現実」。すべてをプレイヤーの意のままに変更できる、でたらめな現実だった。
8
+ 少女は仮想現実の自室にて目を覚ました。ヘルメットはかぶっていなかった。
9
+ 窓の外から聞こえる雑音、外を歩く人一人一人までもが忠実に再現されている。
10
+ 彼女は今からすることを思うと胸が高まって、股間がうずいた。
11
+ なにもないところに手をかざす。VRゲーム内にのみ存在する特殊な粒子が集合し、タッチパネルが現れた。
12
+ このゲームはなんでもできる。できることが多い分、本来なら彼女がしたい操作をするには何度もページめくりに相当する操作が必要だ。しかしコマンド記憶機能が働いていて、少女が操作したい数値はすぐに見つかった。
13
+ 自分のアイコンをタップ。
14
+ その後、「Height:144.00cm」と記載された部分をタップし、数値を変更可能の状態にする。中空に出現した入力エリアに、30000.00と入力して300000.00cmにした。300メートルだ。
15
+ しばらくもしないうちに少女は巨大化する。
16
+ タンスやベッドなどの家具が押しのけられ、あっという間に背丈が部屋の天井に届く。片足がドアを蹴破って廊下に出てしまい、窓を突き破った片手が家から飛び出した。
17
+ しかもこの家は二階建てで、この部屋は二階にある。気が付いたときには床が抜け、一階にあったキッチンの流し台や冬の必需品であるこたつやストーブなどを尻の下に敷いていた。少し大勢を整えようと体を動かすたびに、自分のお尻の下で何かがすり潰される感触がある。
18
+ 一階には彼女のゲーム機によって生み出されたVR両親もいた。初めのうちは罪悪感に胸が染まってしまっていたが、もはや慣れっこだ。仮想現実だと割り切ってしまえばどうということはない。痛ましい悲鳴が自分の下から聞こえてきても気にすることはなかった。
19
+ 爆発が起きたように家から巨体が顔を出す。彼女の住んでいた家はただの瓦礫になっていた。隣接するご近所さんも足で蹴飛ばしてしまっている。
20
+ これだけでいくつもの命を消し去ってしまったのだと思うと、興奮に頬が染まり心がとろけそうになる。
21
+ 彼女が立ち上がると、服にゴミのように付着していた瓦礫が降り注ぐ。まるで雨のようなその瓦礫の下敷きになった人々は、一瞬で骨の芯まで粉々に砕かれ死傷した。
22
+ 少女が白い靴下に包まれた足を駅へと歩みをすすめ始めると、サイレンが鳴り響く。避難を促す地域無線が巨大化した彼女の耳には入ってきていた。
23
+ 自分自身が引き起こす災厄。そして非日常。それに巻き込まれる限りなく現実に近い仮想現実の住民たち。しかしこれももう慣れてしまっていて、興奮へ至るまでのスパイスとしては物足りない。
24
+ 彼女が足を持ち上げて振り下ろす。人や自動車がゴミクズみたいに飛び跳ね、自分の動きに巻き込まれて巻き上がる。現実世界では一般的な女子学生にすぎない自分が、仮想現実で圧倒的な存在として君臨しているその様に、心から満足していた。
25
+ 彼女は猛スピードで足元から離れようとする赤い自動車を視界に捉え、思い切り足を振り下ろした。巨大地震が街を襲う。コンクリート道路は一瞬で粉砕、大地が裂けた。近くにいた人々はいまだかつてない大地震に立っていられないどころか、空中に放り出される。
26
+ 粉微塵になった元道路だった場所には、白い靴下で包まれた足が未だ接地したまま。その下に件の赤い自動車は下敷きになった。
27
+ 片足立ちになって、今しがた自動車を踏み潰した自分の足裏を覗き見る。白い靴下に覆われた足裏は、若干赤と茶色に黒ずんでいた。踏み潰した自動車が鉄板に成り果てて貼り付いている���
28
+ 足裏に貼り付いた自動車を指でつまんで引き剥がす。顔に刻まれた笑みをより一層深くした。
29
+ 「ふふ、女の子の足の裏で一緒に鉄の板になっちゃって、ミジメだね」
30
+ 赤い鉄板を顔の前まで持ってきた。
31
+ この自動車にはまだ人が乗っていたのだ。そんな小さな命を、自動車とともに圧縮してしまった。心臓がドキドキした。嗜虐心が高ぶっていく。
32
+ あげていた片足を地面に下ろし、足だけでまだ無傷だった住宅街を開拓する。自動車を一瞬で圧縮する大きさの足が数度行き来した。まだ住宅街に残っていた人々が、生をつなぐべく四方八方へと駆け出すのが見える。しかしそれもむなしく、彼女が自分の足を行き来させる場所を少し変えただけで瓦礫と混ざり合い、その生命は潰えてしまう。
33
+ 辺り一面が更地になった。最後に出来上がった更地の上に、つまんでいた自動車のなれ果てを持ってきて、指を離す。自由落下した鉄板が、小さく鳴いた。
34
+ 「自動車もなかなかいい音がするんだね……っはぁはぁ」
35
+ 少女の呼吸が荒くなる。いつの間にか片手がスカートの中へと伸びて、股間を湿らせていた。
36
+ ——駅でやろうと思ってたけど……もう我慢できないっ!
37
+ 少女は周囲に目を光らせる。そして渋滞を起こしている住宅街の一角に歩みを進めると、その上で仁王立ちした。股間に押し当てた指を何度もくりくりと動かして、敏感なところを片っ端から刺激した。
38
+ 仮想現実に住まう人々、小人たちの上空では、淫乱な水の音がパンツ越しに轟いている。漂う異臭は、間違いなく女性器と、それが垂れ流す粘液が放つものだ。
39
+ パンツから滲み出た粘液がこぼれ落ちる。いくつかの自動車を乗車している人間ごと飲み込んだ。粘性の高いゼリー状の液体に包まれた自動車は、内側から開くことができなくなる。
40
+ 「あぁ……くぅ、見てる見てる……みんなが見てるよぉ……っ!」
41
+ 興奮に膝がガクガク震え始め、立っていられなくなった。
42
+ 二車線の広い道路の両歩道に両膝をつく。舗装されたばかりの新品の道路と縁石が、少女の白い膝で粉々になった。運悪く膝の下になった人々は、とてつもない重さの体重を一点で受けて跡形もなく潰れてしまう。
43
+ 膝立ちでだらしなく開かれた股間の真下では、広大なカーテンのようなスカートによって天を覆われた二車線渋滞がある。
44
+ パンツ越しにも愛液はとめどなくあふれており、彼女が身につけるパンツは下着の意味を成していない。彼女が意識しないうちにも、数台の自動車と数十人の人々が愛液に絡められていた。
45
+ 少女は膝たちのまま、乱暴にスカートを脱ぐ。そしてうつ伏せになった。
46
+ 指で刺激するだけでは飽き足らず、直接股間を二車線道路にこすりつけ始めたのだ。いわゆる床オナ。無論、その股間の下では渋滞に巻き込まれた自動車が、コンクリート道路との間で板挟み状態になっていた。
47
+ 「あっあっ……いぃ……」
48
+ 頬を大地に押し付ける。何かが潰れた。顔を横に向けると、ぼやけた視界にフィギュアよりも小さな人間たちが目の前を走って逃げていくのが見える。
49
+ 悲鳴が耳に心地よかった。
50
+ 何度も何度も、身体全体で道路渋滞の上を行き来する。股間の下敷きにして、自動車や人間たちをすりつぶしていく。魂のこもった金切り声に混じって、無機質な金属がひしゃげる音が届く。
51
+ 興奮が最高潮に達した。
52
+ 「ああっあああ!! イクっ……イクぅ!!」
53
+ 彼女は無意識の内に足をピンとまっすぐに伸ばして、瞳をギュッと閉じていた。顔が熱い。体中が汗だくになる。
54
+ 股間からはこれ以上ないくらいに愛液があふれ出している。排水溝なんかはとっくに詰まっていて、彼女の愛液が逆流していた。
55
+ 「はぁはぁ……」
56
+ 彼女は吐息だけでも轟音になる。しかし、その吐息に負けない音量のざわめきが、まだ自分の股間のほうから聞こえてきていた。これだけ住宅街の中で激しくやったというのに、まだ生きている人間たちがいるらしい。
57
+ なんだか恥ずかしい。
58
+ ——おしっこもしちゃおうかな……。
59
+ オナニーをすると、おしっこもしたくなる。その生理的欲求に逆らうことなく、彼女はパンツを履いたままその場に小便をした。
60
+ まだ生きていた人々がアンモニア臭のする濁流に押し流されていく。排水溝を愛液で詰まらせたおかげで、あたりは瞬く間に水浸しになった。
61
+ ——目を覚ました世界は現実だった。
62
+ 窓の外を見ると、自分が破壊の限りを尽くした住宅街が、当たり前のようにその場に存在している。
63
+ 誰も自分がオナニーをしていたことを知らない世界。
64
+ これだからVRでひとりえっちするのはやめられないのだ。
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1
+ 俨然是魔女之物的大锅发出咕嘟咕嘟的声音。尽管如此,弥漫着魔法药气味的房间又暗又冷。
2
+ 随着门把手转动的声音,一个披着黑袍的少女推开门走进房间。是这个房间的主人魔女。
3
+ 少女看也不看大锅,借着烛光走向摆着烧瓶和试管的架子。她搬来木头做的脚手架,坐在上面,隔着玻璃窥视架子高处的三角烧瓶。
4
+ 「哦,完成了完成了。」
5
+ 晃动着胸部的她所凝视的,是一个被封闭在锥形瓶中的小城市,是通过魔法实验培养智慧生命居住的城市。
6
+ 过于微小的城市中不到1cm的楼群向上延伸到能被天真无邪的魔女掌握的范围内。
7
+ 缩小比例为万分之一。1公里相当于10厘米的世界存在于这个烧瓶中。160cm左右的人,大小和螨虫差不多,只有0.16mm,即使是魔女的眼睛也不可能看清。
8
+ 他们是怎么看待自己的呢?想象着突然被雪白肌肤的墙壁覆盖住的居民们的恐惧,她舔着嘴唇伸出手,
9
+ 从架子上拿起了锥形瓶。
10
+ 「啊……」
11
+ 旁边并排的几个试管掉了下来,摔得粉碎。
12
+ 「啊,真是太糟糕了……好不容易为了以后的乐趣了培养了几亿更小的人……」
13
+ 细长的试管仿佛是漂浮在宇宙中的太空殖民地,她模拟了重力,使殖民地化行星规模的人类得以繁殖。
14
+ 走下脚手架,确认地板。剩下的只有混在玻璃碎片里的垃圾。几乎看不出试管的形状了。
15
+ 暂时把锥形瓶放到桌上。心烦意乱的少女一边咂着嘴,一边拿起从人类的城市买来的吸尘器,将试管的残骸连同里面的城市和人类一起吸走。
16
+ 看着被轰隆隆作响的吸尘器吸入的废墟,她突然想到或许还有活着的人。
17
+ 她想象着至今为止自己生活的城市因为一个少女的疏忽突然被破坏,被吸尘器这个文明的利器蹂躏。
18
+ 与恶魔签订契约而成为魔女的她,原本只是普通人,只是个无力的少女。如果是自己受到如此蛮不讲理的对待,一定会疯掉的。
19
+ 现在,自己亲手造成了这种令人发疯的不讲理。一想到这里,少女就兴奋得心跳加速。
20
+ 在同情小人的同时,也充满了难以言喻的嗜虐心。少女没有注意到自己的表情被坏笑扭曲了。
21
+ 不一会儿地板就干净了。他们的一切无论是否还活着都在吸尘器里了。
22
+ 少女叹了口气。比起锥形瓶里的东西,这个更难造出来。
23
+ 做了很可惜的事。但这只是自己的疏忽,所以没有发泄怒气的对象。因为烦躁,她又咂了咂嘴。
24
+ 「算了,已经坏了也没有办法,用这个自慰吧。」
25
+ 她理所当然地嘟囔了几个下流的单词,拿着手里的锥形瓶离开了大锅的房间。
26
+ 本来打算用显微镜观察锥形瓶中的城市。但现在,她的心情很不好。
27
+ ——她很想释放压力!
28
+ 房间里依然是一片黑暗和寂静。但是,这里是与年龄相符的充满可爱的房间。
29
+ 最引人注目的是她亲手制作的布偶。擅长缝纫的她,做的布偶类的东西,形状都非常漂亮。
30
+ 哐当,传来锥形瓶放在地板上的声音。随之而来的是脱衣服的声音。
31
+ 她毫不在意地脱下长袍、上衣、内衣,变成一丝不挂的样子。没有什么可犹豫的,这是她的房间,是她的私人空间。
32
+ 「啊,对不起。这么说来,你们也在。」
33
+ 她看向烧瓶里。完全忘记了里面还有人。
34
+ 「在女孩子的私人空间里同时招待了几千个男人,你们应该感谢吧。虽然里面可能也有大妈。」
35
+ 没有回答。实际上也许是有的,但如果没有传到少女的耳朵里,那就等于没有。
36
+ 那么。她小声嘀咕着,站在放在地板上的锥形瓶上。从锥形瓶中可以看到,少女是女性的证据公然占据了整个天空。它滴着像口水一样的黏液,好像在催促她。
37
+ 但是,今天要用的不是这边。
38
+ 「你们的生命是我创造的,所以我用在什么事情上都可以。」
39
+ 在冰冷的空气中,少女的肛门微微蠕动。
40
+ 全裸的少女对着瓶口坐下。排泄口压缩着空气逼近,生活在铺满锥形瓶底面的缩小都市里的人们发出疯狂的悲鸣,四处逃窜。
41
+ 但是,这里是锥形瓶内部的世界。不存在逃离这座城市的方法。
42
+ 瓶口碰到了肛门,下一瞬间,瓶口被吞了进去,肛门内括约肌关闭,成为了密闭空间。
43
+ 瓶内的世界已经没有新鲜空气供应了。之后进入缩小城市的空气,全部都是她的大肠里囤积的东西。
44
+ 自己支配着偌大一个城市的空气。这么一想,心情就激动起来。
45
+ 「嗯……啊!凉凉的好舒服……!」
46
+ 很舒服。将玻璃制品插入体内,会因为凉爽而产生适当的刺激。
47
+ 但这终究只是前菜。主菜还在后面。
48
+ 「啊……被一群小人看着我的屁股……还是从里面看着……兴奋不已啊……啊!!」
49
+ 她把装有缩小城市的锥形瓶插入肛门,把屁股抬到天花板上。锥形瓶严重倾斜,楼群在重力的作用下,全都掉到大肠里。
50
+ 一边从后面的洞里感受着遭遇如此悲惨的渺小存在,一边将手指按在暴露的性器上,咕嘟咕嘟地搅动着里面。
51
+ 「进来了……啊!感觉有很多人从便便的那个洞进入我的肚子里……感觉到了!」
52
+ 生活在锥形瓶里的人类遭遇了很多不幸。他们认为理所当然的瓶口被少女的肛门这种不可能的东西堵住,然后被吞进了里面。
53
+ 而且与用魔力维持环境的锥形瓶中不同,那个新空间只在普通女孩子的大肠中。
54
+ 「大家……请死在我的体内……啊!」
55
+ 女孩子的大肠里当然不是智慧生命生存的环境。像他们这样的小人全灭只是时间问题。
56
+ 「啊……结束了?啊哈哈……大家都从我屁股的洞进入身体里了……」
57
+ 在后面的洞里感觉到的细微的感觉全都消失了。铺满瓶底的都市群和生活在那里的人们的生活全都消失在少女的体内。
58
+ 把锥形瓶从肛门抽出躺下放松。她一边感受着在自己体内拼命活下去的生命,一边沉沉睡去。
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1
+ いかにも魔女のモノでございといった大窯がぐつぐつと音を立てている。にもかかわらず、魔法薬のニオイが漂うその部屋は暗くて冷たかった。
2
+ ドアノブが回る音がした。黒ローブを羽織った少女がドアを押し開いて部屋に入ってくる。この部屋の主である魔女だった。
3
+ 少女は大窯には目もくれず、ロウソクの明かりを頼りにフラスコや試験管の並ぶ棚に歩み寄る。木でできた足場を持ち寄り、その上に乗って棚の高いところにある三角フラスコをガラス越しにのぞき込んだ。
4
+ 「おお、できてるできてる」
5
+ 胸を踊らせる彼女が見つめる先にあったのは、三角フラスコの中に閉じ込められた小さな都市だった。魔法の実験で知的生命の住む街を培養し、育てていたものだ。
6
+ あまりにも矮小なそれは、あどけない魔女の手のひらに収まるような範囲に、1cmもないビル群を上へ上へと伸ばしている。
7
+ 縮尺率は1万分の1。1kmが10cmになる世界がこのフラスコの中には存在している。160cm程度の人間なんて0.16mmというダニと同じくらいの大きさになってしまって、魔女の目をもってしても視認することは不可能だった。
8
+ 彼らに自分のことはどのように見えるのだろう。突如白い肌の壁に覆われる住人たちの恐怖を想像しながら、舌なめずりをして手を伸ばした。
9
+ 三角フラスコをつかみ棚から取り出す。
10
+ 「あっ……!」
11
+ 隣に並んでいた試験管が数個落下し、粉々に砕け散ってしまった。気持ちが高ぶって引きずり出してしまったのが良くなかった。
12
+ 「あー、もう最悪だよぉ……。こっちはもっと小さく数億人の人間を培養してたからあとのお楽しみにとっておいたのに……」
13
+ 細長い試験管という物体は、宇宙に漂うスペースコロニーを彷彿とさせる。だから彼女は擬似的に重力を発生させてコロニー化し惑星規模の人類を繁殖させていた。
14
+ 足場を降りて床を確認する。残っていたのはガラス片に混じったただのゴミだった。試験管の形はほとんど残されていない。
15
+ 一旦三角フラスコをテーブルに退避。イライラが募った少女が舌打ちしながら人間の街で購入した掃除機を手にし、試験管の残骸をその中にあった街と人間たちごと吸引していく。
16
+ 現在進行形でゴウゴウと音を響かせる掃除機に吸い込まれていく廃墟見て、まだ生きている人間がいるのかもしれない、ふとそんなことを思う。
17
+ 彼女は想像力を働かせる。今の今まで自分たちが暮らしてきた街がたった一人の少女の不注意によって突然破壊され、掃除機などという文明の利器に蹂躙される。
18
+ 悪魔と契約を交わすことで魔女となった彼女とて、元は普通の人間で、ただの非力な女の子だ。もし自分がそんな理不尽極まりない仕打ちを受けようものなら、気が狂ってしまうに違いない。
19
+ そしてそんな気が狂ってしまうような理不尽を今、自分がこの手で引き起こしている。そう思うと染み渡るように興奮が満ちていって、少女はゾクゾクが止まらない。
20
+ 小さな人間たちを哀れむと同時に、言いしれぬ嗜虐心が心を満たしていく。少女は自分の表情がたちの悪い笑みに歪んでいることに気が付かなかった。
21
+ やがて床はさっぱりきれいになった。すべては掃除機の中だ。ソレがまだ生きていようがいまいが関係のないことだった。
22
+ ため息が出る。三角フラスコの中身よりこっちのほうが創り出すのが大変だったのだ。
23
+ もったいないことをしてしまった。しかし自分の不注意でしかないのだから、怒りをぶつける先がない。イライラからまたもや舌打ちをしてしまう。
24
+ 「まぁいいや。壊れたもんはしょうがない。こっちでオナニーしよ」
25
+ 当たり前のように品のない単語をつぶやき、今しがた手にした三角フラスコを持って大窯の部屋をあとにする。
26
+ 本来なら三角フラスコの中の都市は顕微鏡で経過観察するだけにとどめるつもりだった。しかし今、彼女は虫のいどころが悪いのだ。
27
+ ——めっちゃくちゃ屈辱的な目に合わせて、ストレス発散させてもらうんだからっ!
28
+ 相変わらず部屋に落ちているのは暗闇と静寂。しかし、そこは見た目年齢相応の可愛らしさのあふれる部屋模様になっている。
29
+ 一際目立つのが、彼女の手作りのぬいぐるみ。裁縫が得意な彼女が作るぬいぐるみ類は、とてもよく形が整ってい���。
30
+ コトリ、と三角フラスコを床に置く音。それに続くように衣ずれの音がする。
31
+ ローブ、上着、下着と構わず脱いでいって、一糸まとわぬ姿になった。何もためらうことはない。ここは自分の部屋。彼女のためのプライベート空間だ。
32
+ 「ああ、ごめん。そういえばあなたたちもいたね」
33
+ フラスコの中に目をやる。完全に中に人間が暮らしていることを失念していた。
34
+ 「女の子のプライベートな空間に何千人もの男たちを同時に招待してあげたんだから、感謝してよね。おばさんも混じってるかもしれないけどさ」
35
+ 返事はない。実際はあったのかもしれないが、少女の耳に届かなければそれはないも同然だ。
36
+ さて。小さくそうつぶやいて、床に置いたままの三角フラスコの上に仁王立ち。フラスコの中からは、少女が女性である証が公然と天を埋め尽くしているのが見えた。それは粘液をヨダレのように垂らし、まだかまだかと彼女を急かしてくるようだった。
37
+ しかし、今日はこっちの気分ではなかった。
38
+ 「その命、私が造ってあげたんだから、どんなコトに使ったって構わないよね」
39
+ 冷えた空気に、少女の肛門がぴくりと動いた。
40
+ 素っ裸の少女がフラスコの口に向かって腰を下ろしていく。空気を圧縮して迫る排泄口に、フラスコの底面に敷き詰められた縮小都市に生きる人々は狂気の悲鳴をあげて逃げ惑っていた。
41
+ しかし、ここはフラスコの内側の世界なのだ。この街から逃げ出すすべなど存在しない。
42
+ 三角フラスコの口が肛門に触れる。次の瞬間にはフラスコの口は中へと飲み込まれ、肛門内括約筋によって閉じられ、完全に密閉された。
43
+ もはやフラスコ内の世界に新鮮な空気が供給されることはなくなった。これから入れ替わりに縮小都市に入ってくる空気は、すべてが彼女の大腸に溜め込まれていたものとなる。
44
+ 自分が広大な一つの街の空気を支配している。そう思うと気持ちが高ぶった。
45
+ 「ん……っ! 冷たくてイイ……!」
46
+ 気持ちが良かった。ガラス製のモノを体内に挿入するのはひんやりして程よい刺激になる。
47
+ しかし、これは所詮前菜でしかない。メインディッシュはこの先にある。
48
+ 「ああ……小さな人間たちに私のお尻を見られて……内側から見られてる……興奮がやまないよぉ……っ!!」
49
+ 縮小都市の入ったフラスコを肛門に挿入したまま、尻を天井に突き上げる。フラスコが大きく傾いて、ビル群が重力で大腸の中へとこぼれ落ちていく。
50
+ そんなみじめな目にあっている小さな存在を後ろの穴で感じつつ、さらけ出した性器に指を押し当てて、ぐちゅぐちゅと中をかき混ぜる。
51
+ 「入ってくる……っ! うんちする方の穴から私のお腹の中にいっぱいヒトが入ってくるの感じる……わかるよぉ!」
52
+ フラスコの中に暮らしていた人類は散々な目に合わされていた。自分たちが当たり前のように、そこにあるものだと信じてきたフラスコの口が少女の排泄口などというあり得ないものにふさがれ、挙げ句の果てにその中へと飲み込まれていく。
53
+ しかも魔力によって環境が整備されていたフラスコの中とは違い、その新天地はいたって普通の女の子の大腸の中でしかない。
54
+ 「みんな……私のお腹の中で死滅させてあげるんだから……っ!」
55
+ 女の子の大腸の中なんてところは、当然ながら知的生命が暮らすための環境ではない。彼らのようなコビトの人類が生活していられるのは時間の問題である。
56
+ 「はぁ……もうおしまい? あはは……みんな私のお尻の穴から私の中に入っちゃったんだぁ……」
57
+ 後ろの穴で感じていた些細な感覚が一切なくなった。フラスコの底面に敷き詰められていた都市群とそこに暮らしていた人々の営みが、すべて少女の体内に消えてしまった。
58
+ フラスコを肛門から引き抜きリラックスして横になる。自分の中で精一杯生きる生命を感じながら、彼女は深い眠りへと落ちていった。