おっぱいで磨り潰し 「ん…っ、ふぁ…」 夜、自分の部屋で自慰に浸る少女。 パジャマのボタンを外し、あらわになった大きな乳房を低いテーブルの上にぐいぐいと押し付けている。 そんなことでそこまで感じられるものなのだろうか。 少女は特殊な性癖をもっているのだろうか。 確かに持っている。 だが、それは特殊な性癖ではなく、特別な力。 乳房を机に押し付けること自体に意味は無く、要点はその机の上にあるもの。 まるで航空写真のように細かい街並み。しかし実体のあるそれが確かにそこにあった。 少女が胸を押し付けているテーブルの上には10万分の1の世界が広がっているのだ。 街も、家も、すべてがこの世界のどこかに実在する本物。 このテーブルの上は世界のどこかとリンクしていた。 そして今 少女はそんな極小の世界の上に乳房を押し付けている。 10万分の1の世界から見れば、少女の胸は10万倍の大きさ。 高さ100mもの超高層ビルは少女から見ればたった1mmの小粒であり、少女の直径約3cmの乳首はその極小の世界にとって約3kmもの大きさになる。 とんでもない比率だ。その乳首だけで街の一区画を押し潰してしまえる。 実際に今 少女は極小の街を自分の胸で押し潰しその優越感に快感を感じているのだ。 「はぁ…はぅ…っ」 少女の微かな喘ぎ声。 快楽を感じる源である胸は今もテーブルの上にぐりぐりと擦りつけるように押し付けられている。 その最中には、そこにある街が確実に巻き込まれている。 少女の大きな乳房。それがそっと乗せられるだけでも街はくしゃりと押し潰されてしまうだろう。 そしてそれに体重が掛けられ、重みを受けて変形しハミ乳となると、乳房はさらに広大な範囲を巻き込み押し潰してゆく。 ビル群など砂細工以下の脆い存在だ。 例えば少女の胸板からぶら下がる大きな乳房のその先端の乳頭。 それがちょんと触れただけでもビルがグシャリ潰れ瓦礫になってしまうだろう。 たかが1mmのビルが、直径1km近い大きさの乳頭の直撃に耐えられるはずも無いのだ。 だが感触はある。だからこそ少女は街に乳房を押し付けている。 無数のビルの無骨で頑丈で脆いその感触を、乳房と乳首の表面で感じている。 高さ100mもある巨大なビルが、自分の胸の下でぷちぷちと潰れてゆく様を敏感な肌で感じているのだ。 彼らが長い年月をかけて完成させた無数のビルが、自分のおっぱいがちょっと触れるだけで潰れてしまう。 自分のおっぱいの強大さに酔っていた。 そしてそこには、何十万という現実の人間が巻き込まれている。 人々には理解できない。直径数十kmという隕石の様な大きさの巨大な乳房が空から飛来し街を押し潰し始めたのだ。 逃げられようはずも無かった。 夥しい数の犠牲者が出た。 乳首がツンと触れビルのひとつがグシャリと崩れ去るだけで1000もの人々が犠牲になる。 それを、この巨大な二つの乳房は何百とやってのけている。 ゴリゴリ。巨大な乳首がビル群を削り潰す。 乳首が通過した後には幅1kmにもわたって巨大な溝ができる。 乳房が押し付けられればそこには直径20km近い大きさのクレーターができる。 おっぱいを軽く押し付けるだけで、少女は街を丸ごと消滅させてしまうことができるのだ。 更に胸をぐりぐりと動かすことでさらに多くの範囲を巻き込み、ハミ乳の下に周辺の街を呑み込み、押し付ける際の振動は地震となって周辺の街に襲い掛かった。 その小刻みかつ凄まじい振動は周囲の街のビル群を瞬く間に倒壊させ粉砕した。 まさに、水面に小石を投じれば波紋が広がるように、押し付けられた巨大な乳房の巻き起こした振動の波は衝撃波となって周囲に広がるのだ。 「はぁ…気持ちいい……気持ちいいよぉ!」 快感に少女の口からポタリと唾液が垂れ、それは直下にあった街に大洪水として襲い掛かった。それでなくとも、粘質のある唾液の直撃だけで街のひと区画が消し飛んだというのに。 自分の胸が一つの街を、多くのビルを、無数の人々を押し潰している。 ビル群が潰れる微かなくしゃくしゃという感触もさることながら、それら事実が少女の乳房を通して脳に快感となって伝わった。 テーブルの上の街の人々にはわけがわからなかった。街を襲っている途方も無く巨大な物体が、若い少女の大きな乳房だなんて。 少女の乳房は単純に見ても大きなものだった。 その大きさが、相対的に極小である人々にとって脅威なのだ。たぷたぷと柔らかい乳房は押し付けられれば体積の分だけ押し潰され横に広がる。 体を持ち上げても、胸が持ち上がるまでには若干の時間の差が出る。 大きい。大きすぎる。すべてが巨大すぎた。 巨大に巨大が重なり、人々の人知を超えるものとなっていた。 一つの街は少女が一度胸を押し付ければ消えてしまう。 だから少女は快感を味わうために、テーブルの上にあったいくつもの街の上に何度も何度も胸を押し付けた。 次々と街が押し潰されクレーターに変えられてゆく。 はるかかなたにあったかと思えばあっという間に移動してきて、街の上空で一度ぶるんと揺れたかと思うと次の瞬間にはぐいと押し付けられているのだ。 加速度的な速度で街が消滅していった。 気づけば快楽を求めるばかり、少女は胸を押し付ける格好からテーブルの上に乗るような形になっていた。 パジャマのズボンとパンツを脱ぎ、あらわになった秘所を、テーブルの角にこすり付けていた。 そのテーブルの角にも街があり、その上空は若い少女の黒々とした茂みに覆われた超巨大な女性器で埋め尽くされた。 そして性器がテーブルの角にこすり付けられ始めると無数の陰毛やあふれ出てきた愛液がその街に襲い掛かった。 強靭な陰毛はビル群を薙ぎ払い、愛液は住宅地を押し流した。無数の人々がそれに巻き込まれた。 やがて少女は角ではなく、そこにあった街に直接股間をこすり付け始めていた。 当然、巨大な陰毛の茂みと性器によって街は一瞬でぐちゃぐちゃにこすり潰され消滅してしまった。 1mmも無い超高層ビルなどが陰毛に絡め取られたり愛液の粘着力によってその超巨大な性器にくっついてしまったりした。性器にこびりつくゴミの様だ。 そして、そんなビルなどと同じように、愛液によって少女の性器にくっついてしまった人が後を絶たない。 運悪く磨り潰されるのを免れた人々は全長数千mもある巨大な陰唇に呑み込まれ、愛液の海の中に沈められていった。 結局その街は陰唇によって完全にこすり潰され、人々は淫らな愛液にくっついてそのまま陰毛の茂みの中に取り残されるか陰唇にこびりついてしまった。 彼らの力では少女の愛液の粘力は到底ぬぐえず、体長0.02mmもない砂粒以下の人々は何千と、少女の陰唇の周囲に蠢いていた。 そうやって股間を街にこすり付けている間、その胸もテーブルの街に押し付けられていた。まるで匍匐前進をするように胸を押し付けながらぐりぐりと前に進む少女。 巨大すぎる乳房は街や山などをその乳の津波の下に呑み込み磨り潰しながら前進していた。乳房が通過した後には山さえ磨り潰された完全な平野が広がっている。 快感だった。誰も自分の胸から逃げられない。誰も自分の自慰を止められない。 敏感な乳首に感じる、数mmの超高層ビルがぷちぷちと潰れる感触と、同時に消え去っているであろう数万の人々の命の感触。 街をまるごと、自分のオナニーの道具にしている恐ろしいほどの優越感が少女の中に満ちて行った。 そして絶頂を迎えた少女はテーブルの上にうつ伏せになったままイッてしまった。 ビクンビクンと震える体。それでも乳房を押し付けるのを止めようとはしなかった。 陰唇からは大量の愛液がほとばしり、それはテーブルの上の世界にじわじわと広がってゆく。人々にとっては湖ほどの規模もある愛液の水たまりだ。生き残っている人がいたならば、愛液の津波に呑み込まれ溺れてしまったことだろう。水深数百mの水たまりは、都市のほとんどを水没させられるだけの水の量があるのだ。 しばし、テーブルの上で身を悶えさせていた少女はやがてのろのろとテーブルから降りてティッシュを手に取ると股間と胸を拭った。両方とも土で少し汚れてしまっていた。 だがよく見れば乳腺や乳頭の根元には小さなビルや家が挟まっていたり、自分の陰毛の茂みの中や性器の間にビルが挟まっていたりして、それがまたゾクゾクと快感をこみあげるのだ。 今日はこのまま寝よう。いくつものビルをこの体に抱いて眠りたかった。 少女にしてみればゴマ粒よりも小さなビルを乳腺に詰まらせたまま、少女はパジャマを着直した。もうこれで、外からはそこに超高層ビルがあるなんてわからない。そっと、少女は自分の胸を抱きしめた。 もしかしてこのビルにはまだ人が残っているのだろうか。 だとしたら彼らはどうやってそこから脱出するのだろう。 高さ100mもの超高層ビルから脱出したら、そこは直径1000mの乳頭の先だ。そしてそこは、少女が立っていたら高度1万m以上の高度になる。 小さな小さな彼らは、いったいどうやってそこから脱出するのだろう。 それとも脱出を諦めて、そこで生活し始めるのかな? ビルを脱出した後、そこが洞窟か何かと勘違いして私の乳腺を探検し始めたりするのかな? そしたら最後は膨大なミルクの地下水脈に到達するはずだ。 目に見えないほど極小の人間たちが乳腺から自分の乳房の中に侵入してくる想像に少女はまた快感を覚えた。心なしか乳首がむずむずする気がする。なんか、このままミルクが出てしまいそうだ。そしたらそこにあるビルにいる人々はみんな溺れてしまうだろう。ああ、想像だけで、もう一度イッてしまいそうだ。 少女は快楽に溺れながらもベッドに入った。このまま眠りに着けばよい夢が見られそうだったから。 電気が消されて暗くなった部屋。見ればテーブルの上にあったあの極小の世界はなくなっていた。リンクが途切れたのだ。 しかしあれはあくまで現実の世界。今頃世界のどこかでは局地的な大災害に大混乱に陥っているだろう。いくつもの街があった場所にはクレーターが穿たれ、周囲には巨大で温かく異臭のする湖が現れていた。 いったいここで何があったのか理解できるものはいないだろう。 隕石が落ちてきた。超常現象。地下水脈の暴走。いずれにしても度を超えすぎていて解明できない。 まさかたったひとりの少女のオナニーの結果だと言っても、誰も信じないだろう。