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どころか、その陰毛に体をズタズタにされそうだった。
肌にこすり付けられるのとは違い、茂みに押し付けられるのはかなり痛い。
ゴシゴシ。体が擦り傷だらけになりそうだ。石鹸ですべりが良くなっているはずなのに、それでも1/20サイズという俺にとっては妹の陰毛は強すぎた。
ハル 「ふふ、わたしの大事なところにお兄ちゃんの感触がする…」
ハルは俺を持った右手で股間を洗いながら、左手で自分の胸を揉んでいた。
兄を股間に幽閉する背徳感が、ハルの乳首を硬く勃起させる。
ハル 「あ。そうだ」
妹の股間でボロボロにされていた俺だが、不意にその股間から引き離された。
先ほどまで俺がこすり付けられていた巨大な股間が、少し離れる。
ハル 「せっかくだから、……中もお兄ちゃんで洗っちゃおうかな…♪」
ハルの愉しそうな声が風呂場で反響して四八方から俺の耳に飛び込んでくる。
……、中?
俺がその言葉を理解する前に、ハルの巨大な左手が現れ、俺の前にある、あの長径1mほどもある陰唇に指を差し入れると、それをばっくりと開いた。
陰唇の内側が、俺の目の前にむき出しになる。思わず食い入るように見つめてしまう俺だった。
そして俺を持った右手が動き始めた。
左手の指によって開かれた、その陰唇に向かって。
ことを理解した俺は思わず叫んでいた。
シュウ 「や、やめろハル! こんなこと…!」
しかし言葉が続かない。あまりに、常識を超えた行為だからだ。
妹の膣の中に挿入されるなんて…。
だが右手は容赦なく俺をそこに押し当てた。
俺の足が、ハルの膣の入り口に触れる。足のほうから、挿入しようと言うのだ。
俺は残る体力を振り絞って両足をばたつかせ、膣に入れさせないようにした。
しかし陰唇を開いていた左手がそこを離れ、俺の足首を押さえてピンと伸ばしてしまうと、もう俺は足を動かせなかった。
つま先が、膣の入り口にあてられた。
と思えば、そのまま むにゅっ と入れられてしまった。
欲情し濡れたハルの膣と石鹸に濡れ滑りやすい俺の体では挿入されるのになんの抵抗も無い。
つま先から足首、ふくらはぎ、膝、そして腿。俺の下半身がずぶずぶとハルの膣の中に沈んでいく。
シュウ 「やめろ! やめてくれ!」
俺は両手を踏ん張らせ残る上半身が呑み込まれないよう必死に抵抗した。
だが俺の全力など儚く滑稽だ。
自分の股間から上半身だけを出す俺を見下ろしてハルはクスクスと笑っていた。
ハル 「くすっ、お兄ちゃんってホントにかわいいなぁ。 ……でも、そんなことしても無駄だからね♪」
ハルは俺の両肩に右手の人差し指と中指を添えた。
そして、
ハル 「えい♪」
とぷっ
押し込んだ。
俺の全身はハルの膣の中に完全に挿入されてしまった。
ハルからはもう俺の姿は見えなかった。
陰唇から指を抜いてしまえば、もうそこはいつも通りの股間だった。そこに俺がいるなどと、外からは全く分からない。膣の中に感じるもぞもぞという動きだけが、今の俺の存在のすべてだった。
ハル 「ん…そんなに暴れられたら感じちゃうよぉ…」
自分の中に感じる兄のこそばゆい動きに刺激されてキュンときたハルは膣をキュッと締めていた。
それだけで兄を大人しくさせられた。
ハル 「じゃあ残りの部分も洗っちゃうから、しばらくそこで待っててね♪」
ハルは自分の股間を見下ろしながら、姿の見えない兄に向かって言った。
そして置いといたスポンジを手に取ると、鼻歌を歌いながら体を洗い始めた。
ハル 「お兄ちゃん?」
俺を呼ぶハルの声にハッとする俺。
目には巨大なスポンジを持った巨大な右手が広大は腹をゴシゴシとこすっている光景が飛び込んできた。
俺はハルの太ももの上に、ハルの腹のほうを向いて座っていた。
キョロキョロとあたりを見渡せば、あの巨大な胸の谷間の向こうから、きょとんとしたハルの顔が覗きこんできているのが見えた。
ハル 「どうしたの? 動かなくなっちゃって」
シュウ 「え? あ、いや、ちょっとボーっとしててさ…」
俺が慌てて笑いながら返すと谷間の向こうから見下ろしているハルは頭に「?」を浮かべながら首をかしげた。
どうやら白昼夢を見ていたらしい。
風呂場の蒸し暑さと、ハルの体温の温かさ、そして視界を埋め尽くす魅惑的な光景に、のぼせてしまったのかも知れない。
俺はかぶりを振って、先ほどの妄想を振り払った。
ハル 「…? まーいいけど、それよりこれから脚とか洗うから、ちょっとどけてもいい?」
そう言うとハルは太ももの上にいた俺をつまみ上げ、椅子に座るハルの正面にある、洗面器や手桶を置く台の上に俺をおろした。
台におろされた俺からは、椅子に座るハルを、やや低い位置の正面から見ることが出来ていた。
俺をどけたハルは下半身を洗い始める。椅子に座ったまま足の先のほうを洗うためには前かがみにならなければないのだが、ハルが前かがみになるとあの巨大な胸がぶるんぶるんと揺れ動いた。
だけでなく、つま先のほうにまで手を伸ばすためにかがみ込んだときには、乳房は脚に押し付けられていた。
もしもこの台の上に移動されず、あのまま太ももの上に残されていたら、今頃は太ももの上であの巨大な乳房にのしかかられていたかもしれない。
あの乳房だけでもとてつもない重量があるはずなのに、そこに上半身の体重を乗せられたらたまったものじゃない。
太ももの上に大の字に押し倒され、その上からズムッとのしかかってくる乳房。
更に乳房は上半身の体重を乗せられることでややハミ乳になる。
巨大な乳房が変形するほどにかかる重圧のその更に下に、俺はいることになる。
俺の小さな体は、完全にあの巨大な乳房の下敷きになってしまい、その乳房の持ち主であるハルからは見ることは出来ないだろう。
ハル 「あ、ごめん!」
などと言いながら慌てて上体を起こすと、自分の太ももの上でぺちゃんこになった俺をようやく見つけることができるはずだ。
シュウ 「………ハッ! いかんいかん、また妄想に突入してる…」
俺はまた頭を振った。
どうにもここの空気は異様に妄想をかきたてる。
そりゃ目の前で全裸の妹があらゆるものをむき出しにして体を洗っているのだ。様々な妄想が嫌でもよぎる。本来なら妄想どころではないだろう。
そしてこの風呂場の密閉された空間にハルの匂いが満ち始めている。女の子のフェロモンが、本能的な部分から俺を刺激する。
そのせいで妄想がとまらないんだ。
…欲求不満なのだろうか。
そう言えば1話でアスカが『元気君』の効果はその人の一番強い欲を暴走させるとか。
で、俺は1週間勃起がおさまらなかったんだが…もしかして俺は性欲が強いのか……?
なんかへこむ。
などと俺がへこんでいる間にハルは髪を洗い始めたようだ。
縛らなければあいつの尻よりも下まで届く長い髪は、普通サイズの俺が見ても洗うのが大変そうだ。
しかしハルは手馴れた様子で髪に手を入れていく。
肩越しに前へと持ってきた髪を 指をクシの代わりにして梳かしていた。
その仕草があまりにも大人っぽくて、先ほどまでの本能にストレートな誘惑とは別の意味で魅力的だった。
やがて髪を洗い終えたハルは髪を巻き上げ頭にタオルを巻いた。
ハル 「ふぅ。じゃあお風呂はいろ」
ハルが手を差し出してくる。
俺がそれに乗るとハルは立ち上がり、淵を跨いで湯船に身を沈めた。
自身が湯に浸かったあとで、手のひらに乗せていた俺を湯船に解放する。
ハル 「ん~~気持ちいい~…」
湯船に沈んだハルが腕を上に伸ばしたあと盛大に息を吐き出した。
ハルの前にぷかぷかと浮かぶ俺に、突風が吹きつけてきた。
ついでにあいつが腕を伸ばしたとき、あの巨大な胸がぐぐっとせりあがった。
シュウ 「…」
改めて俺は、自分がハルの胸の前にいるのだと自覚する。
湯船の深さはおおよそハルの胸の高さ。巨大な乳房が二つ、俺のほうに向かってどどんと飛び出している。
しかも膨大な脂肪を内包する乳房は水に浮く。俺の前でたゆたう乳房はまるで小島のような印象だった。
などと思っていると突如水中から巨大な手が大量の水をザザーと押しのけながら浮上してきて、あの小島のように巨大な乳房を覆い隠した。