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そんなものがこの暗い口内で縦横無尽に暴れまわる様は最早狂気であった。
あっという間に彼ら全員は舐め取られるか、亀頭の表面と舌との間で押し潰されたりすり潰されたりした。
しかし俺には彼らの最後は感じられなかった。ハルの舌が、あまりにも気持ちよかったからだ。
シュウ 「うぐ…!」
ハルの舌の愛撫に、俺は再び射精してしまった。
ハルの狭い口内に、大量の精液をぶちまける。
それをハルは、当たり前のようにゴクゴクと飲み干していく。
ハル 「ぷは…。ふふ、お兄ちゃん、そんなに出したらわたしのお腹の中にいるみんながお兄ちゃんの精液でおぼれちゃうよ」
ハルが、口の端から垂れる精液を指で拭き取りながら言う。
俺のちんぽは、キレイにされていた。
この短時間に何度も絶頂を迎えたがそれでもまだ俺のちんぽはギンギンにそそり立っている。
恐るべきはアスカの実験ということか。まだ治まりそうにない。
そんな俺のちんぽを、ハルがクスクスと笑いながら撫でる。
ハル 「あは、まだまだ元気だね。じゃあ、もう一回しようか」
言うとハルは立ち上がり歩き出した。
巨大な足をズシンズシンと踏みおろし、多くの家々を踏み潰しながら歩いていった先には学校があった。
その前にしゃがみこんだハルは体育館を鷲づかみにして持ち上げると再び立ち上がって戻ってきた。
全裸の大巨人であるハルが、無数の家々を当たり前のように踏み潰しながら笑顔で悠然と歩いてくるさまは、最早畏敬の念さえ覚える。
超巨大なツインテールがハルの重々しい歩行に合わせてゆらゆらと揺れる。
同時にあの、東京ドームよりも大きな二つの乳房も。
戻ってきたハルは横たわる俺の股間の前にしゃがみこむと持ち帰った体育館を、入り口が下に来るようにして持ち上下に振った。
するとその入り口から、まるでごま塩でも振り掛けるように人々が零れ落ちてきて、俺のちんぽの上にふりかけられた。
体育館内に避難していた人々だ。
俺のちんぽの亀頭は、あっという間に振りかけられた人々で埋め尽くされる。乗り切らなかった人々はそのままちんぽから落下していってしまった。
これ以上乗らないと判断したのか、ハルは持っていた体育館をポイと投げ捨てると俺の股間を跨いで立った。
俺のちんぽに乗せられた人々からは、頭上にハルのまんこが降臨してきたのが見えるだろう。
そのまま腰を落とすハル。
ちんぽの人々からは超巨大な女性器が凄まじい速度で落下してくるのが見えた。
皆が悲鳴を上げた。
しかしそこにいるほとんどの人が、ちんぽの表面を覆うハルの唾に絡め取られそこから逃げることができない。
そして、
ずぷ…っ
ハルのまんこは、そこに乗っていた人々ごと、俺のちんぽを咥え込んだ。
ハル 「ん…みんながわたしの中にいる…それとももう潰れちゃったのかな…? まぁどっちでもいいけど」
ちんぽを挿入したハルは位置を微調整する。
俺は亀頭に小さなものがピチピチと動く感触を感じていたが、ハルが腰を動かすとそれも感じなくなった。
ハル 「じゃあまたわたしが動くからね」
言うとハルはまた俺の胸に手を置いて腰を上下にピストンさせ始めた。
ズン! ズン! ズン!
俺のちんぽがハルのまんこに出入りする。
自身の股間を俺の股間に叩きつけるたびに、ハルが小さく喘ぐ。
ハルの膣の襞が俺のちんぽに絡み付いてくる。ちんぽを締め付けてくる。
そして俺のちんぽはそんな締め付けてくるハルの膣を押し広げて子宮の入り口を突いている。
子宮を突き上げるたびに、ハルが嬉しそうに声を出す。
そうやってハルが腰を動かすたびに地面が上下に大きく揺れた。
揺れ幅10m弱にもなる凄まじい縦揺れが、ハルの動きに合わせて発生していた。
ズンズンズンズン! ハルの腰の動きに合わせて町全体が揺れていた。
俺たちを震源地として地震が発生していた。
周辺の家などはあっという間に崩れ落ち瓦礫に変わっていた。
縦揺れ10mとは、ほとんど2階建て家屋の高さ以上の揺れ幅である。
そんな揺れが延々と続くなど、普通は想定されていない。
すでに周囲のほとんどの家が崩れ落ちていた。ビルなど大きな建物も同様だ。塀が崩れ落ち、橋は落下して、道には亀裂が走った。
車などは地面から10mも放り出されたかと思えば落下し、そしてまた放り出されを繰り返してバラバラに壊れてしまっていった。
人間は更に酷い。多くの人々が崩れ落ちた家の下敷きになったり倒壊したビルに巻き込まれた。
地面に開いた亀裂に巻き込まれ落下した者や、車と一緒に宙に放り出されたあと地面に叩きつけられ者も大勢いた。
この町に無事な人間はひとりもいなかった。
すべての人間が、ハルが腰を動かすだけで致命傷を負っていた。
ハル 「んん……あああああああ!」
ハルの巨大な喘ぎ声が大気と大地を激しく鳴動させた。
俺たちのセックスのせいで、街が壊滅してしまった。
しかしハルの腰の動きは止まらない。
より早く小刻みに、加速していく。
最早 町のすべての人間が自分が腰を動かすだけで全滅していることなどどうでもよく、ただただ兄と絶頂を迎えることだけを考えていた。
すべての建物が崩壊し廃墟と化した町で行為を続ける俺とハル。
ハル 「あ…あ…! い、いく……逝くよお兄ちゃん!」
シュウ 「あ、ああ…!」
ハルがズン! と股間を叩きつけてきた。
同時にちんぽが潰れるのではないかというくらいに膣が思い切り締め上げられた。
メキメキと音を立てて引き締まるハルの膣壁。そこに入っていたのがただのビルだったならば、この瞬間に押し潰されてしまっているだろう。
そして、締め上げられると同時に俺も渾身の射精をハルの中に放った。
精巣からちんぽを通って、ハルの中に大量の精液が迸っているのが自分でも感じられた。
どぴゅううう!!!
どぴゅううう!!!
同時に絶頂へと上り詰める。
ハルは体を弓なりに反らし天を仰いでいた。
しばし、その状態のまま固まっていたハルはやがて弓なりを解いて、俺の体の上にズズンと倒れ込んできた。
再び俺の体に身を預けるハル。
ハル 「…気持ちよかったね…」
ハルの嬉しそうな声。
それは、俺も同じだった。
シュウ 「…そうだな…」
俺は股間の繋がったまま俺に被さるハルの頭を撫でていた。
気づけば体も動くようになっている。
ハル 「えへへ…」
頭を撫でられたハルはくすぐったがるように俺の胸に顔を埋めた。
不意に、顔を持ち上げたハルは横たわる俺の顔の上に自分の顔が来るように移動し四つんばいになった。
目の前に、ハルの顔がある。
ハル 「お兄ちゃん、大好き♪」
ハルが、俺の唇に唇を重ねてきた。
誰もいなくなった街の中で、俺たちは、互いの唇の感触だけを感じていた。
アスカ 「いやーご馳走様でした♪」
遠くからその光景を眺めていたアス蚊は両手を合わせて二人に頭を下げた。
アスカ 「んー…ハルちゃんてばシュウのこと好きなくせに虐めると快感を感じちゃうのよねー。好きな子ほど嬲りたいって奴? シュウも大変だこりゃ」
アスカは折り重なり唇を重ねながら抱き合う二人を見て苦笑した。
そんな二人の周囲には壊滅した町が広がっていた。
あらゆる建物が崩れ落ち瓦礫と化し、原形を保っている建物はない。
すべての生存者はハルの腰の動きによって引き起こされた地震によって悉く命を落としている。
まさに破滅的な大災害。
しかし恐ろしいのが、これが天然の自然災害ではなく、明らかな人災であるということ。
二人の男女のセックスによって引き起こされたものであるということ。