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クスクスと笑うハル。
ふと、俺はそのスマホの画面の中に、気になるものを見つける。
ハルは嬉しそうに俺の胸に体を預けている。
ハル 「気持ちよかったよね…」
ハルが呟くとその振動と吐息が俺の胸をくすぐる。
しかし俺はそんなことよりも画面の中の方が気になっていた。
ハル 「…でも、まだ足りないかな」
画面の端にある『1000倍』の文字が…
ハル 「もっと、気持ちよくなろうよ…」
……。
ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
直後、俺たち二人は1000倍の大きさに巨大化した。
巨大化の際に我が家は吹っ飛び、消し飛んでいた。
俺たちは我が家のあった住宅地の上に横たわっていた。
シュウ 「え……?」
唖然とする俺。しかし背中には、家々らしき細かいものが俺の下敷きになり潰れている感触が会った。
見える景色は、見慣れた部屋の中から、一気に青空へと変わった。
シュウ 「な、な………」
俺は驚愕していた。
俺たちは全裸で折り重なったまま自分たちの街の上に巨大化していたのだ。
「な、なんだああああああああ!?」
「きょ、巨人だ…! 巨人がいるぞおおおお!!」
街のみんなの声が聞こえてくるようだ。
先ほどの覚悟など消し飛ばさん勢いで恐怖に包まれた。
ハル 「ふふ、ほら見てお兄ちゃん、ちびっちゃいみんながわたしたちのこと見てるよ」
くすくすと笑いながら俺の胸に顔を寄せるハルが、俺の胸にくるくると『の』の字を書きながら言った。
そんなハルが体を起こす。
俺の胸に手を置いて上半身を押し上げたハルは俺の股間の上に座りこんだ。
未だに股間を繋いだまま…。
そのままぐるりと街を見渡す。
1000倍の巨人となってしまった俺たち。
町の上に横たわる俺と、その上に座り込むハル。
座っていてなお、ハルの高さは1000m近くある。
最早肌色の山だ。
熱く火照った体を高所の風が撫ぜ、それに対し気持ちよさそうに体をくねらせた。
ハル 「ん…」
ハルは腰を浮かせると自身のまんこから俺のちんぽをずるりと引き抜いた。
元気君のせいもあり未だガチガチな俺のちんぽ。
その表面は俺の精液とハルの愛液でベトベトに濡れていた。
股間からどいたハルは、こんどは俺の脚の上にすわりこむ。
自身の目の前、俺の股間からズンとそそり立っている俺のちんぽを見下ろして嬉しそうに微笑む。
そしてハルは、右手を横の地面に伸ばすと、そこにあった商店街に指を突っ込んだ。
ハルの巨大な指によって商店街がガリガリと削られている。
今のハルの指は太さ15m長さ60mを超える。まるでひとつの高層ビルか、一匹の巨大怪獣である。
そんなものが五つも、有機的な動きを持って商店街に襲い掛かっていた。
商店街はあっという間に廃墟になっていた。ハルの指が引っかくように動いただけで、すべての家々が粉々にされてしまった。
いつも学校帰りにみんなでコロッケなどを買いにいったりしていた昔からのなじみの商店街が、ハルの指先によって壊滅させられてしまった。
そんな商店街から、何かを摘むようにして指を持ち上げたハルは、それを俺のちんぽの上に持ってくると指を開いた。
俺の目にも、ハルの指の間から、何かがちんぽの上にハラハラと落とされてゆくのが見えていた。
人だった。
商店街の人々が、ハルの指にって摘み上げられちんぽの上に振り落とされていた。
彼らは亀頭の上に落下すると、その表面を覆っている精液と愛液の混じった粘液に付着し動けなくなっていた。
俺からは彼らは小さすぎて見えない。しかしそれを見下ろすハルがクスクスと笑っているに、粘液の中でピチピチともがいているのだろう。
あの商店街には、威勢のいいおじさんのいる魚屋や、よくオマケしてくれるおばさんのいる八百屋があった。
彼らは今、俺のちんぽの上でもがいているのだろうか。
彼らから見る1000倍の俺のちんぽは、高さがおよそ140mほどもあり、超高層ビルサイズだった。
東京タワーの展望台とほとんど同じ高さにまでなる。
ハルは俺のちんぽに顔を寄せた。
その亀頭部には十数の人々が粘液に絡め取られ動けなくなっている。
自分の兄の亀頭部で、自分の愛液と兄の精液の混ざった粘液に絡め取られ、逃げることもできずただただもがいている人々を見て、ハルはにんまりと笑う。
そして舌を出すと、俺の亀頭部をペロリと舐め上げた。
ハルの舌が舐めた部分だけ、粘液が舐め取られ亀頭部の表面があらわになる。
ハルは、その舐め取った粘液が俺に見えるようこちらを向いた。
「てへぺろ」の状態でこちらを見るハル。その舌先に舐め取られた粘液には、まるでゴマ粒のような大きさの人間が何人も絡め取られていた。
ハルの楽しそうな顔と彼らの置かれている絶望的な状況のギャップが、酷く恐ろしかった。
そのままハルは口を開けると、舌を口の中に引っ込めた。
舌先に絡め取られながら悲鳴をあげもがいていた人々は、ハルの唇がはむっと閉じられるともう見えなくなった。
しばし、もぐもぐと口を動かして、精液と愛液の混じった粘液と、そこに混じる人々の味を吟味したハルは小さく喉を鳴らした。
ハル 「ん、おいし♪」
ハルはにっこりと笑った。
これはスイッチが入っているな…。
今のハルは、誰にも止められない。
それからハルは瞬く間に亀頭部を舐め回し、すべての粘液と人々を舐め取って亀頭部をきれいにしてしまった。
まるでちんぽというスイーツにかけられた精液と愛液のクリームとそこにトッピングされた人々を味わうように。
俺のちんぽを舐めるという行為の最中に、そこに囚われた罪の無い無関係な人々を呑み込む。あまりに理不尽で、非常識な行為だった。
その後、彼らは俺の精液とハルの愛液に絡みつかれたままハルの胃液の中に落とされる。
1000倍もの巨人となったハルの胃は暗黒の大洞窟であり、そこにたまる胃液は巨大な地底湖のようで、落ちたら最後 二度と出ては来れない。
巨大すぎるハルからするとあまりにもちっぽけな彼らは、その恐ろしく強力な胃液の海で、いったい何秒もがくことができるだろうか。
触れれば瞬く間に肉が溶け出す。もがいて胃液を飲み込んでしまえば体内からも『消化』が始まる。
彼らの悲痛な断末魔も、その巨大すぎる胃の中では響きもしない。それどころか、ハルの体内を流れる大量の血が動くゴウンゴウンという音にかき消され誰にも届かない。
彼らを飲み込んだハルですら、その声を聞くことはできなかった。
そしてその断末魔も数秒で途切れる。
呑み込まれた十数人の最後のひとりが消化されてしまったのだ。
彼らの衣服も、身に付けていたものも、骨すらも残っていない。
完全に、この胃液の海に溶けて消えてしまっていた。
小さすぎる彼らでは、ハルの栄養になることすら出来なかった。
すべての人を舐め取ったあとも、俺のちんぽを美味そうに舐め続けるハル。
ときおり近くの住宅地に手を伸ばしては家々の中や車の中に隠れていた人々をつまみあげて亀頭部にトッピングし調味料にしている。
亀頭の上に落とされハルの唾に絡め取られながら悲鳴を上げてもがく人々を見下ろして愉しそうに笑うハルだった。
そして、
ハル 「あ~ん」
あえてそう言いながらことさら大きく口を開ける。
彼らの囚われる俺の亀頭など簡単に納まってしまう巨大な口が、彼らの頭上であんぐりと開けられた。
赤い唇で縁取られた口の中には真白い歯が居並び、内頬や上あごはぬらぬらと光り巨大な舌がビクビクと動いている。
まさに怪物の巣穴だった。
悲鳴を上げる彼らに近づいていった口は、そのまま彼らごと亀頭を口内に入れてしまうと、はもっと閉じられた。
俺のちんぽを咥えるハル。
もごもごと口を動かし、閉じた口の中で亀頭部を舌で愛撫する。
その過程で、亀頭に囚われていた人々は次々と舌に舐め取られていった。
巨大なハルの舌はそれだけで怪獣のような巨大さである。