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俺の部屋。
全裸にされた俺は部屋の床に仰向けに倒されていた。
体は通常の1倍の大きさ。しかし手足は麻痺しているかのように動かすことが出来ず、そして股間の分身はギンギンにそそり立っていた。
自分の部屋でギンギンになり寝転がる男。変態である。
しかしこれは、俺の意思ではなかった。
シュウ 「ど、どういうつもりだ! アスカ!」
俺は部屋の中にいるはずの諸悪の根源を呼んだ。
その姿は見えない。
が、
アスカ 「いや、シュウ(男)が蚊(小さく)になってハルちゃん(女)と戯れるシーンは書いたわけだし、今度は逆にわたし(女)が蚊(小さく)になってシュウ(男)と戯れてみようかと」
見れば部屋の上空を蚊(つまり1/200サイズ)になったアスカが飛んでいた。
シュウ 「だ、誰もそんなシーン求めてないって!」
アスカ 「まぁ十六夜のページに来てくれる人はね。でもやりたいからやる! 今からシュウのそのギンギンにそそり立ったおちんちんに浮き出てるぶっとい血管に針刺して血をちゅーっと吸い出すからね!」
シュウ 「い…っ! いらんことするな! ていうか俺動けないんだけど!?」
アスカ 「手足だけを動けなくする薬のお陰です。ほらブリ○チでマユリンが使ってたやつ」
今度はそっちの方からパクリ出したか…。
アスカ 「そして『元気君ネオ』でシュウの棒を卍解させて準備完了。ではいきます! ちんちんの血だとやっぱり精液の味とかするのかな? それもレッツ解析ー!」
ギュン! と加速するアス蚊。
一直線に俺のちんぽにむかって飛んでくる。
精液の味…。アスカのその言葉に、俺はそれをアスカに吸わせることに背徳感と同時に恐怖を覚えた。
精液の味をあじわうということはそれをしゃぶるのとほとんど同意なわけで…。そんなことを幼馴染のアスカにさせるなんて…。
シュウ 「ば、バカ! やめろ!」
ぷーん! とか細い羽音を立てながら突っ込んでくるアスカに、体を動かせない俺は声で抵抗するしかなかった。
しかしそんなもので、アスカの進軍を止められるはずもない。
1/200サイズのアスカから見れば今の俺のちんぽは全長28mの肉の塔だ。
およそ10階建てのビルに相当する高さである。
しかし元気君によって元気になった分身はビクンビクンと生物的に脈動し、とても硬質的なビルという様相ではない。
そんなそそり立つ肉の塔である俺にちんぽに、アスカが取り付く。
むぎゅ
かと思われたが、その直前で横から巨大な指が現れ、アスカを摘んだ。
アスカ 「あれ?」
シュウ 「おっ!?」
ハル 「まったくなにやってんだか…」
いつのまにかそこに来ていたハルが、ため息交じりに言葉を吐き出した。
アスカ 「あ。ハルちゃん、おいすー」
ハル 「おいすー。じゃないですよ…なにやってるんですか…」
ハルがアスカを摘んでいた指を開くと、アスカはぷーんと飛び上がった。
とりあえず、アスカ吸血の危機は去ったようだ。
俺は安堵の息を吐き出した。
と思っていると、顔を赤くしたハルがジ…ッと俺のちんぽを見ていることに気づいた。
思い出したが俺は全裸なのだ。確かにこれまで風呂とかで互いに見たことはあるが、それでも、こうも無防備で、しかも手足も動かせず、更にギンギン状態のモノを見られると凄まじい羞恥心がこみ上げてくる。
シュウ 「ば…っ! そんなジロジロと見るなよ!」
俺は両手で股間を隠したかったが、それもできない。
そしてハルも、俺が抗議しても視線を逸らそうとしなかった。
などとしていると、
ガシッ
ハルの左手が俺のちんぽを掴んだ。
シュウ 「い…っ!?」
その感触と行動に驚く俺。
俺を掴んだハルの手は、その感触を確かめるようににぎにぎと動く。
ギンギンのちんぽには甘美な刺激だった。
と、ちんぽを掴んだハルは、今度はそのちんぽに顔を寄せてきた。
床に寝そべる俺の下半身の方向から四つんばいになって俺のちんぽに顔を寄せてくるハル。
ちんぽに顔を寄せたとき顔の前にかかった髪を、耳の後ろに掻きあげた。
その仕草のありえないほどのエロさに、俺はゾクリとした欲情を感じた。
冷静な思考が追いつかない状況。
驚きながらも分析を続ける俺。
こいつはまさか…。
シュウ 「お、お前! なにするつもりだ!」
ハル 「もう、静かにしてよ。……こ、こんなの見せられて普通でいられるわけないじゃん…」
頬を赤く染めながら、ハルが上目遣いに俺を見てきた。
そうしてハルは口元にちんぽが来るまでに顔を寄せる。
あのぷるんとした魅惑的な薔薇色の唇の間から漏れる熱い吐息が、亀頭に吹き付けられる。
そしてそのまま、ハルは俺のちんぽの亀頭にキスをした。
亀頭部にやわらかな唇がかすかに押し当てられる感触に、俺はそれだけで逝ってしまいそうだった。
しかもそれだけでなく、舌を使って亀頭部をペロペロと舐め回し始める。
スジを下から舐め上げ、カリの溝をなぞり、鈴口を穿り返した。
俺は、かつて祭りの出店で買ったりんご飴を舐めていたときのハルを思い出していた。
しかし今舐めているのはりんご飴ではなく俺のちんぽ。そしてその舐める仕草も、あのときとは比べ物にならないほどにエロい。
熱く軟らかい舌が俺の亀頭部を舐め回す。
すでにその全体がハルの唾液に濡れそぼっていた。
俺は今にでも射精してしまいそうなのを必死に堪えていた。
このままでは、妹の顔に顔射してしまう。そんなばかげたことは、絶対に避けなければならなかった。
しかしハルの舌の動きは止まらない。
その絶妙な舌さばきは、俺のその理性の壁をドンドン突き崩してくる。
元気君のせいもある。
それでも俺は、絶対に射精はさせまいとちんぽを搾る勢いで理性を総動員させていた。
不意に亀頭部を舐めるのをやめるハル。
そして今度は口を開け、その亀頭部をぱくりと咥え込んだ。
!?
俺のちんぽの亀頭部がハルの口の中に消えている。
亀頭部全体に、口内壁の熱さが伝わってくる。
ハルが口をもごもごと動かし始めた。
口の中で何が起きているのか。それは俺の亀頭部がはっきりと感じてくれていた。
口内に咥え込んだ亀頭をハルの舌がこれでもかと舐め回している。
中にあるものを吸い出そうとちんぽを吸引してくる。
やわらかな唇でサオをしっかりと咥え込み、放さないようにしゃぶりついてくる。
たまらない快感だった。
とても、耐えられるものじゃなかった。
シュウ 「ぐ…っ」
どぴゅぅぅううう!
俺はついに射精してしまっていた。
亀頭を咥え込んでいるハルの口の中に。
射精してしまった瞬間、ハルが一瞬ビクンと震えたが、それでもちんぽは放さなかった。
そのままゴクゴクと喉を鳴らし始める。
飲んでいるのか…?
ハル 「……ぷは」
ようやくハルが口を離した。
その口元から白濁色の液がツーッと滴り落ちた。俺の精液とハルの唾液の混じったものだ。