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梨奈と由美は高志が隠れている家に向かった。高志は揺れが強くなったのに気がつき、窓から様子を見ることにした。すると、4本の脚がもう目の前に現れていた。
高志『ま、まさかここに隠れてるのがバレたというのか!?』
梨奈『虫さーん!10秒以内にこの家から出てこないとこの家を虫さんごと踏み潰すからねー!』
高志『いや、これは罠かもしれない、ここで出てもすぐに捕まってしまう。ここは一旦落ち着いて…。』
梨奈『10ー、9ー、8ー、7ー。あれー?まだ出てこないんですかー?』
高志『ふん、何秒数えても無駄だ、俺はここから絶対に動かん。』
梨奈『6ー、5ー、4ー。まだですかー?3ー、2ー、1ー、0!』
由美『先生?いい加減出てこないとほんとに踏み潰しますよ?』
由美は素足を持ち上げ、高志が隠れている家の屋根の上に素足を置いた。すると、家ががたがたいい始め、高志は震え上がった。
高志『ま、まさかほんとに踏み潰す気なのか!?』
由美『いいんですね?覚悟はいいですか?』
由美は少しずつ素足に力を入れ始めた。家からメキメキと音が成り始め、今にも家が崩れそうになっていた。
高志『いやだ!俺はまだ死にたくない!!』
高志は慌てて家から脱出をした。すると目の前には梨奈の足が置いてあり、高志を上から見下ろした。
梨奈『虫さん、危なかったねー♪。あのまま家にいたら家の下敷きになってるところだったんだよー♪。』
高志『もう助けてくれ…。俺はもう限界だ。』
梨奈『そうなんですか?じゃあもう踏み潰されます?』
梨奈は足を振り上げると、高志は無意識のうちに逃げ始めていた。
梨奈『そうそう!もっと楽しませてもらわないとね(^ω^)。』
由美『まぁ、そんな小さな体で逃げ切れるとは思えませんがね(笑)。』
高志は足をふらつかせながらも逃げ続けている。
梨奈『ほらほらー!遅いよ虫さん!もっと早く逃げて逃げてー♪。』
高志『もうだめだ、これ以上足が動かない…。』
高志はとうとう道路の上で仰向けに倒れてしまった。見上げると由美と梨奈の姿があった。
梨奈『虫さん、まだ時間は残ってますよー?』
由美『元の大きさに戻りたくないんですか?』
梨奈『まさかもう動けなくなっちゃっちのかな( ̄▽ ̄)?』
由美『元の大きさに戻りたくないんですか?』
梨奈『それじゃあ踏み潰しちゃおうかな♪!あっそうだ!ねえお姉ちゃん!』
由美『んー?なにー?』
梨奈が由美に耳打ちをしている。どうやら何かを企んでいるようだと高志は察した。
梨奈『それじゃあ今から虫さんにはどっちか選ばせてあげるね♪。』
由美『私の素足と梨奈の靴下、どっちに踏み潰されたいですか?』
高志『な、なんという二択なんだ!?助かるという方法はないのか!?』
梨奈『動けないちっぽけな虫さんを助けるわけないでしょ?』
由美『助かりたかったら逃げてみてください。まだ時間はあるんですよ?』
高志の足はパンパンに腫れ上がっており、立ち上がることすらできなくなっていた。
梨奈『もう無理みたいですね、さあ、二択で選んで!虫さん♪!』
由美『ほら、早く選びなさいよ虫けら!いい加減ナメてると地獄を見せますよ?』
高志『この際どちらでも構わない、お前達で決めてくれ…。』
高志は諦めて踏み潰されるのを覚悟したようだ。
由美『だって、梨奈。どうする?』
梨奈『お姉ちゃん踏み潰していいよ!だってさんざんセクハラされて嫌だったんでしょ?最後はお姉ちゃんがトドメをさしていいよ!』
由美『そう、分かったわ。先生、私が踏み潰すことになりました覚悟はいいですか?』
高志は無言で目をつぶり、自分の死を覚悟した。
由美『それでは先生、行きますよ?』
由美はゆーっくり素足を高志めがけて振り下ろした。高志の体に足の裏が触れると、一度由美はそこで足を止めた。
由美『どうですか?私の足の裏は。気持ちいですか?苦しいですか?』
高志『く、苦しいがいい感触だ。』
由美『最後まで先生は変態ですね。それじゃあもう踏み潰しますね。』
由美はゆっくり体重をかけ、高志を踏み潰した。
ぐちゃーーー。
高志は由美の全体重を受けて踏み潰されてしまった。由美が足を持ち上げると、そこには潰れた高志の姿があった。
梨奈『お姉ちゃん!やったね!虫さんを踏み潰したね!』
由美『そうね(笑)。さて、どう処分しようかしら。』
梨奈『あ、実はね。ゴニョゴニョ。』
由美『あら、そうだったのね。分かったわ。』
しばらく時間が経つと、高志は目が覚めた。高志は驚いた。
高志『あれ、ここはどこだ?もしかして天国なのか?』
高志はあたりを見回すと、そこは見慣れた光景であった。そこはいつも高志が寝ていた由美の机の上であった。
由美『あ、先生、目が覚めましたか?』
高志『な、由美?なぜお前がここに?俺は死んだんじゃ?』
由美『私も死んだと思っていました。でも梨奈の話を聞いてびっくりしたんです。』
高志『一体どーゆー事なんだ?』
梨奈『先生は確かにお姉ちゃんに踏み潰されましたね、でも私が作った街の中では死んでも生き返ることが出来るんです。』
由美『私もその話を聞いた時は驚きました。もう先生とは永遠のお別れだと思ってましたからね。』
高志『つまりあの街の中では死ぬ事は出来ないということだったのか。』
梨奈『そうだよー♪。虫さんにはこれからも私たちの玩具になってもらわないとね♪。』
由美『これからもよろしくお願いしますね、私たちの永遠の虫さん( ̄▽ ̄)。』
高志『そんなーーーーーーーーーーーーー(´;ω;`)!』
かくして、高志は由美と梨奈の玩具になることになった。時には足を舐めさせられたり、時には靴の中に入れられて消臭をさせられたり、時には靴を掃除させられたり、時にはおっぱいに挟まれたりなど、いろいろな形で弄ばれることになったのであった。
終わり。
昏暗森林的牢狱
——一位年轻的勇者将魔王打倒了。
在遥远的往昔,世界上有着横行霸道的魔物,还有以绝对力量君临天下的『魔王』。
人类成功讨伐魔王这样的传言,渐渐传播开来。
随着传播的越来越广,令人害怕的魔物们也被一个个讨伐了,人们的生活也逐渐恢复了和平。
……可是,在和平的影子之下,却藏着一些黑暗。
这是一个生活在魔王早已灭亡的世界里的,某个青年的故事。
 ***
阳光稀稀落落地穿过郁郁苍苍的森林,树荫下偶有动物的鸣叫。
一道身影,踉踉跄跄地闯入了这美好祥和的空间……。
「……可恶,真的迷路了。」
拨开草木,一张年轻的脸露了出来,他是一名就职的『冒险者』。
自从魔王已经被讨伐之后,自称『冒险者』的人就越来越少了。
这也是应该的。『冒险者』其实是以讨伐魔王为目标的,可以说是见习勇者一样的存在。
然而魔王被打倒了,他们也就失去了原本的目标。
多数人便在各地流浪,讨伐残余的魔物维持生计。
而现在叹气着的他,也是没有成为『勇者』的众多『冒险者』中的一人。
「可是,这森林里一只魔物也没有啊……。」
本来流浪着的他,察觉到强大魔物的气息,便追踪着来到了这篇森林里。